クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
「何この世界。しかも俺スーツ着てるし……」
「兄さん、早く学校行くよ」
学校の制服着てないのに学校に連れてかないで欲しい。怜華もスーツっていうかあれだ、教師みたいな格好してる。そう考えると俺も教師の格好してるように思える。
黙ってついて行った先は場所でいえば宮女。でも宮女ではなかった。
「雷夜くん、今日から新しい生徒が来るのだからちゃんとしなきゃだめダヨー」
「ミク⁉︎しかも着ぐるみの⁉︎」
「兄さん、この前ミクを助けて教師に誘われたの覚えてた?」
「も、もちろん覚えてたよ?」
嘘である。いやえぇ……この世界がなんなのか。それはエイプリルフールであったミクデミーである事はわかる。追加された曲のこともありよく覚えてはいる。けど俺ら転生組………正確にはIS組がどうなってるか知らないため全くわかっていなかっただけだ。
「それじゃ雷夜くん、怜華ちゃん、今日から頑張るんダヨー」
「あっはい頑張ります」
ミクは何処かに歩いて行った。
………いややっぱりなんで学生の俺らが教師になるんだよ‼︎まだシロと茜はわかるよ?だって大学生じゃん。俺と怜華まだ高校生だよ⁉︎
知らないうちに怜華どっか行ってるし……
「あっ、雷夜先輩‼︎おっはよ〜……ってアレ?制服じゃないの?」
「あぁ、俺は教師だ。俺の色々な才能を使って色々と教えてやれとのことでな」
「そっか‼︎それじゃもしかしたらボクたちの担任になる可能性もあるのかな?」
「流石にないと思うよ?」
「だよねぇ。それじゃあボク体育館行ってくるね。クラス前に入学式って珍しいよね」
海外だとこれが普通なのかな?確かに気になるな。有名な魔法使いの映画もそんなんだし。
そんなことを考えていると生徒があるいて来ている。その中にニゴミクと奏、まふゆもいた。
「雷夜先生おはようございます」
「雷夜………おはよう」
「おはよう雷夜」
「みんなおはよう。まずまふゆ、俺が嫌いだから皮肉で先生って言ってるのか?」
「そんなつもりじゃないんだけどなぁ。優等生ってちゃんと先生ってつけるでしょ?」
「……そうなの?」
「わたしは通信制だったし、先生からは特に連絡とってないからわからない」
「俺も神高だとバカの制御装置とか言われてたけど、先生って言ったこと……あっいやむしろ先生としか全員に言ってないし、わからんや」
「なんでみんな私の方向いてるのかな?」
いや先生って言ったのまふゆだし、
「何やってるのよあんた達」
すると1人の声が聞こえてくる。
「絵名……おはよう」
「ちょうどよかった絵名、優等生って先生にちゃんと何先生って呼ぶのが普通なのかな?」
「なんの話よ全く。まぁそうなんじゃない?後雷夜その格好何よ?」
「ちなみに姉さんは優等生?」
「なわけないでしょ。はぁ………もうわかったわ。雷夜あんた先生なんだ」
「そうだよ。でまふゆが俺を雷夜先生って呼んだから皮肉か?って話になった」
「めんどくさ⁉︎雷夜そんなにめんどくさかったっけ?」
「そんなこと……ないと思う」
「まぁそんな事かにするだけ無駄か。それよりもミクの制服姿かわいい‼︎」
「俺に関係ない話するなら体育館行ったら?」
「言われなくてもそうしますよーだ。ほらはやく行こ?」
「うん………またね」
「それじゃ雷夜」
「それじゃあ。……喧嘩ならセカイで買うから」
俺的には普通に仲良くしたいから喧嘩売らないけどな。まふゆは最後の最後に本性出してくるなよ。バレるぞ。
「ねぇ雷夜くん、まふゆ先輩と喧嘩してるの?」
「うおっ‼︎ビックリした……別に喧嘩してないよ?」
「でもでもまふゆ先輩なんかムムムンって感じがして……」
「まふゆは今俳句の勉強で怒りとかの表現を探すのに苦労してるからそう見えたのかもね」
えむにまふゆの事を誤魔化していると司達がやってきた。
「えむ‼︎1人で走ってかないで」
「ごめんね、でもでも、雷夜くんいたよ♪」
「本当だねえむくん。雷夜くんおはよう」
「雷夜は何故スーツを着ているのだ?もしや、この学校は制服がスーツなのか⁉︎」
「何バカな事言ってんの?普通に考えたら雷夜がおかしいって考えるべき。まぁ普通に見たら先生………だよね?」
ツッコミ役が居るってありがたい事なんだな。
「そうだよ。俺は先生なんだと。まぁ俺が教えるのってダンスやら歌やらだから絶対スーツじゃない方がいいよね」
「確かにそうかもしれないね」
「雷夜くんがスーツ着てるのとっても珍しいし、似合ってるから私たちはわんだほいだよ?」
「えむ………そう思うのは多分今日だけだよ」
「確かにそうかもな。だか‼︎いつもと違う変化が有るのは気分をリフレッシュする事に繋がるからな。いい機会だろう」
「司のくせにまともなこと言うじゃん」
「それな、最近いい事よく言ってるよな」
「……何故だろう?褒められたような気がしない」
「褒めてないんだから当たり前でしょ」
「なっ⁉︎」
「喧嘩すんなよ。するなら体育館でやれ」
「えぇー‼︎喧嘩はメー‼︎」
「雷夜も雷夜で結構ボケに回るよね」
「それは中学の時から変わらないよね」
「まあいい。それじゃあ俺たちは先に行ってるぞ」
「?またね雷夜くん」
司達との会話も終えてしばらくすると放送が流れる。
『生徒の皆さんは全員体育館に集まるようにしましょう。繰り返します。生徒の皆さんは全員体育館に集まるようにしましょう』
先生側には何もないんかい。まぁいい。生徒は新しく入ってくる様子もないし、みんなすでに登校してたのだろう。俺も体育館の方に向かおう。
「ああ〜遅刻しちゃう〜‼︎」
「みのり、もっと急がないとギリギリだよ‼︎」
「遥ちゃんまって〜」
残っとくべきだな。それにしてもみのりはまだしも遥が遅れそうになるとは、これまた珍しい。
「とうちゃーく」
「おはようみのり、遥」
「おはよございます。って雷夜さん⁉︎
「みのり驚きすぎじゃない?おはよう雷夜。色々と聞きたいことはあるけど時間ないしまた今度聞くね」
「はいはい。早く行かないと遅れるよ。上履きに履き替えて体育館行きな」
2人が体育館に向かったのを見て、他に遅れてる生徒がいないかを確認した後に、俺も体育館に向かう。
長くなるからとりあえず1にした。頭の中で②以降は一応あるけどエイプリル・フールには出さないと思う。