クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
癖で真面目にしないように頑張る。
雷夜視点
「雷夜先輩退院したんだっけ?おめでとう」
「というわけで雷夜くん。君の家に遊びに行ってもいいかな?」
「何お前ら今日遊びに来るつもり?」
退院して引っ越しを終えた次の日に授業をサボって屋上にいると2人からこんな話が出てきた。
いや別に俺は何か遊べたら嬉しいし別に家に来てもいいんだけど………不安なのはこの2人がいつまでいるかなんだよな。
今家では俺とシロが順番に料理している。そして今日はシロの日なのでこの2人が晩御飯を食べていく場合シロに負担がかかるから困っているのだ。
「2人とも今日何時位までいるつもり?」
「僕は帰れと言われたら帰るよ」
「ボクは結構夜までいたいけどなぁ」
「晩ご飯こっちで食べる?」
「いや先輩別にそんな時間まではいないよ」
「あっそうなの?帰りに親に迎えきてもらったりとかで夜までいるもんだと思ってた」
「そういえば今雷夜くんの家はどのあたりか軽く教えてくれないかい?場所によっては夜までいれそうだからね」
「うーん……学校から見て西方面のあの緑の公園的なところにある家」
「なるほどね。なら僕は夜まで入れるかな」
「類夜までいるの?はぁ……ならボクも夜までいるよ。お母さんに夜迎えにきてもらう」
「じゃあ瑞希、なるはやで家帰ってまた学校来い。その後類の家寄って俺の家行くぞ」
「めんどくさいなぁ。まぁいいけど」
「フフフ僕は何持っていこうかな。朝水を注いでくれる機械とかどうだろうか。いやこっちの方が………」
類はいったい何を持ってくるつもりなのでしょうか。
話がひと段落したところで俺はシロにスマホを使って今日の晩ご飯の当番を変わってもらいたい事を伝える。
……中学生なのにスマホ学校に持ってっていいの?とか聞くなよ。類があんな機械持ってきてるし今更なんだから。
『なんで?』
そしたら物の数秒で返信が返ってきたので話に集中する。
『屋上組くる』
『いやそれだったら私帰りに食材とか買って帰るかし、料理もするよ』
『それシロに負担がかかるじゃん』
『いや鍋とかにすれば変わらんし、それに何より私にとっての屋上組は雷夜、瑞希、類の3人だからそこでの会話とか見てたいし』
『という訳で気にしないでいいよ。私が色々やるからさ』
『ありがとう』
シロ……優しすぎないか?
少し話してて一つの疑問が浮かび上がった。
「というか家きて何するつもりなの?」
「………アニメ鑑賞とか?」
「僕は新しいショウをしようかな。楽しみにしておいてよ」
「なるほど。それショウ見たら後はノープランなのな、よし、じゃあ帰ったら買い出し行くからついて来い。それで少しぐらい時間潰そう」
またスマホを取り出し、シロに
『今日課外あったでしょ?そしたら俺たち神高の前で待ってるよ。帰りの買い出しの荷物重いだろうし』
とだけ送ると予鈴がなってしまった。そのためマナーモードにし、通知を切って鞄に忍ばせる。
「じゃあ俺教室戻るわ。放課後までまたな瑞希」
「ボクも雷夜先輩や類と同じクラスなら良かったのに……」
「そればっかりは仕方ないねぇ。海外なら飛び級で出来そうだと思ったけど………その場合は僕も雷夜くんもどんどん飛び級しちゃいそうだしね」
「本当に類達って天才だよね。雷夜先輩はまだ努力でどうにかなりそうではあるけど………ずるいなぁ」
「いや瑞希だって賢いし、全然優秀でしょうが。瑞希も羨まれる側だからね」
「実際は色々噂されてるから全く羨まれる側ではないけどね」
「そういえばこの前瑞希と雷夜くんが出来てるとか言う噂があったけどどうなったんだい?」
「最近はめんどくさくなって否定して無かったから揶揄い甲斐がなくなってあやふやになってるよ。普通にいいコンビだろって話してるのたまに聞くけどそのくらい。……で早く行かなくていいの?ボクはすぐ教室行けるけど類達次移動教室でしょ?」
「そうじゃん急がなきゃ」
「雷夜くん廊下は走らないように、君の場合何があるかわからないんだから」
「あっそうだった、ありがとう類。じゃあ瑞希また放課後な」
「瑞希、またね」
「わかってるからいちいち言わなくていいよ」
放課後、今日は皆んなで鍋だしとっても楽しみだ。
類に廊下は走らないと言われたがどうにも楽しみな気持ちが溢れ出てしまい少しだけ走ってしまう。とても足が軽い気がした。
感想とか評価お待ちしています。