クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

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物語書くの楽しい。

すごいどうでもいいことなんですけど物語を描くでも二次創作だと間違っていないと思ってるんですよね。コラ画像を作る感覚に近い気がして。


K

 Kが俺たちが調べたタイミングで動画は上がるのはどうも出来すぎている。転生や憑依がいてもイベントの内容は大きくは変わらなかった。ならこの世界はISで起きたストーリー通りになってもおかしくはないのではないだろうか?

 つまりはストーリーに組み込まれたものであると考えることもできる。だから都合のいい展開が起きるのだ。

 

 

「何バカなこと考えてるの雷夜。私と雷夜、怜華この3人は原作でいた親がいなくなってるんだよ。ストーリーどうりなわけが無いでしょ」

 

「……普通に思考を読まないでほしいんだけど。でもそうか、俺からするといないのが普通だったからそう感じただけか。オーケーわかったからその呆れたような目やめて」

 

「ごめん顔に本音が」

 

「煽んなくていいから」

 

「ま、そんなことよりも早く奏にその絵見せなよ、リンク貼ってさ」

 

「最初に動画上げてから1週間たってるし確かにそろそろいい具合か、よし」

 

 

 素早くパソコンを立ち上げ、Kの動画のコメント欄にピクシェアのURLを貼る。

『曲のイメージっていうか作ってる人のイメージの方が近いかもしれない』

コメントには一応補足として少しだけ説明を載せておいた。

 

 

「これでいいんじゃないかな?」

 

「いいと思うよ。それにしてもいつみてもこの絵はひねくれてるね」

 

 ひねくれてるとは心外だ。実際すごい頻度で曲は上がってるし、1人1人に寄り添ってはないでしょ。そうゆう曲になるのは少なくともまふゆが来てからだよ。

 悪いけど、奏1人で作ってる時はまだ耳には残るけど救うには手が届かないと思ってるし、実際に聞いてわかった。まだ薄っぺらい。

 薄っぺらいっていうのが正しい表現なのかはわからないけどそう感じた。誰かを救うために曲を作っているのは変わらないけど、救うこと自体に重点が向いている。

 ニーゴで奏がまふゆを救う曲を作るようになって、誰かに寄り添った曲。そうゆう曲を作るようになったと思う。少なくとも俺はそう考えている。

 

………なんの話だったっけ?そうだ俺の絵だ。

 

 

「俺の絵は俺のKのイメージだからひねくれて無いよ。呪われてるんだったらこれくらいでも問題ないって」

 

「奏の父の呪いねぇ、だからこの絵の少女は顔が見えづらくて見えても絶望してるんだね。まだまだ話してないで隠してることもありそうだね」

 

「俺の今までで最高の作品だからな、色々考えて描いたもん」

 

 

 

 

 そうして色々と絵について話していると、DMの届いた音がパソコンからなった。

 

 

「ねぇシロ、これは流石に速すぎだと思わない?まだコメントしてから全然時間経ってないよね」

 

「一応話して一時間は経っているから、それにまだ奏だって中学生だし音楽漬けでは無いと思うんだけど………」

 

「とりあえずDM読もうか、え〜」

 

『Lightning Nightさんへ

 

 初めましてKと言います。突然ですがあなたのイラストを拝見しました。突然のお願いなのですが、そのイラストをアイコンなどに利用してもいいでしょうか?また、動画のサムネや背景を作っていただけませんか。わずかばかりですがお礼もさせていただこうと思います』

 

「奏だな」

 

「奏だろうね。はやく返信しちゃいなよ」

 

「そうだね」

 

『初めまして、Lightning Nightです。長いのでNightで大丈夫です。私的には制作に参加したいと考えています。ですがこちらもすることなどがあるため少し難しいところがいくつかあります。ですのでナイトコードで通話をしたいと思うのですがどうでしょう?』

 

『返信ありがとうございます』

 

『アカウントを今作っていますので少しだけ待っていて下さい』

 

『できました。招待リンクを送るので入ってきてください』

 

 

 少しの間隔を空けて返信が返ってくる。そして少し長めの時間の後ナイトコードに招待された。

 

 

「私はどっか行ってるから話してなよ」

 

『初めまして……Kです。今日はよろしくお願いします』

 

 

シロに返答する前に奏から声が掛かられた。

 

 

「初めまして、Lightning Night、まぁNightです。まず俺の拙いイラストを見ていただきありがとうございます」

 

『いえ、とても素晴らしいと思います。ところでNightさんの懸念点みたいなのは……?』

 

「そうですね、まず言葉崩していいですか?Kさんが年上だったら変えませんが」

 

『わたしは14の中学3年だから、多分Nightさんの方が年上だと思う』

 

「だったら俺と同い年ですね。俺は今音楽活動を別でしていて時間が取れるかがわからない事があり、ある程度の時間しか作業できません。後単純にKさんの作曲して動画をアップする間隔が短くイラストを仕上げるのが間に合いません」

 

『それはなんか……ごめんなさい。それでしたら絵が仕上がり次第サムネにつけていく形でいいですか?』

 

「それでいいと思います。制作速度がはやいのはいいことだと思うよ。

あともう一つあって、Kさんの曲は絶望してる人を救うコンセプトがあると思っているんだけどあってるかな?その場合俺は絶望に直面したことがないからイラストがKさんのイメージと離れてしまう可能性があります」

 

『わたしは、……多くの人に曲を聴いて救われてほしいんです。だから多くの人の目につくようにサムネが欲しいんです。

そうじゃなくても、あなたのイラストはわたしを見ているような気がして、だってこのイラストはわたしが多くの人を救うのを表現しているように見えますし。ただいくつか不思議な点もあるけど……でもここまで描けるなら多分わたしの曲にあったイラストを描いてくれると信じてます』』

 

「………すいません、さっきの不思議な点とは?」

 

 

奏は気づいているのだろう。救っている少女は大勢に背を向け振り向いて大勢を見ている。そしてその少女は顔が影で隠れていることに。本当は気づいてほしくないことをKは無慈悲にも口にしていく。

 

『この女の子が救おうとしている人に背を向けていたり、女の子の顔が隠れて見えづらいこととか………ですかね』

 

「それの理由はあなたの否定につながるかもしれませんが聞きたいですか?」

 

『わたしの……否定?』

 

『そうです。聞きたいですか?聞きたくないですか?」

 

『聞きたい。それがつらいものでも必ず、わたしの目的に繋がるはずだから」

 

 

奏からすごい圧を感じる。辛くても自分のためになると信じて、聞くんだという真剣な声だった。

 

 

「絶望したことのある人間は救われる事に意識を奪われて気づかない、気付けない。Kの曲は確かに救うことができるよ、ただ救うことは。

でも救うだけ救ってお終い。悪くいうと勝手に救われてろみたいな感じで、寄り添わないように見えます。投稿頻度が短いのもそう感じさせる要因だと思う。

これらのことからKは救うこと自体に目的が言ってるんじゃないかと思ったので背を向けさせました。

あとは表情について、顔の影に隠れた表情は苦しんでいます。一つの考えとしてメシアコンプレックスに近いものがあるのではと思いました。ただメシアコンプレックスは無意識なものですので当てはまりませんけど、誰かの救世主になる点では同じです。

 Kは救う事に囚われてしまった少女。そんな印象があったのでそうしました」

 

 

奏はしばらく言葉を発しなかった。

 

 

 

 

 

正直たかが中学生相手にする事ではないのは自覚している。

 

 

「すいません。やっぱり聞いてて気持ちのいい話ではないですね。ただ俺はKの曲は好きですよ、それだけでもわかってほしい」

 

『確かに少しつらいですね………でもありがとうございます。一心不乱に作ってて……なんというか、少し落ち着きました』

 

「なんか落ち着けたなら良かったです。それでこれから俺と一緒にやれます?結構キツイ事言った自覚あるんですけど」

 

『確かにキツイ事言われたけど………それでもあなたのイラストはわたしのことを分かってくれてると思うから、多分Nightはわたしの曲にあったイラストを描いてくれると信じてる。だからこれからよろしくお願いします』

 

「こちらこそ、これからお願いします」

 

 

 奏との会話はこうして纏まりがついた、と思えたが実はもう一つだけ話さないといけない事が残っているのだ。

そう、俺はイラストも描いているが今はMMDの方を作っていると言う事だ。

 

そうゆう訳なので、第二ラウンドの始まりです。




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