クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
雷夜視点です。
『Night、今から話せる?』
『いけるよ』
『じゃあナイトコードで待ってる』
新しい曲をアップロードした奏で通話したいと持ちかけてきた。
「なんの話?」
『Nightの作ってるMMDをそろそろ動画にしていきたいと思う』
『ついにか』
『うん、それと………本当にわがままなんだけど曲を作ってる時に通話しない?』
「確かにその方が詳しく聞けていいかもな」
『それもあるけど、わたしは高校通信制の学校行くから人と話す機会がほとんどなくなっちゃうんだ。だから話ができたらいいかもって思って……』
「なるほどね、確かにそれは一理ある。それじゃあ今度から話しながら作業しようか」
『……‼︎ありがとう。それじゃあなんの曲のMMDを作るかとか考えようか』
「それは今のところで再生回数が多いものがいいんじゃない?」
『確かにこの曲は多くの人を救ってるかもだし、もっといろんな人に聞いて欲しいけど………わたしはこっちのある程度の平均的なものでもいいと思う』
それから話は続きいつの間にか夜遅くなっていた。
『それじゃあわたしそろそろ集中して作るから』
「流石に俺は寝ようかな………寝ないと怒られるし」
『お母さんに怒られるの?』
「いや、同居人。親とは別居してるからさ。そうゆうKはどうなのよ?」
話を聞くいいタイミングだったのではないだろうか?本当はあまりこの話をしたくないけれど、原作に関わっていくならそれがいいだろう。
『わたしのお母さんはわたしが幼い頃に亡くなっちゃって、それにお父さんは最近はずっと入院してるから』
「ご飯ちゃんと食べてるの?」
『うっ………』
「その反応やっぱり、どうせカップ麺とかですませてるんでしょ」
『はい………』
「いやK待ってそんなに落ち込まないで、別に怒るつもりじゃないから」
『あれ?そんなに落ち込んでるように聞こえた?』
「………一応聞くけど、からかっているわけじゃないよな?」
『それはもちろんだけど』
「ならいいや」
もし奏にからかわれていたら悲しい………と言うか悔しいと言うか。そうゆう感情が出てくるからしばらく作業止まってたんじゃないかな?
『それじゃあNightまた今度』
「あぁまた今度」
朝、シロにいつもより早く起こされる。
「雷夜、今日は愛莉たちと遊びに行くんでしょ?なら少し早く起きて準備しておきなさい」
「何俺今日デートかなにかと思われてる?」
「原作だとcpにしている人いたけど何か言うことある?」
「俺は俺だからそれに含まれるか!!」
そんなやり取りをしつつもシロの言う通りに準備……は昨日しているため確認を終えて、言い忘れていたが、元の家……つまり東雲姉弟のいる家へと向かう。
「流石に自分の家までは迷わないわよね」
「あってそうそう俺の方向音痴をネタにしないでくれ。俺は行き先がどこかはっきりしていたらわかるタイプの方向音痴だから、雫のとは違うから」
「あれが二人分いたら大変よ、それじゃあ駅行きましょう」
「結局今日はどこ行くんだ?俺は何も聞いていないんだけど」
何も愛莉から予定を聞けないまま駅につこうとしていた。
「あーー!!雷夜じゃん!!やっほー今日はどこに行くの?私はね〰あの桐谷遥とご飯食べに行ったりするんだ」
「………えっ。もしかしてだけど桐谷遥が連れてくる友達の枠って杏なの?」
「?どうしたの雷夜?」