クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
「だからあなたはアイドルを推してるとかじゃないからわからないんです」
「は?俺には推し活してる人の感情とか普通にわかるから、だからその上で無茶するなって言ってるの」
「ふざけないでください。それに私はまず推しにされる側だからあなたがわかるはずないじゃないですか?」
「流石にそれはライン越えだぞ。俺はペテン師の賽のメンバーとして推される側もわかるから」
「それは杏には悪いけど地域の話じゃないですか。私は全国的に放送されてるアイドルなんです。だから規模が違います」
「あんた達何やってるのよ。雷夜あんたも落ち着きなさい‼︎」
「遥も落ち着いて、それに地域でも雷夜は私達の世代だとトップレベルに人気なんだから流石にプライドがあるから」
どうして今俺は今遥と喧嘩しているのか。落ち着くためにも今日を振り返ろう。
今日の朝駅に向かう途中から振り返ろう。
「杏って桐谷遥の幼なじみだったんだっけ?」
「そうだよ。私と遥は昔からの知り合いなの。あれ?でもよく幼なじみってわかったね?」
「だって普通はトップアイドルと友達になれるなんてそうそうないでしょ?で友達になれるんだったら幼なじみの線が一番あり得そうだと思ったんだよ」
「へーそんな事考えて当たるんだね?考えるのも面倒だし、それで外してたら恥ずかしくない?」
「普通に恥ずかしいよ」
「ちょっと雷夜、ちゃんと着いてきなさいよね」
「雷夜もしかして桃井愛莉さんの知り合いなの⁉︎」
「うん、まぁそうだね」
「ちょっと雷夜、その子は……?」
「俺と怜華の音楽の先生謙、桐谷遥の幼なじみ謙、今日遥がつれてくる予定の友達」
「情報量が多すぎよ‼︎後名前わからないじゃない‼︎」
「あっ私は白石杏です今日はよろしくお願いします。後先生って言ってももう雷夜達の方が上手いけどね」
「なるほど、今日は楽しみましょうね杏さん」
「杏でいいですよ」
「ならわたしも愛莉でいいわ。そっちの方がいつもの呼び方でしょう?」
「わかった。それじゃあ杏またせちゃってそうだしはやく駅行こうよ」
「そうねはやく行きましょう」
それから駅にはすぐに着くことができた。
「あっ杏、それに愛莉さんも、それと………愛莉さんの友達かな?よろしくね」
桐谷遥って年下だよな?いや別にタメ口なのが嫌だとかのそんな器の小さいような話じゃないけど、愛莉さんって言っといて、愛莉の友達と思われる人がなんで年下だと思うんだろう?もし愛莉と友達なら同い年って考えないかな?どうせ普通よりも背が小さいからだろうなぁ。ほんと。
「ちょっと、挨拶くらいすぐに返しなさいよ。ごめんね遥、こいつちょっと身長にコンプレックスがあるって言うか……なんと言うか」
「それはちょっと申し訳ないな。ごめんね、多分一度同い年って思っちゃったからタメ口だと思うけどよろしくね。まだ名前聞いてないね、教えてくれないかな?」
「タメ口なのは気にしてないから大丈夫だよ。で、俺は愛莉の友達兼、杏の弟子の東雲雷夜、よろしく」
「遥、雷夜はセンスの塊みたいな人なんだよ。私の弟子って言ってるけど正直もう雷夜の方が上手いんじゃないかな?」
「まぁ俺はと言うか俺達はちょっと特殊だからね」
「そうなんだ、さてそろそろ電車に乗って行こうか。少しは余裕あるけど早いに越したことないからね」
「それもそうね、はやく行きましょう」
電車の中ではよくあるSNSを使い会話をしていた。まぁそこまで遠いところじゃなかったからすぐに電車から降りて普通に話せるようになったけどな。