クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

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遊び編の1

「それじゃあみんな、こっちだよ」

 

 

 今俺達は駅から離れて遥の後をついている。後をつけるってなんか悪いことしてるみたいだけどこれ以外の言い方がわからないだけだ。

 

 

「ねぇ雷夜、これからどこに行くと思う?」

 

「杏はどこに行くか知ってるの?」

 

「いや、知らないよ。まぁ私と杏だと何かスポーツするんじゃないかな?」

 

「それ俺激しすぎると俺倒れるんじゃない?」

 

「あー……ま、まぁ雷夜退院してから四季が一つ変わるくらいの時間経ってるし大丈夫だって」

 

「いや今一瞬認めようとしてなかった⁉︎」

 

「気のせい、気のせい」

 

「まぁ師匠がそう言うならそうなんだろうね」

 

 

 杏がその言葉を聞いた後顔をそっと俺とは反対の方を少し向いたのを見逃さなかったけど、そこを突くのは可哀想だしやめた。実際は愛莉達にはやく来いという視線を感じたためだけど。

 

 

 

 

 

 

「さて2人とも、今日の最初の目的地に着いたよ」

 

「ここで思いっきり楽しむわよ」

 

「ここって………スポジョイパークじゃん‼︎最近流行ってるから行ってみたかったんだよね」

 

「あーそういえばなんか宣伝最近多いなぁとは思ったけど………実際に来るとは思わなかったな」

 

 

 スポジョイパーク、結構昔……少なくとも俺が小学生になる前にはもうあったスポーツセンターだ。原作では奏、絵名、みのり、一歌が中心となったイベントだった。

 そして今、スポジョイパークではなんと来るとヘェニーくんのステッカーが貰えたりする。そう、現在なんとあの鳳グループの経営するフェニックスワンダーランドとコラボしているのだ。

 実は普通に宣伝される前に怜華から聞いていたから宣伝を見ても驚きが少なかったりする。怜華の交友関係どうなってんだ?まぁいいや、それよりも問題として激しい運動はないといいなぁ。

 

 

「それじゃあ最初はローラースケートから行きましょ。杏ちゃんと雷夜はローラースケートやったことあるかしら?」

 

「私は昔少しだけやったことあるよ」

 

「俺は初めてだな」

 

「それじゃあ雷夜はわたしが教えるわ。もし杏ちゃんが指導欲しかったら遥に頼みなさい」

 

「そうだね、アイドルとして完璧に教えてあげるよ」

 

 

 そうして始まったローラースケート。結果を先に言うと俺も杏も全然滑ることができた。

 最初は立っていることも危うかったがコツを少し教えてもらう事でスイスイと滑ることができるようになっていた。それを見た2人は少し驚いていたけど愛莉の方は顔によく出て、遥の方は少し驚いたって程度の反応だった。

 

 

「いやー楽しいね、けど私そろそろ他のやつもやりたい‼︎」

 

「それじゃあバスケとかする?他には卓球とかあるけど」

 

「バスケしたい‼︎私久しぶりに遥とバスケしたい‼︎」

 

「わかったから落ち着いて杏。愛莉さんも雷夜もバスケでいい?」

 

「わかったわ。けどわたし少し席を外すわね。みんなの飲み物買ってくるわ」

 

「なら俺も付いてくよ」

 

「えっと……1人でも大丈夫よ‼︎バラエティ系番組に沢山出てるわたしの体力とか舐めないでよね⁉︎」

 

「そうなの?うーん………じゃあお願いします。こうゆう時は素直に甘えます」

 

「ほっ………それじゃあみんな水でいいわよね?」

 

 

 そう言って買いに行った愛莉、なんだか少し焦っていたようにも見えたけどなんだったんだろ?

 

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