クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
「兄さん、あれって………桐谷遥じゃない?」
「げっ……なんで怜華はそれ教えたの?」
「えっだって前に一緒にテレビ番組出てたじゃん。仲良いのかなって」
「仲良くなると少し怒るくせになんでその発想が出てくるの?」
この憑依した妹は前世ではオリ主と原作キャラの恋愛が嫌いな人だったらしく、転生して俺がそうゆう関係にならないように頑張っている。のだが、俺自身そうゆう関係になりたいと思わないし、怜華と同じくオリ主と原作キャラの恋愛は嫌いだから頑張らなくてもいいはずなのだ。
「仲良くなると、恋愛感情は違うでしょう。私は恋愛に発展しなければいいので」
「キャラ作り始めてるし………行くなら1人で行ってきな。俺は遥とは喧嘩してるんだ」
「そんな面白そうなこと起きてるのに放って置くわけないでしょう。早く行きますよ」
「推しは推せる時に推しておけ』よくVを見ているものなら聞いたことはあるだろう。俺も前世で見ていた。
アイドルでも同じことは言えると思う。けどアイドルは活動の記録は残るからか少しまだこの世界では浸透していない気がする。Vは活動の記録が消えることもあるから推せる時に推せと言われるのだと思う。
この感覚の違いから俺は遥と喧嘩になった。無理をしてまで完璧にするのを完全に悪だとは思わないけど、長い間みたいものだと俺は思う。推しに怪我とかしてほしくない。推しに元気にしていて欲しい。
「すいません、桐谷遥さんですよね。私あなたのファンなんです」
「わっ‼︎ごめんなさい、急に声をかけられて大きな声を………あれ?どこかでみたことあるような?」
「私東雲怜華って言います。昨年度の入学式で入学生代表として発言させてもらったのでそれでみたことあるのだと思います」
「そうなんですね。それで私みたことあったんだ。それで………」
こっちみんな。スルーして会話してるなら最後までスルーしなよ。
「何?別に話すことないでしょ」
「いいえ、私はあります。と言っても一方的ですけど。───私は、私の信じたやり方でアイドルを続けます。エゴサで雷夜さんと同じ考えの人を見つけました。みんながみんな完璧の私を求めてるわけじゃないと知ったけど、それでも完璧な私を求めてる人達がいる。だから私は完璧であり続ける」
「………おぉ、完璧を目指すのはいいんだけどね」
完璧を目指して頑張るのは別にいい、いやそれだけだと良くないけどさ。俺が言いたいの完璧って1人で完結するじゃん。それは好ましくない。グループで完璧を目指して欲しいんだよな。それならグループで手を取り合える。誰かに頼る事を覚えて欲しい。
エゴサって自分のことしか引っかからないことあるからな。桐谷遥で調べるのと、ASRUNで調べるのは結構違うしな。
「あっそうじゃん、ちょうどいいや怜華は推しである遥は長く見たい?それとも完璧な振り付けとかの遥だけど無茶して怪我する可能性があるの?どっちがいい?」
「その話こっちに持ってこないでよ。そうですね振り付けとかちゃんとしてるの見たいと思います、それのせいで怪我するくらいなら無茶しないで欲しいですね。この前振り付けの練習で転んだりしてるの聞いてますし、あんまり無茶しないで欲しいですね」
正直ちょっとずるいことしてるな俺。
「兄さんちょっとずるいですね、私を味方につけるなんて。
───桐谷先輩、その完璧を求めるのはいずれ自分を苦しめることになりますよ。別にそれが直接な原因ではないですけど、完璧にするための無茶が自分のことを苦しめるようになります」
「俺も怜華もそんなアイドルのプライドで自信を傷つけてほしくないだけだから。アイドルに縛られてほしくない。そうゆう事だから。まぁそれだけ。俺は先に神社行ってるから怜華は遥と神社行ってきな。それじゃあ遥、怜華のことよろしく」
みんなの期待に応えたいとかわからないわけじゃないけどそれが精神的に苦しめることになるのは勿体無いしね。
私どこで遥は完璧を目指してるって設定を入れたか覚えてないんですよね。公式かそれとも自分のやつか。
公式だと思うんですかとどこに書いてあったかな?