クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
久しぶりの視点移動だよ。奏の視点が少し入ります。
夜、ビビットストリートから帰宅中にナイトコードにKから連絡が来ていた。その内容は今日の夜11時にアレンジしてくれた雪さんがくるからよかったら来ないか………いや来るようにと書かれている。
『それ、俺も声出さなきゃダメ?できるなら俺声出したくないんだけど』
流石に声聞かせるのは無理だなぁ。奏は俺の活動に興味持たないからいいわけでもあったし。
『わかった。来てくれさえすれば曲の世界観を共有できると思うから』
『ありがとう、助かる。今後も活動する時はチャットに打ち込むよ』
『でもなんで声出したくないの?』
『……俺地元?だと名前知られてたりするからこの活動バレたくないんだよね。Kに一度だけ話した事あるけどそんなに興味持ってなさそうだったし覚えてなさそうだ』
『確かに覚えてないかも』
『まぁそうゆう訳だから』
声出す必要がなくなったので、とりあえず帰ってシロにまふゆの加入を伝えて、やる事やって待機しようかな。
まふゆとかこれからくる姉さんと瑞希には少し騙してる感じで申し訳ないなぁ。
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Nightって普段何してるんだろ?………音楽活動してるのは覚えてるけど、地元で有名ってことは多分色々練習してる………よね?
それでいてわたしの動画のサムネ作ってくれたり、MMD出したり、どこにそんな時間あるんだろう?だって今高校生だよね?私と同い年のはずだし………通信制とも聞いてないから自由に使える時間なんてほとんどないはずなのに。
「そういえば、Nightって冷たい人なのか優しい人なのかもよくわからないんだよね………」
この前話してる時は壁を感じるように思えたけど………サムネ作りとか無償で作ってくれてるし………チグハグな存在。Nightの事わたし全然わかってないな。
あ、でも初音ミクの事結構好き………なのかな?自分で歌うのとミクとかボーカロイドで作るようになったのはNightが勧めてきたからだし。
そろそろ11時だし、意識を切り替えよう。
Night来てくれると少し楽なんだけど………やっぱり人と話すのって緊張するな。
『あの……雪さん、ですか?』
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『あの……雪さん、ですか?』
ふー危なかった。ギリギリ間に合った。どうやらなんとビックリ同時に入ったようだ。
『──はじめまして。雪です』
『あ………はじめまして、雪さん。K、です……』
『はじめまして、Lightning Night。長いからNightでよろしく』
ちゃんと聞いてるだけでも挨拶は忘れない。奏はまだまだ人と話すことに慣れてないからダイビングが少しゆっくりでも全然間に合うね。
『……えっと……』
『メッセージをありがとうございます。Kさんと一緒に作れるなんて、光栄です』
『………俺は?』
『もちろんNightさんの書いたサムネイルやMMD……って言うんですか?あのダンスもとても素晴らしいものだと思います。ただ私にそういった才能は持ち合わせてないので………一緒に作業するのはおそらくKさんだと思ったので省略させていただきました。ごめんなさい』
………どうしよう軽く冗談混じりに言った事なのに結構真面目に返された。しかも優等生モードだからとにかく原作を知っているとむず痒いものがある。
少し話に集中せずに聞いていると、無言の時間が訪れる。
『あの……雪さん?Night?2人とも反応が……ない。あれ?通信エラー?』
『あ……ごめんなさい。そんなふうに思っていただけていたなんて、思っていなくて………すごく嬉しいです。改めて、これからよろしくお願いします』
『あ……はい、よろしくお願いします』
『おー、すごいいい子だ。これから改めてよろしく』
『それじゃあ早速、どうやって曲を作っていくか、話しましょうか。Nightはどうする?わたしたちで、まとまった曲の雰囲気を後で伝えた方がいい?それともまだ聞いてる?』
「俺は今ある事終わらせないといけないから後で全部教えてよ』
『わかった。時間とってごめんね』
早めに抜けさせてもらった。さて、今日はやる事やってとっとと寝ないとなぁ。
主人公別に25時起きれるけどシロは怒らなくなったけど茜という新たな夜ふかしの敵が出てきたので25時は厳しいところがあるのだった。