クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

98 / 163
なんか最近週一に揃えた方が楽だし、みんな読むタイミングわかりやすいのかな?って思ったりしてる。


恒例のお食事会

「名前聞いてもいいかな?」

 

「く、草薙寧々です。初めまして、シロさん」

 

「うん、シロって呼んでくれてありがとう。所で雷夜は何してんの?」

 

「いやー、どうやったら許してもらえるかなぁってずっと悩んでる」

 

 

 俺は寧々に対し、いつもの男子達と同じようにご飯を誘ってしまったため、ワンチャン通報されるのではないかと怯えているが、そんな事はシロにわかるわけがないのですごい変なものを見る目で見られた。

 

 

「あーこれは雷夜が使い物にならないパターンだ。ごめん寧々ちゃん、何があったか簡潔に教えて欲しいんだけど大丈夫?」

 

「えと、東雲さんにご飯食べてかないかと誘われて………それでいつもの癖の毒舌というか、いつも通りに正論で返答したら何故かこんなになって………」

 

「あー、うーん。多分雷夜はちゃんと謝れる人だからどう謝ったら許してもらえるかとか考えてパンクしてるんだと思う。後もしかしたらだけど、雷夜は後ナンパとして通報されないかにも怯えてる感じだと思うからなんか言ってあげて」

 

「流石に通報とかはしない……それに私はナンパに見えるかもって言っただけだからそんなに反応されてもこっちが反応に困る」

 

 

 今のこの世の中冤罪とか怖いもん。寧々がそんな事する人ではないと思ってるけど、初対面ってのがわからなくさせてる。

 

 

「雷夜はそろそろいつも通りにもどりなよ。寧々ちゃんは別に通報するつもりはないから。さて、結局夜ご飯食べてく?雷夜はこんなだし私がご飯作るけど」

 

「それじゃあ……お願いします」

 

 

 2人は駐輪場から家に向かっていったので、俺もついて行こう。

 

 はぁ、なんで俺もっと先の事を見て行動できないんだろ。原作の事以外に自分のやりたい事優先させすぎてるのかな?でもやりたい事を無視するのは違うじゃん………けどそれがこうやって自分を苦しめたしな。原作の事は覚えているから俺が何をすべきかなんかはわかるのに、リアルの今の時期なんかはうまくいかない。俺は別に元々誰かと積極的に話すやつではなかったんだ。原作知識を使ってでしかやる事に成果をだせない。怜華は原作の知識がなくても仲良くはなれただろうけど、音楽の道に進む事はなかっただろう。そして………シロは俺に原作の知識がなくても仲良くしてたのかな?うーん、わかんないな。けど元々転生してる事知らないのに俺がいる病室に来てたし、あいつからしたら俺は原作キャラだろうし………ちょっとまて、もしかして俺が体調崩す原因知って───いや知ってる上でいえないのもわかってるんだ。聞けないのはつらいけど、シロがわかると言うことはいずれ治るだろう。そう信じて待つべきだな。

 

───────────────────────

 

 

 雷夜………何やってるんだろ?少し遅れてるけど。しばらくすればくるでしょ。それにしてもナンパって、おもしろいじゃん。今度怜華ちゃんにちくってみようかな?おもしろい事になりそうだ。

 

「あの………‼︎シロさんと、東雲さんってどんな関係なんですか?」

 

「私とあいつは、監視者と病人……かな?確かに私と雷夜の関係ってなんて表すべきなんだろうね。私はあいつが1人の時に体調れた時に病院に連絡する役目なんだ」

 

「東雲さんって何か持病があるの!?大丈夫なの、それ?」

 

「ダメだよ普通なら。ただ雷夜の病気に関しては普段の精神状況が大きく関わってくるって考えてるから本人の希望も踏まえて、退院して学校に行かせるの。………ところでだけど、東雲じゃなくて雷夜って呼ベないかな?雷夜には姉弟がいるからわかりづらくてさ」

 

 

 本当は雷夜が東雲と呼ばれる事に対して違和感しかないってわけだけどね。実際今まではみんな雷夜って呼んでたから違和感なく過ごせてたけど、苗字で呼ぶようなキャラが関わるようになってくるとそうはいかない。

 そういえばもうこの世界で雷夜と怜華ちゃん遠東雲って呼んで違和感のあるのは私しかいないのね。

 

「そういえば、私ご飯誘われたけど……よかったの?迷惑とかしてない………ですか?」

 

「気にしないでいいよ。類とか私の友達も来てるし、何より楽しいからね。それに私料理好きなんだ」

 

 

 家に着いたため少し話は途切れたが、話はまだ続く。

 

 

「だから私は誰かが来ると嬉しい。いつもの日常にスパイスがかかるんだから」

 

 

 ソファに座っている寧々がこちらを見ながら話す。

 

 

「すごい……ですね。私はそんな考え思いもしなかった。いつも通りの日常が好きだったのもあるけど、そんな希望のある考え方がすんなりとできるのは少し、羨ましい」

 

「ふふ、確かに今はそう思うかもだけど、寧々ちゃんだって高校生になればこんな考えできると思うよ。中学生なんてまだまだ子供だし、高校生とは大きな差を感じるよ。私は将来何をしたいっていった目標はないけど、こんな風に生きるって心に決めてるから、希望を感じさせるのかな」

 

「シロさんって見た目は少し幼いのに、とても大人みたい………」

 

 

 

「ただいま。自転車の鍵取るの忘れたから遅れたわ」

 

 

 雷夜も帰ってきたし、そろそろちゃんと何か作らないとね。




時間をかけて草薙寧々襲来が終わりました。次回からは………ニーゴか、はたまた別のキャラか、分かりませんが頑張って書きます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。