コミュ力おばけと幼馴染(♀)がイチャコラするだけの話   作:百合好きの獣

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Q.坂柳が最高の夏休みを過ごせたはずなのに心の傷を負って可哀想……可愛い……
A.その後天白がちょっといやらしい感じでお腹を撫でてあげたら顔真っ赤にして復活しました。可愛い。

Q.佐倉は原作通りラッシュガードつけたの?
A.天白が剥ぎ取った。

多分過去最高にキャラ崩壊があります。ご注意を


坂柳有栖のわくわく学生生活② 後

 

 

 

「これは……凄いですね……」

 

 坂柳が負った心の傷をなんとか克服し、着替え終えた天白達一行はようやくプールサイドへと訪れることが出来た。

 着替えと余計なやり取りに幾ばくかの時間を取られ、更衣室を出た時にはすでに人はごった返している。

 多くの生徒達がきゃっきゃと水遊びに興じているプールは、全3種類。

 かなり大きいが普通に泳ぐためのプール。

 なぜ水泳部専用施設にあるのかは分からないが、流れるプール。

 そして水球等のスポーツに使用する、やや浅めのプール。

 

 そのどれもに、生徒達が群がっている。

 とはいっても1学年あたり約160名。三年生まで退学者を減算しなかったとしても全校生徒は480名程度。どれだけの生徒が集まろうと、およそ市民プール程の広さを持つこの施設であれば、有名スパリゾート等のように芋洗い状態になる事は無い。

 というよりも普段一般開放されてない時は水泳部しか使えないはずなので、通常時は大分施設を持て余す事になるはずなのだがそれでいいのか高度育成高等学校。

 

「わ、すごい。売店がある」

 

 更に驚く事に、プールサイドにはホットドッグや焼きそば、フランクフルト等の食べ物や各種ドリンクを販売する売店が出店している。

 しかも運営が上級生らしき生徒達。商人魂でもあるのか楽しそうに笑顔を振りまいている者も居れば、鬼の形相で必死に調理をしている者までいる。

 

「……ほんとに、市民プールみたい」

「そうですね……なるほど、ああいう風にもプライベートポイントを稼ぐ事が出来るのですね」

 

 混み合った為に急遽入場制限をつける等の対応から、この専用施設が一般開放されたのは恐らく今年から。そして一般開放の知らせが来たのも夏休みに突入してからだ。

 つまり、今売店を運営している上級生たちは、その短い間にこの方法を思いつき、かつこの学校が無許可運営を許すとは思えないのでなんらかの申請をして、必要な物を揃えてまでこうして働いているということ。

 金儲けに対する嗅覚が異常過ぎる。天白マッサージで情報収集と金稼ぎ計画を立案・実行している天白達にも言えることだが。

 

「来年の夏も一般開放されるなら、私達もやってみてもいいかもしれませんね」

「そうだね! 楽しそう!」

 

 坂柳の提案に、櫛田も嬉しそうに同意した。

 尚、二人の脳内では素早く原価計算とその後の売上による利益計算が行われており、膨大な収益が見込める事にしめしめと舌舐めずりをしている。

 売り子を顔が良いこのメンバーでやり、かつ櫛田ネットワークを通じて広報すればそれこそ飛ぶように売れるだろう。がっぽがぽである。

 天白・一之瀬の天然二人は『みんなでお店なんて、文化祭みたいでたのしそう』とぽわぽわお花畑な想像をしている。かわいい。

 

 その後六人は、まず普通のプールで遊ぼうと軽く準備運動をして(天白監修)から入水を果たした。

 ここは通常時はレーンが敷かれているのだが、現在は8割程度が取り除かれ、フリースペースとなっている。ガチで泳ぎたい者は残ったレーンで泳ぐがいい。

 

 さて、一般の高校で使用されるプールは、縦の長さが25メートル。横や水深は学校によって違うが、大多数の高校が横12.5メートル、水深1.35メートル程度となっている。

 この専用施設のプールは、横幅はかなり広くなっているが、水深については変わらない。

 

 何が言いたいかというと、身長1.4メートルの天白が普通に沈むのだ。

 

「……楽ちん」

「あはは、百合かわいい~」

 

 なので櫛田に両手を持ってもらって、ぷかぷかと浮く事しか出来ない。

 

「…………お手を煩わせてしまい、申し訳ありません」

「ううん! 気にしないで!!」

 

 ちなみに身長1.45メートルの坂柳も辛うじて鼻から上が出るだけなので、一之瀬に手を引かれている。

 一之瀬に手を引かれているせいで否が応でもキャノンボールを目にしなければならず、坂柳の目が死んだ。

 こんな調子なので、この二人は普段の水泳授業についても泳がない時は誰かに引っ付くかプールサイドで大人しくしているしかない。泳ぐ事になれば、また別なのだが。

 

 しばらく櫛田、一之瀬に手を引かれて遊泳していると、天白と坂柳の頭からすぽっと何かが被せられた。

 浮き輪である。

 

「レンタルしてたから、借りてきたわよ」

「他にも、ビーチボールとか一杯あったよ」

 

 売店を冷やかしに行った堀北と、それにくっついて行った佐倉も合流した。

 

「ビーチボール! せっかくだから後で皆で遊ぼうよ」

「丁度六人だから、三対三かな? 負けないぞ~」

 

 櫛田が提案すれば、一之瀬も乗り気のようでニコニコ笑みを浮かべている。

 堀北はやれやれと首を振りながらも参加はするようで、それを見て佐倉も「運動苦手だから……お手柔らかに、ね?」と控えめに賛同した。

 

「ところで」

 

 それから六人でぱしゃぱしゃ水を掛け合ったり、天白が収まった浮き輪を櫛田と堀北と一之瀬が取り合ったり楽しく過ごしていたが、堀北がそろそろ無視するのも限界といった風に口を開いた。

 

「私達が来たら随分静かになったのだけれど」

「蜘蛛の子を散らすみたいにさーって、居なくなっちゃったね……」

 

 堀北と佐倉が言うように、彼女たちがプールへと入ると、その周囲から人が居なくなっていった。

 ある程度スペースのある広いプールとはいえ、天白達六人が遊んでいる周囲だけが閑散としている。

 

「さっきから凄い生暖かい視線を感じるね」

「うん。声かけられる事もないし……あ、帆波ちゃん。あそこにいるのってBクラスの白波さんじゃない?」

「あ、ほんとだ。おーい! ……逃げちゃった」

「……なんかわたしを見て拝んでるけど」

「にゃはは……ごめんね。千尋ちゃんなんでか分からないけど百合ちゃんのファンらしくて」

 

 拝んでいるならそれはファンじゃなくて信仰対象なのでは? と天白は思ったが、つついたら面倒くさい蛇が出てきそうなので口をつぐんだ。

 

 Bクラスの白波――白波千尋という女子生徒だけでなく、その他にもちらほらと見知った顔をがある。

 というか1年Aクラスの生徒まで結構な人数がいる。櫛田と天白が手を振ってみれば振り返してくれるのだが、動物園の猿みたいに『うおおおお!』とけたたましい咆哮を上げていた。なんだあいつら。

 

 ここで、彼女たち六人を遠巻きに見守っている彼らに焦点を当ててみよう。

 

「はぁ……美少女六人揃い踏み……マジ尊い……」

「尊すぎて尊みの鎌足が大花の改新……」

「あ、おーいお前ら。何やってんだ――」

「バカ! 彼女たちを視界に入れるな! そんな事したら……!」

「……あ? 綺麗な花が咲いてる……あっはは。……あぁ、綺麗だ。百合かなぁ? いや、違う。違うな。百合はもっとこう……パァーって咲き誇るもんな!」

「馬鹿野郎……! 耐性がないやつはあれほど視界に収めるなと言ったのに……!」

「光だわ……! Kawaiiの放つ浄化の光で彼もやられてしまった……!」

 

 地獄かな?

 

 こういった光景があちこちで繰り広げられていた。

 遠くでの騒ぎのため、天白達の耳には入らない。

 

 ここまで大騒ぎとなっているのは、天白達六人が美少女だというのも大きな要因の一つだが、それだけではない。

 彼女たち六人……いや、天白を除いた五人は、全員が天白によるセラピーを受けている。

 なんなら数名は何度も何度も受けている。

 

 一般に、エステとはリラックス効果はもとより、綺麗になるための手段だ。

 天白という妖怪の手腕によって、この五人は美しさや可愛さに更に磨きがかかってしまっている。

 二人を除いてナイスバディだった少女たちは、妖怪によって超ナイスバディと化し、また除かれた二人も見目が非常に愛らしいため、集まってしまえばkawaiiの暴力となる。

 しかも全員が大胆な水着着用だ。スクール水着じゃなく、私物の。その破壊力は計りしれない。

 

 さて、高度育成高等学校は主に妖怪やコミュ力モンスターが大暴れした結果、一年生は一部を除いてちょっと変わった学校生活位の認識で青春を謳歌している。しかし、二年生や三年生はそうはいかない。

 張り巡らされる陰謀、繰り返される優劣がはっきりと分かれる特別試験。クラス間だけでなく、酷いところはクラス内ですらギスギスした空気が流れている所まである。

 そうして荒んでしまったところに、美しさ補正のかかったkawaiiの波動を直視してしまうとどうなるのか。

 

「光が……広がっていく……!」

「だからよ……止まるんじゃねえぞ……」

「あたしって、ほんとバカ……」

「貴様と居た二年間……悪くなかったぞ……」

 

 こうなる。

 

 積み上がる死体の山(比喩表現)に、それを必死に救助する生徒達と阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっていた。

 Kawaiiの光に焼かれて死んだ者達は、やがて不死鳥の様に蘇り、どこからともなく現れた謎の親衛隊にスカウトされるのだ。

 

 その騒ぎを知ってか知らずか。坂柳は浮き輪の中心にお尻を収め、両手足を輪の外へ投げ出してぷかぷか浮かぶ姿勢になりながら、どこか得意げな表情をしていた。

 

「このように注目を浴びるのも、悪くはありませんね」

「注目っていうか……悪目立ちしてる……ような……」

 

 佐倉は身を縮こまらせている。

 とはいえ、視線が分散しているお陰で――また、その性質もなんだか見守られているようなものの為、恐怖感は少ない。

 周囲で繰り広げられている光景は恐怖そのものだが。謎の親衛隊によって死体は隠されている為、彼女の心の安寧は保たれている。

 

 それから少しの間、無意識の内に死体を増やしながら、彼女たちはバレーに興じる為にスポーツ用プールへと赴く事となった。先程までは全コートが使用中だったが、死体が発生して無効試合となりコートがいくつか空いたため。

 

「あっ、すみません自力で起き上がれないです。百合さん、抱っこしてください……」

「……はい」

 

 途中、坂柳がひっくり返った亀のようにジタバタしていたが、先にプールから上がっていた天白が無事救い上げた。彼女以外が抱っこしてしまうとまた心が死んでしまうので。

 

 

 

 

 

 

「すまぬでござる……拙者、つい我を失ってしまい……」

「いや、いいさ。勉強にもなった」

 

 一方、外村にぶん殴られ「百合とは干渉するでなく、愛でるもの」と訓戒を受けていた綾小路も、ようやくプールへと入る事が出来た。

 

「それにしても、『尊い』……か。堀北達を見ているとたまに感じる暖かな気持ちは、そういうことだったんだな……」

「ふふ、これで綾小路殿も立派な百合男子でござる。今度おすすめの漫画を教えるので、共に学びましょうぞ」

「ああ、頼む」

 

 綾小路は洗脳を受けていた。

 ちょっと産まれと育ちの事情で世間に疎い綾小路は、さも常識のように語る外村の論調に完全に騙されている。

 綾小路は『尊い』を覚えた!

 

「それにしても、すごい人だな……」

「そうでござるなぁ……。売店もあり、さすが国営の学校ンゴねぇ……」

 

 二人はあまりの光景に絶句していた。

 広すぎるプール。大勢の水着姿の学生。そしてプールサイドに転がるいくつかの屍。

 

 最後の屍については二人は意図的に無視を決め込んだ。一年生のエリアでは度々見られる光景なので。

 

「そういえば博士。さっき少し耳にしたんだが、女神ファイブってなんだ?」

「ご存知ないのですか!?」

 

 綾小路がふと気になった事を聞いてみれば、外村は大仰に驚いてみせた。ヤック・デカルチャーとか言っている。綾小路は意味が理解できずに首を傾げ、外村は少し寂しそうな表情をした。

 

「女神ファイブとは、一年生の美少女五人の事でござる。Aクラスの坂柳有栖殿、櫛田桔梗殿、天白百合殿。Bクラスの一之瀬帆波殿。そしてDクラスからは堀北鈴音殿。この五人は仲も良く、よく共にいる所を目にするのでそう名付けられたそうでござる」

「ああ、まあ堀北達は確かに美人だよな。この学校は元々ビジュアルが良い奴らが多いが、たしかに飛び抜けてると思う」

「ふひひ。美男子美少女が大勢って、何そのエロゲ。……そこに交じる拙者……つらい、お腹痛い」

「い、いや……博士もなかなかいい線行ってると思うぞ? ほら、愛嬌があるというか」

「下手な慰めんはいらんですよ……。んん“っ。話が逸れてしまったでござるが、先程見た限り我がクラスの佐倉殿もグループ加入したご様子。これは近々名前が変わるかもしれませんなぁ」

 

 尚、命名は謎の親衛隊によって行われたものらしい。

 

 綾小路はキョロキョロと辺りを見回し、そこらに転がっている死体の位置からおおよそ堀北達がどこに居るかを推測した。最悪の測量計算である。

 

 美少女達が仲睦まじく遊んでいる姿は目の保養になるので、出来れば遠目からでも視界に入れて置きたいと思った綾小路は、少し位置を変えてあたりを付けていた箇所を目にした。

 

 そこでは丁度、少女たちが跳ね回り、ビーチバレーに興じている姿だった。

 

 坂柳が読みで拾い、櫛田がトスを上げ、一之瀬がゆるくスパイクを打つ。

 天白は近くに迫ったそれを普通に見逃している。

 

『あ、天白さん……今の取れたと思うんだけど……』

『ボールがいっぱいあって目が移った』

『百合……ボールは一つしかないわ……』

『九つもある』

 

 天白は大分最低な事を口走っていたが、遠巻きに眺めている為綾小路の耳には届かなかった。

 

「博士、堀北達はあっちに居るみたいだ。俺達は普通のプールに――博士?」

 

 何の反応も返さない外村を怪訝に思い、振り返った綾小路が見たのは、菩薩の様な悟った表情をし、今にも消え去りそうな姿の外村だった。

 

「は、博士! しっかりしろ……!」

「綾小路殿……ふふ、拙者はついに見つけたのでござる。そう、ここが理想郷……万物が還る、天の頂き……」

「行くな! 博士……! ここは学校のプールだ! 帰ってこい!」

「ああ……やっと、人生で一度は言って見たかったセリフが言えるでござる……綾小路殿、拙者の一世一代。聞いてくだされ……!」

「ば、バカ……! 何を言って……!」

「我が生涯に……一片の悔いなし……!」

「博士っ! 博士ぇーーーっ!」

 

 外村は天高く拳を突き上げ末期の台詞を言い切ると、拳の先からキラキラと光の粒子を撒き散らしながら(イメージ映像)――果てた。

 はたから見るとだいぶ余裕があるように見える。なんだこの茶番。

 

「……何をしている」

「っ! あんたは……」

 

 そんな心温まるおふざけを綾小路達がしていると、声がかけられた。

 綾小路が振り返ると、そこに立っていたのは――。

 

「堀北……生徒会長……」

 

 堀北学。堀北鈴音の兄にして、高度育成高等学校の生徒会長。

 過去最優と謳われたその実力は高く、彼が率いる三年Aクラスはこれまでに退学者を一人も出していないという偉業を継続している。

 

「久しぶりだな、綾小路。鈴音はDクラスで元気にやっているか?」

 

 そしてシスコンである。

 天白と櫛田の魔改造により、堀北兄は妹関連では少し口数が増えるようになった。その結果、シスコンぶりを信用できる人間相手には隠さなくなったのだ。

 綾小路とは、以前堀北と綾小路が会話している所に襲撃してきて、少々のお話(意訳)の後、実力を認めたという経緯がある。堀北はちょっと引いていた。

 

「あ、ああ……堀北はこの前の特別試験でも大活躍だったよ。おかげでクラスポイントも一気に増えた」

「ふっ、そうか……流石は、俺の妹だ」

 

 綾小路が近況報告をすると、堀北兄は満足そうに微笑を浮かべた。

 ちなみにこのやり取りは特別試験を終えてから既に五回は行われている。一人暮らしの娘を心配する母親よりもしつこい。

 

「それで、綾小路。その男はお前のクラスメイトか」

「ああ。外村秀雄。俺の――親友だ」

「綾小路殿……!」

 

 先のやり取りは茶番なので、外村も普通に蘇っている。軽率に死者蘇生を果たすな。

 

「なるほどな。……『我思う、故に百合あり』」

 

 堀北兄は外村へと視線を向け、何やら不思議な呪文を唱えだした。

 それに外村も強く反応する。

 

「――! 『だがそこに我、必要なし』!」

「なんの合言葉だ……?」

 

 堀北兄は外村の返答ににやりと笑みを浮かべると、手を差し出した。それを外村も力強く握り返し、ここに一つの絆が産まれた。

 綾小路は置いてけぼりになってしまっているが、今のやり取りで何か通じる物があったらしい。

 

「よかろう。貴様には会員の資格ありと判断した」

 

 そして熱いハンドシェイクを交わした後、堀北兄はどこからか取り出したプラスチック製のカードを外村へと投げ渡した。

 ところで現在堀北兄は海パン一丁であり、ラッシュガード等の上着は着ていない。じゃあどこから取り出したんだって話になるが、それは触れない方が良いだろう。この世には、知らぬほうが幸せな事もある。きっと異次元から取り出したんだ。そうに違いない。

 

 外村は投げられたカードを取りこぼしそうになりながらもなんとか掴み、そこに記載された文字を見て目を見開いた。

 

「リリィ・ナイト、会員番号089……!? これは、まさか……!」

「貴様もまた、戦士であると認めた。共に戦ってくれるな?」

「イエス・ユアハイネス……」

「ふっ……面白い男だ」

 

 そうして、綾小路が理解する隙も無く、また一人の戦士が生まれる事となったらしい。

 

 なんだか親友が遠い。

 

 綾小路は遠い目をしながら、少しでも癒やしを得ようと堀北達が戯れる様子を視界に入れたのだった。

 

 

 




・リリィナイト
 度々存在が確認されていた謎の親衛隊。誰がいつ結成したかは謎に包まれているが、各構成員の『尊い』を守る為、日夜戦っている。
 組織トップは謎に包まれており、構成員達からは『Mr.0』と呼ばれている。

・生徒会長堀北学
 生徒会長。シスコン。天白と櫛田による性格矯正の結果、シスコンが加速した。南無。
 噂ではある組織のトップらしいが……謎多き男である。
 常に『マリア様は見てる』を聖書として持ち歩いているとかなんとか。

・白波千尋
 その日、彼女は天使に出会った――
 4月に廊下でイチャついている天白と櫛田を目撃してしまい、覚醒した。最近天白達が自クラスの最カワランキング不動の一位である一之瀬と交流が多く、それを眺めて幸せな毎日を送っている。
 リリィ・ナイト会員ナンバー09。
 天白や一之瀬達と接触してしまうと、モード反転裏コード『千尋・ザ・ビースト』と化してしまうことを危惧して近づかないようにしている。

次から体育祭編に入りますが、何も考えてないのでちょっと時間かかるかも。
その間裏をちょこまか更新すると思うので、18歳以上の方はよかったら覗いてくださいな。

次の日常回何やる問題

  • 堀北、坂柳、椎名のビブリオガールズトーク
  • 堀北(兄)、南雲の漢祭り
  • きよぽんグループ(外村平田)のオタトーク
  • 漢葛城、その苦悩
  • 幼馴染と部屋でイチャイチャするだけ
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