この作品の反動でサバサバ冒険者でクソミソ陰険主人公ができたのだとおもいます。
ちなみにここから先は、なんかこのヨシュアとかいうやつがメリルをアレして、ウーリたちをハメようとしたところ、それわかってたから!ってざまぁみたいなかんじになる予定でした。
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「錬金術ギルドの人達、ウーリくんに感謝してたわよ。報酬少し増額してもらったから確認してね」
アシュリーさんから報酬を受取る。
見てくれる人はちゃんといるんだなと嬉しくなった。
「ありがとうございます。ええ、そうですね、また機会があれば依頼を受けたいとおもいます」
完璧で爽やかな笑顔を浮かべる。
これは詠唱者の微笑(キャスター・スマイル)というもので、親しいものにはより親しみを感じさせ、敵対者には己の内心を気付かせない得たいの知れない印象を与えるという魔法使いにとって必須の技能だ。
アヴァロン魔導学院では、魔導に携わるものは魔導の制御より先に感情の制御を求められる。
詠唱者の微笑は懇意にしていた教授から教わったものだった。
アシュリーさんは俺の顔をじーっと見ていたが、やがてため息をついた。
「……ねえ。腕が立つ魔法使いのみなさんが揃ってウーリくんみたいな笑顔を浮かべるのってなんでなのかしら」
俺は逃げるようにその場を立ち去った。
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日が紅く染まりつつある。
夕日を見るとあの日の事を思い出すな。
父の目は、親ではなく貴族としての目だった。
スペアとしての役割足り得ない者に用はない、口には出さずともその目で雄弁に語ってくれた。
アイツ、死ねばいいのに。
ギルドからの道すがら、面倒な奴から声を掛けられてしまった。
「あ! おーい! ウーリ!」
アレフたちだ。
アレフにレオナ、そしてミーシャ。もう1人俺の知らない女性がいる。いでたちから察するに俺と同様、魔法使いか。
ともあれ、何の用だろうか?
俺は振り向いて会釈をする。
「やあ、アレフさん。先日はお世話になりました」
するとアレフは近づいてきて俺の肩を叩いた。
「ウーリ! 堅苦しい挨拶はなしにしよう! この前一緒に組んだ仲じゃないか。これからパーティで食事に行くんだがウーリもどうだ? なあ。みんな、構わないだろ?」そういって快活に笑う。
パーティ加入はギルドを通して断わったはずだし、断わられた相手に対してこうも親しく距離を詰められるものなのだろうか。
そしてアレフはパーティメンバーの目をみてわからないのか。
ミーシャと知らない女の人の目!
「え、この人もくるの?」って目をしてるじゃん……。
とはいえ断るのも角が立ちそうだ。
パーティ加入を断わってるから、もうすでに立っちゃってるけどさ……はぁ。
「わかりました。ご一緒させていただきます」
仕方ないのでそう答えるしかないよね。
「ウーリ。久しぶりね」
話しかけてくるのは突剣士のレオナだった。
アレフのパーティでアレフ以外によく話すのが彼女だ。
俺がけん制し、動きを阻害し、素早い彼女が突き込み追撃し、ひるんだ所をアレフが止めをさす。
よくそんな流れで戦闘をしていた。
癒術師のミーシャと突剣士のレオナ、重剣士のアレフが明けの翼の構成メンバーだ。
ちなみにミーシャとは余り話していない。
俺はそもそも怪我を負うような立ち位置にはいないようにしてるし、怪我しないように立ち回っている。
アレフと同行していたときには常に無傷だった。
ミーシャはそれが気に入らないらしく、よく「ウーリさんって全然怪我しませんよね。前の人はアレフさん達と並んで攻撃に参加したりしてたから生傷がたえませんでした」みたいなことを言ってきたものだ。
どうやら、俺の前任の魔法使いは前衛に混じって攻撃に参加してたらしい。
怪我はその時負うことがおおかったんだとか。
頻繁に怪我する魔法使いって、なに? (笑)
まあ確かに俺も杖術は多少は使える。
だがそれはあくまで護身用のものだ。
怪我は集中を妨げ、魔法の行使を阻害する。
イキって怪我してさぁ、大事なときに魔法使いが魔法使えないとかしょーもなさすぎるやろ。
そうならないために心ある魔法使いは(俺の事だ)前衛を抜けてきた敵から身をまもるために杖術を納めてるんだよ。
それを攻撃につかって怪我しにいって……馬鹿か!?
アヴァロン魔導学院に入りなおせタコスケ!
「そんな顔しないで頂戴……。別に私はあなたに含むところはないわ」
へにょりと眉をハの字にしてレオナがいった。
「いえ。いえ! そういうことではないんです。ただ、そう、問題がね……。ええと……余り言うべきではないのですが、アヴァロン魔導学院で政治闘争がありましてね、卒業生の私も面倒そうな声かけをいくつかいただいて、それを思い出してしまったんです。レオナさんに思うところはありませんよ」
俺はあわてて言った。
レオナに思うところはない。これは本当だ。
アヴァロン魔導学院での政治闘争というのは嘘だ。
適当に理由でっちあげて、自分が原因ではないと思わせたかっただけである。
「ほら! ウーリ! 行こう! 黄金子牛亭がいいだろうな、あそこのエールはうまいぞ!」
アレフは意気揚々と俺達の会話に割り込み、先にたって歩きだした。
あとにはミーシャと見知らぬ女性も続いている。
「それならいいの。あなた余り私達の事よくおもっていないようだったから……」
憂えた目で俺を見るレオナに、俺は猛省し、申し訳ない気持ちで胸が一杯になった。
確かに俺は彼女達の事を余り関わりたくない面倒くさい連中としかおもっていないが、それを察知されてしまうようでは魔法使い失格である。
俺の師は他者に内心を察知されてしまうようでは三流だといっていた。
こんな魔法のまの字も知らないような俗物に内心を知られてしまうというのは、俺を教授してくれた師に申し訳が立たない。(※1)
「そんなことありませんよ。アレフさんは頼れるリーダーですし、ミーシャさんも頼れるヒーラーですし、レオナさんも頼れるアタッカーです」
「頼れる、しか言ってないわよね……」
再びへにょり眉毛。
しまった、ほめ言葉が雑すぎたか。
■
黄金の子牛亭にやってきた俺達は個室に案内された。
この店では注文した料理が運ばれてくるまでは給仕がこないため、ゆっくり話をすることができるのだ。
(もちろん、追加料金を払えばすぐに持ってこさせることはできるのだが)
席に着いて飲み物を頼むと、早速アレフが口を開いた。
「ウーリは彼女とは会った事がなかったよな。彼女は魔法使いのリリアナだ」
アレフの紹介で見知らぬ女性の素性が明らかになる。
「はじめまして、ウーリさん。いえ、ウーリ先輩、かしら」
軽く会釈をして、リリアナが名乗った。
先輩、というからには彼女もアヴァロン魔導学院の卒業生だろうか。
しかし自分が言うのもなんだが、あの名門を出て探索者になろうとは酔狂な……
とおもっていると、事情は少し違うらしい。
「わたくし、まだ卒業はしておりませんの。アヴァロン魔導学院は、在学中に実戦経験をある程度積んでおくことが望ましい、という教育方針へ変わったのですのよ」
典型的な宮言葉から察するに、彼女はどこぞの貴族令嬢なのだろうなと思う。
それにしても魔導学院がねえ、と俺は眉を顰めざるを得ない。
アヴァロン魔導学院は魔法使いの育成機関ではあるが、それはあくまでも学院の側面に過ぎない。
基本的には貴族教育を重んじているのだ。
もちろん、魔法という神秘の階梯を上り詰めんと欲する学徒に対してもフォローは手厚いが。
だが、実戦経験、と?
貴族教育にせよ魔法教育にせよ、座学が重視されるはずなのだが……
近々戦争でも起こるのか?
まあ考えても仕方あるまい……
「そうなのですか、それで明けの翼へ? 良いところを選びましたね」
俺は適当におべんちゃらをなげる。
悪くはないだろう。アレフもレオナもミーシャも、そしてリリアナとやらもそれなりだ。腕だけならな。
レッドパーティ(犯罪行為を平然と行うならず者のパーティ)でもないし、実戦経験とやらも問題なく積めるだろう……
俺はこれで会話は終わりとばかりに、届いた酒を飲む。
まずい。俺は甘い酒が好きなのに、このアレフという馬鹿は何も聞かずにエールを頼むのだ。
甘い酒がいいと言っても、最初はエールが常識なんだよ、という謎理論を展開し始める。
俺がアレフを嫌いな理由の1つでもある。
「しかし、ウーリさんはその良いところ、への加入を断わったそうではありませんか。なぜです?」
リリアナは俺を見ながらいった。
率直に言って死ぬほど面倒くさい女だな。
空気を読めよ……。
「ええ、そうですね。しかし拒絶したというよりは、少し考えさせてほしい、というニュアンスでギルドには伝えましたよ。明けの翼が良いパーティなのは僕も分かっています。リーダーもしっかりメンバーをまとめあげていて、いざという時も頼れそうですしね」
そこでちらっとアレフを見る。
恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべるアレフを見てうんざりした。なぜ俺はこんな事を言ってるのだろう。
「ただ、こういったパーティ募集というのは、一般的にいっていくつかみてまわるものなんです。良いと思ったからといって、即座には決めずに選択肢を広げていくわけですね。ギルドの受付嬢の方に尋ねたことがあるのですが、そう言うふうに慎重に物事を決める探索者はギルドとしても信頼が置き易い、との事でした」
これは本当の事である。
「そうですか……。一先ずは納得いたしましたわ」
リリアナが言った。
よし、納得したならもう口を開くな。頼むから黙ってろ。もう俺に構わないでくれ。
そんな願いむなしく、話は続くのだった。
それからしばらくは世間話が続いた。
主に話すのは俺とアレフ、そしてリリアナだ。レオナとミーシャは黙って聞いているだけだ。
アレフの話は主に自分たちの武勇伝についてだった。
やれどんな魔物を倒しただの、どれだけ多くの財宝を得ただのと自慢話ばかりである。
一応の参考にはなる。
たまにあるのだ、沢山の石ころの中に宝石が。
例えばどこそこの階層で普段はみかけない魔物を見た、というようなものだったり。
そういったものをみつけ、活用することができるかどうかが栄達につながるのである。
リリアナがまた余計な口を開いた。
「ところでウーリ先輩はどの程度の階梯を扱うことが出来るのですか?」
にまりと笑みを浮かべ問いかけてくるリリアナを俺は冷めた目でみた。
階梯、ねえ。
「基本階梯と中級階梯が大体といったところですね」
ははは、と苦笑しながら答えると、リリアナは意地悪い笑みを浮かべながらこちらを見ている。
「アレフ様は、ウーリ先輩が探索中に使った魔法はそこまで高位のものではない、と仰っていましてよ?」
ああ、と俺は首肯した。
当たり前である。浅階層の木っ端共なんて出が早く消費が少ない魔法でビビらせて、あとは前衛が叩けばそれで済むというのになぜ高位の魔法を使う必要があるんだろうか?
「わたくしは上級階梯、甲級攻勢術式である爆炎弾を使うことができますわ」
魔法は基本階梯、中級階梯、上級階梯、特級階梯と大きく4つに分かれており、その中でもそれぞれ甲級、乙級、丙級と3階級に細分化されている。
さらに、魔法の性質によって攻勢術式、防勢術式と区分がわけられている、という感じだ。
上級階梯の甲が使えるというのは結構凄いことである。
爆炎弾は文字通り爆発を伴う炎弾を射出する魔法で、戦争のときなどはこれがびゅんびゅんと飛び交っているそうだ。
怖すぎる。
「それは素晴らしい。実戦経験豊富な探索者といえども、爆炎弾などを扱える人は早々いませんからね」
これは本当だ。なぜなら迷宮で扱うには少し難しいからだ。
あの魔法は射出までやや時間がかかる、あとは性質上、換金部位までも焼きつくしてしまいかねない、というのがあげられる。
魔石が砕けでもしたら殺し損である。魔石が一番金になるのだから。
射出が遅いというのも痛い。迷宮での会敵は、戦争などとのそれと違い距離が短い。
ちんたら術式を組んでいる隙があるかどうか疑問だ。
「優秀な魔法使いがパーティに加入したというのは明けの翼にとって追い風になるでしょうね」
うんうん、と俺は頷きながらアレフたちにいった。優秀なのは間違いない。大砲としては。
するとなぜかリリアナが苛つきを見せながら俺を睨んだ。
理由はわかる。彼女は俺にマウントを取りたかったのだろう。
なのに俺がいけしゃあしゃあと褒め称えるものだから、調子が狂って苛々してるのだろう。
さすがに悔しがってる演技をしてやるまでの義理はないから勘弁してほしい。
「ああ! ウーリがパーティ加入を断わった理由というのも納得できたし、今日は誘ってよかったよ。さあ、飲みなおそう!」
アレフが相変わらず空気を読まずに音頭を取る。
だが、このときばかりはありがたかった。
■
翌日もギルドへ向かう。
特に予定はないのだが、資料室を借りてもいいかもしれない。
多くの探索者たちが文字通り体を張って得た生きる知恵だ、俺は暇があればこれらを読み込むようにしている。
先客がいないといいんだけどな。
もちろん先客がいた。
「あら。ウーリ先輩。ごきげんよう」
リリアナ。よりによって一番会いたくない奴だ。
次点でアレフ。
「こんにちは、リリアナさん。精が出ますね、では僕も失礼をいたしまして……」
と資料を探そうと奥へ向かおうとすると待ったがかかった。
「お待ちになって、ウーリ先輩」
いいや、待たないね
「……なんでしょう? リリアナさん」
俺はしぶしぶ返事をして振り返った。
リリアナはにっこりと微笑んでいた。
俺は嫌な予感しかしなかった。
そして予感というものはよく当たるものだ。
特に俺のような優秀な魔法使いの予感はあたるのだ。
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結論からいうと、一緒に組まないか? とのことだ。
もちろん、俺とリリアナだけで迷宮探索をしようというわけじゃない。
今日はパーティの休養日で、活動はしないらしい。
ならリリアナも休めば良いと思うのだが、どうやら以前からの知り合いに臨時のパーティ加入を頼まれたらしい。
そのパーティは迷宮第2層【骸荒野】に咲く迷宮特有の植物、【骨枯花】を採取するとのことだった。
この花は第2層にしかはえておらず、骨のような薄い灰色の茎に、これまた薄い灰色の花を咲かせるなんとも辛気臭い代物だ。
この花は接合剤として有用だ。
接合剤は各業界で必要とされている消耗品なので需要がなくなることはまずない。
ただ、この花は違った顔も持つ。
然るべき処理をすることで独特の薬効を示すのだ。
特定の薬、あるいは毒物の薬効を減退させる。
毒と薬は表裏一体である事はその辺の野良犬だって知っている事ではあるが、あえて説明するならば、この減退作用をもって毒物の作用を減退させ、
薬として扱えるようにする……というのが基本的な使い方である。
この辺の知識は魔導学院の高等部教育で習うことなので、リリアナも知っているだろう。
まあ普通はこの花の採取依頼のみではなく、なにかしらの依頼のついでに採取をするものだとはおもうが……。
というのも、有用ではあるのだが、いかんせん数が取れないし気鬱な仕事になるからだ。
骸荒野にまばらに咲くこれらの花を採取するにはそれなりの時間のフィールドワークを求められるだろうし、その際にアンデッドと戦闘というのは億劫だ。
さらにいえば、探索者ギルドでの買い取りではなく、錬金術ギルドでの買い取りというのも面倒臭い。
連中はとにかく細かいのだ。採取の方法が雑だと突っ返される。
だが探索者ギルドへ買い取ってもらえばそれは接合剤の材料としての買取なので、値段は5分の1程度に落ちてしまう。
そこまで差があるならさすがに面倒でも錬金術ギルドに持ち込む以外の選択肢はない。
正直断わりたかった。
リリアナが先日俺とあんな空気になって、それでも誘ってくるということは何か理由があるということだ。
その理由は分かってる。マウントだろう?
でかくて派手でうるさい魔法をバカバカ撃って、それで私のほうが凄いですよね? とかやりたいに決まってる。
だが……
「構いませんよ。それでそのパーティというのは?」
それはこれからギルドへ来るらしい。
待っている間は第2層にまつわる資料を調べていたが、気鬱で頭に何もはいってこないのであった。
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やってきたのは三人組の男女だった。
剣士の男2人、斥候の女1人の3人組だ。
リリアナと女が目礼をしていた。
あの女がリリアナの知り合いだという探索者か。
リーダー格と思しき剣士の男が言った。
男は細身で軽装であり、細身の剣を腰に帯びている。
名前はエルダーというらしい。
見る限りは等級相応という感じの雰囲気だが、目つきが気に食わない。
軽薄な目の色をしている。
もう一人、女の方はうつむきがちな少女で名前はメリル。
背が低くて胸がでかい。
オドオドとしていて挨拶をしてもアとかウとかそんなことしか聞き取れない。
これでもリリアナと同い年らしい。
斥候なのに魔術学院を出たのかとおもうだろうが、斥候とて魔法は使う。
足音を消したり、聴力を拡張したり、暗視の付与をしたり。
アヴァロン魔導学院では同級生だったそうだ。
最後の1人がヨシュア。これも剣士だ。エルダーは細身の男だが、こいつはゴツい。
幅広の剣、ブロードソードを背中に佩いている。
みるからに粗暴そうで、挨拶をしても黙っているものだからエルダーが代わりに紹介をしてくれた。
軽薄そうだなんていったが、エルダーはいい奴なのかもしれない。
「あ、あの……リリアナ、ごめんなさいね……」
メリルが開口一声で謝罪する。
「いいんですのよ、わたくし達友達じゃないですか」
やわらかくリリアナが返事をするが、メリルはうつむいて黙り込んでしまった。
コミュニケーション能力~!!
「おいメリル」
それまで黙っていたヨシュアが口を開くと、メリルがビクっと肩をふるわせた。
いぶかしげにヨシュアを見るリリアナに、言い訳がましい様子で答えるヨシュア。
「ふん、メリルは理由もなく謝罪する癖があるからな。話すたびに謝罪なんてしなくていいと何度も言っているんだが。ウーリ、あんたも魔法使いだと聞いている。骨枯花の採取なんて退屈だろうが付き合ってくれないか? アンデッドの始末は魔法が一番ラクだからな」
「ええ、構いませんよ。しかし彼らももう少し鑑定を甘くしてくれればいいのですけどね、まあせいぜい丁寧に採取しましょう」
俺がそういうと……
「ん? そうか? 探索者ギルドがそこまで厳しく骨枯花をチェックするとは聞いた事はないが……」
とヨシュアが言った。
探索者ギルドに?
ふ~ん。