ドルマゲスに転生してしまったので悲しくない人生を送りたい   作:えにぃ

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エイト視点の話を書くときはできるだけ「なんでこいつがこんなこと知ってんの?」とならないよう細心の注意を払っているのですが、それは自分の意識内でもう一つの意識を作り出すが如き所業で、これがなかなか難しい…

キラちゃんが勇者アンチ(Chapter18参照)なのとサーベルトの誘導が下手で雑(新・第七章参照)だったのが無ければ、エイトたちにもきっと今より正しい情報が共有されていた(私も楽になっていた)はずなんですけどね…








新・第八章 ドルマゲス捜索編 其の参

ライラスだ。……あのバカ弟子曰く、わしは口下手らしいからな、多くは語るまい。

………。

…はぁ、そうもいかないか。まったく、面倒事を押し付けおってからに…さっさと戻ってこい。

 

 

わしの見立てより数日早く復活したユリマに叩き起こされ、キラが目覚めたところで改めて全員集合となる。…バカ弟子を除いた全員、であるが。

 

「揺すってくれればいいのに、どうして叩くんですか~!…サーベルト様、私の頬…腫れてませんか?」

 

「ぜーんぜん、何ともなってないですよ。キラちゃんは大げさで困ります。」

 

「うーむ…腫れてはいないが真っ赤だな…まるで林檎だ…」「ほらぁ!」

 

キラの猛抗議にユリマは素知らぬ顔で明後日の方角を見る。だいたい、キラが気絶したのもユリマが突拍子もなく叫んだのが原因であり、キラにはまるで非が無いのだが…くだらなさすぎて口添えしてやる気にもならん。

 

「はやくドルマゲス様に戻ってきていただかないと私…暗黒神より先にユリマさんに殺されそうです…!」

 

「あっ、それはいいアイデアですね!ドルマゲスさんが戻ってくる前にライバルをこっそり始末しちゃうのは良案かも!」「サーベルト様ァ!けっ契約を!私を護衛する契約をっ!!」

 

「おい、その辺にしておけ。会議を始めるぞ」

 

「申し訳ございません…」「はぁい」

 

再会の喜びを不要なものと切り捨てるつもりはないが、いつまでもぐだぐだとじゃれているわけにはいかない。暗黒神や杖の状態が予測できない今は、時間がある状況とはとても言えまい。

 

「わしらが顔を合わせたのは先日リブルアーチの宿屋で宿泊した時以来だ。…たった一日だが、その一日で情勢は大きく変わった。何より暗黒神ラプソーンが自由に行動できる端末を手に入れたという。そうだな?サーベルト」

 

「…はい、現在ラプソーンが封じられた杖を所持しているのはゲモン…ラプソーンの忠実な配下です。これまでの端末…ドリィ、ユリマ、そしてゼシカと違って精神を乗っ取って制御する必要がないのでラプソーンはこれまでよりもずっと動きやすくなるでしょう。」

 

そう、それが目下最大の問題だ。世界の安寧が終わりを告げるのも正しく秒読みとなるだろう。

 

「わたしも戦いましたよ。ドルマゲスさんを連れて行ったチキン野郎ですよね?」

 

「そうだ。姿形は覚えているか?」

 

「この地方でうろうろしている『サイレス』が一番近いんじゃないですか?ねえお兄さん」

 

「そうだな。ゲモンが奴ら(サイレス)と違うのは漆黒の体色、額に角が生えていることと、体のサイズが3倍ほど大きい事…くらいだろう」

 

「強さは?といっても……戦跡から何となく察しはつくがな」

 

「わたしが万全の状態ならあんなの楽勝ですよ」

 

「…。」

 

「…それは本当か?」

 

「…う、まあ、楽勝…は言い過ぎでした。…ごめんなさい」

 

わしは今日だけで何度目かもわからないため息をついた。ユリマはこうして時折大言壮語を吐く。バカ弟子…ドルマゲスの前でなければ見栄を張ることもないかと考えていたが、今のを見るに…どうやら元からああいう性格らしい。誰が原因かと言われれば、まず間違いなく長年ユリマに隠し事をし続けていた義父のルイネロなのだろうが、今はそのようなことはどうでもいい。

 

「…楽勝、であればよかったのだがな。」

 

「しかし…ライラスさん、ゲモン単体であれば俺とドリィとユリマが万全であればそれこそ余裕をもって制圧できたことは間違いないでしょう」

 

「…なにか、含みのある言い方だな。その心は?」

 

「ゲモンは暗黒神由来の闇のチカラを借り受けて一時的に大幅なパワーアップを遂げています。ただでさえ強力な魔物に暗黒神の力を注ぎこまれては、それこそ暗黒神そのものと対峙しているも同然…リブルアーチを消し去ったのも暗黒神のチカラあってのことでしょう。」

 

「なるほど、それでは最終目標は杖の奪還から変更する必要は無さそうだな。それがゲモンの力を削ぐことにも繋がる」

 

「…!」

 

「あくまで『最終』目標だと言っただろう。別にあのバカ弟子を放置しろとは言ってない」

 

心配そうな表情をしているキラや刺すような視線を投げかけてくるユリマの為に補足してやる。ドルマゲスの捜索はむしろ最優先事項だ。ドルマゲスの持つ未来知識は今後の暗黒神対策にも必要であるし、前提として奴はここにいる者たちの精神的な支柱そのものなのだ。不在のまま事を進めると思わぬところで躓く可能性が高い。

 

「ではここまでの話も含め、いったん整理する。一度しか言わぬのでよく聞くように」

 

「お願いします」

 

「…まず、我々の目的は『暗黒神の脅威から世界を守る』ことだ。そしてそれを成すための目標が三つ。『ドルマゲスの捜索』『賢者の保護』『杖の奪還』。ここまでは良いな?」

 

引き締まった表情で全員が頷き、わしの次の言葉を待っている。「暗黒神の脅威から世界を守る」ために「ドルマゲスの捜索」が必要なことに関しては誰も疑問を持たないことから、奴の人望が窺える。奴もまあ、よくここまで人気を集めたものだ。

 

「『ドルマゲスの捜索』と『賢者の保護』は同時に進めることができる。各地を回って証言を集めていけば良い。『杖の奪還』はゲモンが現在杖を所持していることから考えて後回しにする他ない。『賢者の保護』が完了すれば相手の姿を現す場所を絞ることができることからしても、ゲモン討伐はそこまで焦る必要はないだろう。また戦力拡充の観点から見ても、確実にゲモンの討伐を達成するためにはどちらにしても『ドルマゲスの捜索』を優先的に行う必要がある。ここまでの話で異論はあるか?」

 

おずおずと手を挙げたのはキラだ。この娘もわしと初めて出会った頃はもっと臆病だったはずなのだが、今やわしに意見するまでになったか。ドルマゲスの後釜に就くと言い張ったのはどうやら半端な覚悟ではないらしい。

 

「キラ。なんだ?」

 

「あの…異論というわけではないのですが、U.S.A.の運営やリブルアーチ住民の皆さんに対する対応…取回しは三つの目標の内のどこに分類されるのでしょうか?」

 

「ふむ、確かにそれは目標とは少し異なるな。目標からは切り離された、こなすべきタスクとでも呼ぶこととする。…いい機会だ、今からそちらの話もする。」

 

「ライラスさん、リブルアーチ住民をU.S.A.まで送り届けるには船が必要です。それもかなり大きめの船…遊覧船や漁船レベルでは何往復もしなければならないですし、安全確保の為、最低でも俺、ユリマ、ライラスさんの内の誰かが護衛として乗船する必要があります」

 

「船か…」

 

わしとて血も涙もある人間、リブルアーチ住民たちをこのまま放置しておくべきではないと思っている。しかし今や安全が保障されている街は消え、この数の人間を突然他の街に受け入れさせるのは少々現実味がない。であればやはりU.S.A.で保護するのが一番なのは言うまでもないことだ。しかし住民全員が乗れるような大きな船となると…思い当たるものはトロデーンの荒野に打ち棄てられていた古代船くらいか。…そちらに頼る方がより現実味がない。であれば…

 

「サーベルト」

 

「はい、分かっています。俺がリーザスの村に戻れば、次期領主としての特権で港町ポルトリンクから商船を一隻か二隻動かすことができるでしょう。…困っているのはどこの街も同じ。リーザスの村を守るため、というのはリブルアーチの人々を見捨てていい理由にはなりません。第一暗黒神が自由に動けるようになった今、俺の情報を秘匿する必要はほぼ無くなっていますから。」

 

「たすか────」

 

「…ええと、要はリブルアーチの皆さんをU.S.A.まで送ることができればいいんですよね?できますよ、わたし。」

 

「「…は?」」

 

突拍子もないユリマの発言に、他の全員の声がシンクロする。なんだ、それはつまり…『ルーラ』いや違う…

 

「『賢人の見る夢(イデア)』か!」

 

「ご明察の通りです。もちろんドルマゲスさんほど大きな穴は空けられませんけど、人一人くらいなら入れますし…ワープゲートだってなんとか頑張れば作れるはずです。」

 

「そ、そんな…サーベルト様、ご存じでしたか?」

 

「いや、俺も知らなかった…」

 

「あれ?何回か使ってみせたことあるはずなんですケド…」

 

…ふむ。これは嬉しい誤算だ。ドルマゲスのものより多少性能が落ちるとはいえ、ユリマの『イデア』がワープゲートとしての機能を備えているのなら大幅な時間短縮になる。

 

「素晴らしいぞユリマ、早速頼みたい。ポータルの入り口はこのテントの中、そして出口はU.S.A.第一階層エントランスだ。…可能か?」

 

「う、ちゃんと繋げられるかな…そんなに意気込まれるとちょっと不安になってきた…かもです」

 

「上手くできたらたくさん褒めてあげるように俺からドリィに口添えしてあげよう」「皆さんは大船に乗ったつもりでわたしに全部任せてください!!!」

 

ユリマは突然自信を取り戻し、大きく胸を叩いた。本当に調子のいい奴だ。

 

「よし!では次に住民より先にU.S.A.に赴いて先導する者が必要だな…」

 

「私が行きます!第一階層の魔物たちにはある程度顔が利きます。サーベルト様、私に行かせてください!」

 

「やはり君が適任だ、頼んだぞ!キラ!よし、では…────」

 

サーベルト。

わしと同じく七賢者をその系譜に持つ、末裔の一人。我々の中では最も身分の高い貴族階級だが、本人の人当たりが良く、また人の扱いも巧い。責任感が強く、正しいことを好んで悪を許さない分かりやすい勧善懲悪は人々の支持を勝ち取りやすい。その上凝り固まった思想を持つわけではなく、状況に応じて考えや対応を変化させる柔軟性も持ち合わせる。時折根拠のない楽観思考を見せるのが玉に瑕だが、わしとしても気兼ねなく指示を飛ばせる存在はありがたい。お互いを尊重し、高めあえる存在────ドルマゲスの親友としてサーベルトを除いた適任者は存在し得ないだろう。

 

キラ。

何かを判断するときにはそれが合理的か否かに委ねて判断する点が非常に評価できる。しかし冷酷というわけではなく、他者を慮る心は他の誰よりも秀でており、ドルマゲスやサーベルトの良いストッパーとなっている。物事の飲み込みスピードが異常に早く、あらゆる業務で平均以上の結果を出すことができる。個人的な評価としては没個性的で人間性的に面白みの無い者とも言えるが…良くも悪くも期待した通りの結果を必ず出してくるキラはわしの胃痛を軽減してくれる無くてはならない存在だ。オーバーワーカーなドルマゲスの隣に座らせるのに最も最適な人物を一人挙げるとするならば、わしは間違いなくキラを推薦する。

 

そしてユリマ。

かつての素直さと可愛げはどこへやら。今はわしの悩みのタネそのものとなっている。合理性からかけ離れており、全てを感情論で判断する。その点ではキラと正反対と言えるだろう。最近でこそ我々の言葉にも耳を傾けるようになったが、もしドルマゲスが失踪するのがもう少し早かったのなら今ごろユリマはあてもなく一人で奴を探し回っていたに違いない。しかし行動理念の芯がドルマゲスなので、分かりやすくドルマゲスの利になるような業務は率先して行い、確実に期待以上の結果を出す。ユリマは世界一の狂犬だが、同時に世界一の忠犬でもある。我々の中でも突出したその戦闘力は、味方でいれば頼もしいことこの上ない。

 

 

「…さん!ライラスさん!ゲートが開通しましたよ!」

 

「…む、そうか。早いな」

 

…おっと、わしとしたことが考え事に耽ってしまっていた。ドルマゲスからも直せ直せと散々言われていたわしの悪癖だ。キラは既にエントランスで待機、サーベルトは外で住民に注意事項を説明しているようだ。案外この中で一番足手まといなのはこのわしだったりしてな。

 

……まあ、もちろん冗談だが。わしは重い腰を上げた。

 

「ユリマ、パルミドでドルマゲスが屈服させた『キメラ』が何体かいたはずだ。福祉…違うな、情報委員会に伝えて二体ほどエントランスで待機させておいてくれ。後でわしとサーベルトで賢者の保護に向かう際に乗って行く。」

 

「分かりました!」

 

そう言うとユリマは開いた『イデア』の向こうへと消える。その後、わしは丁度説明を終えたサーベルトと共に住民たちの列整理を行った。

 

 

「ふーっ、さっきの少年で全員ですね。」

 

「ああ、これでリブルアーチの老若男女が路頭に迷うこともあるまい。U.S.A.の生活水準は最早世界一と言っても過言ではない……無論、それは彼らの故郷を奪ったラプソーンとゲモンの罪を帳消しにすることにはならんがな」

 

「当然です。特に(いたずら)に街を破壊し、ドリィを痛めつけたゲモンは絶対にその命を以て償わせます。」

 

誘導を終えたわしはサーベルトと共に撤収作業に入る。…もうあとものの数分で夜になり、魔物が増える。今更この地域の魔物にどうにかされることなど有り得んが、面倒事は起こさないに越したことは無い。

 

「しかし…チェルスさんのことは本当に残念ですが……犠牲者がほとんど出なかったのはせめてもの救いでしたね」

 

「ああ。我々の内一人でも欠けていればそれは叶わなかっただろう」

 

「…」

 

もしかすればチェルスも救えたのではないか……というのは一度死んでいるわしや、死の淵に瀕したサーベルトの口から言うことは憚られる。ドルマゲスがあそこまでやって成し得なかったのだから。

 

だが……『仕方ない』だなどと、それこそ口が裂けても言えん。死に方を選べる人間などそうはいない。だが、死んでも仕方ないと、死んでよかったと、そう思われていい人間はこの世にただの一人もいない。死に損なったわしにできることはただ逝ったチェルスに十字を捧げることのみだ。

 

「さあ、戻るぞ。準備を整えたらすぐに出発する。」

 

「賢者の保護、そしてドリィの捜索ですね。どちらへ?」

 

「…ベルガラックかマイエラか…オークニスとサヴェッラの賢者は我々と面識がないはずだ。サーベルト、お前はどうだ?」

 

「ベルガラックとはU.S.A.が提携を結んでいますが、実際にオーナーと会っているのはドリィだけです。ですがマイエラ修道院のオディロ院長とは俺も以前話したことがありますよ。」

 

ふむ。そうだったか。このような状況に陥ることが分かっていたのなら、わしも他の賢者とコンタクトを取っておくべきだったのかもしれんな…。………いや、わしに後悔すべき過去などない。魔法の研究に没頭していたあの輝かしき日々を否定することは、このわし自身であろうと許されるべきではない。

 

「ではマイエラ修道院から向かうこととする。丁度U.S.A.のあるアスカンタからも近いからな。」

 

「…あっ!ダメですライラスさん!今は夜だ。マイエラ修道院は以前俺たちが侵入して以降、夜間の警備が厳しくなったと聞きます。厄介なマルチェロ…ああ、聖騎士団長はいないとはいえ、確実に院長と面会するならやはり朝方から昼の間が良いと思います。…すみません、失念していました…」

 

「…道理だな。最悪の事態は賢者周辺で揉め事を起こし、協力が得られなくなることだ。…良いだろう、では先にベルガラックから向かう。カジノを運営しているベルガラックなら夜でも人の気があるはずだ。」

 

「はい!」

 

最後の荷物を空間の裂け目に投げ込み、我々は日没と共に帰還した。

 

 

 

妹がいるサーベルトには悪いが、わしは『勇者』という者共に全く期待を寄せていない。敵ではないことは確かだが、今までどこをほっつき歩いていたのやら、実力がまだまだ我々と釣り合っていないのだ。あのままでは暗黒神との戦いにもついていくことは叶わないだろう。

 

……まあ、わしの大事な弟子を酷い目に遭わせ、あまつさえ世界を危機に晒しているトロデ王への私怨も多少は含まれているやもしれんがな。彼らをオークニスに向かわせたサーベルトの判断を間違っているとまでは思わないが…どちらにしろ、ラプソーンが次に狙うのがオークニスの賢者でないことを祈るばかりだ。

 

 

 

ドルマゲスよ。普段は口にすることなど絶対に有り得ないが、わしは命をお前に与えられた身。これでもお前には感謝しているのだ。だが、お前への感謝はサーベルトやキラ、そしてユリマによって必要以上に与えられていることだろう。ゆえにわしからはただ一言だけをお前に贈ろう。

 

さっさと戻ってこい。

 

 

 

 

 

 




「ライラスさん、もしかしてわたしのこと『都合のいい女』だとか思ってませんか?」

「随分人聞きの悪い言い方だが、否定はできんな」

「ライラス様…」

「やっぱり!失礼ですよ!わたしは『ドルマゲスさんにとって』都合のいい女です。二度と勘違いしないでください!」

「(都合のいい女性であることは否定しないんですね…)」

「(そもそも、サーベルトもキラもユリマも、わし以外はドルマゲスの言うことはなんでも素直に聞くだろうに…)」

「(でもライラスさんだって、ドルマゲスさんがお願いしたことは渋々でもほとんど了承していたような?)」



サーベルト(回復:於トロデーン)ライラス(反魂:於ふしぎな樹木)キラ(反魂:於ベルガラック)ユリマ(蘇生:於闇の遺跡)と、みんなドルマゲスに何かしらの形で命を救われてるのでもちろん好感度は全員カンストです。



前回載せられなかった、エイトとククールがリブルアーチからの脱出に間に合った理由ですが簡単に書き散らしておきます。『ルーラ』では「座標選択→詠唱→発動」というプロセスにより多少の時間が要されるので確実に逃げ切られませんでした。一方『リレミト』は「詠唱→発動」であり、また自分と触れ合っている必要のない範囲呪文なので、眼前に迫りくる脅威から避難するために唱える呪文としては最適解でした。エイト的には一か八かで『リレミト』を唱える賭けに出たのですが、魔物の跋扈するリブルアーチが「ダンジョン」だと判定されたためエイト、ククール、ユリマ、サーベルトはラプソーンの『ドルモーア』が当たるギリギリ直前で脱出に成功しました。
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