ドルマゲスに転生してしまったので悲しくない人生を送りたい   作:えにぃ

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諸事情ありまして、これ以降投稿時間が変動します。ご了承くーださいっ

今回はちょっと箸休めというか、繋ぎです。…繋ぎですらないですね、雑記です。








新・第十二章 ドルマゲス捜索編 其の肆

こんにちは、ユリマです。せっかくドルマゲスさんと会えたと思ったのに、これから一緒に色んな所を旅できると思ったのに!邪魔が入って、わたし…。

…あー、一応言っておきますが、キラちゃんのことではないですよ?…否定はしませんけど。わたしが言ってるのはあのクソ鳥のこと。…絶対に許さない……。

 

ねえドルマゲスさん……今、どこにいるんですか?今度はわたしが迎えに行きますよ。あなたが迎えに来てくれたみたいに…お兄さんよりも、ライラスさんよりも、キラちゃんよりも。誰よりも早く。

 

 

 

 

「戻りましたよー」

 

空中に開けた穴からストンとフロアに降り立つ。U.S.A.第一階層「エントランス」。わたしとドルマゲスさんのお城、その玄関。雪山から帰ってきたわたしは報告の為、髪を弄りつつ誰かしらを捜索中。さっきまで寒い場所にいたからか、指や足がじんじんしてきた。

 

「ライラスさーん?お兄さーん?キラちゃんでもいいですけど。誰かいませんかー?」

 

魔物たちは忙しそうにしてるけど、返事はない。ライラスさんとお兄さんはまだ帰って来てないのかもしれないけど、キラちゃんはまあどこかにいるんじゃないかな?わたしは避けるようにすれ違おうとした魔物の襟首を掴んだ。

 

「ギャッ!?」

 

「ねえ、もぐらさん。キラちゃん知りません?」

 

「あ…ああ…あ…!」

 

……怯えすぎでしょ。まったく失礼だなあ。

 

「もう一回だけ言いますけど。キラちゃん知りません?知らないなら知らないと言ってください」

 

「…ッ……ッ!!」

 

泡吹いて気絶しちゃった。なんなの…?あ、首掴んでたから喋れなかったのか。…悪いことしちゃったかも。

 

「ユリマさん…今までどこへ?…というか…なっ!何をやっているんですか!?」

 

「あ、キラちゃん」

 

奥のドアが開き、キラちゃんが姿を現した。ライダースーツの上からマントを羽織ったその背格好は…小柄なキラちゃんには似合わないね。威厳が必要だからとか言ってたけど…まあこれ以上はやめておこうかな、可哀想だし。

 

「今戻ったのでキラちゃんに報告しようと思って。もぐらさんには悪いことしちゃいました」

 

「無益な殺生はやめてくださるよう、いつも言っていますのに…」

 

「こ、殺してないですから!殺したことないですから!ね!起きて!」

 

わたしはもぐらさんの頭をぺしぺし叩いて意識を取り戻させた。もぐらさんはわたしを見ると絶叫をあげて飛び上がり、キラちゃんの後ろに隠れてしまう。なに、わたしがバケモノみたいに。気分悪いなあ。

 

「き、キラ女史ぃ…」

 

「大丈夫ですよ、モグラ現場監督さん。貴方がこのU.S.A.にいる間はドルマゲス様の部下。ユリマさんはドルマゲス様の不利になるような事は決して致しません。さあ、ケガをしたなら福祉委員会へどうぞ。」

 

「は、はいっス!」

 

もぐらさんは慌てて奥へと駆けて行った。キラちゃんはもぐらさんを見送るとわたしを見て小さく微笑む。わたしにはなんだかそれが気に入らない。

 

「分かったようなことを言って…」

 

「あら、ではもしかしてユリマさんはドルマゲス様がお悲しみになるようなこともしたかったでしょうか?」

 

「……。そうは言ってないって…わかりませんか?」

 

「冗談、冗談ですよぅ!殺気やめてくださいっ!」

 

ドルマゲスさんの名前を出せばわたしを上手く操られるとでも思った?残念、年下に良い様に使われるわたしじゃないんだから。…とは言え、わたしの殺気も冗談。さっさと収めると、キラちゃんに連れられて応接室へ向かった。

 

 

「───というわけで、わたしが行った時には一足遅かったみたいです。賢者のおばあさんが生きてたのは不幸中の幸いだったんですけどね」

 

「…なるほど。私を一人で置いてお出になったことについては弁明も無し、ですか」

 

「?何か問題でもあります?」

 

「…。ま、まあいいですけど。……ということは、勇者様たちは…」

 

「『ゆーしゃ』?…あー、ええと……誰でしたっけ。……ああ、お兄さんの妹がいる冒険者パーティーですか」

 

「はい。お見かけになられましたか?」

 

「いや、見てないですね。まだ辿り着いてなかったか、それともあの鳥に負けちゃったか。」

 

キラちゃんはわたしの話を逐一紙に書き留めては近くにいた鳥人間の魔物に渡している。魔物は渡された紙とにらめっこをしつつ、後ろの壁に貼られた大きな世界地図…その雪山地方のエリアに赤いバツ印をつけた。

 

「……ねえ、キラちゃん」

 

「なんでしょう?」

 

「お兄さん…って。妹のことを信用しすぎだと思いません?」

 

「…。」

 

キラちゃんは黙ったまま、紅茶を自分の分とわたしの分のカップに注ぎ足した。ふわっと広がるいい香り。ダージリン?アールグレイ?詳しくないから分からないけど…まあどうでもいいか。

 

「…」

 

「…そんなことを言って。サーベルト様のお耳に入ったら悲しまれますよ」

 

()()()今言ってんじゃないですか。お兄さんはゆーしゃたちを信用してるから自分たちは西の方へ行っちゃいましたけど…事実この有様でしょ。わたしが(勝手に)出撃してなかったら賢者のおばあさんも死んでましたよ、絶対。」

 

本当のところは西の大陸に行ってしまったお兄さんの代わりに、わたしがキラちゃんを護衛することになってたんだけど、ちょっと様子を見てた限りここの魔物たちは随分キラちゃんを慕ってるみたいで。じゃあわたしは必要ないかなー、と思ってコッソリ抜け出してドルマゲスさんを探しに雪山に来た次第。…でも賢者の命を救ったとなれば大手柄じゃない?ドルマゲスさんに言ったら頭を撫でてもらえるかも?…ダメ、ダメわたし!気をしっかり持って!

 

「…私も、少し。」

 

「…」

 

キラちゃんはカップを手に取って、逡巡したのち口をつけずにカップを置いた。

 

「少し、何?」

 

「…もう!言わせないでください!」

 

「あはは」

 

キラちゃんはこうやって揶揄ってあげると表情がコロコロ変わって面白い。今もほっぺを膨らませてリスみたいだし。

 

「…私が初めて勇者様たちにお会いした時…。彼らは随分ドルマゲス様を憎まれているようでして」「は?ちょっとシメてきますね」「ちょっ!待ってくださいよ!」

 

キラちゃんがわたしの腕にしがみつく。けど、非力な女の子一人に止められるほど私もやわじゃない。ライラスさんの『大魔聖水』、そして認めたくはないけどラプソーンの杖は確かに私の基礎能力を底上げしていた。

 

「ほ、『ホーク1』さん!止めてください!」

 

「それはムリな相談ですよ、キラ女史。U.S.A.のあるこの南の大陸で『物乞い通りの魔王』の恐怖を知らない魔物なんていません。現に私だって同じ空間にいるだけで失禁しそうです」

 

「そ、そんなぁ…」

 

『ホーク1』と呼ばれた鳥人間は胸を張ってそう言った。そんなカッコつけて言うこと?ともかく、わたしはしがみつくキラちゃんの腕を引き剥がすと、またソファに座りなおした。

 

「…はあ、まあゆーしゃとやらの場所も分かんないですし、行きようもないんですけどね。ジョークですよ」

 

「全く笑えないんだよな…」

 

「今、なにか?」「い、いえっ何でもありません!」

 

鳥人間はわたしからさっと目を逸らす。失礼なヤツ。キラちゃんたら、魔物の躾サボってるんじゃないの?

 

「…ドルマゲス様は勇者様を焚きつけるためにこれまでずっと『諸悪の根源』を演じておられたのです。そういう意味では勇者様の態度が正解なのでしょうけど…。ドルマゲス様は勇者様を非常に買っておられるのですが、ドルマゲス様の悪口を言ったりセキュリティサービスを破壊したりした彼らのことを…どうも忘れられなくて。」

 

「…」

 

「ドルマゲス様本人が見込んでいる方々なのに、私は…それが負い目で、リブルアーチの時もドルマゲス様の善性を訴えるばかりで完全な情報を彼らに伝えられなくて…それで。」

 

もそもそと喋るキラちゃんは俯き、次第に声も小さくなっていく。…わたし、この子のこういうところキライだなあ。まだまだ子供のくせに何か出来ると、何かを成し遂げなければならないと思い込んでる。じめじめしちゃって湿っぽい。重い女はモテないよ?

 

「結局は独りよがりで、憧れるだけの小娘で。宣言したあの時は自信も無いわけじゃなかったのですけど、今になって私なんかがドルマゲス様の代わりを務めようだなんて、そんな大それたこと…。私なんかがあの方の代わりなんて…四六時中ずっと悩んでいて、でもそんなことじゃだめだとわかっているんですけど、考えれば考えるほど深みに嵌って……」

 

「…。」

 

「でも、それもまた私の……ユリマさん?」

 

イライラする。イライラさせる。イライライライラ。

 

「…はあ。キラちゃん、目閉じて」

 

「え?」

 

「早く」

 

「……?」

 

「えい」

 

わたしは素直に目を閉じたキラちゃんのおでこを指で弾く。小気味いい音。わたしがここで目覚めた時も、確かこんなやりとりがあった気がする。…あったっけ?

 

「い”だぁ”っ!?」

 

「痛くしましたから」

 

「なっ、なん…っ!?」

 

「わたし、黙って他人の愚痴を聞いてあげるほど優しい子じゃないんですよ。知りませんでした?」

 

「だ!だからって…」

 

「忘れられてるんじゃないですか?今」

 

「え…」

 

「痛い思いをしている間は悩みなんて全部どこかへ吹っ飛んじゃうんです。キラちゃんはそんなナリでもドルマゲスさんの代わりになるってバカなこと言ったんでしょ?ならウジウジしてないでせいぜい足掻いてくださいよ。どうせあの人にはなれっこないんですから」

 

「ゆ、ユリマさん…」

 

「…」

 

「そうです、よね。…ありがとうございます。」

 

「そもそもドルマゲスさんみたくなろうとするのがまず思い上がりすぎ。あなたみたいな小娘がチョーシ乗らないでください。」

 

「う」

 

キラちゃんはすっかり小さくなってしまった。わたしがベルガラックで初めて彼女を見た時のあの小動物のような弱弱しい感じ。操られている間のぼやけた記憶でもなんとなく覚えている。

 

「…そう、です。私は小娘で、あの方のようにはなれなくて。」

 

「…」

 

が、それも当時の話。

 

キラちゃんは涙目で額をさすりながら立ち上がった。その瞳に宿る強い意志がわたしを貫く。小動物?とんでもないない。真っ直ぐで強い視線を送ってくるキラちゃんに、わたしの背筋は思わず伸びた。

 

「でも……そうです。やらなければならないんです。私が『なる』んです。悩みながら、躊躇いながら。ドルマゲス様の居場所は私が守らなければならないんです。だから…」

 

「…。」

 

「ユリマさんも大人しく私に『使われて』ください。」

 

彼女らしくない、勝気で皮肉げな笑み。無理してるんだろうな、ちょっと引きつってる。

 

「いやですけど」

 

「……。そこは素直に了承してほしかったですぅ……。」

 

ガックリと項垂れて座りなおすキラちゃん。だって、ねぇ?わたしはドルマゲスさんがいれば世界がどうなっても特に気にしないし。その時はわたしがドルマゲスさんの居場所になってあげるだけだから。

 

「まあ、でも───」

 

「…?」

 

わたしは右手で前髪をかき上げて、キラちゃんの前におでこをずいと差し出した。

 

「それが分かってたのなら、さっきのはお節介だったみたいですね。ハイ、お詫びにどうぞ」

 

「…!」

 

わたしの意思が伝わったのか、キラちゃんは涙を拭うとちょっとはにかんだ。

 

「…えへ、容赦は致しませんからね」

 

「一回は一回ですよ?」

 

「…えい!」

 

ぺちこ、と情け無い音を立ててキラちゃんの指がわたしのおでこを弾く。

 

「…。」

 

「い、痛かったですか…?」

 

「…痛くも痒くもなさすぎて逆にオドロキなんですよ。もっと鍛えた方が良いんじゃないですか??」

 

「わっ、私は後方支援なのでいいんですよ!…もう、痛がるふりくらいしてくれてもいいのに…!」

 

「あはは…やっぱり面白いです、キラちゃん」

 

「?なにを…」

 

「本心ですよ。揶揄いがいのある、というか、愉しいお人形?おもちゃ?というか?」

 

「お、おも……」

 

「家も親も何もかも置いて飛び出してきたわたしにはドルマゲスさんしかなかったんです。…それは今だってそうですけど」

 

「…。」

 

わたしは紅茶の残りを飲み干す。…と間髪入れずキラちゃんは紅茶を注ぎ足してきた。やめてよ、折角片付けたんだから!

 

「まあ、それでもドルマゲスさんがいなくなって…以前のわたしならそれはもう世界中を回っては大暴れして、いずれ力尽きてたと思います。それでもこうしてお茶を飲む余裕が生まれたのはキラちゃんやお兄さん、ライラスさんのおかげなんでしょうね。」

 

「ユリマさん…」

 

「…ふふ」

 

カッコつけて紅茶の香りを楽しむふりなんかしちゃったりして。ちびっこには出せない年上の余裕ってものも見せつけないとね。

 

「…熱でもあるんですか?大丈夫ですか?」

 

「…ふ、ふ。ふ」

 

手に力が入って思わずカップを砕きそうになった。キラちゃんの場合、本気でそう心配してるのがタチ悪いっていうか。ナチュラルに口の減らない子だよね?

 

「んッとうに失礼ですね!あなた本当に王宮に務めてたんですか?わたしだって素直になる時くらいありますよ!」

 

「それは…そうでしょうけど、そういうことを仰られるのはドルマゲス様の前だけかと思っていまして…」

 

「…」

 

あれ?そう言われると確かに…。

 

「…もし、もしもそれがユリマさんが私たちに心を開いてくれたというサインなのであれば、私は嬉しい、です。」

 

「…!」

 

そう、なのかな?わたしにはドルマゲスさんだけじゃなかったの?…じゃあ今のこの穏やかな気持ちは…?

 

「…す、すみません。怒りましたか?」

 

「…まあ」

 

「?」

 

「…そういうことにしておいても…いいですよ」

 

「そういうこと…とは?」

 

「…なに、意趣返しですか?わざわざ言ってあげないと分かんない感じですか?」

 

「はい」

 

「…っ」

 

またその目。曇り一つない真っ直ぐな眼差し……惹かれそうになる。わたしが好きなのはドルマゲスさんのあの遠くを見るような、それでいて飄々としたあの眼差しだけでいいのに。心の底から、本当にやめて欲しい。

 

「はあ…。わたしも…」

 

そう、わたしは。

 

「あなたたちをほんのちょびっとは信頼してるってことです、よ」

 

不本意ながら、ね。

 

「ふふ、そうですか。…そうですか!うふふ!」

 

「ちょ、ちょっとだけですよ?お兄さんと、ライラスさんと…3人合わせたってドルマゲスさんの100分の1にも満たないですからね?」

 

「まあ、そんなにも!光栄です!」

 

「…。」

 

……調子狂うなあ。もう、最悪。はやくドルマゲスさんに会いたい……。

 

「…さて、もう少ししたらサーベルト様とライラス様がベルガラックよりお帰りになるでしょう。お二人の準備が整い次第定例の会議を開く予定ですが、それまでに夕食などいかがですか?今日の日替わりメニューは確か…オムライスだったと思いますよ。」

 

「おむらいす?初めて聞きました」

 

「それはだってドルマゲス様によって伝えられたお料理ですもの。まだここに来たばかりのユリマさんが知らなくとも無理はありません。味付けされたお米をふわふわの卵で包んだもので、私も大好きなんですよ!」

 

キラちゃんは目を輝かせながらわたしの手を取る。お米を…。ふわふわの卵で…かあ。…ごくり。

 

「ふ、ふーん、じゃ連れてってください。わたし、食堂の場所まだ覚えてないので。」

 

「もちろんです!混雑し始める前に、早速行きましょう♪」

 

立ち上がって扉を開けるキラちゃんに促されるまま、わたしは応接室を出た。おむらいす、ね。ちょうどお腹もすいてたし、ちょっと楽しみかも。

 

…わたしって単純なのかな?

 

…あは、まさかね。わたし以上に複雑な人間なんかこの世にいるはずないし。

 

 

 

 

 

ねえドルマゲスさん、もしかしたらドルマゲスさんもわたしや、わたしたちのことを心配してたりしてくれてるんでしょうか?…それなら大丈夫です。わたしはドルマゲスさんがいなくたってもう泣いたり怒ったりしません。わたしの周りにはわたしの相手をしてくれる人たちがいますから。

 

だから、ドルマゲスさんは安心してわたしの迎えを待っててくださいね!

 

わたしのいない間にわたし以外の女の人と仲良くしてたら、ヤですよ?

 

 

 

 

 

 




ドルマゲス「ユリマが心配だなあ…今ごろ世界中を回っては大暴れしてどこかで力尽きてないといいんだけども」

黒サーベルト「なんだ?ユリ、こいつに何かしたのか?」

黒ユリマ「ないない!わたしがサッちゃん以外の人に何かするなんて有り得ない、でしょ?」

黒サーベルト「ユリ…そうだな。ユリに何があろうと…俺が絶対に守る!」

黒ユリマ「サッちゃん……!大好きっ♡」

ドルマゲス「他人の独り言に介入してきた挙句、そこで二人の世界を展開するのやめてくれません??いや本当に。」

黒ユリマ「何?わたしたちの邪魔をする気ですか?」

ドルマゲス「(マジで今からでもコイツら追い返せないかなあ……)」





人間的な成長の著しいキラちゃんと、ちょっとだけ人間性を取り戻したユリマちゃんでした。自分本位でナチュラル暴力的なところは相変わらずですが。









キラ「オムライス、とても美味しかったですね!」

ユリマ「悪くはなかったですね。…ああそうだ、ドルマゲスさんが帰ってきたら『キラちゃんに殴られた』って言っておきますから。ちゃんと。」

キラ「え!?いや、いやいや!私に暴力を振るったのはユリマさんが先ですから!」

ユリマ「記憶に無いですね。妄言やめてもらえます?」

キラ「しょ、証人もいます!」

ホーク1「え、私??」

ユリマ「へーぇ。逆らうんだ。じゃあ二人とも潰しちゃえば完全犯罪ってワケですね」

ホーク1「え??」

キラ「も、もうその手には乗りませんよ!できるものならや、やってみせてください!」

ホーク1「は?ちょ…」

ユリマ「わたしがちょーーっと優しくしてあげたらすぐつけあがっちゃって。…いいですよ、心配しなくとも二人とも腕か足くらいは形見として残してあげますから」

ホーク1「とばっちりが過ぎるでしょおっ!?!?」

非番だったホーク2・3・4「(強く生きて……)」
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