ドルマゲスに転生してしまったので悲しくない人生を送りたい 作:えにぃ
闇の世界で神鳥レティスに実力を示し、自由に天を駆けられる翼「ラミア」を貸し与えられた一行。そして光の世界で遂に邂逅したドルマゲスと和解を果たし、彼らの行動すべての目的を聞かされた彼らは、ドルマゲスの導きにより早速その翼を使って暗黒神の危機が迫るサヴェッラ大聖堂へと急行することになったのだった。
…
サヴェッラ大聖堂、その最上部「法皇の館」はいつも通り静寂に包まれていた。花は美しく咲き乱れ、小鳥たちは鳥かごの中で楽しくお喋りをする……一行のうち誰も法皇の館に来たことがないため、「いつも通り」というよりかはあくまで「イメージ通り」という意味ではあるが。一行を乗せたラミアはエイトの指示に従い、法王の館…人目につくことをきらって、その裏口に舞い降りた。
『サヴェッラ大聖堂~到着で~す!』
「ありがとうラミア!すごく早かった!皆、準備はできてる?」
「いつでも出られるでがす!兄貴!」
いつものように力こぶを作ってアピールしてみせるヤンガスに破顔したエイトだったが、どこか訝し気な表情をしているゲルダに気づく。
「…どうかしましたか?ゲルダさん」
「…付近に人や魔物の気配がしない」
「よかった、じゃあここではまだ何も起きてないのね!」
なんとか被害が出る前に先回りができた!とぱあっと顔を明るくするゼシカと反対に、ゲルダの表情は険しいままである。
「いや……というよりは不気味だね。魔物はともかく、人の気配までしないのは―――」
そしてゲルダが続く言葉を口にするよりも先に―――。
…非常に残念なことに、一行が館の完全な姿を見られるのはこれで最後となった。
ガシャーーーーン!!!
大きなガラス板を高所から落としてしまった時のような耳障りな破砕音が、一行の耳を劈く。
「!?」
「っ!院長……!」
「あっ!ククール!待って!!!」
ここは無暗に飛び出すべきではないとはわかっていながらも、心穏やかでないククールの心境を考えるとどうしてもそうは言い難い。逡巡によりククールを強引に制止することのできなかったエイトたちは仕方なく彼の後を追って走り出すのだった。
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「なんだ……これは……」
報告を受け現場へと急行したマルチェロの見たものはまさしく地獄絵図だった。
「ぎゃあああ…あ…あ…」
「ひ、ひぃっ!たすけ」
「ひるむなーっ!相手に恐れをなすこと、退くことは法皇猊下への背信行為と思えっ!!」
館を七色に照らす美しかったステンドグラスは粉々に破壊され、豪華絢爛な敷物や装飾品は今まさに轟々と燃え上がる炎の中で黒ずんでいく。倒れている衛兵や護衛隊の人間の中には既に息絶えているものや回復不能な重傷を負っているものも多く、人には言えないような悪事に幾度となく手を染めてきたマルチェロですら目を背けたくなるような凄惨な死体も数多く転がっていた。……そしてこの地獄を作り出したる下手人は、夜の帳を思わせる黒き怪鳥。
「グハハハ…どいつもこいつも雑魚、雑魚、雑魚…!雑魚がいくら集まろうと絶対に俺様にゃあ敵わねェ!」
「よ、要撃部隊!突撃せよっ!」
無駄だ。
「そんなチンケな槍で俺様の肌に触れようなんて無礼ッ!千万ッ!!!」
「あがっ」「がっ」「うでっ、うでがァァァァァ!?!?」
「ギャ~ハッハッハッハ!!!なんて醜態!傑作だぜ、なァ?」
怪鳥の腕の一振りで突撃隊の一番槍の下顎は消し飛び、大きく抉り切られた隊長の腕がだらりと垂れ下がる。
「魔導部隊!一斉掃射!」
無駄だ。
「そんな程度の低い魔法が俺様に効くとでも思ってんのかァ?キッヒヒヒ……」
「ごぼっぼぼ」「アアアアアアーッ!?!?」
怪鳥がその翼を大きくはためかせただけで、鋭く尖った羽根が魔導部隊の喉や眼球や脳天に深々と突き刺さる。何本も、何本も。顔面を黒い剣山のようにした魔導士が前のめりに倒れ、後頭部から血に濡れた羽根が飛び出た。
…無駄だ。勝てるわけがない。なんだこれは、自分は夢でも見ているのか。
「ひいいぃ…」
「諦めるなっっ!!身命を賭し、最後までこの命を神へと捧げられることこそ至上の喜びであると知れぃっ!」
「…チッ、頭がおかしくなったか?狂信者どもめ、もっと恐れろよ、慄けよ」
マルチェロはこの世の地獄を前に呆然としながらもどこか冷静な頭で怪鳥の言葉に一部同意する。
まったくもって彼らは狂信者以外の何物でもない。誰だって自分の命が一番可愛いはずなのだ。なぜ彼らは尻尾を巻いて逃げない?
「猊下が逃げる時間を…せめてマルチェロ様が増援に現れるまで粘るのだ!」
何を言っている?自分が来るまで?自分がこの惨状を見て逃げ出すかもしれないなどとは考えないのか?
わからない。法皇とはそこまでして守られねばならぬほど重要な人間なのか?
名も知らぬ兵士に自分の名前を呼ばれたマルチェロは咄嗟に近くの柱の陰へ屈んで身を隠す。
冗談じゃない。あの化け物が自分に興味を示しでもすればどう責任を取ってくれるのか。自分ではひっくり返ってもあんな化け物には敵わない。それどころか逆上させてより惨たらしい殺され方をするのがオチだろう。
マルチェロの予想は当たっている。なまじ実力者ゆえに相手との力量差がなんとなく推し量れてしまうマルチェロにとって、蟻の前にふんぞり返る象のごとき存在感を発している怪鳥ゲモンに、自分は決して敵わないと嫌でもわかってしまうのだ。
…
「俺様は偉大なる暗黒神ラプソーン様が忠実なしもべ、妖魔ゲモン…さあゴミ共、賢者を出せ!賢者を出せば今ここで生きている者どもは見逃してやらんでもないぞ…グハハハ」
ゲモンの前で息も絶え絶えに立っている聖堂騎士、護衛隊たちの中に、マルチェロは自分の部下を見た。
「(あいつは…)」
少し抜けているが、腕は立つ部下。マルチェロは当然心の中では誰のことも信頼してはいなかったが、その部下は少なくとも一般業務の遂行上においては、信用してやってもいいと思える人間だった。
彼の右腕は肘から先が既にない。
「(…何をしている…そんな状態で勝負になるわけがないだろう!逃げろ!)」
「ハア…ハア…」
「どうした?黙ったままでは何もわからんぞ?ククク……」
「(…言ってしまえ!でまかせでもなんでも、自分が今生き延びるための正しい選択をしろ!)」
「言うわけが…ないだろう……猊下に降りかかる火の粉を…お前のような邪悪な存在から……猊下をお守りするのが……俺の…生きる意味…誇りだああああっっ!!!」
「…ケッ、くだらん。実にくだらねェ。その誇りが一体何になる?」
「あ…あ…」
「(…ッ!)」
その先をマルチェロは見届けることができず、目を伏せて俯く。ゆっくりと時間をかけて頭蓋骨に罅が入っていく嫌な音がホール中に響いた。
院長と法皇を守るため世界中より集められた聖堂騎士、護衛隊。その数にしておよそ一千。しかしその千の兵隊は一人、また一人と倒れ、屍の山の一部となっていく。マルチェロはそれを目にしてもなお姿を現して共に戦う気にはなれなかった。怖気づいたわけではない。ただ、彼はあの場に飛び出していく理由を見つけることができないでいた。
「(わからない…なぜ奴らは法皇ごときのためにあそこまで命を無駄にできる?)」
「(徳が高いだけ、ただ世の無常を嘆くことしかできないだけの僧を…なぜそこまで神聖視する?)」
元々他人と比べて倫理観の薄い人間であるマルチェロは、平気で自らの命を捨てるような真似をする兵士たちの行動を本気で理解できなかった。
「(…法皇が大事だというなら、なにも本当に裏切る必要すらない!私なら全く関係のない場所をあの化け物に伝えて時間を稼ぐ!それが自分のためにも法皇のためにもなるだろう!)」
「(法皇なんて、ただの椅子!座っているのは神でもなんでもないただの人間だというのに…!)」
「!!!」
そこまで考えて、マルチェロはハッと顔を上げる。
法皇なんて、ただの椅子。
「……ただの椅子に…なぜ私はこれほどまで執着していたのだろうか」
自分でもこの緊急時に考える問いではないことくらいわかっている。しかし一度頭に浮かんでしまったその問いはすぐには消えそうにもない。
教会勢力のトップである法皇の座が欲しかった。何のために?
世界中に影響を及ぼせる圧倒的な権力が欲しかった。何のために?
血筋や家柄が良いというだけで高い地位にのさばる低能な豚どもを排除し、実力のあるものが正しく評価される世界に変えるため…。
何 の た め に ?
…。
哲学的ともいえる問いに、しかしマルチェロの明晰な頭脳は即座に答えを導いてみせた。
「……まさか。そんな、ハハ。私の原点はこんなちっぽけな」
思えばここまで深くは考えてこなかった自分の原点。マルチェロは自分の行きついた結論を自嘲気味に嗤う。
「そこまでにすることだ」
「これ以上無用な死を振りまくでない、邪悪なる存在よ」
「(!?)」
しわがれた、しかし芯のある良く通る二つの声がホールに響く。その声に兵士たちは悔恨、あるいは絶望の表情を浮かべ、ゲモンは獰猛な笑みを浮かべて舌なめずりをした。マルチェロは柱の陰に隠れたまま、思わず立ち上がる。
「グハハハ…来たか、賢者の末裔」
「邪悪なるもの、暗黒神の手先よ。今すぐにその者たちに危害を加えることを控えよ」
「法皇様!」「院長殿!!」「猊下!すぐに離れてください!」「法皇様…どうして……」
戦いの余波で破壊された奥の扉から姿を現したのは、ゲモンの目的である賢者の末裔。マイエラ修道院長オディロ、そして法皇レグニスト。二人の老人は、しかし老いを感じさせない鋭い視線で妖魔ゲモンを見据えていた。
「(法皇!?それに院長…!なぜ貴方まで…!?)」
マルチェロにとって、院長の登場はあまりにも予想外のことだった。否、法皇と共に行動しているのだから、院長は常に安全なところにいるものだとばかり思っていた。つまり、マルチェロにとっては法皇が今この場に現れたこともまったく予想外のことである。
「(なぜこの場に…!)」
「末裔共よ、一応聞いておいてやるが、なぜここに現れた」
マルチェロとゲモンの問いがシンクロする。
「これ以上、尊き命が失われるのを見たくはなかった」
「…ならもっと早い段階で来ることもできたはずだが?結局は我が身可愛さに震えていただけだったんじゃあねェのかァ?ククク…」
「…言い訳はするまい。実際、既に多くの命が失われてしまった。私が提言したばかりに、本来では死ぬ運命になかった者たちまで…」
「だが、もう見過ごすことはできない。その判断が未来に最悪の結末を招いたとしても、だ。なあオディロよ」
「ああ。レグ。目の前にいる罪なき子の命の上に立ってまで、我々は生き永らえることを望んではおらぬ。……申し訳ない、ドルマゲス君」
「(…)」
院長と法皇の目に恐れや怒りはない。しかしそこには確固たる意志、強い意志が宿っていた。その視線に何か感じるものがあったか、ゲモンはそれまでの余裕の態度を崩し、三つの目玉をギラつかせて二人を凝視する。
「……貴様ら、人間共の言うところのいわゆる聖人ってやつか?…その生意気な目をすぐにやめやがれ。
「やめはしない。」
「なんだと…?」
「たとえこの命が奪われ、尽き果てようと、最後の一瞬までこの目で貴様を見つめ続けるだろう。」
「…クッ…この、老いさらばえた肉塊風情がッ……!!」
…
尊き命が失われるのを見たくはなかった、と法皇は言った。
あの惨状を見て、まさかゲモンの前から生きて帰るつもりではないだろう。つまりその為に命を捨てる覚悟で来たということだ。法皇とは世の無常を嘆くだけのただの人間ではなかったのか?
罪なき子の命の上に立ってまで生き永らえることを望んではいない、と院長は言った。
院長だって罪のない人間のはずだ。人を大量に殺めた者ならいざ知らず、なぜ聖人と呼ばれるような人間が進んで命を捨てるような真似をするのだ。
合理的に、利己的に。常にそういった判断基準でこの激動の人生を生き抜いてきたマルチェロにはどうしても彼らの行動の意味が分からなかった。
なぜ、なぜ、なぜ。
「(なぜ…)」
「!!!」
その瞬間、マルチェロの脳裏に若き日のオディロの言葉がフラッシュバックする。……奇しくもそれは、先ほど見出した「自分が法皇を目指した原点」にも通じるものであった。
『よいか、マルチェロや。たとえ自分がどんな辛い目に遭わせられようとも、決して人を恨んだり憎んだりしてはいけないよ。そういう時は跪いて神様に祈りなさい。神様はきっとおまえのことを見ているからね。そして、ここからが重要だよ。マルチェロや。辛い目に遭わせようとしてくる者のためにも祈ってあげなさい。おまえは強い子だから、きっとそれができるだろう。』
『どうしてですか、いんちょうさま。どうして私にひどいことをする者のためにもいのらなければならないのですか。あくにんは全てばつを受けるべきだと私は思います』
『ほほ、別に悪人のためだけに祈れと言っておるわけではないぞ。…この世の全てのために、祈るのだ。それが神を信じる者の定め。なぜなら―――』
「…!」
マルチェロは走り出した。その背中にもう迷いはない。
…
「アァア虫唾が走るなァァ!俺様はてめェらみてェな偽善者を見ると搔きむしりたくなるほど喉が痒くなるんだよォォォ!!!!!」
「…」
ゲモンがいくら脅そうと、院長と法皇は全く動じなかった。法皇の首元に爪を突き立てても、院長の足元に鋭い羽根を飛ばしてみせても、二人は変わらず慈愛と決意を湛えた瞳でゲモンを見つめ続ける。人間の恐怖する感情を至上の楽しみとするゲモンにとって、これほど殺しがいのない相手は初めてだった。
「ああ、いいさ!だったらすぐにでもブチ殺してやる!!無駄死にだ!!貴様ら賢者の末裔も、そこに転がってる雑魚共も!まだ生きてるすべての人間にも!全員に意味のない死をもたらしてやるよォォォォォォ!!!!!」
「く…もはやこれまでか。衛兵や騎士たちが逃げる時間を十分に稼ぐことはできなかったな…」
「レグ、最後まで希望を捨ててはいけないよ。さあ、辛い時ほど」
「…ああ、祈ろう」
「てめェらの薄汚ねェ血をもってラプソーン様の糧となりやがれ!!!!!」
そしてゲモンが勢いよく投擲した『神鳥の杖』は、先日リブルアーチで賢者の末裔チェルスを、あるいは雪山でメディを貫いた時と同じように法皇の胸に深く突き刺さる―――
―――ことはなかった。
キンッ!
レイピアの一閃により弾かれた杖は魔法の力でゲモンの手の中へと戻る。何もかもが思い通りにならず、ゲモンの怒りは最高潮に達していた。
「なんだ…てめェは…」
「不浄なるものに名乗る名前などない」
「そうかよ、ならば死ね!!」
ゲモンの放った『バギマ』は、しかし彼の繰り出した『かまいたち』によって相殺される。
「ムッ…!?」
「マルチェロ…」
「法皇猊下、遅れて申し訳ございません。護衛隊隊長マルチェロ、只今馳せ参じました」
「…おまえならきっと来てくれると信じていたよ、マルチェロや。覚悟はできたのかい?」
「覚悟などとうの昔から決まっております、院長殿。…今はただ、理由を見つけただけのこと。」
オディロ院長は微笑んだまま、何も言わずマルチェロの言葉を待つ。
「昔、貴方に教授いただいた教えを思い出しただけです。…神を信じる者の定め。『信仰の本質は愛』であると。」
法皇と呼ばれる者が徳高くなるのではない。元々慈悲深く周囲から愛される徳高き者が自然と法皇と呼ばれるようになっただけのこと。
法皇のために聖堂騎士や護衛隊が命を投げうつのは、信仰の本質。愛に殉ずることは決して無駄死にではない。
そして守護されるべき法皇や院長がこうして今倒れゆく者たちを庇うようにして立っているのも、愛。
―――なんのために法皇を目指す?
マルチェロは深く息を吸って自分の原点を反芻する。
―――なんのために法皇を目指す?
それが…自分を拾い、育て、愛してくれた院長への恩返しになると―――。
「院長殿。私はもう法皇だの大司教だの、教会に蔓延るくだらない序列への興味を失いました。私は…オディロ院長。私は貴方の教えに従い、今より恩を…愛を返します。」
マルチェロは鞘からレイピアを抜き、構える。少し時間を置いたことで冷静さを取り戻したゲモンは、ジロリとマルチェロをねめつけると、興味深そうに息を漏らした。
「ほう…ククク、なるほど。貴様、なかなかいい『暗黒』に満たされているな。……そうだ、マルチェロ…だったか?キサマ、今すぐそこで首を垂れて俺様に許しを請え。そうすれば先ほどの無礼を赦し、ラプソーン様の仮の宿として使ってやってもいい。ラプソーン様もさぞお喜びになられることだろう。」
マルチェロはその問いに一瞬の思考も挟むことなく『かまいたち』を放つ。ゲモンはそれをひらりと躱し、邪悪な笑みを浮かべた。
「交渉は決裂、かァ…残念、実に残念だ…グハハハ…」
マルチェロもまた、それに応えるかのようにニヒルな笑みを浮かべてみせた。
「……命令をされるのは、あいにく大嫌いでね。」
原作との相違点
・ゲモンが法王の館に襲撃。
原作では魔犬レオパルドがサヴェッラ大聖堂法王の館に襲撃するが、レオパルドはドルマゲスの手によりハワード邸に軟禁されているため、ゲモンがその代わりを担った。法皇と院長を守るため、館に世界中から集められた聖堂騎士や衛兵が配備されていたが、ゲモンにより蹴散らされてしまった。
・オディロ院長がいる。
ドルマゲスが原作と同じような動きをしなかったせいで生き延びていた賢者の末裔の一人。チェルスの死亡を知り、我が身を狙って周囲が危険にさらされることを危惧して、世界で最も安全な場所と謳われる法王の館に避難していた。
・マルチェロ闇落ちルート回避!
精神的なストッパーであったオディロ院長が生きているため原作ほどの邪悪さがなく、さらにゲモンという権力でも武力でもどうにもならない圧倒的な脅威に直面したことによって「法皇になる」という野心も揺らぎ、自分の原点に立ち返ったことで正しい心を取り戻した。勇者たちのような完全な善人とは言い難いものの、今のマルチェロには出世欲や大きな野望はなく、ただ自身の信仰に従い、オディロ院長への恩返しのためにゲモンと対峙している。ゲモンの言う「暗黒」はそれまでのマルチェロの中に残っていた残響に過ぎない。
レベル(変化なし)
エイト
レベル:36
ヤンガス
レベル:36
ゼシカ
レベル:36
ククール
レベル:36
ゲルダ
レベル:37
・法皇の名前
原作では法皇の名前は明かされないため、本作では「レグニスト」としています。彼のご先祖様である賢者と同じ名前です。賢者と同じ名前を持つ末裔としては、前例にギャリングがいます。