ドルマゲスに転生してしまったので悲しくない人生を送りたい   作:えにぃ

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…ドラクエ12はいつ出るのかな?先に8のリマスター出たりしない?しないか…








Chapter47 サヴェッラ地方 ③

元・マイエラ修道院聖堂騎士団長にして、現・法皇護衛隊の隊長であるマルチェロ。彼には次期法皇として就任し、その権力を以て世界の枠組みを逆転させるという苛烈な野望があった。しかし法皇の座まで残り僅かというところでラプソーンの腹心、妖魔ゲモンが大聖堂を襲撃。権力でも武力でも敵わない相手と出会ったことでマルチェロは己の野望について再度考えを巡らせる機会を得、自分の原点を思い出す。そして正しい心を取り戻したマルチェロは決死の覚悟でゲモンの前に立つのだった。一方、ほぼ同時刻に勇者一行も大聖堂に到着し、ククールを筆頭に勇者たちは事態の把握に駆け出していた。

 

ドルマゲスの意向で今この場にいるマルチェロと、ドルマゲスの意向に背いて今この場にやってきたククール。偶然か必然か、因縁の兄弟は胡散臭い道化師との出会いによって今まさに再会を果たそうとしていた。

 

 

 

 

「くっ…」

 

パチパチと音を立てて炎上するホールに剣戟が響く。怪鳥を前に、マルチェロは防戦一方だった。

 

「グハハハッ!どうした?もうへばったのか?俺様はまだ左手しか使ってねェわけだが…」

 

わかっていた。自分がこの化け物に勝てるわけがないと。

 

「(まさかここまで実力に差があるとは…ッ)」

 

わかっていたことなのだ。

 

彼ほどの実力者であればゲモンがオディロ院長と法皇を殺してこの大聖堂から立ち去るまでの間、完璧に気配を殺してやりすごすことぐらい造作もなかっただろう。今になってマルチェロは少し前の自分を呪う。

 

「マルチェロ…!」

 

「心配…いりません、オディロ院長。こんな魔物、すぐに退けてみせます…ッ!」

 

「グハハハ!見栄だけは一丁前だなァ!!ま、片手だけで相手してやってるとはいえ、そこの老いぼれ二人を守りながら俺様と遊べてるってのはゴミの分際にしては中々やると褒めてやってもいいぜェ」

 

「なんという邪悪なオーラ…地上にまだこんな魔物が残っておるとは…!」

 

院長と法皇もただマルチェロとゲモンの戦いを呆然と見ているわけではない。忘れてはならないが、二人は三大聖地のトップ2を担う存在であり、僧侶たちの頂点に君臨する高位聖職者。回復に補助…一般に「白魔法」と呼ばれる類の魔法なら息をするように行使することができる。加えてマルチェロも天賦の才を惜しみなく磨き上げたパラディン、世界有数の実力者。

 

しかしそんな三人ですらゲモンには弄ばれているという現実。マルチェロは自身の実力をよく知っているだけに、常に絶望の中での戦いを強いられることになった。

 

「グハハハハハハ!吹き飛べ!!」

 

ゲモンは『バギクロス』を唱える。「神鳥の杖」から流れ込む暗黒神の魔力によって強化された真空の刃があたりのものを切り刻みながらマルチェロに迫る。

 

「(!避けきれ…)」

 

「「『バギクロス』!!!」」

 

「!」

 

ゲモンの繰り出した真空の刃は、院長と法皇によって放たれた逆回転の真空によって搔き消される。二人を餌であり障害物としか認識していなかったゲモンは目を細めた。もっとも、その目の奥は全く笑っていなかったが。

 

「ほお…老いぼれ共も中々やるじゃねェか…もう少し遊べそ…ム?」

 

 

 

「院長、法皇猊下。感謝…いたします…お二人をお助けするどころか、逆にお手を煩わせてしまうとは…」

 

後方に目を向ければ力強く頷く院長と法皇の顔がよく見えた。

 

「お前が私を助けると決心してくれたんだ。私にもお前を守らせておくれ、マルチェロ」

 

「法皇だ護衛隊だなどという肩書は今は捨て置くのだ。今の我々は僧侶、そしておぬしは戦士。それだけを頭に据えよ。」

 

「…はい!」

 

自分に向ける厚い信頼の眼差し。それはこれまでずっと自分のためだけに孤独な戦いを続けてきたマルチェロにとっては初めて見る表情で…

 

「…」

 

こんな感情、自分らしくもない、と何度も思った。それでもマルチェロはその冷たい心の奥底…奥の奥に、小さな温かいものを確かに感じた。

 

力がみなぎってくる。今ならなんだってできる。そう、目の前のこの化け物を打倒することだって……

 

 

 

 

 

「勇気か?友情か?それとも愛ってやつか?…ハッ、くだらねェ。…さて、悪いがキサマら、ラプソーン様が少々ご立腹のようだ。よって今からキサマらを殺す。遊びは終わりだ。」

 

「…!」

 

「もう一度言ってやろうか?今から、キサマらを、殺す。」

 

 

 

 

 

力がみなぎってくる。今ならなんだってできる。そう、思えただけだった。

 

 

 

 

「ねえククール!待ってよ!こっちで合ってるの!?」

 

「知らねえよ!だが音は確実にあっちから聞こえてきた!ならあっちに院長がいるはずだ!そんくらい考えろ!」

 

「…!」

 

「ククール…」

 

エイトたちがここまで冷静さを欠いているククールを見るのは初めてだ。何時も飄々としており、何が起きても冷静沈着な態度を崩さない青年。それがククールに対して皆が抱いていたイメージだった。しかし今の彼は誰が見ても我を忘れているとしか思えない。ククールがゼシカに明確な悪態をついたのもこれが初めてのことだ。

 

…ゼシカがサーベルトを失ったときでさえ、彼女のそばには母がいた。ポルクとマルクがいた。メイドが、コックが、心配してくれる村人たちがいた。…だがククールはどうだろうか?両親は既にこの世におらず、唯一血を分け合うマルチェロには「生涯の恥」と呼ばれ、蔑まれる。修道院の他の聖堂騎士や修道士からは鼻つまみ者扱い。そんな中で唯一こちらを気にかけ、心から愛してくれた存在がオディロ院長だったのだ。

 

その事実は今も変わらない。ゼシカはククールに何か言い返してやろうかと思ったが、やめた。

 

「ククール!前に誰かいるでがす!」

 

「なに…?あれは…ニノ大司教か!」

 

一行の中では一番目の良いヤンガスが遠くに人影を見つける。ククールがアタリを付けた通り、その人影の正体は紫のローブを纏った小太りの司祭長、ニノ大司教であった。彼もまた誰が見てもわかるほど動転しており、やはりここでかなりまずい事態が起きていることは確からしいということが窺える。

 

「なっ!お前たち、何者…」

 

「オレはマイエラ修道院の聖堂騎士ククール。お初にお目にかかります、ニノ大司教。不躾で申し訳ないが、今ここで何が起きているのか教えてほしい」

 

「ほ…聖堂騎士だったか…」

 

ククールは指にはめた騎士団員の証である指輪を徐に取り外しニノ大司教に見せる。大司教はこちらが敵ではないとわかってひとまず胸を撫で下ろしたが、すぐにまた慌ただしく走り回り始めた。

 

「いや、今はそれどころではない!大変だ!法皇様が…巨大な鳥のバケモノが法皇様の命を狙ってこの大聖堂を襲撃したのだ!」

 

「鳥の…。兄貴、やっぱり…」「うん、ゲモンだ…!」

 

「法皇様が?…大司教!院長も、オディロ院長もそこにいらっしゃるのか!?」

 

気が立っているククールはニノ大司教の肩を掴んで大きく揺する。平時なら失礼な行為として厳しく糾弾するであろう大司教も、今度ばかりはそんな余裕もないのか、ククールを引き離して話を続けた。

 

「そうだ!お前もそれを知っているからここの警備にあたらされたのだろう?あのゲモンとかいうバケモノを見るなり、半分以上の聖堂騎士は尻尾を巻いて逃げおった!残って戦った者たちも次々と無残に殺され……」

 

ニノ大司教は地獄と化したホールの状況を思い出し、顔を顰める。

 

「…わしは騎士たちの指揮を執るため、司祭の身ながらこの大聖堂に置かれていた。しかし、率いるべき騎士どもは全て逃げるか殺されるか…故にわしはもはや法皇様のお力にはなれぬ…」

 

殉教するならともかく、逃げるなど…。ニノ大司教は苦虫を嚙み潰したような顔で小さくつぶやいた。

 

「…しかし、ククール!お前のような敬虔な聖堂騎士がまだ残っていることもわかった!お前たち、頼む!法皇様をお助けしてくれ!」

 

ニノ大司教は本来傲慢で強欲、そして卑怯な人物である。しかし彼の法皇に対する敬意だけは本物だった。既に百を超える屍の山が築かれている今、妙な口添えをすることもなく大司教は勇者たちに強く頼み込んだ。

 

その真摯な気持ちがククールの心に通じたのか、ククールは多少の冷静さを取り戻し、力強く頷く。

 

「…ああ。最善は尽くす」

 

「おお、よし、よし…!法皇様とバケモノは正面入り口から入ってすぐの場所だ!わしは他の騎士どもを探して説得する!頼んだぞ!」

 

そう言うとニノ大司教は反対方向へと走り出した。

 

「……。一刻の猶予も無さそうじゃ。エイトよ、ワシとミーティアはあの御仁についていくことにする。院長と法皇を頼むぞ!」

 

雪山地方で自分がゲモンの人質になったことがメディを死なせる一因になってしまった、というトロデの後悔は今もなお彼の心に深く刺さったままである。無理にエイトたちと同行して人質にされるくらいならばリブルアーチで見せたような扇動の力を活かして一人でも多くの聖堂騎士を加勢に向かわせた方が良い。トロデはそう判断して踵を返した。

 

「…はい!王様、姫!くれぐれもお気をつけて!」

 

トロデは口角を上げてサムズアップすると、ミーティアと共にニノ大司教を追うように走っていった。

 

「兄貴!アッシらもこんなとこでグズグズしてる暇はありませんぜ!」

 

「ククール、なにしてんだい?さっさと行くよ!!」

 

「……お前ら、さっきは悪かった。知らない間に気が立っちまってたみたいだ」

 

「…。…あのねえ!アンタの大事な人が危ないんでしょ!?そんなの後でいいわよ!正面玄関はあっちよね!行きましょう!」

 

ゼシカは珍しく申し訳なさげなククールの額を人差し指でつつく。言いたいことはたくさんある。が、ゼシカだって今ここでそれを口にするほど後先を考えないわけではない。

 

「ああ。急がねぇと…!」

 

ゼシカの不器用な気遣いに触れたククールは今度こそ完全に元の調子を取り戻し、エイトたちは全力疾走で館の正面玄関を目指して駆け出した。

 

 

 

 

「はっ……はっ………」

 

「院長………!?」「オディロ!気を強く持つんだ、オディロ!」

 

「チッ、老いぼれが…悪足掻きと見せかけて上手く即死を回避したか…だが、まずァ一匹」

 

ゲモンが杖から滴る鮮血をベロリと舐め上げる。本気を出したゲモンに彼らが対抗できるわけもなく、マルチェロたちは瞬く間に蹂躙され、床に転がされた。土壇場で院長の唱えた『マヌーサ』の効果で彼の心臓を一突きに貫かれることは避けたが、それでも院長の胸に空いた風穴が致命傷であることに変わりはない。

 

「院長!すぐに回復を…!」

 

息があるなら回復魔法が通る。マルチェロは即座に『ベホマ』を唱えようとするが、院長に手で制される。

 

「院長………?」

 

「わたしの…私のことは……いい、その魔力は、マルチェロ、おまえが自分の身を守るために……」

 

「!!!」

 

彼はどこまでいっても自分より他者を優先し、他者の幸福のために祈る僧。しかし今のマルチェロにとっては彼のそんな徳の高さすら恨めしい。何を腑抜けたことを言っているのか。

 

「院長に死なれては私の寝覚めが悪くなるのです!」

 

マルチェロは院長の静止を無視し、『ベホマ』を唱える。

 

「なっ、何故…」「オディロ……」

 

呪文の効果で傷は塞がったはず。しかしそれでも院長の血色はどんどんと悪くなっていく。

 

「院長!しっかりしてください!院長!!」

 

「オディロ…」

 

「オオ、賢者の封印がまた一つ解けたことで魔力が昂るのを感じるぞ…グハハハ…ラプソーン様の完全なる復活まであと二人!!」

 

こちらの事情など構いやしない。ゲモンは増した闇の魔力を推進力に、黒い雷光と化してマルチェロに突撃した。マルチェロは持ち前の直感で危機を察知するも、回避は間に合わず…

 

「!マルチェロッッ!!!」

 

ザシュッ!!

 

「そして、あと一人…だ!…グハッ!グハハハハハハッ!」

 

マルチェロを庇って今度は法皇が貫かれる。

 

「猊下…ッ」

 

「グハハハ!全て俺様の思い通りだ!キサマを狙えば面白いように賢者たちが庇いに来る!」

 

まったく聖人というのはどいつもこいつも愚かで扱いやすいぜ、とゲモンは嘲り嗤った。

 

「…」

 

マルチェロは手にしたレイピアをその場に取り落とし、立ち尽くす。

 

「どうしたァ?大人しく殺される覚悟でもできたのかァ?キヒッ」

 

「…ひとつ、冥途の土産に聞かせてくれ、黒き翼を持つ者よ。」

 

「あァ…?」

 

「…貴様……神を信じるか?」

 

「…ハッ」

 

『この人間はもはや生きることを諦めている。』知性を持つ魔物としての勘でそれを悟ったゲモンはいくらか気を良くし、翼を畳んで降り立った。

 

「当然。俺様の神はラプソーン様ただおひとり!光と闇を融合させ、この世を支配と暴力渦巻く混沌の世界にいざなってくださるラプソーン様こそがこの世界における偉大なる絶対存在だ!!」

 

「…。」

 

「なァ、マルチェロよォ。キサマのおかげで賢者の血も手に入り、俺様は今大変機嫌が良いんだ。貴様が今後信ずる神を乗り換え、ラプソーン様に絶対の忠誠を誓うというのなら見逃してやってもいいぜ?当然、そこに転がっている出涸らし共にとどめを刺してからな」

 

ゲモンは立ち尽くすマルチェロの肩に爪を這わせた。もちろん、ゲモンは自身に歯向かい、刃を向けてきたマルチェロを生かす気などさらさらない。怪鳥は一度希望を見せた相手を絶望に叩き落とし、泣き叫ぶ顔を見ながら嬲り殺すことを好む。

 

「そうか…よくわかった」

 

「言え。『私は偉大なるラプソーン様とその右腕ゲモン様に永遠の忠誠を誓います』と!」

 

「…」

 

「さあ、早く言え」

 

「私は…」

 

その瞬間、マルチェロは無駄のない動きで懐からナイフを抜き、完全に油断しきっていたゲモンの額にある眼球に突き立てた。

 

「グナァアァアァッ!?なんっ」

 

「私は安心したよ、汚らわしい魔物。貴様と意見が一致しなかったことにな。……私は神など信じない。」

 

マルチェロは後方で蹲る院長と法皇を見やる。

 

神はいない。院長や法皇のような徳高く優しい、愛を持った者ばかりが害され、姑息で狡猾な強者だけが笑う。昔からそうだった。弱いものは常に奪われてばかり。

 

幼少期、修道院でククールと出会ってしまった時から既にマルチェロは神を信じていなかったし、仮にいたとしてもこのような状況を黙って見過ごすような存在を神と呼ぶのなら、むしろいない方がましだと考えていた。

 

「キ…サマァ……!」

 

「法皇猊下が私を庇って刺された時から既に貴様の前から生きて帰るつもりはなくなったさ。その代わり、どうすれば一矢報いられるかとずっと考えていた。そして、最後に貴様のその眉間にナイフを突き立てることができた。貴様が愚者と嘲る者に目を潰される姿のなんと滑稽なことか。」

 

「マ…ルチェロ…逃げ…」

 

「キサマ…骨のひとかけらも残ると思うなよォ…!」

 

「私は大変満足したよ。さあ、好きにしたまえ。ククク…ああ、失礼。思い出し笑いは私の悪癖でね」

 

マルチェロは皮肉な笑みを崩さない。彼にはもう自分が、院長が、法皇が殺される姿が見えていた。ならばこそ、生きている間だけでも相手の思い通りになってやるものか。ゲモンがその鋭い爪を振りかぶっても、マルチェロは最後まで目を閉じなかった。

 

 

 

…故に放たれた矢の射手と目が合ってしまったことは彼にとって不運だったといえるだろう。

 

シュパッ

 

針の穴を通すかのような精密な軌道で飛んできた矢は正確にゲモンの左目に突き刺さった。

 

「なっ!?グアアアッ!!!め、目が…何者だァッ!」

 

「……チッ」

 

「…初めて知ったぜ、マルチェロ。アンタも俺と同じクセがあったなんてな」

 

「……聖堂騎士ククール。なぜお前がここにいる?」

 

姿を現したククールは、あからさまに苦々しい表情を浮かべるマルチェロの隣まで歩いていく。

 

「これはこれは、護衛隊長サマは異なことを仰られる。聖堂騎士が院長殿や法皇猊下をお守りするのは当然のことなのでは?」

 

「く、ククール…か……?」

 

「院長。アンタはまだ死なせないさ。」

 

一拍遅れてやってきていたエイトたちも一瞬で状況を把握し、即座に院長と法皇の介助に入る。

 

「…なるほど。自堕落で怠惰なお前にしては珍しく職務に忠実というわけか。」

 

「まあ、な」

 

「……聖堂騎士を束ねる者として聞こうか。今なら貴様らが逃げる時間くらいは稼げるが、逃げなくていいのか」

 

「オレたちが逃げるかどうかは、アンタが尻尾巻いて逃げてから考えさせてもらおうかな」

 

「逃げる…?キサマら、俺様の前から逃げられるとでも思ってんのかァ…?決めたぜ…今この瞬間、この島にいる生物は皆殺しにする」

 

ゲモンは左目と眉間の眼球から血を流しながら、しかし残った右の目を爛々と光らせてククールとマルチェロを交互に睨みつける。

 

「…!どうやらイヤミの飛ばしあいは後にした方がよさそうだぜ、マルチェロ」

 

マルチェロは再度盛大に舌打ちをし、先ほど取り落としたレイピアを拾い上げた。

 

「…抜かるなよ、ククール」

 

マルチェロにとっての、そしてククールたちにとっての第2ラウンド、そのゴングが今鳴った。

 

 

 

 

 

 




原作との相違点

・ククールが「聖堂騎士団の指輪」を持っている。
原作ではダンジョン「旧修道院跡地」に入るためのカギとなるアイテム。だが本作ではドルマゲスが院長を襲わなかったために旧修道院跡地に行くことが無くなり、指輪はククールが保持したままだった。だがそれが功を奏し、ニノ大司教の誤解をスムーズに解くことができた。

・ニノ大司教が口添えをしない。
原作では法皇を助けるよう勇者に依頼する際に「法皇様の助けを一番最初に呼んだのは自分だと伝えてくれ」と法皇に媚びるような口添えをされるが、今回は既に百人単位の犠牲が出ている未曽有の危機であるため、大司教もそれどころではなかった。金と地位に目がないが、法皇を敬愛しているのは原作通り。

・マルチェロのナイフ。
マルチェロが常に懐に隠し持っている護身用の短剣。原作(PS2版)ではラプソーンの呪縛を振り払う際、自分の腕に突き立てるために使ったが、今回は油断を誘いゲモンの眼を潰すために使った。元々妾の子ながら法皇を目指すことに心血を注ぐほど目的への執念は強いため、一度「相手を出し抜く」ことに全力を尽くそうものなら、その相手が暗黒神の右腕だったとしても完璧に不意打ちを決められる。流石は原作でラプソーンを出し抜いた男。


レベル(変化なし)

エイト
レベル:36

ヤンガス
レベル:36

ゼシカ
レベル:36

ククール
レベル:36

ゲルダ
レベル:37


レベルひっくいなぁ……
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