ドルマゲスに転生してしまったので悲しくない人生を送りたい   作:えにぃ

33 / 147








第二十章 奇人変人とリベンジマッチ

ハロー、道化師のドルマゲスです。やれやれ、勇者一行と接触するのはまあまあ危険な賭けでしたが、結構楽しかったですね。それに怪我の功名とでも言いましょうか、謎だらけだった錬金釜の構造がトロデ王からの情報によってかなり解明しました。得た知識を基に、今はアスカンタにいる私の分身が考古錬金学部門(レッドチーム)と共に錬金釜に改造を施してくれているでしょう。

 

 

 

 

やっとのことで俺はバトルロード格闘場まで辿り着いた。…パルミドの魔物はかなりうざったかった。最初こそまともに相手をしていたが、流石に一人での戦闘は厳しく、後半はもう心身ともにへとへとになって貴重なビタミン源となる「パプリカン」と羽毛が欲しい「キメラ」と戦うとき以外は『蝶々の見る夢(ラグランジュ)』でやり過ごしながら進んでいた。

 

たまに俺の「影」に感付いて襲ってくる魔物もいたが、こちらも眠いし疲れているのでそういう輩は容赦なくボコボコにしてやった。

 

ここがバトルロード格闘場…赤と緑の扉が特徴的な小さな石造りの建物だ。もっとも、小さく見えるのは地上部分だけで、その地下には巨大なコロッセオが広がっているのだからオドロキだ。俺は屋上にモリーが佇んでいるのを認めると屋根までてくてくと登った。

 

「もし…今お時間よろしいですか?」

 

「……………。」

 

「…」

 

「……………。」

 

「じゃあさよなら。」

 

「おお、待て待て。せっかく話しかけてくれたのに無視してすまなかったな。おぬしの話にも耳を傾けようではないか。わしの名はモリー。今はここで風の話を聞いていた。」

 

まあ分かっていたが変な人だ。…主に服装が。風の話を聞くという変人ムーブもかましているが……これはどうだろう。旧き世界の民イシュマウリは、世の中の全てのものには意識と記憶が存在すると言っていた。結局最後まで(イシュマウリ)の正体は分からなかったが、彼の言うことを信じるのならばきっと風や雨のような自然現象にも意識と記憶があるのだろうか。だとしたらモリーの言うことも全くの妄言ではないのかもしれない。

 

「…聞こえているぞジェントル。キミの服装も大概奇抜ではないか。」

 

あっやべ。最初の方の声が漏れていたらしい。しかし失礼な!「道化の衣装」は道化師のマスト・アイテムぞ!変人のアンタとは違うの!

 

「…あはは、わ、私は仕事だからいいのですよ。それより…」

 

「…さきほど風がわしにこう言った。まもなくここに素晴らしい才能の持ち主がやって来るだろうと。そして来た!エイトと名乗るボーイが!アレはまさしく才能の塊だった!わしは後世に名を遺すであろう魔物使いのタマゴと出会えた感動を、ここで風と分かち合っていたのだ。」

 

全然俺の話に耳を傾けようとしてくれない。熱血おじさんなモリーのことはキャラクターとしては好きなのだが、どうも話が脱線して先に進まないのでマルチェロとは違う意味で苦手である。それよりエイトたちはバトルロード格闘場からパルミドへ向かっていたのか。どおりであんなところで鉢合わせる羽目になったわけだ。アスカンタも無視するし、パルミドより先にこっちに来るし、もしかして勇者ってかなりの効率厨?まさか転生者じゃないだろうな?…なんにせよ急がないと。

 

「…なるほど。それで本日はですね…」

 

「ジェントル!おぬしも旅人だな?」

 

「…ええ、まあ、はい。」

 

「おぬしもあのボーイほどではないが光るものを感じる。どうだね?魔物と心を通わせ共に並び立つ世界に足を踏み入れる気はないか?」

 

「…」

 

「お、おいジェントル!どこへ行く!」

 

こっちの話を全く聞いてくれないし眠いししんどいしで段々苛立ってきた。…モリーは俺のことを素人だと思っているので勘違いは正してやらねば。俺は無言で屋上から飛び降り、森の中へ入って手ごろな魔物を探した。

 

(なんだァ、テメェ…?)

 

(ああ、丁度いい。一緒に来てもらっていいですか?)

 

(人間風情が魔物様にものを頼むときはさァ~それ相応の態度ってモンがあんだろうがよォ~~~~!!!)

 

 

数分後。

 

「おおっ、どこに行っていたんだジェントル。…いかん!後ろにキメラが!危ないぞジェントル!」

 

「いきなり飛び出して行ってしまい、申し訳ありませんでした。しかし、モリー様に是非これを見ていただきたく。」

 

俺は頭に3個ほどの立派なたんこぶができたキメラに指示を出した。存分に驚くがいい。

 

(高く飛んで宙返りをしてください)

 

「クエーッ!」

 

「な、なんと!!」

 

(8の字に飛行しながらゆっくり降りて来てください)

 

「クエーッ!」

 

「そんな!まさか!」

 

(一気に高度を上げてから急降下して着地し、ポーズを決めてください)

 

「く、クエェーッ!」

 

キメラは身をよじってポーズのようなものを決めた。アドリブにしては頑張ってくれた方だと思うよ、うん。

 

「…これは、驚いた…!ジェントル、キミは何者なのだ…」

 

「ただの旅芸人ですよ。しかし私とこのキメラはお互いをわかりあっているのです!」

 

わからせたとも言う。

 

「!!!………今日は本当になんと素晴らしい日だ…こんな逸材に一日で二度も出会えるとは…!」

 

モリーは感極まって涙を流している。俺がキメラにありがとうございましたと言うと、キメラは逃げるように森へと帰っていった。また会おうな。

 

(二度とゴメンだッ!ボケナスがッ!!)

 

ともかく、これで魔物使いとしての俺の適性は分かってくれただろうか。俺は勇者エイトやⅤ主人公のように魔物と心を通わせることはできないが、言葉は交わせるのだ。…暴論にはなるが、どんな形であれ魔物を使役することができれば魔物使いには分類されるはずである。俺がここに来た理由は魔物についての理解を深めるためだ。ここには魔物使いの第一人者であるモリーがいるので、彼ならば何か知っているかもしれないと思い、サーベルトの修行の時間つぶしに立ち寄った次第だ。なので…

 

「ジェェントル!キミには間違いなくモンスターバトルロードの素質がある!!どうだ、富と名声求めてモンスターたちと共に頂点を目指さないか?」

 

「いえ大丈夫です、お断りさせていただきます。」

 

バトルロードにはさほど興味がない。

 

「なぬっ!?モンスターバトルロードに興味が無いとでもいうのか!?」

 

「はい。興味ないです。」

 

だって目立つじゃん。職業柄目立つのが嫌いなわけではないけども、ここ勇者も来るんよね。うっかり鉢合わせたらコロッセオがそのまま決戦の舞台になってしまう。またディム君に変身して参加してもいいが、そこまでするほどでもな…って感じだ。

モリーはここまで言って断られたのは初めてだったのか、ものすごいショックを受けている。

 

「そ、そんなことを言わないでくれ!キミならますますこの格闘場を盛り上げることができるはずだ!!…ハッ!そうか、入会金20万ゴールドのことを気にしているのだな?心配することは無い!わしが代わりに出してやろう!」

 

そういえばそんな設定あったな。格闘場に富豪しかいない理由。うーん、20万ゴールドか。"U.S.A.(あっち)"の資金を集めれば払えないことも無いのでそこまで高い障害でもない。てかそんなの忘れてた。

 

「いえ大丈夫です、お断りさせていただきます。」

 

「ジェントル~~頼む!この通りだ!」

 

モリーはその禿げ上がった頭頂部が膝につくかと言わんばかりに深く深く頭を下げた。身体柔らかっ。

…しかし困った。俺は押しの強いオジサンに弱いのだ。それなのに自分より年上の中年にここまでされては断れるものも断れない。

 

「えぇ…でも今すぐは無理ですよ…?」

 

モリーはバッと顔を上げた。その顔はまるで小遣いをもらった少年のように輝いている。…モリーのアシスタントをしている美女集団『マミムメリー』たち。一見高嶺の花にも思える美しい彼女らが何故モリーにあんなにも惹かれるのか、何となくわかった気がする。少年の心を忘れないオジサンというものはいつだって魅力的に映るものだ。

 

「本当か!引き受けてくれるか!ありがとう!ジェントルは必ずモンスターバトルロードの未来を担う男になるだろう!」

 

…まあいつやるとは言ってないし。世界が平和になった後にでも行けばいいでしょう。

 

結局その後やっとこさ会話のターンが俺に回ってきたので良い魔物使いになるためという名目で魔物の生態について聞いてみたのだが、残念ながらほとんど俺の知っていることしか教えてくれなかった。なんなら魔物を食べると言うとドン引きされた。その後ほとんど一方的にバトルロード格闘場のカギと『チーム呼び』の方法を押し付けられて俺は解放された。…一応の体裁は保っておきたいし今度ドランゴでもスカウトしにいっとくか…。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

『ヒノカミ神楽』。かつて現世の日本で一世を風靡した漫画の中の架空の剣技であり、元は新年の始まりに一年間の無病息災を祈る厄払いの神楽である。特殊な呼吸法と体捌き、歩法で舞うように相手を切り裂くのが特徴の、十二個ある型で成る剣の奥義である。

無論俺はそれを知識としてのみでしか知らないし、なんなら習得を夢見て研究もしたが、ついに会得は叶わなかった。わかることとできることは必ずしもイコールではないのである。…そもそもあの()()から全く原理が分からないし。しかしこの世界には、呼吸がなくとも魔法がある。俺がそこに一抹の望みをかけて完成させたのが『疑似的なヒノカミ神楽』である『仮称天照神楽(ヒノカミカグラ)』だ。しかしそこまで妥協しても長身の俺にはどうしても扱えなかったので、天才剣士のサーベルトに俺の夢を託したというわけだ。

 

 

「ただいま帰りました。」

 

「ああっ、ドルマゲス様!お帰りなさいませ!」

 

バトルロード格闘場から『ルーラ』で剣士像の洞窟まで帰ってきた俺はまた最深部までぴょんと飛び移り、椅子に座って実家から持ってきたであろう本を読んでいたキラちゃんと再会した。

 

「数日ぶりですねぇキラさん。体調はお変わりないですか?連絡が無いものですから心配していましたよ。ここは日光も届かない鬱屈とした場所ですからね…ところでサーベルトはどちらへ?」

 

「あっ…はい!元気です!ご、ご心配をおかけして申し訳ありません…(うぅ、連絡しよう、連絡しようってずっと思ってたのに…私のバカバカ!)サーベルト様なら今朝からずっと下の部屋に籠っておられます。なんでも『掴んだ』のだとか…私にはよく分かりませんが…」

 

「!そうですか。分かりましたありがとうございます。私は少し様子を見てきますね。…あぁと、在庫管理をしたいので、私がいない間に消費した食糧や消耗品などを紙に書き出していただいてもよろしいでしょうか?」

 

「え、えとそれでしたら既に完了しております。それとドルマゲス様が再三おっしゃっておりました馬車の後右輪の調整と外れた鍋の取っ手も修繕も行っておきました。それ以外のこともまとめて紙に逐一書いて保管しておりました。」

 

「…」

 

「あっ!よ、余計なお世話でしたでしょうか…

 

キラちゃんはどんどん縮こまっていく。…本当に優秀な子だ。もう雑務は俺がやるより彼女に一任した方が素早く美しく片付くかもしれないな。

 

「いえ、あまりにも貴方が優秀でしたので少々言葉を失っていただけです。ありがとうございました、助かりました。」

 

「ひっ!いや、そんな…メイドとして当然のことを…ごにょごにょ

 

うーん。一般的なメイドは道化師がサンプルを収納しやすいように魔物の死体を乾燥させて日付ごとに並べたりしないと思うんだけどなぁ。彼女もこの数日間で精神的に成長したということだろう、感心感心。俺は在庫管理の紙と報告書を受け取ると、穴から階下へ飛び降りた。

 

 

下の部屋の中央でサーベルトは瞑想していた。…暑い!…おそらく上の部屋とは10℃前後は異なっていると思われる。その原因はサーベルトが発している尋常じゃない熱の影響だろう。よほど集中しているのか、サーベルトは俺が降りてきたことにも気付いていない。

 

「サーベルト!」

 

「…ドリィか。」

 

サーベルトが俺に気付くと、部屋中に張り巡らされていた闘気がフッと消えた。

 

「調子はどうですか?私と貴方、二人の奥義は。」

 

サーベルトはゆっくりと立ち上がってこちらを振り返ると、ニヤリと笑った。

 

「…たった今完成した。…行こう。リベンジだ!」

 

サーベルトの獰猛にも見える笑みに、俺もまた悪い笑顔で返す。

 

「…そうですか。それはそれは、重畳。」

 

俺たちが最奥部に戻ると、サーベルトは階段を上り始めた。

 

「ドリィとキラはそこで見ていてくれ。」

 

「サーベルト?鎧も盾も装備していない状態で大丈夫なのですか?」

 

「…ああ、大丈夫だ。問題ない。」

 

かっくいー。通常そのセリフはちょっと心配になる死亡フラグだが、彼ならばやってくれるという予感がする。

サーベルトの言う通りに俺とキラちゃんは階段の下で待つことにした。サーベルトは宝箱の留め金を外すと、剣を上段に構えた。剣の道でも割とスタンダードな『霞の構え』、狙いすました攻撃を打ち出すための構えだ。宝箱が開けられたことを感知した「トラップボックス」は再度その真の姿を現した。

 

「サーベルト、見せてもらいますよ…!」

 

「サーベルト様、ご武運を!」

 

サーベルトは大きく息を吸って集中した。その体にトラップボックスが容赦なく噛みつくが、サーベルトはそれを文字通り歯牙にもかけない。想像とは違う相手の反応に思わずたじろいだトラップボックスがサーベルトから離れたその刹那、一閃。大きく円を描くように振り下ろされた剣がトラップボックスを捉えた。そして一閃。返す刃でまた円を描く。さらに一閃。いや二閃。目にもとまらぬ早業が左右対称の攻撃となって襲い掛かる。一歩踏み出して一閃。ふわりと跳んで一閃。羽のように音もなく着地して一閃。その足をばねの様に使って前へ躍り出て一閃。トラップボックスに攻撃の暇も与えぬその動きは正しく『演舞』、俺の思い描いた神楽そのものだった。

 

「素敵…」

 

「ええ、本当に…素晴らしいですよサーベルト…!」

 

サーベルトの終わらない攻撃についにトラップボックスは沈んだ。サーベルトは油断せずに残心をとり、相手が完全に沈黙したのを認めると、大きく息を吐き階段を降りてきた。随分呼吸が荒く苦しそうに見えるが、その顔は憑き物が落ちたように晴れやかだった。

 

「サーベルト…、とても素晴らしかったです。私が想像していたよりもずっと強く美しい技でした。」

 

「…ありがとうドリィ。それもこれも君が俺のために色々考えてくれた結果がでただけさ。」

 

「…サーベルト、今の戦いを経てまだ自分を弱い人間だと卑下できますか?」

 

「…いや、ドリィに言われてから色々なことを考えた。…俺は自分が弱いと割り切ることで現実から逃げていたように思う。でも今は違う。俺はもう自分を弱者だと言って戦いから逃げたりはしない。俺は未熟であっても弱くはない。守りたいものを守れるような男になるために俺はもっと強くなる!」

 

俺は大きく頷いた。やはりサーベルトは元気でいるのが一番だ。俺もこの数日間一人で過ごして分かったが、サーベルトのいない旅はどうも味気がない。サーベルトが俺に救われたように、俺もサーベルトに元気を貰っていたのだ。

 

「…私には世界を救って楽しく暮らすために」

 

「俺には今ある平和を守り抜くために」

 

「貴方が「君が『必要』だ」です」

 

「これからもよろしくな、親友!」

 

「こちらこそよろしくお願いします。これからの活躍も期待していますよ?」

 

キラちゃんのニコニコ笑顔に見守られながら、俺とサーベルトはハイタッチをした。

 

 

「そろそろ出るか?」

 

「そうですね、もうここには用はないですし。」

 

サーベルトとキラちゃんは最奥部に広げた拠点の片づけ、俺はサンプルとトラップボックスの回収とそれぞれ作業をしていたが、ひと段落したところでサーベルトが提言した。

 

「わ…!も、もしかして、ドルマゲス様が持っていらっしゃるのは世界三大宝石の一つ、『ビーナスの涙』ではございませんか?」

 

キラちゃんは俺が持っていた涙滴型の石──大人の握りこぶし二つ分はあろうかという大きさの宝石を指さした。

 

「ああ、これですか?そうですね。さっきの魔物が守っていたこの洞窟のお宝です。欲しいですか?」

 

「本物をこの目でお目にかかれるとは…!い、いえ!滅相も無いです!私は何もしていませんので…」

 

「じゃあ討伐したサーベルトに。」

 

「俺も別に必要はないな。ドリィの好きにしていいぞ。」

 

「そうですか…じゃ、戻しておきますかね。」

 

『ビーナスの涙』は勇者たちにとっても重要となるアイテムだ。だとすればこのまま変に動かしたりせずに保管しておいた方がよいだろう。しかし宝を守る番人がいなくなってしまったので、代わりに最近開発のめどが立った仮想自律戦闘人形(プロトオートマタ―)二号機の試作品を宝石と一緒に宝箱に入れておく。こっちは初号機(バイラリン)と違って火力こそ低いし小さいが、魔力効率はかなりいい。数か月は継続して活動できるはずだ。トラップボックスよりは若干強いかもしれないが、万一勇者以外の挑戦者が現れて番人不在の宝箱から宝石を取られてしまった時の対応の方が面倒なので、勇者たちには是非とも経験を積んでもらおうと思う。

 

俺たちは荷物をまとめて洞窟を出ると、今後の方針について話した。

 

「実は勇者たち…サーベルトの妹君を含むグループがいよいよ近づいています。なので予定を切り上げて次の町へ向かうことにしましょう。」

 

「…!ゼシカ…」

 

「へえ、サーベルト様の妹様が…えぇと、じゃあパルミドには…」

 

「ごめんなさい、パルミドには寄れなさそうです…。」

 

「そ、そうですか…いえっ、大丈夫です…」

 

「今度ゆっくり旅行に行きましょう。」

 

俺は心の中で少し安心した。悪徳の町(あんなところ)にキラちゃんやユリマちゃんのようなうら若き少女を連れて行ったら何が起こるか分からない。現に原作ではうら若き少女(ウマ)であるミーティアは攫われているわけだし。

俺たちはバトルロード格闘場まで『ルーラ』で飛び、東の海岸へ向かって歩き出した。目指すは賢者の末裔によって運営されている世界一のギャンブルタウン、ベルガラックである。

 

 

 

 

 







『仮称天照神楽(ヒノカミカグラ)』について

消費HP:--  消費MP:84
説明:まりょくとたいりょくを代償に目にも止まらぬ炎のれんげきをくりだす剣の奥義。


解説:某人気少年漫画をまるまるオマージュしたドルマゲスによって編み出された剣技。最大HPの半分と多くのMPを消費して繰り出す技で、技完了までに2ターンを要し、1ターン目に深く集中し、2ターン目で攻撃する。1ターン目で自身に『ピオラ』『スカラ』『バイキルト』がかかった状態になったのち状態異常に完全耐性ができ、2ターン目で『かえんぎり』に相当する単体攻撃が12連続で発生する。さらにこの攻撃はヒットするたびに威力が上昇し、12撃目には初撃の3倍ものダメージを与えるようになる。攻撃後は全ての効果が消え、次ターンは行動不能になる。

呼吸の仕組みはドルマゲスであってもついに解明できなかったので、攻撃前に自身にバフをかけて疑似的に呼吸による身体強化を再現している。




  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。