※未実装の幻覚あり
結構短め
会話文多め
オリ設定有り
誤字あるかも。
「なぁ!今日花火上がるらしいぜ!」
部屋のドアを勢いよく開けてそう言ってきたのは、破天荒で知られる芦毛の暴君ゴールドシップ
「そうなんですか。シップは誰かと見に行ったりするんです?」
冷静にそう返したのは、ゴールドシップとは正反対の性格で、芦毛好きの優等生ジャスタウェイ。
2人は昔からの親友であり、ルームメイトでもある。
「はぁ?お前そこは、「そうなんですね!ならシップ、一緒に見に行きましょう!」とか言うべきだろ!」
「上手いですね、私の声真似、というか私で良いんですか?もっと一緒に行くべき相手はいると思うんですよ、トレーナーさんとか、リョテイさんやマックイーンさんなど……」
「アタシはお前と行きてぇんだよ!それ以上でも以下でもねぇ!」
その言葉に、ジャスタウェイは少し驚いたような素振りを見せたが、
「……そっ…か、
…それじゃあ、、一緒に行きましょう。シップ。」
と返した。
「おし!じゃあ今から行くぞジャス!ゴルシちゃん専用の穴場があるんだよ!」
そう言うと、ゴールドシップはジャスタウェイの手を引き、部屋から出ると、全速力で走り去って行った。
「ちょっ…穴場ならそんな急がなくてもいいんじゃないですかああああ!?」
……
____あれからかなりの時が経ち、辺りも徐々に暗くなってきていた。
ジャスタウェイはゴールドシップに土手のようなところに連れてこられていた。
きっとここが、ゴールドシップの言う「穴場」なのだろう。
「ジャス〜!焼きそばとラムネ買ってきたぞ!!」
「あ、おかえりなさいシップ。ここ、本当に人来ないですね、」
「まぁ穴場だからな!」
ゴールドシップはそう笑い流すと、さっき買ってきた焼きそばを食べ始めた。
ジャスタウェイはジャスタウェイで、芦毛のウマ娘を目で追っていた。
「…ジャス、お前やっぱ芦毛なら誰でもいいんじゃねぇかよ!」
「そんなことないですよ〜?だって…」
「私の隣には世界一綺麗な芦毛ちゃんがいるんですから!」
ドン!!
ジャスタウェイのセリフを遮るように、花火が1発、打ち上がった。
「…?わりぃ、聞こえなかったわ。」
「あっ…、いえ、なんでもないですよ!」
「そうかー?おっ、あれジャスの色!」
ゴールドシップが指差した先には、緑色の花火が空に打ち上がった。
「そうですねぇ…あっ、あれはシップの色です!」
ジャスタウェイは空に打ち上がった赤色の花火を指差した。
「なぁジャス、」
「はい?」
「ちっせぇ頃も来たよなぁ、花火。」
「そうですね…まぁ場所は違いますが、」
(小さい頃といえば……)
空に打ち上がっている小さい花火や中くらいの花火の中を、1つの花火のつぼみが上空に打ち上げられ、大きく咲いた後、ドン!!と大きな音が響き渡った。
(ああいう大きい花火の音に、驚いてたよね…懐かしいな。)
「なぁジャス……
来年もよ、2人で来ようぜ?花火大会。」
「…はい!もちろんですよ、シップ!」
それから2人は、フィナーレまで花火を楽しんだ。
花火に遮られたジャスタウェイのセリフは、実はゴールドシップに聞こえていたことはまた別のお話。