支部にもあげる
※未実装の幻覚あり
結構短め
会話文多め
オリ設定有り
誤字あるかも。

1 / 1
花火大会

「なぁ!今日花火上がるらしいぜ!」

 

部屋のドアを勢いよく開けてそう言ってきたのは、破天荒で知られる芦毛の暴君ゴールドシップ

 

「そうなんですか。シップは誰かと見に行ったりするんです?」

 

冷静にそう返したのは、ゴールドシップとは正反対の性格で、芦毛好きの優等生ジャスタウェイ。

2人は昔からの親友であり、ルームメイトでもある。

 

「はぁ?お前そこは、「そうなんですね!ならシップ、一緒に見に行きましょう!」とか言うべきだろ!」

 

「上手いですね、私の声真似、というか私で良いんですか?もっと一緒に行くべき相手はいると思うんですよ、トレーナーさんとか、リョテイさんやマックイーンさんなど……」

 

「アタシはお前と行きてぇんだよ!それ以上でも以下でもねぇ!」

 

その言葉に、ジャスタウェイは少し驚いたような素振りを見せたが、

「……そっ…か、

…それじゃあ、、一緒に行きましょう。シップ。」

と返した。

 

「おし!じゃあ今から行くぞジャス!ゴルシちゃん専用の穴場があるんだよ!」

そう言うと、ゴールドシップはジャスタウェイの手を引き、部屋から出ると、全速力で走り去って行った。

 

「ちょっ…穴場ならそんな急がなくてもいいんじゃないですかああああ!?」

 

 

……

____あれからかなりの時が経ち、辺りも徐々に暗くなってきていた。

ジャスタウェイはゴールドシップに土手のようなところに連れてこられていた。

きっとここが、ゴールドシップの言う「穴場」なのだろう。

 

「ジャス〜!焼きそばとラムネ買ってきたぞ!!」

 

「あ、おかえりなさいシップ。ここ、本当に人来ないですね、」

 

「まぁ穴場だからな!」

 

ゴールドシップはそう笑い流すと、さっき買ってきた焼きそばを食べ始めた。

ジャスタウェイはジャスタウェイで、芦毛のウマ娘を目で追っていた。

 

「…ジャス、お前やっぱ芦毛なら誰でもいいんじゃねぇかよ!」

 

「そんなことないですよ〜?だって…」

「私の隣には世界一綺麗な芦毛ちゃんがいるんですから!」

 

ドン!!

 

ジャスタウェイのセリフを遮るように、花火が1発、打ち上がった。

 

「…?わりぃ、聞こえなかったわ。」

 

「あっ…、いえ、なんでもないですよ!」

 

「そうかー?おっ、あれジャスの色!」

 

ゴールドシップが指差した先には、緑色の花火が空に打ち上がった。

 

「そうですねぇ…あっ、あれはシップの色です!」

 

ジャスタウェイは空に打ち上がった赤色の花火を指差した。

 

「なぁジャス、」

 

「はい?」

 

「ちっせぇ頃も来たよなぁ、花火。」

 

「そうですね…まぁ場所は違いますが、」

(小さい頃といえば……)

 

空に打ち上がっている小さい花火や中くらいの花火の中を、1つの花火のつぼみが上空に打ち上げられ、大きく咲いた後、ドン!!と大きな音が響き渡った。

 

(ああいう大きい花火の音に、驚いてたよね…懐かしいな。)

 

「なぁジャス……

来年もよ、2人で来ようぜ?花火大会。」

 

「…はい!もちろんですよ、シップ!」

 

それから2人は、フィナーレまで花火を楽しんだ。

花火に遮られたジャスタウェイのセリフは、実はゴールドシップに聞こえていたことはまた別のお話。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。