ナルトが綱手に引き取られる話 作:tanaka
第二試験(サバイバルプログラム)概要
フィールド
第四十四演習場…通称「死の森」
鍵のかかった44個のゲートと有刺の鉄網に円形状に囲まれた大森林。中には演習場を両断するように流れる一本の大きな川とそこから分岐した無数の支流があり、多種多様かつ危険な生物が生息している。中央には塔があり、入り口から塔までの距離は約10km。つまり、直径20kmの演習場が今回のフィールドだ。
プログラム内容
各自の忍具や忍術を駆使した、何でもアリの「巻物争奪戦」。28チームのうち半分の14チームには「天の巻」、残り14チームには「地の巻」の巻物が渡される。試験の合格条件は、天地両方の巻物を持って、120時間以内(=5日間)に中央の塔まで3人で来ること。食事は自給自足で、途中のギブアップは一切なし。例え仲間が負傷しても5日間は森の中にいなければならない。
失格の条件。
1.時間以内に2種類の巻物を3人で塔まで持ってこられなかったチーム。
2.班員を失ったチーム、または再起不能者を出したチーム。
3.巻物の中身を塔にたどり着くまでに見たチーム。
以上三つの何れかに該当したチームを失格と見なす。
第二次試験の試験官であるみたらしアンコからルールの説明があった。その内容は思った以上に過酷なもので参加には同意書まで必要らしい。今、サスケの手にも一枚の紙がある。死亡同意書だ。実際の重さなど0.1gも無いだろうにサスケには妙に重く感じられる。
ちらりと紙から視線を上げ周囲に目を向ける。
さっきまで不満を漏らしていた者もいるが、やはり辞退する者はいないらしい。全ての受験者が覚悟を決めた目をしていた。つまり、ここにいる全員が死亡同意書にサインすると言うことである。
彼等は俺達を殺す気で来るだろう。自分を殺すかもしれない相手に手加減をするバカはいない。命懸けの戦いになる。
(俺に出来るのか…?殺す気で来る敵に何時も通りに対処出来るのか……?そして、俺は人を殺せるのか……?)
初めての実戦だ。しかも、ここにはいざって時に守ってくれるカカシはいない。全てを自分達だけで対処しなければならない。失敗すれば自分の命だけじゃなくナルトやサクラまで死ぬかもしれない。
(やる…!必要なら俺は人を殺す…!…覚悟は今決める……!)
ぶるりと体に震えが走る。これは恐怖か…?いや…
「なんだサスケ…震えてんのか?」
ゴソっと何かが近づいてくる音と共に声が聞こえる。そこには灰色のジャケットに両手を突っ込んだ木の葉の額当てを着けた少年…キバが挑発気味に笑っていた。
「は、武者震いだ」
サスケも挑発気味に笑って返す。
「で、何かようか?」
「ああ、少し忠告に来てやったんだよ」
キバは恥ずかしげに頬をかきながら続ける。
「あの草隠れのくノ一…舌のやたら長い女には気を付けろ…かなりヤバい」
「そんなのお前に言われなくても分かってるってばよ」
ナルトがもっともな答えを返す。そのくらい、誰が見てもヤバそうな女だった。
しかし、それはキバとて分かってるはずだ。その上で尚忠告にきたと言う事実がサスケには気になった。
「そこまで言うなら何か根拠があるのか?」
「赤丸は相手の実力を本能で察することが出来るんだが…その赤丸がすげぇ怯えてんだよ」
「なるほど」
動物の本能ってのは人間よりも遥かに優れている。忍犬ならば尚のことだろう。その感覚を笑い飛ばすことは出来ない。一応、どの程度ヤバいのか聞いてみる。
「今迄見たことねえくらいだ…ま、そう言うことだから気を付けろよ…お前ら…と言うかナルトはトラブル体質だからな」
んじゃあな!と手を上げキバは去っていった。
同意書と引き替えに各チームに巻物が渡され、各自が割り振られたゲートへ向かう。
ゲート6は、我愛羅、カンクロウ、テマリの砂忍チーム。
(敵チームも怖いが、我愛羅と5日間も一緒にいるのがもっと怖いじゃん)
ゲート12は、ナルト、サスケ、サクラ チーム。
「近づく奴は片っ端からぶっ倒ーす!」
ゲート15は、アンコにクナイを渡した舌の長いくノ一がいる草隠れの3人チーム。
「まずはルーキー狙いだな」
「ここからは殺してもいいそうだからかえって簡単ね」
ゲート16は、キバ、ヒナタ、シノ チーム。
「よっしゃぁ!サバイバルなら俺達の十八番だぜ!」
ゲート20は、ドス・キヌタ、ザク・アブミ、キン・ツチの音忍チーム。
「これは都合が良い…公然と我々の使命が果たせるチャンスですね」
ゲート27は、シカマル、チョウジ、いの チーム。
「めんどくせーがやるしかねぇか」
ゲート38は、カブト、赤胴ヨロイ、剣ミスミ チーム。
「油断せずに行きましょう」
「「………」」
ゲート41は、ネジ、リー、テンテン チーム。
「ガイ先生!僕は頑張ります!見ていてください!」
「最後に一つアドバイスよ────死ぬな! これより 中忍選抜試験 第二の試験! 開始!!」
ゲートから中へ飛び込む受験者達。
第七班も森へと入る。
彼等の実力は間違いなく今回の参加者の中でもトップクラス。普通に戦えば負けることはないだろう。
しかし、初めての命懸けの実戦に三人の表情は固い。
そんな中早くも悲鳴が聞こえた。
「早速始まったか」
「……今の 人の悲鳴よね!? …な …なんか緊張してきた……」
ナルトは「どうってことない」とサクラを励すが、自分も緊張している。そして、人間と言うのは緊張するとトイレが近くなる事もある。ナルトもどうやらそうなってしまったらしく、開始早々サクラの前で立ちションをしようとする。
(…お前…それはないだろ……)
そのあんまりにと言えばあんまりな所業にサスケは若干固さがとれ、溜め息を吐きつつ、ナルトの頭をどつく。
「草陰でしてこいウスラトンカチ…サクラがいるんだぞ」
ナルトは何を言ってるのか分からないと言うように首を傾げる。サクラは「私は別に気にしないわよ」と豪胆なことを言う。
(こ…こいつら羞恥心を一体何処に捨ててきたんだよ……俺は気にするよ…!ナルトが此処でするってことは同じ男の俺も此処でしなきゃいけないって事になるんだぞ…!!)
だが、それをそのまま口に出すのは恥ずかしかった。故にサクラを引き合いに出したが、別に私は二人が後ろ向いててくれるなら皆の前でしてもいい、などと言い出す始末。流石にこれには焦った。
「た…確かに安全を考えれば常に三人でいた方がいい…だが、この班にはナルトがいる」
「ん?俺?」
「そうだ。ナルト…お前は口寄せが使えるだろ?サクラがトイレ行くときはカツユを口寄せしてサクラを護衛させろ」
「おお!なるほど!分かったってばよ!」
「そして、俺達がトイレに行くときは影分身に護衛をさせるんだ」
かなり早口で捲し立てたサスケ。その勢いもあってか無事二人を納得させることが出来た。
草むらに去っていく三人のナルトを見送り、警戒しつつもサクラと待つ。
(いつ敵が襲ってくるかも分からない中で、5日間の野宿。しかも、この常識をかなぐり捨てた二人と…思った以上に大変そうだ…)
「あーーーー すっげー出た〜〜〜 すっきりー!!」
しばらくするとナルトが帰ってきた。行きは三人だったナルトが五人になって。その内二人は雨隠れの額当てを着けたパンツ一丁の気絶した男を抱え、二人は男の物だろう服を持ち、残りの一人…おそらく本体であろうナルトは手ぶらで現れた。ちなみに、「あーーーー すっげー出た〜〜〜 すっきりー!!」と言っていたのは手ぶらのナルトである。
「何があったんだ?」
何かあったのは見ただけで分かる。
「あー…実はしょんべんしてたらいきなり襲われたんだってばよ…サスケに言われて警戒してたから対処できたけど危うく溢すとこだったってばよ」
どうでもいい告白を聞き流しながら問う。
「で、何でそいつはパンツ一丁なんだ…」
「巻物隠してないか探したんだってばよ…でも、持ってなかったってばよ…運がねえってばよ」
本当に運が無いのはその雨隠れの忍だろう。ナルトを襲ったばかりに開始早々パンツ一丁にさせられた忍に、サスケは哀れみの目を向ける。
「そんでさ!こいつどうすんだってばよ!」
「…巻物が無いなら用はないが…」
「なら放置でいいんじゃない?」
「それもそうだな。そこらへんに立て掛けておくか…あぁ…服は近くに置いておいてやれ」
「そうね…でも忍具はポーチごと持っていきましょう。あと後を追われたら面倒だから関節を外しておきましょう」
「サクラちゃんは鬼だってばよ」
こんな風に呑気に話しているものの、サクラとサスケはいつ雨隠れの忍の仲間の襲撃が来ても良いように警戒を続けていた。しかし、仲間の道具を奪っても関節を外しても助けが来る気配が無いので、単独行動していたのだろうと一応の結論を着ける。
「ふん…どうやら本当に一人だったみたいだな」
サスケがホッとした様に言う。
「そうね…一応備えもしていたんだけど」
サクラは噴射型催涙スプレー(饅頭タイプ)をポケットに仕舞う。(玉葱とタバスコを濃縮して作った饅頭の形をしたスプレー。ナルトとの共同製作第7号作品。)
サクラが関節を外したのは敵を誘き寄せる意図もあったのだった。
「やっぱり合言葉を決めておいた方がいいと思うわ」
襲撃者を撃退した後も三人は油断せずに作戦を練る。主に話を進めているのはサクラとサスケだ。
「そうだな…今回は運良くナルトが撃退出来たからいいが、敵の変化の可能性もあるわけだ」
「変化の術を見破るのは犬塚一族とか日向一族みたいな特殊な感知能力がないと殆ど不可能よ。変化の術で仲間に化けてこちらの油断を誘うってのはありきたりだけど効果的な手だわ」
「効果的ってことは使う人間も多いってことだ…だから、一旦三人がバラバラになった場合…例えそれが仲間であっても信用するな。必ず合言葉を確認し、それが間違った場合は、どんな状況でも敵と見なせ」
「で、肝心の合言葉は何にするんだってばよ」
「いいか…良く聞け…言うのは一度きりだ…」
ナルトは慌てて身を乗り出して聞き耳をたてる。
「忍歌『忍機』と、問う。その答えはこうだ...」
"大勢の敵の騒ぎは忍よし、静かな方に隠れ家もなし、忍には時を知ることこそ大事なれ、敵のつかれと油断するとき"
割と長い合い言葉。ナルトは顔をしかめる。正直覚えきれるわけがない。しかし、それでも頑張って全部覚えようとした結果───初めの言葉も忘れてしまった。
「.........サ…サスケ...念のため…もう一回頼むってばよ...」
「一回だけだと言ったろ...巻物は俺が持つ...」
「……………」
不満顔のナルト。さらっと無視するサスケ。
この会話を、土の中に隠れて聞いている忍がいることにナルトは気付くことはなかった。
合言葉が決まったので立ち上り行動を開始しようとした3人を突然の暴風が襲う。ものすごい突風で飛ばされてバラバラになる3人。
「うぎゃああああ!!」
「く!」
「きゃあ!!」
サスケはクナイを手に持ち、茂みに隠れ、敵の次の手を警戒する。そこにサクラが合流し、サスケは合い言葉を問う。スラスラと答えるサクラ。その「返答」にサスケはサクラが本人だと認める。
そして、暫くすると、ナルトも合流した。
「痛ぇ...おい、みんな。大丈夫か?」
笑いながら近づいてくるナルト。
「ナルト、ちょい待ちなさい。合言葉...」
そのナルトにサクラが合言葉を聞く。
「分かってるって...『大勢の敵の騒ぎは忍よし、静かな方に隠れ家もなし、忍には時を知ることこそ大事なれ、敵のつかれと油断するとき』」
ナルトもスラスラと合い言葉を答える。その答えを聞いた瞬間サクラはポケットから饅頭を取り出し、ナルトに向けて握り潰した。
瞬間、勢い良く饅頭から煙が噴射される。サクラとナルトが共同で作った噴射型催涙スプレー…その真っ赤な煙は見事ナルトに直撃する。
「ぐ、ぐおおおうおおう!!」
絶叫が響き渡る。タバスコと玉葱を濃縮したその煙は人に向けていいような代物ではない。
直撃を食らった忍はそのあまりの痛みに変化の術が解けボフンっと煙が上がる。ほぼ同時───襲撃者が件の草忍のくノ一だと気付いたサスケが煙玉を投げる。
ここから取れる手段は幾つかある。
追撃か逃走か。
「逃げるぞサクラ!こいつは無理だ!」
サスケが選んだのは逃走だった。
「───……っ………やってくれるわねェ……今のは効いたわよ……」
数秒前後不覚になるが、持ち前の不死性を活かして直ぐ様持ち直す。そして、たった数秒ではこの草隠れのくノ一……大蛇丸にとっては無いようなもの。逃げるのは不可能だった。
煙が晴れた場所でサクラ、サスケと大蛇丸が対峙する。
「…ふふ…中々良い不意打ちだったわよ…お嬢さん…それに不意打ちに忍具や忍術を使わなかったのも高得点……まさか自作の饅頭型催涙スプレーを持ち歩く下忍がいるなんて思わないものね…つい油断しちゃったわ…」
事実もしサクラがクナイを投げたり、印を踏んだりしたら大蛇丸は問題なく対処出来ただろう。大蛇丸にすら予想出来ない角度からの攻撃だったからこそ不覚を取れたのだ。
「それに…逃走を選んだのもセンスが良いわサスケくん……彼我の実力の差を素早く正確に把握する能力は時として実力以上に重要となる力よ……そして、勝てないと分かれば逃げるのが忍として正しい選択」
大蛇丸はよくやったと誉める。
サクラとサスケの頬に嫌な汗が流れる。
「でも…一つ分からないのよね……私の変化にどうやって気付いたのかしら…」
大蛇丸は悠然と問う。そこには圧倒的強者としての余裕と僅かな興味が見て取れる。
サスケは時間稼ぎのために答える。一秒でも多く時間を稼ぐ。それが今自分達の出来る唯一の手段だと信じて。
「この状況は、演習場に入る前から想定していた」
サスケは演習場に入る前の待機時間の会話を話す。
この試験はサバイバル。回りの者全てが敵だ。
もし、なんらかの方法で俺達がバラバラになった場合、本人と確認するための合図を考えておいた方が良い。俺達はそう考えた。そして、真っ先に浮かんだのが合言葉だ。だが、ナルトはバカでな。長い合言葉なんて覚えられねぇときた。そんなナルトの話しを聞いたサクラが提案したんだ。
「口寄せしたカツユに本人か確認させればいいってな」
その言葉と同時にサクラとサスケの服から小さな蛞蝓が出てくる。
「だから、合言葉はなんでも良かったんだ。重要なのは、俺達の言葉じゃなく、カツユの言葉なんだからな...」
カツユがペコリと頭を下げる。
サスケは時間を稼ぐべく、カツユの遠隔通信能力を話し、さらに、敵が地面で俺達の会話を聞いていることも気付いていたと語る。
「それを罠に掛けるために敢えて合言葉を聞かせたわけだ」
「なるほどねェ…つかれも油断もないってわけね...思った以上に楽しめそうね...」
だが、襲撃者は特に気落ちする様子は無く、むしろ楽しそうに笑う。
「…私達の『地の書』欲しいでしょ… キミ達は『天の書』だものね…」
大蛇丸は持っていた「地の書」を飲み込む。人間か?ってくらい不気味な相手だ。舌が伸びるのを見た時からヤバいとは思っていたし、キバに忠告されて警戒もしていたつもりだ。だが、それは本当に、つもり、でしかなかったのだと気付く。
「さあ… 始めようじゃない…… 巻物の奪い合いを… 命懸けで」
瞬間、サスケとサクラに想像を絶する衝撃が走る。大蛇丸が何かをしたわけではない。ただ目があっただけだ。たったそれだけで二人は明確な、頭を潰されるような死をイメージさせられた。
「「……っ」」
悲鳴を上げることすら出来ず崩れ落ちるように膝を付く。未だ嘗て感じたことの無いほどの絶対的恐怖。あまりにも大きすぎる精神の揺らぎは容易く練っていたチャクラにまで影響を与える。瞬間、僅かにサスケとサクラの体の輪郭が揺らぐ。その僅かな違和感に目を見開いた大蛇丸は恐るべき速さでクナイを投擲する。放たれたクナイは狙い違わずサクラとサスケの頭に直撃──直後、弾けるようにサスケとサクラの体から無数の蛞蝓が飛び出してくる。
「っ!やはり分身か!」
蛞蝓分身。原理は水分身や土分身と同じだが材料が生き物と言う一点の違いが難易度を飛躍的に上げている。水分身や土分身が会得難易度Dなのに対し、蛞蝓分身は会得難易度B。つまり、上忍レベルの忍術だ。
まさかそれを使える下忍がいるとは…。
「……本当に面白い」
今迄自分は分身と喋っていたと言うわけだ。当然、本体はとっくに逃げてることだろう。
まんまとしてやられた大蛇丸はそれでも尚笑みを崩すことはなかった。
サスケとサクラが咄嗟に考えた策はネタが分かれば簡単なものだった。
まず、煙玉で目眩ましをし、カツユを口寄せする。そして、口寄せしたカツユを使い自分の分身体を作り出す。その蛞蝓分身を囮にし、自身は動物に変化して逃走。ナルトとの合流は肩に乗せたミニカツユを使い遠隔通話により行う手筈だった。
大蛇丸が油断していたということ。
大蛇丸が催涙ガスで悶絶していたということ。
大蛇丸がサクラとサスケの正確な実力を知らなかったということ。
様々な要因が重なり今回の逃走は上手くいった。
ちなみに、サクラ達がギリギリの死闘を演じている頃ナルトが何をしていたかと言うと、原作通り大蛇の胃袋に飲み込まれていた。
何やってんだよと思うかもしれないが、今回ばかりはナルトに非はない。
ただ飛ばされた方向が悪かった。
ナルトが吹き飛ばされた先に丁度大口を開けた大蛇が待ち構えていたのだ。「う、嘘だろ!」と虚しい叫びを上げながら、そのままナルトは大蛇の胃袋に着地したというわけである。
もちろん、影分身の術を使い、ちゃんと逃げおおせていると追記しておく。
サクラ「し…死ぬかと思ったわ…」
サスケ「あんなの前半に出していい敵じゃねえだろ…!」
ナルト「あいつ何だかんだいって九尾が暴走した俺とも戦える奴だからな」
カカシ「ま、お前らよくやったと思うよ…マジで…いくら油断してたとは言え、あの大蛇丸から逃げられる下忍なんてそうはいないよ」
サクラ「それほどでも」ドヤッ
サスケ「ふっ」ドヤッ
ナルト「もっと誉めてくれってばよ」ドヤッ
カカシ「おお…すごいすごい…尊敬しちゃうなぁ…」
カカシ「ま、ふざけるのはこのくらいにして真面目な忠告だ…よく聞け…大蛇丸は見ての通り粘着質だ…一度狙った獲物は簡単には諦めない…そしてお前達はもうロックオンされた…つまり、お前達はこのまま五日間逃げ続けるか…あるいはさっさと巻物揃えて合格するか…選ばなきゃならないって訳だ」
ナルト&サクラ&サスケ
「「「絶対にソッコーで合格する!!」」」