やはりルフィウタが一番でしたね。
因みに作者はルフィハン推しです。
「ギャーハッハッハッ!宴だ、宴!!おうっ、飲んでるかレイラ!」
「相変わらず宴が好きなんだねバギー」
私はバギーの海賊団の宴に招かれていた。バギーはロジャー船長の船に居た頃から財宝と宴が大好きだった。
今でも変わらないんだなーって思いながら私は昔を懐かしみグラスを煽る。
「それでレイラ……オメェはなんでこの町に居たんだ?この町に住んでるのか?」
「ううん。この町には偶々居ただけだよ。私は普段は他の町に居るもの……今は少しだけ羽伸ばし……と言うよりも羽休めかな」
バギーは空気が読めない発言する事が多いけど実は結構色々と見てくれるタイプ。その身に降りかかる危機に敏感で人の機微に気づける。だからロジャー海賊団の中では異質と言うか珍しい立ち位置だったんだよね。
あの海賊団、血の気の多いタイプか無神経かなどちらかだったから。
だからバギーはシャンクスに憧れて羨ましがり、憎しみ妬んだ。ローグタウンでロジャー船長が処刑された時にその確執が決定的なものになり二人は別々の道を歩んだ。
そんなバギーだから私の悩みにも気付いたのかも。
「少し前にね。ある人に頼まれ事をされてね……私なりに必死に頑張ってたんだけど、ちょっと自信無くしちゃって」
「そうかい……だったらよ。投げ出しちまわないか?俺と一緒に来れば悩みも無くなるぜ」
バギーは私の思いを汲んでなのか私を勧誘してきた。正直、思いが揺れちゃうなー……バギーみたいに船に揺られて海を渡って気儘に生きてみたいかも。
「ありがと……でも、ダメなの。私は……あの……子を……」
あれれ……意識が遠のく……
◆◇sideバギー◆◇
俺の海賊団の宴に招いたレイラは物スゲー急ピッチで酒を飲んでいた。
あの頃と違って酒を飲む様になったのも驚きだったが凄まじい量を飲んでやがる。しかも本人は無自覚なのか俺と会話しながらグビグビと飲んでいる。俺や周りの団員よりも飲んでやがる。この船の酒全てを飲み干すつもりなんじゃなかろうか。
俺の誘いもやんわりと断られちまった。しかし元々責任感の強い奴だったがコイツがここまで悩みながらやらなきゃならない事ってなんなんだ?
しっかし海賊船での宴だってのに警戒心が薄すぎやしないか?
酒を飲んだ事で段々酔っ払ってきたのか服のボタンを外したりスカートを気にしない座り方をし始めた。最終的には無警戒に寝ちまった。
ソワソワとレイラをチラ見してる部下共を睨みを効かせて退がらせて俺はレイラの事が心配でならなかった。
顔馴染みとは言っても海賊相手にここまで心を許すか普通?いや、と言うよりもそれを忘れたいくらいに酒に溺れたいって事か。
コイツが抱えてる物を俺様も一緒に抱えればレイラは俺様の所へ来てくれるのだろうか……何を悩んでるんだかな俺様も。
海賊なら海賊らしく奪うのが当然だよな……俺様はレイラのスカートに手を伸ばして……
止めた。
ダメだダメだ。こんなやり方でレイラを手籠にしたとしても禍根を残すだけだ。それにレイラを無理矢理手籠にしたとあればロジャー船長にも顔向け出来ないしシャンクスの野郎にも何を言われるかわかったもんじゃねぇ。
そんな思いの下、俺様はなんとか耐えた。今更だがレイラろ良い女になっていた。
俺様じゃなきゃ襲ってたね多分。感謝しろいレイラ
なんて思っていたいたのだがレイラは翌日に何事も無かったかの様に俺様の船から降りて行った。船員の大半が二日酔いになったってのにどんだけ酒に強くなったんだよアイツ……
だが次に会った時こそ俺の船に来て貰うぜレイラ……
だが俺様の企みに反してレイラと再会するのは忌々しい麦わらの小僧とレイラの息子だと言うエースとの出会いの後になる事を今の俺様は知らなかった。