ミーちゃんの思いついたネタ、妄想集   作:ミーちゃん

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なんとなく続きを思いついたので投稿。


転生したら故郷が滅んだ 2

 やぁ皆! オレだよ! 最後に記録してから3年が経ったみたいだ! ローアに記録装置があるのをすっかり忘れてた。でも、3年間いろいろあったし、仕方ないと思うんだよね。

 

 アナザーディメンションに住むスフィアローパーとバトったり、グランドローパーとバトったり、ラージローパーとバトったり……ローパーばっかりだな!

 しかも、ローパーと出会うごとに空間や地形が変わるから大変だった。地形の関係上、ローアから降りて戦うことが多かったな。

 

 それで半年くらいアナザーディメンション内で過ごして、その後はローアの力を使って外の世界に出たんだ。そしたら、毛糸じゃないスペースクラッコに襲われたんだよね。ビームとか雷とかはローパーとかもやってきたから大丈夫だったけど、隕石はヤバかった。宇宙じゃ空気ないからグラグラが使えないし、バリアはローアを覆える程は出せなかったから大変だったよ。

 

 そんなこんなで一年半くらい、星々を巡りながら目的地を目指してた。目的地はアナザーディメンション内を進んでた時に決めたんだ。どこかって? それはねぇ、俺が今いるこのポップスターさ!

 かの星の戦士がいるこの星なら安全やろ……そう思ってた時期が、俺にもありました。

 

 

 そう。俺は大事な事を忘れていた。ポップスターは何かと危機に陥りやすいと! ポップスターに降りて一年の間にダークマターだったり、ナイトメアだったり、ダークマインドだったり、クイーンセクトニアだったり、マルクだったり、ギャラクティック・ノヴァだったり、ハルトマンだったり、ドロシアだったり…………いやマジで多いな!? ゲームやってたから知ってたけど、ホントに多い。ポップスターって侵略して旨味あるか?

 敵の侵略以外だと、瓦割り大会で星に罅を入れる星の戦士がいたり、グルメレースと称して星中の食物を走り食いする星の戦士と王様がいたりもしたな。

 

 

 そんで現在、外がヤバい状況なのでローアに乗り込んで記録装置に記録してるというわけだ。具体的にどういう状況なのかって? ポップスターとは違う星?に飛ばされたのさ。

 釣りしたり平和に過ごしてたら、お空にディメンションホールに似た巨大な穴が空いて、そこにプププランドの住人とか建物が吸い込まれたんだ。このローアも穴の吸引力に負けて空に舞って、吸い込まれた。

 その後、気づいたらローアが廃墟都市っぽい所に不時着してたってわけ。

 

 

 たぶん、これって俺が転生する前にプレイしたディスカバリーの舞台だと思うんだけど……13年も前だからほとんど覚えてないや。とりあえず、周囲の安全と食料確保を行っていこうと思う。んじゃ、記録はこれで。

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「「「ワニャワニャ!」」」

 

「ワドルディ! なんて言ってるかわからん……」

 

 ローアから降りて、なんか襲ってくる毛むくじゃらの獣を返り討ちにしながら安全確保してたら、三体のワドルディが囚われてた件について。

 とりま、解放してあげたんだが……このワドルディ、プププランドの言葉が話せないタイプだった。おかげで、牢に閉じ込められてた理由も経緯もわからん。

 

「一緒にローアまで戻ろうか」

 

「「「ワニャ!」」」

 

  かわいい。

 

 三体のワドルディを連れてローアを目指す。その道中も獣たちが襲ってきた。ついでに、プププランドにもいた奴らが襲ってくることもあったな。まぁ、まとめて吹っ飛ばしたが。

 ……おい! 笑顔でボムを持って近づいてくるんじゃないポピーブラザーズJr.! 「アハハッ ドンパチハデに、いっちゃうよ!」じゃねぇよ! ……仕方ない、こうなったらボム対決だ!

 

「ハグッ!」

 

「「「ワニャ!?」」」

 

「えっ!」

 

 まず、アイツが投げてきたボムを食べます。ボムボムの能力やバクバクの能力を使えば問題ありません。今回はバクバクの能力を使って食べました。そして、バクバクショックで肉体を変形させ、腕を大砲にします。

 

「ワニャワニャ……!」

 

 黄色っぽいワドルディが目をキラキラと輝かせていますが、今はあえて無視します。ボムを投げてきたあいつに向かって、先程バクバクの能力で食べたボムを、大砲でお返しします。すると、どうでしょう。返されたボムを受け取ったアイツは勢いよく吹き飛んで、空中で花火になりました。おしまい。

 プププランドの住人ってかなり頑丈だから、あれくらいじゃ重症にもならないので大丈夫だと思う。しっかし、なんで襲ってくるのかねぇ? もしかして、今回のラスボスに操られてるのか? 確か、デデデ大王も操られていたはずだし、その可能性は高そうだな。

 

 

 

 

廃墟都市を歩き回り、襲ってきたソードナイトや獣たちを返り討ちにして、ようやくローアの元に到着した。

 ワドルディ達をローアの居住区に案内し、そこでしばらく過ごしてもらうことにした。俺? 俺はいつも操縦室で過ごしてるから問題ない。

 

「ん? あれは……もしかして、カービィ? 隣にいるのはバンダナワドルディとエフィ……エフェ……エなんとか」

 

 わざわざ外出なくても、ギロギロの能力で千里眼使えば良かったと気づいた。もー、俺ってば発想が貧困!

 千里眼で周囲の地形を確認してたら、バンダナワドルディとカービィが水色のなんとかを連れながら無双してるのを発見してしまった。

 バンダナワドルディは襲いかかる毛むくじゃらの獣を槍で突き、薙ぎ払う。カービィはすっぴん状態で蹴散らしている。水色の何かは傍で応援してるだけ。

 

「相変わらず、カービィは強いなぁ……」

 

 圧倒的な強さを見せつけるピンク玉の星の戦士を見て、俺はポップスターにやってきてからのことがフラッシュバックした。ドロッチェ団が来たとき、デデデ大王と歓談してたらケーキを食べた犯人だと誤解されて大王と一緒にボコボコにされたなぁ……。自然系の攻撃はコピーされるから動物系と超人系で戦ったのに、大王からコピーしたハンマーの前には無力だったよ。自然系で攻撃を受け流そうとしたけれど、なぜか覇気を纏ってたからダメだったし。流石は星の戦士だな!

 

「カービィ達と合流するか」

 

 カービィが来てるなら、カービィと一緒にいればだいたい安全なんだよね。戦力も増えるし、水色の何かが今回の事件の鍵を握ってたはずだし。合流すると決めたし、さっさと行こう。

 居住区にいるワドルディにローアから出ないよう注意してから、動物系の能力で変身して青い炎を纏いながら空を飛び、カービィ達がいる所まで向かった。今回使ったのは、トリトリのモデル“フェニックス”。廃墟都市だから何かしらの対空兵器みたいなのはありそうだと思ったんだ。……というか、空飛んで移動する時は大体フェニックスか青龍なんだよな。純粋に強力だし。

 

 

 

 

 

 

 空を飛んで移動すること約10分。カービィ達がショッピングモールの中に入ったから、俺も変身を説いて屋上から侵入した。ショッピングモール内には毛むくじゃらの獣とプププランドの住人が外以上に多くて大変だった。最終的には、オペオペの能力でバラバラにして無力化したけど。

 それと、いくつか缶詰に入った保存食と何かの設計図らしきものを見つけた。保存食は缶詰に入っているから食べられるかどうかはわからない。だから、あとでローアに戻ったときに確かめてみようと思う。万一、腐っていて毒物になっていても、ドクドクの能力の影響で、毒物は大丈夫になってるからな。設計図に関しては、何か俺の記憶に引っかかるものがあるんだが、それがよく思い出せない。とりあえず、ポケポケの能力で作ってあるポケットの中にしまっておいた。

 

「グオオオオオオオ!!」

 

 ガシャーン!!

 時々、ギロギロでカービィ達を探しながらショッピングモール内を探索していると、中庭の方から窓ガラスが割れる音と野太く荒々しい雄叫びが聞こえてきた。 

 急いで音の発生源である中庭に向かうと、そこには見上げるほど巨大な黒いゴリラと戦っているカービィ達がいた。カービィ達の意識がやけにゴリラの首元に向いていると思い、ゴリラの首元をよく見てみると、三体のワドルディが檻に入れられて紐で結ばれていた。なるほど……カービィ達はあのワドルディ達を助けようとしているのか。

 カービィ達が何をしようとしているのかわかった俺は、床に手をつき覚醒したイトイトの能力で俺の周囲を糸にして、ゴリラに向けて放った。

 

荒浪白糸(ブレイクホワイト)!」

 

「グオッ!?!?」

 

 ショッピングモールが徐々に白い糸へと変化し、まるで津波のようにうねってゴリラへと襲いかかり、ゴリラを縛り上げた。ゴリラはなんとかして糸を千切ろうともがくが、圧倒的な質量の糸はゴリラの抵抗にびくともしない。

 

「!! これって……」

 

「今だよカービィ!」

 

「うん! とりゃあ!!」

 

 カービィは俺が作った隙を突いて、ゴリラの体をよじ登り、首元に紐で繋がれているワドルディ達が閉じ込められている檻をすっぴん状態でこじ開けた。……えっ!? すっぴんでこじ開けてる!?

 カービィって確かに強いけど、コピー能力を使用した状態に比べてすっぴん状態じゃそんなに強くないはずなんだけど…………

 

「バンダナ先輩、ありがとうございます!」

 

「カービィも助けてくれてありがとう!」

 

「バンダナ先輩、カッコ良かったです!」

 

「うん! みんなが無事で良かった!」

 

「本当に良かった! …………あれ? そういえばカービィ……この糸ってルビデのじゃない?」

 

 檻から出た三体のワドルディがカービィ達に感謝している。それに対し、カービィもワドルディ達が無事で良かったと喜んでいる。微笑ましい光景だ。

 バンダナワドルディも一緒になって喜んでいたが、ふとゴリラを縛っている糸を見て、俺の物じゃないかとカービィに話している。カービィにもバンダナワドルディにも、共闘した時に見せたことがあるからわかるんだろう。カービィも「確かに……」って顔してるな。

 カービィ達が話し合っている所まで糸の上を歩いて向かう。すると、最初に水色の何かが俺に気づき、その次にカービィとバンダナワドルディが俺に気付いて、歩いて向かう俺に手を振っている。

 

「カービィ! バンダナワドルディ! 無事だったみたいだな!」

 

「ルビデも無事だったんだ!」

 

「無事で良かった。さっきは助かったよ」

 

 俺が無事であることを喜び、カービィとバンダナワドルディはピョンピョンと飛び跳ねている。カワイイ。

 

 

 

 

 




主人公の名前はルビデになりました。
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