霊夢の賽銭箱に、お金を入れ続けてみた   作:sayutan

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異変?

「これは....異変だぜ....」

 

「なに言ってるのよ魔理沙!これは私のいままでの頑張りが報われた結果なのよ!」

 

「お前の頑張りは小銭二枚ですんじまうのか!?」

 

「ええいいわ!報われないより全然マシよ!」

 

「そ、そうか....と、取り敢えず戻ろうぜ。」

 

「えぇそうね!この喜びをみんなにも分けてあげなきゃ!」

 

「あ、じゃあこの五百円玉は私の....」

 

「....。」(←憤怒の表情)

 

「なわけないよな!!ハハハッ!」(死ぬかと思った....)

 

ガララッ

 

「みんな~きいてきいて~お賽銭が入って....なにやってるの?」

 

 

 

「これより異変解決のため、会議を行うわ。霊夢、お賽銭を見せなさい。」

 

「嫌よ(ゆかり)。取られたくないもの。」

 

「誰も取ったりなんかしないわ。....ん、本当にこれがお賽銭箱に?」

 

「えぇ!音もしたし!間違いないわ!」

 

「....やはり異変ね。」

 

「早々に異変と決めつけるのはよくないぜ。確かに、霊夢の賽銭箱に賽銭が入ることは、閻魔様がスク水着て海を泳ぐくらい有り得ねぇことだけど。」

 

「....なぜここで私を例えに出したのかは疑問ですが、確証がないので、白黒つけがたいのは事実。いまのところは白ですね。」

 

「でも~異変に確証がないのはいつものことでしょ~」

 

「相変わらず酔ってるな~萃香は....。ま、その通りだけど。」

 

「にっしし~♪ところで天狗~。こ~んないい事件が起こってるのになにも書かないのかい?」

 

「あやや!?す、萃香様!?わ、私は事実をキチンと調べて書くので、も、もう少し情報がないと....オチがない新聞は書かない主義で....」

 

「でも....運命はこれからなにか起こると囁いてるわ。気をつけ....

 

「あんたのは当てにならないからいいわ。」

 

「ちょっ!?霊夢ひどくない!?」

 

「まぁ....お賽銭を入れることは、誰でもできますし....先ほど音がしたのなら、ここの誰かが入れたのでは?」

 

「お、咲夜!いいこと言うな!これは探偵魔理沙の出番だな!」

 

「で、目星はあるのかしら?」

 

「そうだなぁ....あ!そこの金持ちが入れてくれたとか?」

 

女苑(じょおん)は、むしろ盗る側....」

 

紫苑(しおん)の言う通り!あったら盗ってるさ!」

 

「盗人だってぇ?取っ捕まえてやる!」

 

「あら?自首とは酔狂ね。おとなしく返してもらおうかしら。」

 

「ゲッ!?パチュリーいたのか!?すまん!表紙までは読んだからもう少し貸しといてくれ!」

 

「全然読んでないじゃない....」

 

「ととと、取り敢えずだ!今は犯人を追うべきだ!そうだろ!んじゃ、推理の続きー....てゐの能力で霊夢に幸運がきたとか~」

 

「そんな無駄遣いしないウサ。」

 

「....まあ、ないよな。なら、嵐の前の幸運、ってやつで、雛の力がもうすぐ....?」

 

「うーん。霊夢の厄を取ったのだとしたら、そうなのかもしれないけど....」

 

「というか魔理沙、探偵にしては証拠とか提示しないの?」

 

「いやアリス、こんなやつら相手じゃ証拠なんて見つかりっこねぇよ。例えば咲夜だったら、時間止めたらいいし....」

 

「お嬢様の為以外に、無闇に能力は使いません。」

 

「鈴仙だったら、あらかじめ賽銭入れて、波長操って音立てればいいし....」

 

「いや、そんなまわりくどいことは....」

 

「しそうではあるわね。」

 

「し、師匠!?」

 

「紫だったら境界操っておしまいだろ?」

 

「あのね....お賽銭が入らない代わりに、霊夢の面倒見てるの誰だと思っているのかしら?」

 

「アリスだって、人形使えば証拠なんて無くてもできるし....」

 

「いつも来る度にクッキー焼いて持ってきてるじゃない。私がお金を取りたいくらいよ?」

 

「うーん....そしたら....」

 

「ま、魔理沙、もういいわ。なんか...悲しくなってきたから....」

 

「そ、そうなのか....なら!今日は余計なこと考えずに、霊夢の賽銭箱に賽銭入ってたことを記念して、パァーッと飲もうじゃねぇか!」

 

「それもそうね!みんな!乾杯するわよ!」

 

オオーッ!!カンパーイ!!

 

 

 

「ふふっ....。」

 

「ん?さとりお姉ちゃん楽しいの?」

 

「えぇ。そうね。楽しいわ....」

 

(本当....誰も嘘をつかないくらい、信頼し合っているようだし....)

 

「よかったね!お姉ちゃん!」

 

「....ありがとう。こいし。」

 

「えへへ~」

 

 

 

◼️◼️◼️

 

 

 

「ぶぇっくしっ!!....うー寒っ!流石にこの服装は不味かったか....」

 

「しっかし遠いわ遠いわ....これじゃ神社に人が寄り付かないのも頷けるな。」

 

「おーっ!!お兄ちゃんだ!食べていいか!?」

 

「ダメです。代わりにこれやるから許して。」

 

「わぁー団子なのだっ!でも食べたいのはお兄ちゃんなのだっ!」ガブッ!

 

「痛だだだだだだだだだだだ!!?マジで噛むんじゃねぇ!?」

 

「えー。甘噛みだぞ?」

 

「甘噛みで血が出るまで噛みつくやつがあるかっ!」

 

「ちぇーっ。美味しいのに...。」

 

「ほれ。この団子全部持ってけ。俺を食べたらもう遊べないぞ?これで許してくれ、な?」

 

「むー。仕方ないのだー。」

 

「いい子だな。」ナデナデ

 

「えへへ~。みすちーに撫でられたって自慢しに行くのだー♪」

 

「団子少しは分けてやれよ~。」

 

「わかったのだー!」

 

「....はぁ....やれやれ。」 

 

 

 

◼️◼️◼️

 

 

 

「ただいま~。」

 

「お?帰ってくるとは....いや、幽霊か?」

 

「親父ィ....なに考えてやがった....?」

 

「いや?何も?」

 

「....ったく....まあいいや、明日の下ごしらえは終わったのか?」

 

「いんや、まただ。」

 

「そうか。あ、明日寺子屋に寄るからさ、少し多く作っておいてくんね?」

 

「お!慧音さんのとこか。わかった。腕によりをかけて作っとくぜ。」

 

「それはいつもやれ。」

 

「気持ちの問題よぉ。」

 

「全く....先に休むぜ、また明日...」

 

「きっちり休めよー!」

 

 

 

◼️◼️◼️

 

 

 

「みすちー!団子持ってきたのだ~!!」

 

「あ、ルーミアちゃん!....お団子?」

 

「そうなのだー!お兄ちゃんから貰ってきたのだー!」

 

「お兄ちゃん....ということはトオルか。」

 

「あいつ....こんな時間になにやってんだか....」

 

「今度来たときはキチンと寝ろと言っておくか....」

 

「あ、慧音先生!こんばんはなのだー!」

 

「はい。こんばんは。」

 

「あ、妹紅さん。おかわりですか?」

 

「いや、大丈夫だ。いいつまみが来たからな。」

 

「じゃあみんなでたべるのだーっ!!」




「よくぞ団子を持ってきてくれた!褒めて使わす。」ナデナデ

「うーん。妹紅よりお兄ちゃんの方がうまいのだー。」

「えっ!?ルーミアちゃんトオルさんに撫でてもらえたの!?」

「ふふん♪どうだー!うらやましいだろー!」

「....事案かな?」

「やめとけ慧音。私まで捕まっちまう。」

「!?」
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