平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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今回短め。


旧校舎のディアボロス
彼女を名乗る女


 

 

 

「俺、彼女出来た!」

「……はぇ?」

 

教室に入るなりイッセーからいきなりそんなことを言われた。

はぁ、なるほど。

 

「あ、まあ……おめでと」

 

俺のそんな言葉にイッセーは顔を俯かせた。

ん?なんか俺まずいこと言った?

 

そう思った束の間、次の瞬間、イッセーは俺の両肩を掴んできた。

 

「やっぱボンちゃんは優しいなぁ…」

 

泣かれた。……ナジェ?

 

「元浜と松田にも言ったらよ。虚言も大概にしとけよとか言われてさ…」

 

納得。なるほどなぁ。

まあ、確かにこいつの日頃の行いを見てると中身クソクソのクソな訳だがこいつ見た目は割とイケメンなんだよな。

告白されても不思議じゃないっちゃない。

 

「え?嘘だったん?」

「嘘じゃねーよ!ちゃんと出来たわ!なんなら今日も帰り一緒に帰ることになってるし!」

 

 

 

【じゃあ俺も入れて3人で帰ろっか】

【おめでとう、おめでとう、めでたいなぁ〜、おめでとさ〜ん、クック、おめでとう!(拍手しながら)】

 

 

 

でしゃばるなぁーッ!!!

俺下のやつ知ってる!新世紀的なロンギヌス的な槍的なやつのアレでしょぉ!最終回のやつ!

 

それリアルで、さらに一人でやるもんじゃないと思うの。

 

じゃあ上だな〜。て、バカバカ。

なんでそこでじゃあ俺もってなる?カレカノの時間を邪魔すんじゃないよ。

まあ、ここは冗談ぽく言って流してもらうか。

 

「じゃあ俺も入れて3人で帰ろっか」

「う〜ん、俺は紹介したいからできるならそうしたいけど、とりあえず夕麻ちゃんにも聞いて見なきゃな」

 

マジかよ。OKなんかよ。おめぇ、さてはバカだな?

 

「おーし、お前ら席に着けー」

「あ、先生。じゃ、また後でな」

 

そう言ってイッセーは行ってしまった。

フッ……、どうしよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「初めまして!私イッセー君の彼女の天野夕麻です」

 

放課後になった。

目の前にはイッセーの彼女。そして、そんな彼女に腕を組まれて鼻の下が伸びに伸びきったイッセー。視線はもちろん胸元へ。……通常運転だね!

 

俺の隣にいるハゲとメガネはそんな2人のLoveLoveっぷりを目の当たりにした途端に固まっていた。

 

「ま、まさか、ほんとうに…!許せねぇ…!俺、許せねぇよ!」

「イッセーまで裏切りやがって…!」

「ふふふ、イッセー君の友達って面白い人ばかりだね」

 

手で口元を隠しながら笑う彼女は綺麗だ。

ただ、なんて言うか、こう……違和感みたいなのを感じる。俺のただの勘でしかないわけなんだけどもね。

 

 

 

【あんたほんとにイッセーの彼女?】

【あなたは神を信じますか?】

 

 

 

なんで訪問宗教勧誘みたいなこと言ってんの?

 

上も上でそんな疑問持たなくたっていいじゃん。なんなの?人を信じられないタイプの方?

これはどちらにすべきか。悩むぞこれは。

 

……とりあえず上でいいや。

 

「あんたほんとにイッセーの彼女?」

「え?………そうですよ?」

 

なんだ今の間は。

 

 

 

【なんだ今の間は】

【あなたは神を信じますか?】

 

 

 

スパンが短ぇー!

こんな短時間にすぐ選択肢出ることなんて初めてだぞ!どうした!?

 

あと下の選択肢をお前は言わせたいのか!どうしてもか!

 

……だったら選ぶわけないよなぁ!?

 

「なんだ今の間は」

「え?いや、気のせいじゃないですか?」

 

 

 

【俺の目は誤魔化せんぞ】

【ところであなたは神を信じますか?】

 

 

 

またァ!?

いい加減にしろよ!落ち着けボケが!

 

なんでそんなに詰め寄ってんのこいつ!?あとしつこい!特に下の選択肢!

 

「俺の目は誤魔化せんぞ」

「……っ。なんのことでしょうか?」

「おいおいボンちゃん、そんなに俺のこと信じれないのか?」

 

ごめんなイッセー。俺はお前におめでとうと、そう言いたい。

だが選択肢がその道を阻むのだ。たしけてたしけて。

 

 

 

【あなたは神を信じますか?】

【あなたは神を信じますか?】

 

 

 

もう選択肢じゃねぇー!

強制選択肢かよ!ザッケンナ!

焦れったくなってなりふり構わないやり方してくんなクソが!

 

「……あなたは神を信じますか?」

「っ!?……そ、そんな不確かなものにはすがらない主義なんですよ」

「あっそ」

 

これで満足か!なあ!おい!

 

「……ボンちゃんってたまに不思議だよな」

「心得ております」

 

俺というか選択肢がな。

 

「じゃあとりあえず行くか。元浜!松田!また明日な!」

「うきぃー!」

「美人局であれ美人局であれ美人局であれ美人局であれ美人局であれ美人局であれ…!」

 

猿がいた。あと呪詛吐くな。俺も呪われそうでヤダ。

 

そこから俺たちは並んで帰路に着いた。

主にイッセーとユーマちゃんが微笑ましく会話してる光景を後ろから見てただけだけど。

 

……当て付けかな?

 

ただ……、たまにユーマちゃんがこっちを見てきたのは印象に残った。その目はなんて言うか……、喧嘩相手がこっちの出方を伺ってるような、そんな感覚と似ていたのは気のせいだと思いたい。




互角になる能力なら鍛える必要ないのでは?
そんな質問が来ていましたよ選択肢さん。

選択肢「なぁ〜にぃ〜!?やっちまったな!……私は能力にかまけて努力を怠るものは嫌いなのだ!男なら筋トレ!筋肉をつけるべし!」

……本音の方は?

選択肢「主人公、苦しむ姿、チョータノシイ」

……頑張れ…!主人公…!





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