平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります 作:年上お姉さんに甘やかされたい
「やったね!友達増えるね!」(めちゃめちゃ笑顔)
「「……え?」」
「なんでも」(真顔)
とりあえず適当に選択肢を消費する。
目の前の2人は困惑しているが些細な問題さ。……今までに比べるとな。
「ま、まあいいわ。あなた確かイッセーの幼なじみよね?話は聞いているわ。ここで何をしているの?」
「あ、どうも。あのウルトラスーパー変態バカデラックス改のイッセーが世話になってるようで。あいつの幼なじみの平凡人です。どうぞよろしく」
「え、あ、そ、そう。えーと……り、【リアス・グレモリー】よ。よろしく」
とりあえず自己紹介は大事だ。しっかりと両手を体の横に当て腰を曲げお辞儀をする。
……ぶっちゃけ選択肢が出る前にこういうイベントは自分で消費しとかなきゃならんのだよ…!
「……」
顔を上げたらなんか黒髪の美人さんがめちゃめちゃこっちを凝視してた。それはそれは凄く見ている。もう逆に怖い。
体に穴空いてしまうわ!
【そんなに見られると照れるじゃないかッ!(服を脱ぎさり自慢の筋肉を主張する。これで女の子はイチコロさ)】
【そちらがその気ならこちらもそれに応えてやろう(見つめ返す。あわよくばそのまま見つめながら熱いベーゼを交わすのだ。コレで女の子はイチコロさ)】
変態じゃないか!変態ですよこれ!
たしかに一殺だね!やかましいわ!
変質者になるか犯罪者になるかの二択ね。ハイハイ、胃が痛い胃が痛い。
「そんなに見られると照れるじゃないかッ!」
「「っ!?」」
声を張り上げ服を脱ぎ去る。あ、ズボンは流石に履いたままですけどね?
良かったよ。選択肢ありがとね。……いや、ありがとうも違うな。
とりあえず脱いだ服を投げ捨てボディビルの大会で見るようなポーズを決める。
選択肢により鍛えられたこの肉体を見よォッ!!!(ヤケクソ)
「な、なんで服を脱いだの?」
「照れたからさ」
「照れると服を脱ぐの?」
そんなこと聞かれても俺は知らんよ。選択肢のことは誰も読めませんから。
「女の子に見つめられたら筋肉を見せてしまう年頃なんです」
「そ、そう…」
……え?納得しちゃったよ。マジかよ。
「イッセーの言ってた通りの変人ね」
「え、えぇ…」
いや、聞こえてるぞ。
つか、イッセー。テメェ俺の事変人として紹介したのかよ。
俺は選択肢に振り回されて逆立ちで登下校したり、授業中にアクロバットしたりしてるだけ……立派な変人じゃないかッ!
「ちなみにそちらの方のお名前は?」
「え?……あ、【姫島朱乃】です。どうぞよろしくお願い致しますわ」
あらヤダ。見た目のままに大和撫子な口調。いいですね。好きですよ、そういうの。
「それで?あなたはここで何をしているのかしら?」
「遊びに来た」
「「あ、遊びに?」」
正直に話すと困惑された。当たり前だね。こんな時間に教会に遊びに来るとかどんな変人だよ。
「……ここにどんな存在がいるのか知ってるのかしら?」
「え?堕天使でしょ?知ってる知ってる」
「「っ!」」
赤髪の美人さん、リアス・グレモリーさんの言葉に軽く返したら目を見開かれて驚かれた。
あ、やべ。これ言わん方良かったかもしれん。
「……ちょっとあなたに聞きたいことが出来たわ」
「あー……、そうなるよねぇー…」
「着いてきてくれるわよね?」
「いやー、今はなー。……約束あるしなー。……また今度でいい?」
そう言ってみるが、お2人はジリジリとこちらに距離を詰めていた。
美人2人から迫られるなんてなんて役得なんでしょう。……胃が痛いでござる。
【このままだと乱暴される!工口同人みたいに!逃げるが勝ちだ!さあ、逃走中の始まりだ!】
【このまま身を任せよう。来るべき時が来ただけさ。さあ、その身を彼女たちに任せ心置きなく隅から隅までチョメチョメされよう】
諦めるか逃げるか。なるほどまともな選択肢だな。……内容だけね。
何余計な文足してんだよ。すぐそっちの方の話にしようとするじゃん。
なに?性に多感なお年頃なのかな?中学生?
まあ、あれだな。逃げてもどうせ追いかけられるだけだし面倒ごとは早めに処理した方がいいしな。
「オーケーオーケー。分かった。俺の事をちゃんと話そう。だがしかし、お互い今はそんなことをしてる暇はあるのかな?」
「……そうね。確かに私たちも暇じゃないわ。いいわ。今は見逃しましょう。貴方も駒王学園の生徒なんでしょう?明日、放課後に迎えを向かわせるわ。その時改めて話しましょう」
「承知仕った」
リアス・グレモリーさんの言葉にサムズアップで返す。
よしよし、とりあえずは何とかなった。
と言っても明日かぁ。考えただけで胃が爆発しますねこれ。
「よし、それじゃあ俺は教会に行くから!アディオス!」
「あら、私たちも教会に用があるの。一緒に行きましょうか」
「……」
なんてこったパンナコッタ。結局逃げらんないですね。
チッキショォォォォオッ!(コウメ太夫)
さて、教会の前まで来ましたよって。
道中?そんなん俺を挟んで3人並ぶ形で気まずい空気の中来たよ。おかげで俺の顔はゲッソリしてることだろう。
まあいいさ。とりあえず中に入りましょう。そうしましょう。
そうしてドアに手をかけた瞬間。
──ドカァンッ!
「……」
え?なんか横の壁吹き飛んだんだが?
何?中で何が起きてるの?怖いんだが?開けたくねぇー。
「あらあら」
「……派手にやってるわね」
え?なんか2人は分かってるっぽいんだけど?話についてけないの俺だけ?おいおい寂しいじゃねぇかよォ。
「それじゃあ入るわよ」
「えぇ、行きましょうか」
え?もう行くの?待って、ちょっと待って。俺心の準備まだよ?ゆっくり行こう?急ぐのは良くない。
そんな思い虚しくリアス・グレモリーさんはそのまま扉を開け中へと歩みを進め、姫島朱乃さんもその後に続いて入っていった。
そうして俺はそんな彼女たちの背中から中を恐る恐るのぞき込む。
そこに居たのは、
「え?部長?……っ!?ボンちゃんもなんでここに!?」
ボロボロになったみっちゃんとカラちゃん。そして幼なじみと最近よく絡む後輩。ついでにイケメンがいた。
フッ……、頭痛が痛いぜ。
がっちりハーレムの票が多いけどイッセーのヒロイン残さなきゃ存在感が減るもんなぁ。理解してるけどなぁ。
そうなると誰にするか。
一応イッセーヒロイン無しだった場合の展開も一応考えてみたけどなぁ。難しいなぁ。
……最近ずっとこんな感じで悩んでる。
ぶっちゃけ惚れた男(選択肢)に振り回されるヒロイン達の図っておもろいと思うから全員ヒロインにするのもアリなんだよなぁ。
ヒロインについて
-
もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
-
まあ、程々に
-
イッセーの分を1人くらい残してやって