平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります 作:年上お姉さんに甘やかされたい
なんでこんなのがランキング入りしてんだよ!(ムカ着火ファイヤー)
ありがとうございます!(激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム)
「──こちら粗茶です」
「あ、ども」
出されたお茶を手に取り口をつける。
入れてくれたのは大和撫子美人の先輩朱乃さん。
うむ、程よい苦味と旨みが交じり合っていてこれは美味しいものだ。……まあ、甘党の俺からすればクソ甘の飲み物が欲しいが贅沢は言えんな。
も少し言うと猫舌だから少し熱いな。
【苦いと叫びペッペッと吐き出そう。そのまま甘い飲み物をご所望だ!】
【勢いよく飲み干す。熱々だが喉と舌を火傷するだけだ、大丈夫】
イジメかな?
朱乃さんに対するイジメでもあるし、いつものように俺もイジメてくる。
だが俺は紳士。美人な先輩にそんなことが出来るかいいや出来ない。
故に俺は我が身を犠牲にし下の選択肢を選ぶぜ!
「───っ!」
喉を通るお茶の熱が我が身を焦がす。
熱い、熱すぎる。淹れたてのお茶はなんと熱いことか。
確実に火傷しましたよこれ。
【もう一杯イッキしよう!こんな美味しいもの一杯だけじゃ物足りん!】
【もう一杯もらい地面へと茶飲みごと叩きわろう!こんな熱いのなんか飲めるかあ!と文句を言うことも大事だ!】
大事じゃないです。やめましょう。
なんでもう1回地獄を体験させられなあかんねん。くそ。
「もう一杯貰えますかな?」(震え声)
「あらあら、お気に召して貰えたようで嬉しいですわ」
それなら良かったです(涙目)
早く選択肢から解放されたいなー。
さてそんなことをしていたらリアスさんがやってきた。
お茶?ああ、あの後5杯ほど飲んだよ。喉と舌は焼けてもう無限の彼方に行っちまったぜ。
ちなみにリアスさんはシャワー浴びてたっぽい。
なんで学校にシャワーがあるんすかね?あなたのせいで私の喉と舌が無くなりましたが?詫びにシャワー姿見せてもらっても?それで今回のことは不問にしてやろう。
「ごめんなさいねボント、待たせてしまって」
いやホントです。口の中ヒリヒリしとりますよ。
【全くだこのバカもんが!客を待たせるとは何事だ!胸ぐらを掴みちぎっては投げちぎっては投げ、ボコボコにする】
【もう少しゆっくりでも良かったのに。そうすれば朱乃さんのお茶をもっと楽しめた】
もう!もうもうもうッ!
なんでそう加減を知らないの!
実質選択肢はひとつしかない…!けど俺は下の選択肢を選んだ未来が見える。この選択肢と何年来の付き合いだと思ってる。
「もう少しゆっくりでも良かったのに。そうすれば朱乃さんのお茶をもっと楽しめた」(震え声)
「あら、そう?」
「うふふ、言ってくださればおかわりは沢山ありますわよ」
「ホントデスカ、ワーイ」
ほらこうなる。
そんでこうなると、
【窓を開け茶飲みをFly The Sky、世界記録を目指そう】
【凡人?飲んでなくない?WOW WOW】
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ!!!!!!!
腹立つぁ!コイツゥ!
予想してたけど予想外に選択肢が腹立つ!死ね!くたばれ!ボケェ!
飲むのはまだいいよ!そういうノリはいっちゃん嫌いなんだワ!
くそぅ……。
「………っ!」
「あらあらいい飲みっぷりね」
「先程からこのようにして飲んでますの。こちらとしては嬉しい限りですわ」
それなら良かったぜ(かすれ声)
てかそんなことよりこんなにお茶飲むとおしっこ行きたいのだが?
トイレ行っても大丈夫だろうか?
【もうこの場で漏らしてしまおう!スッキリするよ!】
【家に帰るまで我慢だ!人の尊厳を守れ!】
……確かに人の尊厳を守るのはいいよ?
だったら校舎のトイレで良くない!?なんでお家なの!?
てか今日選択肢が多い!テンション上がってんな!
いやまあ我慢するよそれなら……。
「……それでえーと?何か話しあるらしいようで?」
「そうね。そろそろ本題に行きましょうか」
そう言って目の前のソファに座るリアスさんは姿勢を正した。
それに習い俺も無意識に背筋が伸びる。
ちなみに朱乃さんは座るリアスさんの後ろに立ちうふふと笑ってる。素晴らしい。一昔前のお嫁さんのような立ち位置。さすが大和撫子。
イッセー?ああ、俺の座るソファの後ろにイケメンと後輩ちゃんとシスターさんとで4人並んで立ってるよ。
「ボント、私たちの部活はわかる?」
「え?……あー」
なんかイッセーが言ってたな。あの………なんだっけ?
岡山……お母さん……なんかそんな研究部だよね確か。
「オカルト研究部です」(ボソッ)
「オカルト研究部ッ!」
そうだそうだ。オカルト研究部だ。オカケンオカケン。いやー思い出せた。え?後ろから後輩ちゃんに教えてもらってないっすよ?自力ですから、はい。
「………ま、まあいいわ。そう、私たちの部活はオカルト研究部……表向きはね」
【なるほど。表向きはオカルト研究部ってことは裏向きはオカルト研究部じゃないってことですね?】
【なるほど。表向きはオカルト研究部ってことは別にオカルト研究部じゃ無いわけじゃないんですね?】
……ま、紛らわしいぃ…!
何?構文?構文なのこれ?別に確認しなくてもいい事じゃない?どうでも良くない?確認しなきゃダメ?
「なるほど。表向きはオカルト研究部ってことは裏向きはオカルト研究部じゃないってことですね?」
「……え、ええ、そうね」
ごめんね、困惑させて。
「まずはそうね……見てもらった方が早いかしら」
そう言うとリアスさんの背中から何やら黒い翼が生えてきた。
光沢のあるツヤツヤの黒い翼。
そんなリアスさんを皮切りに朱乃さんや他のみんなも翼が出ていた。
イッセー、貴様もか!
「歓迎するわボント。悪魔として、ね」
【みんなが秘密を打ち明けてくれた。ならばこちらも曝け出さなくては無作法というもの(チャックジー……ボロン)】
【みんなだけ翼あるのはずるい!僕にだってあるもん!(ブレザーの裾を掴みあげ翼を表現)】
ボロンじゃないのよ、ボロンじゃ。下ネタNGでーす。
翼かぁ…(遠い目)
もう慣れたよ、こんな選択肢(諦め)
「……えーと、何してるの」
「ボクニモツバサアルモン」
「そ、そう……」
ごめんね、困惑させて(2回目)
「それにしても驚かないのね。……ってあの日の夜、私たちのことを知ってる様子だったし当然かしらね」
「まあ、知り合いに悪魔がいるもんで。そいつと雰囲気近かったからなんとなくは」
「そうなの。ちなみにそのお知り合いっていうのは誰かしら?」
「あー、いや、そんな深い仲じゃないしな。名前知らんな」
そういえば知らねーな。双子の銀髪姉妹ってことしか。
てかあのチュートリアルって時系列いつだよ。
「ちなみに堕天使3人組プラスシルクハットの男堕天使ってどうなったん?」
「あの後上に報告した後に引渡しを済ませたわ。あとは堕天使の方で何とかするそうよ」
「へー……」
まあ、ブッコロリーはされないでしょ。多分。いつかまた会えるといいなぁ。
「さて、それじゃあ次は私から質問するわね。……あなたはどこの陣営なの?」
「ん?あぁ、人間側」
「……えーと」
「いやー、ぶっちゃけ悪魔とか天使とか堕天使とか。色々いるみたいだけどさ、俺からしたらどうでもいいかなって。俺はその人個人とか関わってみて人となりを見てるわけだから。誰だろうと差別しない主義……ってやつ?」
「……そう。その言葉、信じましょう」
やったぜ。信じてくれたぜ。てか今の俺の発言かっくいー!
かっこいいぞ!俺!ありがとう!俺!
「ちなみにボントは
せいくり……ああ、なんかユーマちゃん言ってたっけ?
そういや、
「あれ?イッセー持ってなかったっけ?」
「ああ、これか?」
そう言うと左手に現れた赤いガントレットのようなもの。何それカッチョイイ。
「そちらのイケメンさんは?」
「僕も持っているよ。
「え、なにそれカッチョよ。え?他には……」
「あ、私も持ってますよ」
手を挙げたのは金髪シスターさん。そういやあなた今日から俺のクラスに転校してきたよね。よろしくね。
「
「あらー、本人に似て優しい能力」
「え?い、いえ、そんな」
照れる姿……カワイイ( ᐛ)
てか、となると俺の能力もせいくなんたか?になるのか。
いや確か名前は……、
「あ、そうだ。
「……あなたの神器?」
「あー、多分?」
神器……神器だよな?多分?……まあ、いいや!知らね!
「ちなみにそれはどんな能力…?」
「えーとね──」
【教えて欲しくば力づくだ!かかってこい!(戦闘開始)】
【能力は、ひ・み・つ】
どうして!?教えてやれよ!ナジェダ!
「能力は、ひ・み・つ」
「そ、そう。まあ深くは聞かないわ。とりあえず聞きたいことは聞けたわ。最後に……ねぇ、貴方も悪魔になってみない?」
ほう、これはなかなかのご提案。
イッセーもなってるなら俺も──
【だが断る!】
【悪魔になりたくは無いけどオカルト研究部には入ってあげる!べ、別にあなた達のこと好きなわけじゃないんだからね!】
え?ギャルゲー始まった?
俺がギャルゲーの主人公みたいなことしてるのにヒロインムーブ?まじ?
「だが断る!」
「あらそう。残念ね」
「でもオカケンになら入ってもええで」
「ホント?それは嬉しいわね。じゃあこれからよろしく頼むわ、ボント」
そう言ってリアスさんが出てきた手を握り返した。
とてもスベスベで女の子のお手手だなぁと実感した。
あと、忘れてるかもだから最後に一言。
小便行きてー
選択肢を考えるのが実はいちばん大変だったりする。
ヒロインについて
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もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
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まあ、程々に
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イッセーの分を1人くらい残してやって