平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります 作:年上お姉さんに甘やかされたい
…いつぶりでしょうねえ?
学校が終わった!
早く旧校舎に行かなきゃ!
放課後を迎えたその日の俺は一目散に荷物をまとめ教室を飛び出した。
なぜこんなに急いでるのか。それは最近、選択肢で選ばれたミッションを遂行中だからである。
そのミッションとは、ポケットの怪物さん、プラ○ナの金ネ○キである。
もうね、これ死ぬ。
放課後終わりから夜の12時まで毎日。勝てるまで続くこの生活。
既に始めて1ヶ月はすぎたんじゃないだろうか。
誰かそろそろ助けて。ディーとエスの機体片手に技のダメージ計算表やら敵もこっちも使うポケモンの一覧と今まで使った技をまとめたノートとをにらめっこしながらの生活はもうしんどい。
早く終わらせたい…!この生活…!
てなわけで入口オープン!
「ただいま!おかえり!」
「うぇ…?」
「あ、あらあら…?」
入ったらリアスさんと朱乃さんがいた。
だが、付き合ってる暇はないんだぜ!
早くこの生活を終わらせるという使命が俺を待ってるんだぜ!
【まあ、まずは落ち着いてシャワーを浴びよう。ついでに先輩二人もシャワーに誘おう】
【朱乃……、茶をいっぱいくれないか……?(イケボ)(キラリン)】
あぁ……しんどい……しんどすぎる……。
セクハラかナルシストか。どっちもやだけど上は犯罪ですからね。実質一択です。
クソ…!朱乃さんを唐突な呼び捨てかよ…!
怒られないかな…?怒られるかな…!?
この人性格ドSだからワンチャンボコボコにされるんじゃないか…!?
いや、だからといって上なんて選べないんだけどね?
「……あ、朱乃……茶をいっぱいくれないか…?」(震え声)
「……っ、あらあらいきなり呼び捨てだなんて、少しドキッとしてしまいましたわ。お茶ですね?今淹れますね」
……怒ら、ない?
やったぜ!(ドヤ顔)(コロンビア)
「ああ、一杯じゃないですから。いっぱいですから」
…………ん?
「あと熱々でお願いします」
おいゴラァ!?何勝手に口を動かしてるんだクソボケカスゥ!?
一杯じゃなくていっぱい!?たくさんてこと!?しかも熱々!?フジャケルナ!そんなの選択肢に書いてなかったぞ!後付けは卑怯だ!先生に言ってやるぅ!!
先生!選択肢くんが僕を虐めてきます!
【諦めなさい(優しい微笑み)】
【……ハッ(鼻で笑う)】
このがきゃァ!!こっちが大人しければ調子に乗りおってぇ!!
俺は貴様をムッコロス!!
「はい、お茶です」
差し出されたお茶。
除けばそれはそれは白い湯気がたちこめているじゃありませんか。
なんということでしょう。確実にのどを火傷する熱さを感じますね。
「…………ありがとう…!ございます…!」(涙)
ちなみにこの後めちゃくちゃ火傷した。
あっちいな!ちくしょう!
「──婚約者?」
DとSとノートに視線を向けながらリアスさんにそう聞き返した。
「ええ、今日ここに来るらしいの」
「なるほど……つまり追い返せと、そう言いたいのだな…?」
「違うわよ……いや、まあ確かに本音を言うとそうなのだけど……」
苦々しい顔のリアスさん。大変ね。俺も大変だから話は後でいい?
「変に騒ぎを起こさないで欲しいの。あいつ、なんでも燃やそうとするから気に触る言動してしまうと…」
なるほど、俺を心配してってことか。
感動的だな。だが無意味だ。
なぜって?俺の行動は選択肢に縛られてるからだよ!俺がやりたくないと思ってても選択肢の強制力は辞めさせてくれねえんだよ!
……それなら旧校舎を出てしまえばいいのでは?
【……ハッ!?金ネ○キ中は旧校舎から出てはいけない!】
【ダメダメ!出ない!お前は出れない!逃がさん!】
貴様ぁ!!
ちくしょう!!無言で退出しとけばよかった!!逃げられなくなっちまった!!
終わりだ、もうダメだァ……おしまいだあ…!
「……大丈夫ですよ」
「………」
「………」
「………」
「……………多分」
「!?」
だってしょうがないでしょ。多分だもん。断定できないもん。
そんな時だった。部屋の一角が光出した。
なんだ!?敵襲か!?
【ぐあああ!目が!目がァァァ!(迫真の演技)】
【こちらも負けじと輝き出せ!(部室中の懐中電灯を集め自分を照らし決めポーズ)】
テンションが高い……着いてけねえぜ。
「ぐあああ!目が!目がァァァ!」
「「!?」」
見よ!これが俺の迫真の演技だ!(やけくそ)
一通り目を押え苦しんだ後、近くのソファに手を置きそのまま地面へと倒れ込む。完璧だ。素晴らしい。流れるような一連の流れ。もはや芸術だね(?)
「………」
「「「…………」」」
起き上がったら美女3人と目が合った。
「…………」
「「「…………」」」
立ち上がり埃をパンパンと。
ソファに腰かけゲーム機を手に取り続き続きーっと。
「…………知らん人がいる!?」
「遅い…!」
「あらあらうふふ」
「はじめまして。グレモリー家でメイド長を務めていますグレイフィア・ルキフグスと申します」
驚く俺を他所に、メイド服を着た銀髪の美女はスカートを摘まそっと頭を下げた。
【こちらも低姿勢で行け!土下座で応戦する】
【ぺこりと挨拶をし、隙を見せた彼女の首元へ手刀を入れる】
戦闘民族やめろや。野蛮すぎる。
ほなもう土下座やないか。何でせなあかんねん。
「平ぁぁぁあ!凡人でぇぇぇぇす!よろしくお願いしまぁぁぁぁぁす!!」
勢いよく両手をつき頭を地面へとぶつける。
擦り付けるじゃない。ぶつけるだ。痛い。頭痛い。
「え、ええ……、よろしくお願いします……」
さすがのグレイフィアさんも困惑顔だ。
へ!この程度でたじろぐかメイドよ。貴様にこのステージは早すぎたようだな。
……困惑させてごめんね?
そんなことより俺は金ネ○キをやらねば。
「部長!お疲れ様です!」
「失礼します」
「………」
「お疲れ様です。遅れました」
そんなことをしてたらイッセーを始めとした残りのオカケンメンバーがやってきた。
遅かったな。待ってたぜ。
「部長、そちらの方は……?」
「ああ、紹介するわねイッセー。彼女はグレイフィア・ルキフグス。私の家のメイドよ」
「よろしくお願い致します、イッセー様」
「……め、メイドさん…!だと…!」
初めての本物のメイドを見て歓喜に震えるイッセー。
コンカフェとかとは違うだろ?これが本物さ。
かく言う俺も初めて見たけどな!メイドしゅげー。
さて、そんないつもの日常に+グレイフィアさんの和やかな放課後ではあるが、そんな時だった。
部屋の床に赤い魔法陣が浮かび上がった。
……次は何よ、なんなのよ。
俺に金ネ○キを進めさせてくれ…!
金ネジキ、挑戦してたことあるけど45戦までが最高記録。
なにあれ、苦行だよ苦行。
ヒロインについて
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もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
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まあ、程々に
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イッセーの分を1人くらい残してやって