平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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ノリを忘れてる…!
これでよかったか…!?分からん…!誰かたしけて…!


激闘を越えて

 

 

 

床に展開された魔法陣。

それを見た木場は言葉を漏らした。

 

「これはフェニックスの……」

 

フェニックス!?

不死鳥ですか!?テンション上がるなあー!

 

と思ったら突如として吹き上がる炎。

 

火事だ!火事になっちゃうよこれ!大丈夫!?

 

まあそんなことは起きることも無く。炎が収まるとそこから金髪のホスト崩れイケメンが現れた。

 

……………フェニックス…?

なんかこう、イメージしてたのと違うなあ(テンションダウン)

 

「ふぅ、人間界に来るのは久しぶりだ。相変わらずこっちの世界の風はむず痒くて敵わん。……さて、会いに来たぜ、愛しのリアス」

 

髪をかきあげそんなことを言う不死鳥さん。

 

なんだろう。イラッとしますね。

 

そんなことはさておき俺は金ネ○キを進めましょっか。

 

「だ、誰ですか?この人」

「この方は純血の上級悪魔であるフェニックス家の御三男、ライザー・フェニックス様です。そして、グレモリー家の次期当主の婿殿。即ちリアスお嬢様の婚約者であらせられます」

「こ、婚約者ぁ!?」

 

イッセーの声が響く部室。

それに続いてリアスさんのため息がこぼれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──お茶ですわ」

「いい香りだ。リアスの女王が淹れた茶は美味いなあ」

 

はははと笑う不死鳥さん。

そんな彼に対して朱乃さんは異様なほどのニコニコ顔を浮かべていた。ふむ、ぶちギレである。ひえぇ、怖いめぅ…。

 

………敵はジュゴンか。上は取れてるな、よし。

 

不死鳥さんはリアスさんの横を陣取りべたべたと体を触りセクハラし放題。現代社会じゃすぐに警察沙汰になっちまうぜ、不死鳥さんよぉ。

 

「いい加減にして頂戴!前にも言ったでしょう。私は貴方と結婚する気は無いわ。自分の結婚相手は自分で決める!」

 

我慢の限界を迎えたリアスさん。

ブチ切れである。ひえぇ、怖いめぅ…(2回目)

 

……ってちょい待て!敵のジュゴンれいど型か!?

やめて!一撃必殺やめて!

 

「……それは前にも聞いたがな。君の所のお家事情は意外と切羽詰まってるんだろう?」

「家を潰す気はないわ。当主も継ぐし、婿養子だって迎え入れるつもりよ」

「そうか! だったら……」

「でも!……私は私がイイと思ったヒトと結婚するわ。ライザー、少なくともそれはあなたじゃない」

「……俺もフェニックスの看板を背負って此処に来てるんだ。はい、そうですかと簡単に帰る訳にはいかないんだよ」

 

そう言って顎クイをし、目と目を合わせる不死鳥さん。キザったらしくて嫌いです。

それに対してリアスさんも手を払うように不死鳥さんを拒絶した。

 

……ぎゃああああ!一撃必殺当たってんじゃねえよ!敵の命中率おかしいだろ!俺使うと当たんないのに!キイーー!!

 

「おいあんた!いい加減にしろよ!」

 

そうだぞ!いい加減にしろ!

眠るで体力回復して寝言でつのドリル当ててきてんじゃねえ!!

なんで一撃必殺が二回連続で当たるんだよ!

 

「貴族だかなんだか知らないけどそれが婚約者のすることかよ!」

 

……あ、そっちね。

 

「あ?誰だ、お前は?」

「兵藤一誠!部長の兵士だ!」

 

よしよしよし、ひとまず何とか突破した…!

だがこれで48連勝!次がホントのラストだ!かかってこい金ネ○キ!

やっと貴様の命に手が届くぜ…!

 

「おいおい、リアス。眷属にするやつは選んだ方がいい。こんな軟弱そうな男に命を任せるとは見る目がないな」

「な、なんだと…!?」

「……ライザー、今の言葉取り消しなさい」

 

まさしく一触即発の雰囲気。

 

……俺も気合いが入るってもんだぜ…!さあ!来いよ!

 

なんて言ってる間に不死鳥さんとリアスさんの間に火花が散っていた。

もはや二人の交わす視線の空間がぐにゃあと歪んで見える。

 

もはや刃牙の世界だ。

 

「これでも俺は悪魔の未来を考えてるんだ。未来を守るためだったら多少強引にでも君を冥界に連れて帰る。君の眷属全員燃やし尽くしてもだ」

「……!そんなことさせないわ…!」

 

いやああああ!うちのジュカインちゃんが燃やし尽くされたァァァァ!やめてえええええ!

そろそろ勝たせてぇぇぇぇ!この苦行を終わらせてぇぇぇぇ!

 

「お2人とも、お納めくださいませ」

 

魔力と魔力がぶつかる空間にそんな声が響いた。

 

落ち着きつつそれでいて重いプレッシャーを放つグレイフィアの言葉に張り詰めた空気は霧散する。

 

「お嬢様、ライザー様。私はサーゼクス様の命によりこの場におります故、これ以上場を荒らすとなれば一切遠慮は致しません」

 

俺も選択肢の命によりこの場を離れられないんですよねー。

……グレイフィアさんもさてはサーゼクスという名の選択肢に囚われてる感じ?もしかして仲間なの!?

 

「……あなたにそんなことを言われたら、さすがに俺も怖いな。バケモノ揃いと評判のサーゼクスさまの眷属とは、どう足搔いたって勝てる気がしないよ」

「旦那さま方も、おおかたこうなることは予想しておられました。正直申し上げますと、今回が最後の話し合いの場だったのです。よって、決裂した場合の最終手段を仰せつかっております」

「最終手段?」

 

怪訝そうな表情が浮かぶリアスさん。

それに反して不死鳥さんさ何かを察したのかいやらしい笑みを浮かべていた。

 

「それほどまでに意志を貫き通したいというのであれば、レーティングゲームにて決着を、と」

「………っ」

「……なるほどな」

 

レーティングゲーム…?俺は今別のゲームで忙しいんだ。後にしてくれないか?今大事な局面なんだ…!

 

「なあ、リアス。念のため訊いときたいんだが……、キミの眷属は、このメンツで全てなのか?」

「……何が言いたいの?」

「おいおい嘘だろ?俺はゲームを何度も経験してるし勝ち星も多い。君は経験はおろか、公式なゲームの資格すらないんだぞ?そんな君が眷属もロクに揃ってない状態で俺とやり合おうってのか?」

「ど、どういう意味だ!」

 

噛み付くイッセー。

そんなイッセーに勝ち誇ったような笑みを向ける不死鳥さん。

 

「出来レースにも程があると、そういうことだ」

 

不死鳥さんがそうして指を鳴らすとそれに反応して再び魔法陣が展開された。

そこから現れたのは様々な系統の美少女たち。

 

見れども見れども女。女オンリー。男?ナニソレオイシイノ?である。

 

体操服からハッピの少女。

魔術師姿やらチャイナ服やら胸元がはだけた服装やら、果てにはケモ耳まで。よりどりみどり。

 

「彼女たちが俺のかわいい下僕たちだ」

 

フルメンバー。女フルメンバーの不死鳥眷属。

 

それを見てイッセーは愕然とした表情で地面へと項垂れた。

 

「美女美少女揃いが一五人…!?ライザー・フェニックス……なんて恐ろしい……羨ましい奴なんだ…!」

「お、おいリアス。キミの下僕くん、俺を見て号泣してるんだが?」

「……その子の夢がハーレムなのよ」

 

もはや呆れのリアスさんと不死鳥眷属たち。

眷属さんの1人がキモイですわー、なんてことを言ってる。分かる。いや、分かるゥ!(超分かるの意味)

 

「そういう事か………ユーベルーナ」

 

そう言って近くにいた眷属の1人を呼ぶ不死鳥さん。

ユーベルーナと呼ばれた魔術師姿の美女は不死鳥さんの元まで来ると、肩を抱き寄せられ、潤んだ瞳のまま──

 

「うっわ……」

 

──次の瞬間、たまらず口から言葉がこぼれた。

 

あろうことかこの男、婚約者(仮)の前で別の女とキスを始めた。

しかもそれもディップディプなやつ。

 

……ふっ、俺は何も見なかった。そうだろ?(メソラシー

 

「何してやがる…!」

「スキンシップさ」

 

口と口の間に透明な糸を伸ばし口を離した不死鳥さんは嘲笑を浮かべイッセーに向けてそう言い放った。

 

キッショ、死ねば?(ドストレート)

 

「お前じゃ一生こんなことは出来まい、下級悪魔くん」

「ぐっ!う、うるせえ!その調子じゃ、部長と結婚した後もそうやってイチャイチャするんだろ!この種まき焼き鳥野郎!」

「なっ!焼き鳥だと!?」

 

そう言って殴り掛かるイッセーだったが、不死鳥眷属の1人のハッピを着た少女が駆け出し、一撃でイッセーを吹っ飛ばした。

ヒュー、つよつよじゃん。

 

………あ、待て!なんで最後の最後でフリーザーなんか出てきてんだコノヤロウ!

ぜったいれいど持ってる?持ってるよねー。

 

………当たるなよ!頼むから当たるな!今まで当たってきたのはこの瞬間、確実に避けるための乱数調整だったんだよォ!

 

「イッセー!」

「そこのミラは俺の眷属の中で一番弱い兵士だ。その体たらくじゃ……はあ、ゲームは楽しめそうにないな」

「ぐっ……クソ…!」

 

悔し顔のイッセー。

それを心配するリアスさんだったが、覚悟が決まったのか鋭い眼差しで不死鳥さんを睨みつけた。

 

「わかったわ…!いいわ!レーティングゲームで決着を着けましょう!覚悟なさいライザー。あなたを消し飛ばしてあげるわ…!」

 

「……話は纏まったようですね。ではレーティングゲームにて決着をつける。お二方、異存はございませんね?」

「ええ」「ああ」

 

「……では、ゲームの期日は十日後と致します。ライザー様も仰いましたが、その程度のハンデは有ってしかるべきかと―――ライザー様も本格的な修行をするのはお控え願います」

 

お?話が纏まってきたか?

よかったよかった。さて、そろそろ俺も佳境に入った。絶対に勝ってやるぜえ…!

 

「……それにしても、そこにいるのは人間だろう?なぜこの場にいる?」

「彼もこの部活の部員よ。私たちの正体も知ってるわ」

「ふん……それにしても俺を前に無視するとはな。おい人間」

 

「…………」

 

ヨロギのみ持ちフリーザーだとぅ!?まずい!耐えられる!

 

はああああ!ぜったいれいどやっぱ持ってた!

当たるな当たるな当たるな!………きちゃああああああ!よく避けたナイスゥ!

 

「……おい」

 

これであとはこっちの技をもう1回当てれば…!

当たれよ?ちゃんと当たれよ…!?

 

「……貴様、聞こえて「来たあああああああああああああ!!!」…っ!?」ビクッ

 

ついに…!ついに俺は成し遂げた…!

金ネ○キを完走したぞ!!

 

「ぼ、ボンちゃん?ど、どうしたんだ…!?」

「イッセー……俺は成し遂げたぜ……」

「………?……はっ!?まさか!?」

「ああ!ついに完走したぞぉ!」

「す、すげえ!すげえよボンちゃん!」

 

イッセーと手と手を取り合ってその場で回り出す。

嬉しい!嬉しすぎて空を飛んじゃう!

 

 

 

【この喜びをみんなと分かち合いたい!今すぐ放送室に駆け込み全校生徒に勝利のスピーチを披露する】

【この喜びをみんなと分かち合いたい!今すぐこの場にいる全員とハイタッチ会を開く】

 

 

 

あ、迷惑はかけられないのでハイタッチで。

 

「いえーい!」パチン

「いえーい!」イッセー

 

「いえーい!」パチン

「い、いえーい…?」リアス

 

「いえーい!」パチン

「……ようやく終わったんだね」キバ

 

「いえーい!」パチン

「お疲れ様です、ボン先輩」コネコ

 

「いえーい!」パチン

「お、お疲れ様でした!」アーシア

 

「いえーい!」パチン

「あらあら、お疲れ様です」アケノ

 

「いえーい!」パチン

「え?あ……お、おめでとうございます…」グレイフィア

 

「いえいえいえいえーい」パチパチパチパチパチン

「「「「い、いえーい……???」」」」ケンゾクゴイッコウ

 

「な、なんだお前……!」ライザー

「いえーい!」パチン

 

はあああああ…!なんて清々しい!これが達成感ね!ようやくあの地獄の日々が終わるのね!

 

嬉しい!嬉しすぎて地下を掘っちゃいたい!

 

 

 

【この嬉しさを勝利の舞として表現する】

【この嬉しさを渾身のドゥドゥドゥペーイを披露し表現する】

 

 

 

聞け!これが俺のドゥドゥドゥペーイだ!




シリアスブレイカー。

彼が動き出したら同じ空間にいるものたちのIQは下がる能力を持ってるのかもしれない。

ヒロインについて

  • もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
  • まあ、程々に
  • イッセーの分を1人くらい残してやって
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