平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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こんな1話で済むような話をギャグ路線で書くと3話に分かれるというね。

……やっぱりノリがまだ取り戻せないな。


努力も実績も消え去るのが世の常

 

 

 

「──……ありがとうございました…!」

 

パフォーマンスを終え、深々と頭を下げる。

 

約2分の俺のドゥドゥドゥペーイ。歌いきってやったぜ…。

最初は困惑していた面々……特に眷属御一行様方は時間が経つにつれ驚きつつも感嘆の声をちょくちょく漏らしていた。どうだ?すげえだろ俺。凄いよなああああ!?

 

「ぼ、ボンちゃんすげえ!いつの間にそんな特技を身につけてたんだ!?」

「ふっ、そうだろイッセー。俺はすごいのさ……」

 

純粋な褒めの言葉を貰えて大満足。

それでこそやった意味があるってものさ。

 

 

 

──パチパチパチパチパチパチ

 

 

 

「……ボン先輩、凄かったです」

「なんだろう。感動したよ」

「ビデオに残しておきたかったですわ」

「す、凄かったです」

 

拍手とともに賛辞の言葉を紡ぐオカケンメンバー。

 

猫ちゃん…!木場…!朱乃さん…!アーシアちゃん…!

ありがとう…!君たちのその言葉で俺はまだ戦える…!

 

「な、なんかよく分からなかったけど、す、凄かった、ね?」

「意味はよく分からないが、拍手ものだ」

「声が二重にも三重にもなって聞こえたよ…!」

「ど、どうやったのでしょう…?」

 

眷属御一行様方もありがとう…!

お褒めの言葉をありがとう!

 

「………………」

「……?」

 

グレイフィアさんと目が合った。

……と思ったら目をそらされた。なぜ?

 

へいへい照れてんのかよー?

はっはーん?俺のパフォーマンスに見とれちまってたなさては?このー、愛いやつめ☆

 

 

 

【目を逸らすなら合わせるまで!自ら目を合わせに行く】

【目を逸らすなら合わせるまで!アピールをし彼女の視線を独り占めだ】

 

 

 

ははは………やばいな。テンションがハイになってた。

 

選択肢が出たことで我に返ったよ。俺頭おかしいことしてたやん(いつもの事)

うわぁー、消し去りたい…!ドゥドゥドゥペーイの記憶…!

 

てかそんなことより!グレイフィアさんにちょっかいかけるのやめません?あの人怖いよ?起こると絶対怖いよ?

俺やーよ?虎の尾を踏むの。

 

てか、振り返るとグレイフィアさんに奇行しかしてないやん。もはや印象がマイナスだよ。最悪だよ。

……俺明日まで生きてるかなー?

 

目を合わせるか、アピールするか、ね。

無理やり目を合わせに行くとさすがにウザイよなあ。それとなくアピールして目が合えばそれでいいか。

 

んじゃ下をポチー。

 

「メイドってぇぇぇぇ!良いよねぇぇぇ!」

 

「「「「……っ!?」」」」ビクッ

 

………えーーーーー。

 

アピールって……ええ…?まじぃ……?

 

「ど、どうしたんだよボンちゃん…!」

「イッセー!」

 

イッセーの肩を掴み目を合わせる。

……目を合わせたいのはお前じゃないんだよ。

 

「メイドって…!良いよな…!」

「え、お……え?」

「良いよなぁァァァァ!?」

「は、はい!良い!良いです!はい!」

 

イッセー、ごめんな。こんな選択肢を自由に暴れさせてしまう不甲斐ない俺を許してくれ。

 

「メイド…!良いよな…!?」

 

「「「「「… っ!?」」」」」

 

「良いよなぁ!」

 

「「「「「………!」」」」」コクコクコクコク

 

眷属御一行もごめんね?

流れがいきなり変わって着いてけないよね?安心しな。俺もだ。

 

「な、なんなんだ?リアス、あいつはなんなんだ…!?」

「………私が聞きたいわよ」

 

「ボン先輩の発作」

「あはは、僕ももう慣れた、かな?」

「うふふ、元気ですね」

 

困惑の不死鳥さんとリアスさん。

 

もはや慣れた猫ちゃんと同じ学年の木場。

朱乃さんは順応が早い。早すぎるて。全部あらあらうふふで済ましてくれるじゃん。しゅき…♥

 

「ぼ、ボント様…?い、一体どうされ──」

「グレイフィアさん!!!!」

「……!」

 

肩を掴めばビクッと体が跳ねるグレイフィアさん。

 

「メイドは……!良い!ですよね…!?」

「……え、あ、あの、その……」

 

…………あ、目が合った。

体が自由に動く。開放されたー!

 

「よし!」

「「「「「「「えぇ…??」」」」」」」

 

どした?みんなそんなゲンナリと不思議そうな顔して(すっとぼけ)

 

大丈夫だ。みんなは頭痛くなってると思うが、俺は頭の他に胃も痛くなってる!代償は大きいんだぜ!

 

「……わ、訳が分からん」

 

 

 

【あ、ライザーだ。ぶん殴ろう】

【あ、ライザーだ。ライザのアトリエを布教しよう】

 

 

 

あああああああ!クソ!やめてくれ!

もう問題起こさないで!俺の胃を虐めないで!

 

「……ライザのアトリエはやってるか?」

「……は?」

「ライザのアトリエ、面白いぞ!不死鳥さんもやろう!」

「な、何を言って……あ、おい!」

 

よし布教はこれでいいだろ。

さてひと段落ひと段ら──

 

 

 

【あ、ライザーだ。ジャッジスルーしよう】

【あ、ライザーだ。ライザップを勧めよう】

 

 

 

ぬおおおおおおお!!!

 

「ライザップは知ってるか?」

「……は?」

「筋肉だ!筋肉をつけろ!筋肉は全てを解決するぞ!結果にコミットだ!」

「だから何を言って……!あ、おい!」

 

よし!今度こそ終わり!

 

 

 

【あ、ライザーだ。顔面にローキックだ!】

【あ、ライザーだ。てかラインやってる?】

 

 

 

むぉおおおおおいいよぉぉぉぉぉぉぉ!

てか顔面にローってなんだよ!巨人にでもなれってのか!?ああん!?

 

「てかラインやってる?」

「さっきから訳の分からんことを…!」

「え?やってないのー?ちょヤバくなーい?」

 

……え?なに?一昔前のギャルみたいな?

やめてよ。俺そんなキャラじゃないよ?

 

「……もういい、人間風情が。消えろ」

 

そう言って炎が吹き出し迫ってきた。

 

え?いや、ちょ、え!?

 

そんなにキレなくてもよくないですかァァァァ!?

 

「まあ無事なんですが」

 

「「「「「「!!??」」」」」」

 

ふっ、均衡の天秤のおかげで身体能力上げて避けてやったぜ……楽勝なんだぜ……。

ふふふ、みんな驚きよる驚きよる。

 

……そういや俺のいたところの近くにゲーム機があった気が。

 

「…………………………………あ」

 

恐る恐る見ればそこには見るも無惨な黒黒と灰になったテーブルが。

もちろんその上に置いていたゲームも灰と化しており──

 

「いやあああああああああ!!!」

 

「「「「「「っ!?」」」」」」ビクッ

 

嘘だ!嘘だと言ってよバーニィ!

 

俺のこの1ヶ月の苦労は!?金ネ○キは!?

 

てかそもそも、やり込みまくったデータが消えたってことだろ!?色も性格も個体値も納得のいくまで厳選して努力値も振りに振りまくった俺の愛するモンスターたちが消えたってことだろ!?

 

「あ、あぁぁぁぁ、うあぁぁぁぁぁ………アぁぁぁんまりだァぁぁぁぁ……!」(´•̥ω•̥`)

 

「「「「「「………!」」」」」」

 

俺の苦労も努力も実績も消えてしまった…!なんで…!なんでこんなことができるんだァ…!

 

 

 

【この悔しさを晴らすために泣きわめく】

【この悔しさはもはや耐えきれない。今すぐ自死を選ぶ】

 

 

 

「な…!そ、そんな泣くことな「びえぇぇぇぇぇぇぇえ!!」……っ!」

 

俺頑張ったよ…!頑張ったんだもん…!

泣くしかないじゃない…!こんなの…!

 

「ま、まさか…!ボンちゃん、全部消えたのか…?」

「………っ」コク

「まじ……かよ……!」

 

イッセーは知ってる。俺がどれだけ厳選作業をしてたのかを。

その苦労を知ってる故、彼もまた受け止められない現実なのだった。

 

「ライザー、あなた……」

 

リアスさんもまた冷たい目を向けた。

俺がこの1ヶ月近く、どれだけの努力をし金ネ○キに打ち込んでいたのを知ってるから。

 

「最低、です」

「「………………」」

 

軽蔑の眼差しを向ける猫ちゃん。

木場も朱乃さんも真顔出ブチ切れだ。

 

……なんか泣いてる手前あれだけど、みんなすごいブチ切れね?今までにないほど怒りを感じるよ。……ありがとう…!

 

「な、お、俺が悪いのか!?全部俺が悪いのか!?別に俺も悪気があった訳じゃ…!」

「じゃあごめんなさいくらい言いなさいよ!5歳児でも悪いことしたら謝れるわ!」

「うぐっ……!」

 

……なんか変な方向で喧嘩が再発してない?

なんかここまで来ると申し訳なさが。

 

「ボント様、ハンカチを」

「ひっく……ありがどう…!」

 

グレイフィアさんから差し出されたハンカチで涙を拭う。

 

選択肢に追い込まれる精神を休ませることが出来る俺の趣味が、一瞬にして。

……もう、俺は戦えない…!

 

「………っ、チッ、もういい。俺は帰らせてもらう…!」

「な!ライザー、待ちなさ──」

 

リアスさんの制止虚しくライザーはそそくさと去っていってしまった。

 

ちくしょう…!ちくしょうめえ…!

 

「……お嬢様、私もサーゼクス様に報告があるので失礼します」

「え、ええ…」

「ボント様」

「ふぇ?」

 

顔をあげれば目の前にグレイフィアさんが。

そんな彼女は目を合わせ、真っ直ぐにこっちを見て口を開いた。

 

「ドゥ?ドゥ、ドゥペーイ?でしたか?……とても素晴らしかったです。あなたは元気な方が似合います。お気を確かに」

 

そう言って、グレイフィアさんもまた魔法陣を展開し帰っていってしまった。

 

元気な方が似合う、か。

 

「確かにな」( ˙-˙)

 

「「「「……!」」」」

 

いや、悲しいけどね?そらね?

まあでも落ち込んでてもいい事ないし。また新作で厳選頑張ろ。

 

……いや、やっぱりまだショックが強いわ。なんかこう胸にモヤモヤがある感じ?というかギューッと苦しい感じ?

あー、ダメだ。絶対数日は引きずるわこれ。

 

 

 

 

 

………………それにしてもメイドのグレイフィアさんを至近距離で見た時になんか既視感あったんだよなー?なんだろ。




覚えてくれてる人、新規の人、お気に入り登録してくれる人、感想くれる人、全ての人に感謝を込めて選択肢さんから挨拶です。



【金ネジキ完走】
【金ダツラ完走】



頑張ってね。

ヒロインについて

  • もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
  • まあ、程々に
  • イッセーの分を1人くらい残してやって
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