平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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タイトルの意味が分からない?
……俺も。


悩みとシャチホコ

 

 

 

初日の修行が終わり、晩飯時を迎えた。

 

イッセーは全身包帯や湿布まみれにし、ズタボロ状態。方や俺はと言うと精神がズタボロにされ心がボロボロ状態。

 

そんな中で俺は晩飯を作った。みんな疲れてるだろうし、さすがにこれくらいはね?カレーだけどね?簡単にね?イッセーが魔力修行でじゃがいもの皮めちゃめちゃはいだからついでにポテサラもね?

 

……まあ、メイド服を着てなんだけどね?

 

 

 

【お前がメイドになるんだよォ!】

【メイド服に着替えろ!あくしろよ!】

 

 

 

俺、選択肢に勝てなかったよ……。

 

「ボンちゃんの料理かあ。苦手なのによく作れたな」

 

朱乃さんの指導のもと、作ってやったぜ…。

 

「……じゃがいも大きすぎじゃないかしら?」

「全体的に具材が大きいです」

「お、男飯って感じだね…」

 

ごめんね、料理下手で。

 

「でも私たちのために作ってくれたんですよね?美味しいですわ」

 

あげのざんんんんんんん!!(泣)

天使か?いや女神か……いや、悪魔だったわ。

 

それにしてもメイド服は落ち着かん。

グレイフィアさんみたいに本職メイドのような制服じゃなくてDTさんたちが好きそうなミニスカメイド服というね。

 

もはやこの衣装をグレイフィアさんが着たらどこぞの幻想郷の吸血鬼に使えるザ・ワールド使いさんみたいになること間違いなしだ。

 

……てかみんなもう衣装に触れてこない。

なんだろう、助かるのか残念なのかよくわからん気持ち。

 

「それで、イッセー。今日一日修行してみてどうだったかしら?」

「……はい、俺が1番弱かったです」

 

ガックリと項垂れたイッセー。

しゅんとしてしまって物理的に小さく見える程の肩の落としようだ。

 

「そうね、それは確実ね」

「うぐ……」

「でもあなたの赤龍帝の篭手(ブーステッドギア)やアーシアの聖母の微笑(トワイライトヒーリング)は貴重な戦力よ。私はあなたに可能性があると信じているわ」

「部長……」

 

リアスさんの言葉にお目目に光が宿ったイッセー。

ふっ、頑張れよブラザー。

 

 

 

【よし、飯も食ったし風呂入ろうぜ。リアス!朱乃!アーシア!小猫!一緒に入んぞ!】

【よし、飯も食ったし風呂入ろうぜ。イッセー私の全身を洗ってね…♥】

 

 

 

ぬぐぅおおおおお…!

 

上は選べん!犯罪だ!

でも下もヤダ!変な誤解される!

 

なんでこんな選択肢しか出さねえんだこのポンコツがぁ!

 

「よし、飯も食ったし風呂入ろうぜ」

「いいわね。ここは露天風呂があるわ。気持ちがいいわよ」

「マジすか、すっげー」

 

「イッセー、ワタシノゼンシンヲアラッテネ…(ハート)」

「ああ!洗いっこしような!」

 

……イッセー…!お前ってやつは…!

その純粋な返答がいつだって俺の心を救ってくれる…!

 

ありがとう…!本っ当にありがとう…!

 

「おらぁ!早く風呂行くぞ!着いてこいイッセー!」

「お、おお…!いきなり元気だな!ああ、行こうぜ!」

 

「木場ぁ!お前も行くんだよ!」

「え、あ、ぼ、僕もかい?」

 

心は晴れやか。

さあ、傷ついた心を癒しにいざ露天風呂へ!

 

「はあ、元気ね…」

「うふふ、いいですわね」

 

リアスさんと朱乃さんの温かい眼差し。

やっぱりイッセーは俺のブラザーなんだぜ…!

 

……だがこの男。メイド服を着てるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱中すれば時間が経つのは早いとはよく言ったもので、気がづけば5日が過ぎていた。

 

トレーニングをし、飯を食い、寝る。

起きればまた同じことの繰り返し。

 

そして俺はコスプレをし、コスプレをして、さらにコスプレして、飯を食い、寝る。

もはや俺はこの合宿に何をしに来たのか。もはやコミケ会場に行けよと思ったものである。

 

それにしてもこの数日でイッセーの強さのレベルが格段に上がってる。が、本人はそれをあまり自覚してない。

まあ、自覚できるシチュエーションが無いからね。しょうがないね。

 

さてさて、ゲームで不死鳥さんに勝てるのかどうか。結果は分からないがなるようになれってね。

 

まあいざとなったら──

 

「あれ?ボンちゃん?」

「ム?イッセーか?」

 

──月明かりの下、バルコニーにいた俺の元へやってきたイッセー。

 

「寝れないのか?」

「あ、ああまあな……ところでボンちゃん、"それ"はなんだ?」

「これか?これはシャチホコのポーズだ!」

 

地面に前腕をつき逆立ちをした後、背中を反らし足を前へと突き出したポーズ。

なぜこんなことしてるのかって?……察してくれ。

 

選択肢曰く、精神統一のためのヨガポーズらしい。それより腕がしんどい。あと背中も。

もうかれこれ一時間半は休み無しでしてるでこれ。

 

しかも巫女服を着てる。朱乃さんとおそろっちだね!

 

「………はははボンちゃんはすげえな」

「なにが?」

「いつだって底抜けに明るくてさ」

 

明るくしてなきゃやってけないだけだゾ。

俺だって落ち込みたい時もあるけどそんな時間は無いんだよなあ(選択肢)

 

「俺、木場みたいに剣の才能もないし小猫ちゃんみたいに格闘技もてんでダメ。朱乃さんやアーシアみたいに魔力の才能もないし……俺って役立たずなんだなあ、って……」

「…………」

「みんなと修行して、それなりに強くなれた気はしたけど、やっぱりまだみんなと差がデカすぎてさ……」

 

ふむ………………俺も才能ないんやが?剣も格闘技も。なんなら魔力なんて扱えもせんぞ?

なんだ?間接的に俺もバカにされてない?

 

「いくら俺に凄い神器があるからってその持ち主がこんなんじゃダメなんだ。気づいちゃったんだ、俺が一番役立たずだってこと。みんなの足を引っ張っちゃうんだって」

 

 

 

【そうかなあ…?】

【そうかも…!】

 

 

 

……腹立つ返答だな。

イッセーは真剣に悩んでるんだぞ!?軽い!発言が軽すぎるぞ!

 

お前は1回心のノートとかを読んでこい、まじで。

 

「そうかなあ…?」

「そうなんだよ……俺は、弱い…!」

 

「……ま、気づけただけいんでね?」

「……え?」

 

「才能がない。そらお前はお前はお前なんだから、木場や猫ちゃんや朱乃さん、アーシアちゃんにはなれない。なら、お前しか出来ないことを探せばいいだけだろう?」

「………っ」

「その、お前の、それ……セイクリッドギアだっけ?なんかこう、凄いやつらしいじゃん?俺は知らんけど。でもそれを使えるのはお前だけなんだろ?だったらもうあとはガムシャラじゃない?」

「俺が……俺だから、できること……!」

 

左手に目を落としそうつぶやくイッセー。

 

ふっ、それなりに良い言葉を投げられたのではないだろうか。俺はキメる時にキメる男なのさ。

 

……ただしこの男、巫女服でシャチホコポーズをしてるのである。

 

キメるべき時にキメきれない男なのさ…。

 

「気合と根性やぞイッセー!その一点だけはお前はほかより優ってると言える能力だ!猪突猛進の心意気で前だけ見てればよろし!」

「気合と根性…!ああ…!そうだな…!そうだよなあ!」

 

元気を取り戻したイッセー。

ええ顔つきになりおった。晴れたか、悩みは…!

 

「サンキューなボンちゃん!さすが親友だぜ!」

「だるぅぉ?」(巻き舌)

「ああ、ボンちゃんが幼なじみでよかった!ありがとう!」

 

………ちょ、おま、照れるじゃん…?

 

「あー、なんかスッキリしたかも…!んじゃ俺寝るわ。ボンちゃんも早く休めよ!」

 

 

 

【いい夢、見ろよ!】

【枕の下にエロ本置いて寝るとエロい夢見れるらしいで】

 

 

 

「枕の下にエロ本置いて寝るとエロい夢見れるらしいで」

「まじ!?よし、早速やってみるぜ!」

 

まじかよ、お前合宿にエロ本持ってきてたのか。やべえな。

 

そんなこんなでイッセーは去っていった。俺も早く寝てえなー。

 

「あら、ボント………何してるの…?」

 

今度は呆れ顔のネグリジェ姿の眼鏡をかけたリアスさんが現れた。

 

 

 

【ネグリジェ、エッチですね!】

【メガネって……エロスを引き出す魔法のアイテムだと思うんです……】

 

 

 

性癖語りやめろや。




幼なじみの言葉をすんなり受け入れて奮起する原作主人公君。
この作品だと彼は原作より単純な性格になってるのかもしれない。

ヒロインについて

  • もう、ガッツリハーレムにしてしまえ
  • まあ、程々に
  • イッセーの分を1人くらい残してやって
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