平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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早くチュートリアル編終わらせたくて駆け足気味になっちった。


チュートリアルクリア

殴り合いを続けてどれだけ経ったのか。多分十数分くらい?

 

「はぁ…はぁ…」

「……ふぅ」

 

……勝負がつかね。

パワーもスピードもタフさも全部互角ならもうこれは泥仕合にしかならんよ。

 

互いに血を流すような形で対峙。

ここからどうするべきか。

 

喧嘩慣れしてるおかげでこれくらいの怪我なら別に大丈夫なんだけどケリつけられないこの現状に焦れったくはなってくる。

 

「くそぉ…!クソクソクソ!なんでてめぇなんかにこの俺が…!上級悪魔であるこの俺が!クソがァ!」

 

おいおいヒステリック属性持ちでもあるのかよ。属性過多すぎて吐き気が出てきちまうぜ。

 

とかそんなことを思ってたら、なんか手のひらに不思議な光が集まってるじゃないか。

……え?まさかのかめはめ波?

 

「死ねぇ!」

「え、それずっこい──」

 

こちらに向けて放たれたかめはめ波(仮)。

悪ぃ……俺死んだ。

 

「「「……え?」」」

「?」

 

あれ?俺死んでない。

なんだよこけ脅しかよ。

 

「……!」

 

あ、いや、痛いわ。普通に痛いわこれ。

てかなんなら服が吹き飛んでるがな。ギリギリズボン残ってるおかげで公然わいせつにはなってないけど弾け飛んでるわこれ。

 

……あれか?

互角になる能力って、本質は相手と"互角に殴り合える"ようになる感じか。

だからこそ魔法とかそういう摩訶不思議な攻撃とかに対する耐性がぶち上がってる。的な?知らんけど。

 

まあ、普通に痛いからいくら軽減される言ってもあまり喰らわない方がいいな、うん。

 

「……だ、大丈夫なんですか?」

 

姉が恐る恐る聞いてきた。

ここは笑顔でピースサイン。ほっとしたような顔になった。

 

「な、なんなんだお前は…!」

 

男に視線を戻すと、驚愕、怒り、と微かに恐怖の交じった表情。

ここまで追い詰められる相手とは今まで出会わなかった感じか。

全く……、

 

「おい、いいか──」

 

 

 

【殴っていいのは殴られる覚悟のあるやつだけだ】

【俺はかーなーり、強い】

 

 

 

……俺の言葉に横槍入れやがって、と思ったけど普通にいい選択肢やんけ。

てか、この選択肢仮面ライダー好きやな。ライダーネタ多い気がするぞ。

 

とりあえずここは、

 

「殴っていいのは殴られる覚悟のあるやつだけだ」

「っ!……う、うぁぁぁああああ!」

 

俺の言葉に突っ込んでくる男。

……なるほど、気持ちの強さで勝負は決まるってのはこういうことか。

 

冷静さを失った拳というのはなかなかに避けやすい。

なぜなら直線的にしか飛んでこないから。

 

前世で一応喧嘩慣れはしてる俺からすれば今この瞬間、男の放つ拳は、

 

「……止まって見える」

「あぁぁぁあああぁぁあぁあああぁあ!!!」

 

避けて避けて避けて、そして、

 

「よっ……と」

「はぅあッ!!!」

 

股間に足を滑らせ男の弱点へと蹴りを見舞った。……普通にサッカーボール蹴る感じで。

自分で蹴っときながらタマヒュンした。

 

……最初からここ狙えばよかったな。

 

無言でばったり倒れる男。

 

これでチュートリアルは終わったな。

 

「お兄さん…」

「……それじゃラストスパートだ。さっさとルシファーさんのとこ、行こか」

「「……っ。はい!」」

 

うーん、いい笑顔。疲れが全部取れたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……デケェ」

 

屋敷に着いた。

屋敷っていうか城っていうか……とりあえずデカい。

建物も然り、敷地もヤバい。某ネズミーマウスのドリームランド並みにデカい。

 

……デートスポットに最適だね!

 

「ここまでありがとうございました。お兄さんのおかげで妹も私も死なずに来れました」

「あ、ありがとうございます!」

 

そう言って頭を下げてくる双子。

 

「いいっていいって」

 

チュートリアルですし。おすし?

 

「とりあえず俺は疲れたよ。ここで腰休めてるからお2人は屋敷の主のとこ行っておいで」

「……わかりました」

 

少し不服そうだったけどそれでも納得してくれた姉は妹の手を取り扉を開け敷地の中へ。

その瞬間、

 

『チュートリアルミッションクリア。それでは今から正式に転生を開始します』

 

そんなアナウンスが流れ俺の体が光出した。

足先指から光の粒子になって消えていく。

 

「っ!?お、お兄さん!」

「!」

「……あー、時間らしい。俺は俺の行くべきとこに還るっぽい。さよならだな」

「そ、そんな…!待ってください!まだ私…!」

 

待てと言われても…。

俺の意思じゃないし…。

 

「まあ、またどこかで会えるんじゃない?」

 

知らんけど。

 

「そん時を楽しみにしてるよ」

「……っ!」

「バイバイ」

「……わ、わたし!お兄さんに負けないほど強くなります!妹も守れるように…!」

「おう、頑張れ。応援してる」

 

そんな会話を最後に俺の視界は光に包まれた。

そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぎゃあ、おぎゃあ…!」

 

赤ん坊になってた。

……いや、あの……キツイってぇ。




アンケート結果的に次から幼少期編書くことにしやす。
4、5話程度書いて原作に行く感じにしようと思います。
よろしくお願いします。

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