平均的な逸般人に生まれ変わった転生者はハーレム目指して頑張ります   作:年上お姉さんに甘やかされたい

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おふざけ選択肢パートと真面目オリ主パートの差がすごい。


初めての神社

 

 

 

さて問題。

今、俺はどこにいるでしょうか。

 

正解は〜、

 

「見られたのなら生かしておく訳には行かん」

「子供とて容赦はせん」

「己の悲運を恨むんだな」

「そ、その子は関係ないわ!だからやめ…!?……ケフッ!」

「お、お母さん…!」

 

とある神社で黒い羽の生えた人達に囲まれてましたー!

HAHAHAHAHAHA!

ははは、はは、はぁ………なんでこうなった。

 

俺は思わず頭を押えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は学校も休み。

日中の特別休暇ということで親はどちらも仕事に。イッセーは別の友達とどこかに遊びに行き、シドーはどうやら家の用事で教会の方に用があるとかで暇を持て余した俺。

寂しいとかそんなことは無い。断じてない。ホントダヨ?

 

ただ、まじでやることがない。

てなわけで気ままに散歩していた。

 

俺の住む町、駒王町。

山に囲まれた都会というよく分からない町並みの広がる場所だが存外気に入ってる。

 

前世は確か田舎育ちで不便も不便な生活を送っていた、ような気がする。

そんな環境と比べてみると利便性◎、懐かしさ花丸をあげたくなるような風景が広がる町。

 

今日は少し遠出しようと思い歩き続けていたが、

 

「ここどこぉ?」

 

どうやら迷子になってしまった。

思っていたよりいつもの活動区域から離れた場所に来ていたらしい。

 

知り合いもいない中どうすることも出来ないままとりあえず歩いていた。

そんな中で見つけた、ドドドンッ!!!と構えられた石階段。

それを見た瞬間だった。

 

 

 

【この先に新たな出会いが待っている。行くしかないっしょ!(オススメ)】

【何やら嫌な予感がする。ここは引き返してお家に帰ろう(やーいチキン)】

 

 

 

いつものあいつがやってきた。

この時の俺は冷静さを欠いていたなと思うよ?

 

やーいチキンなんてことをこの選択肢から言われるイラつきは説明に難なくないだろう。

 

つまりはそういうことだ。

腹が立った俺は、やってやろうじゃねぇかよォ!と意気込んで上を選んでしまったのだ。

 

選んだ瞬間に勝手に階段を登り始める我が体。ほんとに俺の体なんだよな?と毎度思うほどに勝手に動く。

 

そして、登った先で見た光景。

それはまさに大和撫子という言葉がピッタリ似合う母娘が数人の黒い羽が生えた男たちにあんなことやこんなことをされる寸前のシーンが俺の目に飛び込んできた。

 

これはまずい。

そう思い踵を返そうとしたが、

 

 

 

【まずい!可愛い子がピンチだ!ここは一発かましてこちらに一旦注目を集めよう!】

【面倒事は避けよう。あの母娘がどうなろうが知ったことじゃない。殺されても犯されても俺は他人だ。我が身欲しさにここは逃げる一択だ。そして目を背けたことを一生後悔するのだ】

 

 

 

良心に訴えかけるのはずるいと思うの。

もう下の選択肢、後悔すること確定なんだよなぁ。

 

人のいい俺は苦肉の決断で下を選ばないことに決めた。いや選べなかった。故に上を選んだわけだが、

 

 

 

「テーテテテーテ……

 

 

 

 

 

 

うんちょこちょこPィィィィィィイッ!!!

 

いやもう馬鹿なんじゃないかって。

そんな雰囲気ではないじゃんと。

 

もうヤケクソでやりました★

 

そんな俺の言葉に驚いた母娘に男たち。いや、すごい驚いた表情でね、こちらを見てね。そしたらね、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭のようなことになったわけですよ、はい。

 

「……運のない子供だ。最後の言葉くらい聞いてやろう」

 

ピカピカ光る槍を手にした男が切っ先向けながらそんなことを言った。

 

「待って!その子は関係ないのよ!やめてあげて!」

「ええい!うるさい!貴様も!その娘も!すぐにあの世に送ってやる!そこで黙って見てろ!」

 

母親の必死の叫びに怒鳴り声を上げる別の男。

母親の様相はもう散々たるものだった。体のあらゆるところから血を流し恐らく片腕折れてる。

それでも娘の方は無傷でいた。母は強しってね。さすがだと思う。

 

致し方なし。不本意ながら首を突っ込んだのであれば助けてやらねば無作法というもの。

 

ここはアニメ世界。恐らくこの母娘、もしくは母親だけかもしれないが原作じゃ流れ的にこのまま殺されていたんだろう。

原作の流れを変えていいのか?……フッ、いいに決まってるじゃないか。

 

ここはアニメ世界……"だった"場所だ。今は俺の"生きる世界"なのだ。

だったら原作だなんだと気にして助けられる命を助けないとかクズ以外の何者でもないだろ。

……あれ?今の俺かっこよくね?

 

「おっさん」

「……っ、なんだ?」

「抵抗してもいいの?」

 

そんな俺の言葉に男は額に青筋を浮かべながらその手にした光の槍を大きく振りかぶった。

 

「出来るものならなぁぁあ!」

「っ!やめて!」

 

許可が下りた。では遠慮なく。

 

「「「っ!?」」」

「……え?」

 

振り下ろされた光の槍を両手で掴み後ろに力で押されながらも受け止める。

その光景を見た男たちは驚愕の表情に染っていた。

 

やっぱこの能力強いよな。子供の体格でもこの男たちと互角の強さになれるの普通に強能力だよな。

さて、それじゃあ、

 

「おっさんたち」

「「「……っ!」」」

「泥仕合になるけど、覚悟しろよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喧嘩が始まって数分が経った。

辺りの地面は抉れて、建物にもいくつもの傷が入ってる。

 

そして、

 

「はぁ…はぁ…」

 

目の前には血だらけの男。

その近くには倒れ伏してるほかの二人の男もいた。

 

何とか2人はもっていけた。ただラストがやっぱりキツイ。今の俺の体も刺傷切り傷無数に出来ていて、さらには左腕の感覚がほぼ無い。切り落とされたわけじゃないけど多分骨がバッキバキに逝ってる。

アドレナリンのおかげで痛みは無いけど……、うーん、キツイ。

 

「なぜ……、まだ立っていられる…!」

「ん?」

「流血も酷く、意識が朦朧としてきているはずだ…!足にも無数の傷が出来て力が入らなくなってもおかしくない程のダメージ…!なぜまだ俺の前に立っていられるんだッ!!!」

 

……何をおかしなことを言っているのやら。

 

「喧嘩慣れはしてるしね。これくらいの怪我、覚悟の上で喧嘩始めたんだ。今更どうってことないでしょ。……もしかしておたくはそこら辺の覚悟なしに戦ってた?」

「……っ!」

「ダメだよ。……喧嘩は洒落じゃないんだから

「〜〜っ!クソがッ!!!」

 

そう言って飛び出してくる男。

それに対処しようと、

 

「……っ」

 

やべ、思ったより足に来てたっぽいな。膝から力が抜けちった。

 

「死ねッ!」

 

その隙を突いて男の手に握られた光の槍が眼前にまで迫っていた。

まず──

 

その瞬間鳴り響いた雷鳴の音。

一瞬、目の前が光に覆われた。

 

「っ!」

 

光が晴れるとそこには黒焦げになった男が地面に横たわっていた。

 

「はぁ…はぁ…、いつまでも子供に任せきりは良くないですからね」

 

そう言ってにこやかに笑う母親。

どうやら助けてもらったらしい。

 

「ありがとね」

「いえ、それはこちらのセリ──っ!」

 

さすがに疲れたな。3人相手は子供のからだだとキツすぎる。

母娘の声を耳にしながら俺の意識は落ちていった。




戦闘描写めんどくさくて省いちゃいました。
原作突入したらちゃんとそこら辺の描写書くんで許して。

ちなみに男二人の倒し方は金的です。そこ狙えばワンパンだね(男限定)

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