【完結】罪状記録   作:初弦

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神頼みは難しい

 二〇〇五年の十二月十日。池袋のとあるリーズナブルな飲食店にて。

 ある高校の同窓会が開かれていた。

 

 ある高校というか純丘榎が通っていた高校だ。クリスマスや正月にはむしろ予定が入っているだろうと仮定して——仮定——その他にできるだけ集まれる日、という条件で最も適した日程に決定した。

 

「よっ、純丘。生きてる?」

「実は幽霊だったかもしれん」

「おいおい葬式には呼べよ、俺たちの仲だろ〜」

「俺たちの仲ってなんだ?」

「そこはマジレス?」

 

 貸し切りにした店内では、メインディッシュを半ばまでつまみ、めいめいに好き勝手移動し始めていた。純丘に声をかけたのは、高校時代、三年連続同じクラスだった赤岸だ。

 ちみちみと梅酒を舐めている純丘に「カワイイもん呑んでんな……」彼は何故かしみじみとつぶやいた。

 

「君に比べればな」

 

 純丘の視線の先、赤岸が握りしめた透明なグラスには、カットされた氷と琥珀色の液体がなみなみと注がれている。

 ……わりと早々にジン・トニックを注文していたのを純丘はきちんと聞いていた。

 

 ——においと色合いを見るにこれはおそらくバーボンがベース……。

 

 同窓会が始まってから時間も経っているが、よくもまあ度数の高い酒をちゃんぽんする。

 

「一昨日で二十歳、よーやく法的にも解禁だよ」

「ん、おめでと」

「ありがと。初アルコールたのしいわ〜」

「……強そうだけど、水も挟めよ?」

「飲んでる飲んでる」

 

 上機嫌にテキトーな相槌を打って、テーブルを挟んで純丘の目の前の座布団に、赤岸は勝手に腰を下ろした。

 純丘はすぐそばに放置していた自らのコップに、ピッチャーで冷水を注いだ。酔い方によっては隙を見て勧めるための下準備だ。

 

「てかそっちはどうだよ? 専門だとそろそろ卒業じゃね?」

「まあぼちぼちだよ。いろいろと」

「……その言い草、もしかしてけっこう忙しいんじゃねえの? てか今回もどっかの時間削って来たとか?」

 

 純丘はわずかに眉をひそめて赤岸を眺めた。

 

「……君が俺の言葉を言葉通りに取ることってそうないよな」

「お前が言葉通りに言わないんだろ〜がよ。根詰めてる時はとくに! 高三ンときとかさあ!」

「声大きいんだよ。高三……?」

「樹海疑惑」

「ああ……」

 

 純丘には自覚はなかったが、当時竜胆との喧嘩を引きずって諸々考えを巡らせていた彼は、かなり生返事ばかりして心配をかけていたらしい。

 そこに来て体調不良で休んだので、仲の良い同級生たちが下校時に純丘の家を訪ね——空の自宅に泡を食われた、という経緯だ。

 

「心配かけたのは悪かったけど……あれは連絡入れてれば防げた事態で、そもそも俺が樹海行きを考えるまで思い詰めてた、とかはだいぶ語弊があるからな?」

「そかも〜」

 

 酔っているせいか反省していないせいか、返答はきわめて適当だ。

 じとりと見つめた純丘だったが、軽く首を振ったのち、なめていた梅酒を一息に呷った。べつに酒に弱いわけでもなく、甘いものの気分だったので頼んだだけの酒だ。

 

「つっても君の予測はわりと合ってる。収入こそ安定してるんだが……ふつうに忙しい」

「あーまあ、この時期だとアレだよな、受験対策。ついでに期末対策」

「三百相手してるからな〜学習計画立てるだけでも大変ではあるよ。さすがに」

「……待ってなんか、前聞いた数より増えてね? 三倍に」

「おかげさまで」

 

 言いながら枝豆の鞘から豆を押し出している。同窓会に来た以上は、純丘としても会費ぶんの元は取っておきたいところ。

 

「人手も増えたことだし、最近慣れてきたにしても、忙しいもんは忙しい」

「人手って単なる雑用バイトちゃんだよな?」

「ちゃんってか。……まあそうか。きちんと働いてくれて助かる」

「助かるとか助からないとかお前のタスクってなんかそれ以前の問題じゃねえの? 違うの?」

 

 圭介がちゃん付けされるのは新鮮だな、と、純丘はどうでもよいことを考える。豆を咀嚼する仕草はのんびりとしていた。既にすき焼き鍋としゃぶしゃぶ鍋とラーメンを腹に入れているので、さすがに少しぐらいはペースが落ちる。

 

 とはいえ前述の通り、純丘榎はしれっとした顔をしながら極めて多忙な人間。日々のエネルギーの消費が激しく、そのぶん食べようと思えば食べられるタイプなので、なんならまだ入る。

 

「あと知り合いがなァ、ちょっと揉めてんだよ」

「揉め……巻き込まれてんの?」

「むしろ蚊帳の外。起きてることはめちゃくちゃ伝わってくるんだが、俺は口出す立場じゃなくて、見てるだけしかできない、みたいな?」

「純丘でもそんな立ち回りになることあるんだ……」

「俺はなんだと思われてるんだ」

 

 半眼の純丘の手が伸びて、近場にあった皿を引き寄せた。蛸の軟骨の唐揚げが乗っている。おそらく誰かが手を付けた痕跡が残っているが、純丘が知る限りで一時間は放置されていたので、食べても許されるだろう。

 

「学業は……普通だな。とりあえず簿記は一級取れたから、次税理士の資格目指してるぐらいか? ああ、塾講も教室運営もなんだかんだ楽しいけど、やっぱり人教えるなら教免取っといた方がいいだろうとは考えているが……」

「ちなみに純丘、過労死って知ってる?」

「安心しろよ。俺には七十年後に布団の上で大往生する野望がある」

「久しぶりに聞いたなそれ……」

 

 赤岸のてのひらが意味深に手招きするので、純丘は、蛸の唐揚げの皿を取りやすいようにテーブルの真ん中に寄せた。すぐさま向かいから箸が伸びる。

 

「そもそも俺のことばかり心配するけれどな、君の方は? 去年の今頃は期末詰んだとか言ってた覚えあるが?」

「……神様仏様榎様、数物わかる?」

「本当に君は頼み事があるときだけ名前呼びしてくるよな……ものによります」

「てか聞けよマジで、大学んなったってのに勉強しなきゃなんねえのおかしいだろ受験終わってからもう一年半だぜ!?」

「大学だからだろ」

 

 そも受験はゴールではなく、むしろ大学に入ってからが本番であるはずだ。

 

「しかも俺入りたかったゼミの教授がさあ前々から見学オッケーって言われてたから見学しに行ってたんだけどなんか今度の合宿に俺来ねえかって、ヤ行きたいんだけどその合宿帰った次の日がプロジェクト発表で俺リーダーだからマジ詰んでるなみたいな」

「話を整理した上で喋ってくれ。君、顔に出ないだけでだいぶ酔ってるな……?」

「ア思い出した、こないだ麻取と話したんだけどあのなに、めっちゃキレーな顔でのんびりした話し方のよくわかんねえひとがなんか〝あ、純丘くんのオトモダチだ〟って言ってきてお前どういう知り合い?」

「聞こえてるか? 心当たりは確かにあるが……まずなんで君が麻取と話すことに……?」

 

 同窓会はこの一時間後には解散したものの、赤岸を含めた懇意にしていた数名が周囲に集い、二次会が開催される運びとなった。

 

「こん中が一番誕生日遅い赤岸が二十歳……よーし大手を振って飲めるな! 純丘いいとこ知らない?」

「俺?」

「こいつは知らねえだろ、真面目だし」

「ヤわりと知ってる可能性ある。なんかつるんでた相手妙だったから」

「妙て」

 

 交友関係が特殊極まりないのは事実なので、なにも否定できない。一応話を振られた以上は検討してみたものの——記憶を辿って、純丘はすぐに首を横に振った。

 

「飲み街はあいにくと渋谷しか詳しくない……池袋からわざわざ行くのもな」

「えーじゃあどこがいい? 新宿?」

「新宿行くなら歌舞伎町行こうぜ歌舞伎町。なんか歌舞伎町でダチがホストやっててさァ」

「ホスト!? やばいなイケメンじゃん、負けそう」

「なんの勝負?」

「勝負してたんか?」

「歌舞伎町なら渋谷と大差ない気がしてきたが……メトロ使うか」

 

 お察しだが複数名既にだいぶん酔っている。

 ところでこれ二次会でいよいよ何人か潰れるんじゃないか? 梅酒二杯程度ならほとんど素面たる純丘は、ごく冷静に予測した。

 

 結論から言うと予測は的中した。

 

 

 

  神頼みは難しい

 

 

 

「高校の頃から思ってたけど、おまえ、介抱が手慣れてんだよな……誰かどさくさで家連れ込んだことある?」

「風評被害にしても限度があるだろ」

 

 原(高二、高三と同級生だった)からの感想に、純丘は思わず真顔になった。睡魔に襲われ始めた赤岸が眠る前にとりあえず水を飲ませ、肩に担ぐようにして立たせたところである。

 背負うのは無理。

 

「純丘は絶対やらねえってわかってるから冗談にできるんだって」

「原はそれが冗談で済むと思ってる感性直しとけよ」

「本気でどうかと思う。マジとかガチとかじゃなく本気で」

「おまえはセンスあるけどジョークセンスはねえから、有名になってからどっかで洒落にならねえ失言して致命傷になると思う。今のうちに改めたら?」

「現状、今の久下のコメントが一番致命傷っぽいな……」

 

 一次会でだいぶん酔っていた赤岸筆頭に、もはやぐでんぐでんのメンバーは少なくないが、自らのアルコールの許容範囲を適切に把握して、適量に留めていたメンバーもいる。純丘はそのうちひとりだ。

 

「しっかしホスクラってあんなんなってんだな〜……意外と面白かったわ。男が男見てなにが楽しいんだって思ってたけど」

「ホストにハマる以前の彼はこのように証言していました、と……」

「ああ入口ってワケ」

「と……止めろよ!」

 

 適量に留めていたメンバーも、飲んではいるのでそこそこに酔っている。深夜帯とはいえ歌舞伎町はそこそこに人通りがあり、道端にはビラの残骸に紛れてちょくちょく新鮮な吐瀉物が落ちていた。

 純丘がどうでもよろしい周辺観察に勤しんでいるのは、赤岸の身体を安定させるために試行錯誤しているからだ。おかげで傍らで展開される適当極まりない与太話に相槌も挟めない。

 

「絞り取られねえように気をつけろよ、昔もカノジョにバイト代つぎ込んでたろ」

「全財産取られるのってキャバとかじゃね?」

「いやホスクラも似たようなもんだろ。歌舞伎町は尚更」

「システムほぼ同じだからなァ……ところで誰か助けてくれんか?」

「おー」

 

 純丘の救援要請に動いたのは小橋だ。赤岸のもう片方の腕をつかんで「こいつ……意外と重い?」愕然とこぼした。意識のない人間は身体に力が入っていないのでなかなか安定させづらい。

 ほとんど寝ている赤岸がむにゃむにゃとなにやらつぶやいた。いいご身分だこと。

 

「実際、そうでなくても歌舞伎町って治安悪いよな」

「それこそ今更じゃね」

「ヤそうだけどさあ。見ろよアレ、なんか太宰治みたいな刺青のやつ」

「太宰治みたいな刺青がまずなんだよ? 人間失格とか書いてあんの?」

「それ題名な」

「違う違う、あったろなんか、罪と罰って作品」

「それもタイトルな」

「まず罪と罰は太宰じゃない」

 

 治安、刺青、までは流していた純丘の記憶に該当の単語が引っかかった。

 

「……罪と罰?」

 

 以前も歌舞伎町を訪れた際、出くわした少年——死神と彼はのたまった——は、そのような刺青をしていた。

 純丘にはヤンキーの流行りはわからない。わからないので、もしかしたらばヤンキー内では、身体に罪と罰と書き込むのが流行っているのかもしれない。が。

 

 上げた視線が、ちょうど御一行が煩いせいか自分の刺青を持ち出したせいか、興味をひいたようである。

 振り返った長身はひょろっとしているが、おそらく未だ少年の年頃。

 

 その瞳とかち合った。

 

「あ」

 

 普通にばっちり見覚えがあった。

 

「え?」

「なに?」

 

 純丘は記憶力が良い方だが相手もそうとは限らない。

 声を漏らした純丘を少年の方も捕捉し、細い眉が上げられる。

 

「……あ〜?」

 

 続いて少年はぽんとてのひらを打った。軽く握られた拳、手の甲には【罪】と記されていた。

 

「死体回収業者のにィちゃん」

「誤解」

 

 純丘の顔が引き攣った。肩に伸しかかる赤岸の体重のせい、ではない。

 

 手伝ってくれた小橋がちょっと身を引く仕草をしたので若干重心がぶれてよろめいた。

 他人の話を理解できる程度の思考力が残っていた面々には、見事に誤解されたようである。

 

「純丘、ちょっ……とバイト選んだほうがいいと思ンだが」

「なに? マジでヤクザの下っ端とかやり始めた?」

「なんっで信じる方向なんだよ。卒業式で表彰されるレベルの優等生だっただろうが、俺」

「でもやれるかどうかで言ったらやれるだろ」

「やッ」

 

 否定しようと思った純丘、一瞬我が身を振り返るの巻。

 

「……いや……」

「そこで言葉濁すから疑われるんじゃねえかな〜……?」

「……死体回収のバイトはまだやったことがない。俺に覚えがあるのは死体遺棄の通報だけだ」

「まだってなに?」

「バイトの宛自体はありそうな言い草だな」

「しれっと言ったけど死体遺棄の通報する状況がまずなに?」

 

 純丘とて一次会二次会と酒を入れており、アルコールの影響はなくもないので、掘らんでいいはずの墓穴を勢いよく掘る。飲酒って思考力を奪うんですね。

 

「おもろ」

 

 そしてこちらは燃料を投下しておいてまるきり他人事の死神少年。

 

「てかにィちゃん純丘榎ってんのかよ、前なんかハロウィンの抗争も顔出してたよな?」

「そこまで名を馳せた覚えがないんだが……」

「名を馳せてない範囲なら覚えがあるのか?」

「純丘マジでおまえはなにしてんの?」

「俺あんとき現場いたからアンタ見てたんだぜ。気づかなかった?」

「ちょっと人命救助が優先だったもんで」

「死体回収と人命救助対極だろ」

「だから回収はしてない」

 

 茶々が入ること入ること。親しくしていた元同級生たちは純丘の人格を信頼しているが、それはそれとして、内容が内容すぎて茶々を入れたくもなる。

 

 酔っ払いを支えていない方の手で己の額を擦って、純丘は深く息を吐き出した。このまま話していると余計なことまでこぼしてしまいそうだ。

 

「俺の名前に関してはあんまり言いふらさないでくれるとありがたいんだが」

「フーン。てかにィちゃんこのへん歩いてんの死体回収の一回しか見たことねえんだけど、なにしに来てんの? 飲み?」

「……飲みだな。それこそ今から帰る」

 

 嘆願も弁明も伝わっている気がまるでしないが、ともあれ、純丘は素直に頷いた。嘘をついたところでという話だ。

 

「今から帰んの? 都内住んでんの?」

「まあ港区に……なにを聞かれてるんだ?」

「いつから住んでんの?」

「引越し自体はしたことあるが、都内に住んでるのはそれこそ生まれてからずっとだな」

「純丘それ正直に答えていいやつ?」

「害はあってもねじ伏せる」

「お前そゆとこ」

 

 矢継ぎ早に問いかけた死神少年、己の顎を指先で撫でるようにして、かくんと首を傾げた。

 

「あんた苗字違いの弟いねえ? ちょい歳離れてる」

 

 いるかどうかと聞かれると、いる。

 

「……鉄太のお知り合いでいらっしゃる?」

「やァっぱあいつの兄貴かよ」

 

 声が三トーンぐらい上がった。わかりやすく友好的になった。

 

「なんか誰かに似てんなって思ってたんだわ」

「確かに顔は似てるとは思うが、事前知識もなく当てられたのは初めてかもな」

「ン顔も似てるけど、あいつも頭良すぎてなに言ってんのかマジでわかんねえけどおもしれーの。アンタっぽい」

「わりと仲良さそうだな」

 

 褒められているんだか貶されているんだか、しかし、なるほど確かに鉄太の知人らしい。純丘はこっそり得心した。

 

「まあ兄貴がわざわざいろいろ聞くのもなんだろ。あいつと付き合いがあるなら、そうだな、よくしてやってくれ」

「おー」

 

 死神少年は先程までと打って変わって——オキニの人間の知人とわかったので露骨に態度が違う——ニコニコと手を振った。彼に送り出されて、純丘たちは今度こそ帰路についた。

 

 先頭を歩いていた久下が首をひねって、純丘を振り返る。

 

「さっき話に出てた弟くんって、おまえと一緒で優等生って話じゃなかった? あの刺青のやつ、なんかしれっとヤバそうだったけど」

「ここ一、二年でグレたっぽい。離婚調停長引いてたのもあるんじゃねえの」

「ああまあ、おまえの家は……おまえの家大概ヤバかったもんなあ……」

「てか純丘の親ってちゃんと離婚できる状況だったんだ。おめでと」

「ありがと」

 

 そこで祝辞が飛んでくるあたりが、純丘榎の家庭事情への理解の度合いである。

 

「まあ鉄太についてはそんな心配してねえよ」

 

 自らの荷物たる肩掛け鞄を掛け直し、完全に寝落ちた赤岸を引きずり上げる。

 同級生を支えながらもちゃんと会話には意識を割いている。

 

「立ち回りは若干下手だけど、搾取されるとは思わない。あいつ俺より頭良いしな」

「なに、そういう怪物?」

「俺の弟に対してその評価は……いや、まず俺をなんだと思ってる?」

「化物」

「UMA」

「そういう種族」

「おいコラ」




池袋
:東京都豊島区
 埼玉ではない

ジン・トニック
:ジンベースのカクテル
 レシピによるがアルコール度数はだいたい10%
 ジン自体のアルコール度数はものによるがだいたい40%

バーボン
:アルコール度数はものによるが素だとだいたい40%

高三ンとき
:「許しきれない」2 months agoの件

次税理士の資格
:日商簿記一級があれば受験資格はある

教免
:文科省により、教員資格認定試験が年一で開催されている

苗字違いの弟
:半間側の認識・稀咲鉄太と純丘榎
 純丘側の認識・稀咲(純丘)榎と■■鉄太
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