わふにゃふSS集   作:秋月あおば

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ヤンデレわふちゃん

あの日から、大切なものが増えたんだ。絶対に失わないように大切にしていた―。

でも最近、離れていってしまっているような気がする…。

そんなはずはないと思ってはいるけど、わふの手の届かない遠い場所へ行ってしまいそうで…

今もにゃふちゃんは毛玉さんたちと楽しそうにテトリスをやってる…

最近はよくにゃふちゃんが離れていってしまう夢を見る。決まって、

『いかないで!』

って言うところで目が覚める。なんでだろう。

ずっとわふのところに居て欲しいのに!わふだけを見ていてほしいのに!!!!

 

『ダメ…気持ちが弱くなってる…いったんお風呂に入ってリフレッシュしてこなきゃ…』

 

お風呂に入りながらゆっくりと気持ちを整理する…ことが出来るわけもなく、ずっとにゃふちゃんのことを考えてしまう。

『あぁぁぁぁ~!!!!!』

ザブンッ!

 

もやもやとした気持ちをずっと抱え込んでいる自分に嫌気がさして、お風呂に勢いよく全身を沈めた。

…気が付くと入ってから1時間以上経っていて、頭がぼーっとしてきた。

『…もう何も考えたくない…』

 

そこからどうやって服を着たのか、何をしたのか覚えていない。今立っている場所の前のドアには“にゃふの部屋”と書かれている。中からは今一番会いたかった人…愛しの人の声が聞こえる。

「おつにゃふにゃ~!」

 

ちょうど配信が終わったんだなと思うと同時にドアを開けていた。

「わ、わふちゃん?!どうしたの?」

『ねぇにゃふちゃん、わふを置いていかないで…にゃふちゃんはわふだけのものだよね…?にゃふちゃんがいない世界なんて考えられない…だから…行かないで…』

「わふちゃん…」

椅子に座っていたにゃふちゃんを押し倒して、馬乗りになり早口で言い続ける。

『わふがなにもしなかったのがいけなかった?なんでもするから見捨てないで…』

 

普段ならこんなことは言わないけど、気が付くとそう言っていた。

 

「…わふちゃん。大丈夫だよ?」

『…ふぇ?』

「にゃふはどこにも行かないよ?だってにゃふが帰ってくる場所はここなんだもん」

『にゃふちゃん…』

「わふちゃんが見つけてくれたからここに居る。だからにゃふの居場所はここだけだよ?」

 

これだからにゃふちゃんは。いつもわふが欲しかった言葉を的確にくれる。相性がいいってこういうことを言うのかな…?

 

『にゃふちゃん…』

「ほら、安心していいよ?一緒にお風呂入って一緒に寝よ?」

『うん…!』

にゃふちゃんはいっつもこうだ。わふがその時にどんな気持ちかを見極めて的確に欲しい言葉をかけてくれる。

だから、気が付くとにゃふちゃんに依存していたんだろうなと気づかされた。

「ほら、先に入っちゃうよ~!」

『待って~!!』

やっぱりにゃふちゃん大好き!!!!!

 

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