「わふちゃん、おはよ!」
「ん…にゃふちゃん?おはよ…」
「わふちゃん、起きて?朝ごはん冷めちゃうよ?」
「うん…食べる。」
「ほら、お顔洗ってきて?用意して待ってるから」
「わかった…」
わふちゃんと同棲し始めてから、まだ1か月しか経っていない。かれいママにわがままを言ってなんとか同棲できるようになったけど、なかなか距離を近づけることが出来ない。
『どうすればいいのかな…?』
なにをすればいいのかまだわからない。今までは全部かれいママにお願いしていたけど、二人で暮らし始めてからは分担して家事をするようにした。ちなみに今日はにゃふがご飯を作る番!わふちゃんは昨日遅くまでお掃除頑張ってたからほんとはもう少し寝ててほしかったんだけど、ちょっとした事情があってね!
「ふわぁ…」
「あ、わふちゃん目ぇ覚めた?」
「うん!おはよ!にゃふちゃん」
「おはよ!わふちゃん‼」
「あ~!今日の朝ごはんはサンドイッチだ!」
「ふふ、頑張って作りました!ドヤァ」
「ありがとわんです!」
「それじゃ、食べよっか!」
「うん‼」
「「いただきま~す」」
実を言うと今日はわふちゃんに見つけてもらってから半年が過ぎた記念日なんだ♫だから感謝の気持ちを伝えたくてサプライズしたいんだけど…なかなかアイデアが浮かばなくて…どうすればいいかなって思ってたら、ちょっと思いついたことがあって!それを試そうかなと…。
「うん!にゃふちゃん、おいしいよ‼」
「ほんと!?嬉しい!あざにゃっす!」
よかった…サンドイッチを作るのは初めてだったから、うまくいくか不安だったんだよね…
「にゃふちゃん、どうしたの?体調悪い…?」
「え?そんなことないよ~!どうして?」
「う~ん、なんか心ここにあらずっていうか、上の空だな~って」
『…やばっ、そんなつもりなかったのに…』
「うぅん、大丈夫だよ~!」
「…そう?今日は休んでたら?わふが全部家事するよ?」
「大丈夫だから!ほら、食べよ?」
「ならいいけど…無理しないでね?」
「わかった!気をつけるね‼」
『ふう…危なかった。そんなに表情に出てたのか…。』
心配してもらったことが嬉しすぎて頬が緩まないように気をつけながら、注意しようと気を改める。
「「ごちそうさまでした~!!」」
「今日もおいしかったよ!にゃふちゃん‼」
「あざにゃっす!じゃにゃふは食器洗ってくるね!」
「わかった!」
食器を洗いながら今日の計画を再確認する。ちなみに計画はこう。
①お昼ご飯の買い出しといって家から出る。
②お昼ご飯じゃなくてケーキを受け取ってくる。
③帰ってきたらケーキとプレゼントを渡す。
『うまくいくかな~…いや!うまくいかせるんだ‼』
そうと決めたからには実行に移す!作戦開始‼
「わふちゃ~ん!にゃふ買い物に行ってくるね!」
「わかった~!気をつけてね!」
…よし、二階で洗濯物を干しているわふちゃんは何も疑っていないようだ。
『急いで帰ってくるね!』
と心の中で言いつつ家を出た。
side 狛ヌヰわふ
「…にゃふちゃんはもうお出かけしたかな…?」
こっそり階段を降りて、リビングを確認する。
「よし!もう出発したみたいだね」
実は今日はわふがにゃふちゃんと出会ってから、半年が経った記念日なんだ!だからちょっとしたサプライズを仕掛けようかと思ってね。ちなみに計画はこれ!
①あえて家の中の食品を切らしておく
②にゃふちゃんが買い物に行っている間に家の飾りつけ
③帰ってきたにゃふちゃんにプレゼントを渡す
うん!我ながら完璧‼
あ、ちなみにケーキは注文して受け取ってます。
「なんか今日は体調が悪そうだったけど、大丈夫かな…?」
そんな不安を感じつつも準備を進める。
「…え?なんで同棲してるか聞きたいって?しょうがないな~…」
「実は、にゃふちゃんはわふが拾ってきたたまごだったんだ。それで遠慮していたのかなかなかわがままを言わないにゃふちゃんが、
〈わふちゃんと二人で暮らしたい!〉
って言ってきたから、それは許すしかないよねって結論になって、今に至るっていうわけです。」
すごいうれしかったんだ!にゃふちゃんがわふのこと選んでくれたんだよ!?
…んんっ!失礼しました…。そんなこんなで同居して1か月経つわけです。
「あ、準備!忘れてた!」
急いで準備を終わらせると、ちょうどにゃふちゃんが帰ってきた。
視点復帰
「たっだいま~!!」
「おかえり~!!」
わふちゃんがすごい笑顔で迎えてくれた。不思議に思いながらついていくとそこには、きれいに飾りつけされた部屋があった。
「え?わふちゃん…これって」
「そう!ほら、今日で出会って半年でしょ?だから…」
「ありがとう~!!!あ、でも実は…」
といいケーキを差し出すと、わふちゃんがすごい驚いていた。
「え…?これって…」
「そう!ケーキ!にゃふも買っておいたんだ~!」
まさかお互いにケーキを買ってるとは思わなかったけどね。
「すごい!ここまで気が合うのも偶然だね‼」
「違うよ。偶然じゃないよ。わふたちは出会うべくして出会った存在なんだよ!」
「わふちゃん…」
「にゃふちゃん…」
二人で感極まって泣いちゃった…。そこからはお互いにプレゼント渡したり、ケーキを食べたりして楽しんだんだけどね!
わふちゃんに見つけてもらってよかった~‼
「「これからもず~っと大好きだよ!」」