ヒーロー仮免許取得試験当日。試験会場の国立多古場競技場である。
「この試験に合格し、仮免許を取得出来ればおまえら志望者は晴れてヒヨッ子。セミプロへと孵化できる、頑張ってこい。」
「なってやろうぜ、ヒヨッ子に!」
「いつもの一発決めて行こーぜ、せーのっ、プルス、」
「ウルトラ!」
切島がいつもの奴を言おうとするが、突如現れた他校の生徒に先を言われた。
「一度言ってみたかったっス、プルスウルトラ。自分、雄英高校大好きっス。」
何だこいつは!
「東の雄英、西の士傑、数あるヒーロー科の中でも雄英に匹敵する程の難関校、士傑高校だ。解説するなら予習してこい。」
「誰に言ってるの?」
すると、他の士傑高校の人たちがやってくる。すると背中に翼が生えた士傑生の女子が近づいてきた。
「よう、音波!久しぶりだな。」
「ソッチモ相変ワラズダナ。」
「銃ちゃん、その人は誰?」
「コイツハ同中ノ星風 鈴。愚カ者ダ。」
「おいおい、俺を愚か者呼ばわりするなよ。」
「権力ヘノ執着ガ凄ク、裏切リヲ繰リ返ス奴ヲ愚カ者以外ナント呼ベバ?ソレヨリオ前ノ帽子似合ッテナイ。」
「俺だってやだよ。こんな帽子。」
士傑高校の星風 鈴。音波とは縁があるらしい。
そして、時は進み、会場で一次試験の説明が行われる。
ルールを簡単に説明すると、ターゲットを3つ、常に晒されている場所に取りつける。ボールが当たった場所のみ発光する仕組みであり、3つ発光した時点で脱落。3つ目のターゲットにボールを当てた人が倒したこととなる。二人倒した者から先着100名。
テーレテーテーレ(エンブレムターン ヒーローサイドからヒーローサイド)
さて、いよいよ本番がやってきたぁ。
「先着で合格なら同校で潰し合いは無い。むしろ手の内を知った仲でチームアップが勝ち筋。皆、あまり離れず一かたまりで動こう!」
「フザけろ、遠足じゃねえんだよ」
「俺も、大所帯じゃ却って力が発揮出来ねえ。」
「デク兄、スマナイガ俺モ単独行動ヲ取ル。」
出久の提案だったが、何人かは単独行動を取るようだ。
そして、始まりの合図がなった。
さあ、戦いだぁ!
音波は開始の合図と共にウルトラサウンドを放つ。突然の音だが、周りにいる受験者は1人除いて操られる。
「相変わらずスゲェな。」
「トットト終ワラセルゾ。」
操られた受験者のボールを使い、音波と星風は開始2分で合格した。
テーレテーテーレ(エンブレムターン ヒーローサイドからヒーローサイド)
さて、二次試験の説明をしよう。被災現場でバイスタンダーとして救助演習を行う。
始まりの合図と同時に音波はカセットロンを出す。
「コンドル、フレンジー、バズソー、ラットバット、グリット、ジャガー、イジェークト。」
グリットは医療器具などを大量に出す。
「八百万、グリットノ医療器具ヲ量産シテクレ。」
「了解ですわ。」
「コンドル、バズソー、ラットバットハ上空カラ報告セヨ。フレンジーハ俺ト一緒ニコイ。」
「「「「了解!!」」」」
音波とフレンジーは近くの怪我人(役)の人を助ける作業となった。が、
「顔が見えない!不安!」
そう言われたので、音波はマスクとバイザーをOFFにする。
「無表情!目が死んでる!」
そう言われたので、音波はマスクとバイザーをONにする。
「今助ケマス。」
音波は怪我人を横抱きし、フレンジーは怪我人の荷物を運ぶ。
すると、ラットバット達から連絡がくる。どうやらヴィランが攻めてきたようだ。
「コチラ音波。コンドル、ラットバット、ジャガーハヴィランノ足止メヲ。」
『『了解!!』』
音波は命令し、救助に専念するのであった。
テーレテーテーレ(エンブレムターン ヒーローサイドからヒーローサイド)
音波が救助に専念している一方、上空を移動しているコンドルとラットバットはヴィラン役のヒーローのギャングオルカがいる所についた。
「おい轟!無事か?」
「無事に見えるか?」
「見えねぇ。」
その場には出久、轟、士傑高校のイナサがいた。出久はコンドルを見る。
「コンドル!エボリューション!」
出久の声と共にコンドルがカセットテープになり腕にくっつく。それと同時に出久の手が銃口に変形する。
そしてギャングオルカの部下達の足元にレーザーを発射すると、ヴィラン役の人はふっ飛ばされる。
ラットバットは倒れてる轟を足で掴んで持ち上げる。
「おいっ、何して――」
「倒れてるヒーローも救助対象だろ。」
一方、ギャングオルカとの戦いで気絶しているイナサはジャガーに助けられた。
『只今を持ちまして配置された全てのフックが危険区域より救助されました。まことに勝手でございますが、これにて仮免試験を終了いたします。』
アナウンスが聞こえてきた。戦いは終わった...
テーレテーテーレ(エンブレムターン ヒーローサイドからヒーローサイド)
「おい姉ちゃん!受かってるぜ!」
フレンジーが音波に報告する。
「ソウカ、星風ハ?」
「この俺様が受かってないわけないだろう。」
「ヨカッタ。アノ計画ニハオ前仮免ガ必要ダカラナ。」
「ああ。サンダークラッカー達によろしくな。」
「伝エトク。」
「それともう1つ。無理をするなよ。ランブルの時もそうだが、もう1人の消息もわかってねぇだろ?」
「・・・・・」
「ま、お互い頑張ろうぜ。」
「銃ちゃ~ん!帰るよ〜!」
「姉茶ン、今行ク。」
星風と音波が話してると、麗日が音波を呼ぶ。
「じゃーな。」
音波はA組の面々がいる所に行った。
「あいつも変わったな。」
さて、時は進み、夜。
コンドルは相澤先生の所にいた。
「先生!出久と爆豪が勝手に出歩いてるぞ。」
「何処に行ったかわかるか?」
「グラウンドβだ。ラットバットとバズソーが今も見張ってる。」
「そうか。音波は?」
「部屋で寝てる。」
(カセットロンは音波が寝てる時でも活動できるのか。)
相澤先生が出久達の所に行こうとすると、またコンドルが口を開く。
「おいおい、オールマイトも来たぜ。話の内容がやべぇぞ。」
「・・・・・・・コンドル、音波を起こしてくれ。」
「あいよっ!」
その後、相澤先生は爆豪を4日間、出久を3日間に寮内謹慎にし、監視役としてコンドルに見張りをさせるようにしたのであった。
☆スタースクリームがやってきたぞ!
星風鈴(ほしかぜ すず)である。
☆登場カセットロン
・コンドル
・フレンジー
・ジャガー
・ラットバット
・バズソー
・グリット