思いつきで書いた。
続くかどうかだって?
俺が知ってるわけないだろいい加減にしろ!
転生した。これだけならまだ良い。
家族はとうに失踪している。
死因は自殺だ。未練なんて物は毛頭無い。
問題なのは、転生先。
前世で良く見た"なろう系"なんてヌルゲーとは程遠く、死が間近にある種族。
「オ前ラ早ク起キヤガレ!出撃ノ時間ダ!」
「オイ!ナベガヒトツネーゾ!」
「我!爆弾!!装着完了!!!!!」
【Splatoon】というゲームシリーズ内の種族。
"シャケ"だ。
◇
さて。初っ端からなろう批判をしておいてだが、環境はともかく俺はどちらかというとなろう側である。
才能はある程度与えられている。一定水準よりも上の衣食住も保証されている家庭に産まれ、他の同族にも羨ましがられる巨体も手にした。
だが俺は自分のこの体が大嫌いだ。
シャケから見て憧れられるから何だ?
俺は人間だ。誰がなんと言おうと人間だった。
故に体が強靭な程、巨大な程良いという価値観についていけない。どうせなら転生時に価値観を弄って適応できるようにしてくれた方が良かった。
周りの当たり前が当たり前じゃない。
そんな奇妙な感覚を覚える。
サーモンランを見てくれれば分かると思うが、言い方はアレだがシャケのビジュアルはキモい。
ザコシャケも十分キモいがドスコイはもっとだ。
体が強靭?
俺に言わせればただ太っているだけだ。
どれだけ食事制限をしても体格は変わらず、シャケとしての生態なのか醜く肥大化してゆくばかりだ。
体力があるため敵となるイカに倒されにくい点は良いが、言ってしまえばそれくらいだ。
爆発性の唾液も生成できず、体もドスコイと呼ぶには大きすぎる。巨体故にナベブタやタワーにはなれず、サモランで嫌われるカタパッドに至っては優秀なコジャケしかなれない。
そんなでかいドスコイ止まりだった俺にも、
天職があった。
"テッキュウ"。
海岸に設置した機器から鉄球を発射し、着弾地点でウェーブを発生させる害悪シャケ。バイトでは十中八九嫌われているであろうこのシャケに俺はなった。
前世では俺も血眼になって殺していた、
あのシャケにだ。
特殊な体質を持っていたりすると特殊部隊に配属される。それの通りに、半ば強制的にされた兵士の中からすっぽ抜かれた。
親は喜んでいた。
『なんて光栄な!!』と。
『うちの子があのテッキュウに!?
やったな!クズシ!!』と。
育てて貰った恩もあるため断れはしなかったが、戦いたくない。前線にすら出たくない。
非戦闘員と同じように何事も無い日々を謳歌したかったのに、神は願いなんて聞き届けず不要だった力を与えてこの世界へと送り出した。
無能な神だ。どこの駄女神だろうか?
対面していたら鉄球で殴っていたところだ。
…まぁ、幸いにも。
直接的な抵抗手段の無いゲームの中では無いのでテッキュウも普通にイカに抗える。
手に持った鉄球でイカを殴れば一確だし、戦闘員としてイカと相見える中では後衛だ。オオモノの中ではかなりの好条件だとは思う。
だがイカも黙っていない。
奴らは鉄球発射用の装置を壊す。
タワーのナベを蹴り飛ばし物理的に焼く。
カタパッドのコクピット部の強化硝子を割る。
同胞の命を燃やして稼働している"グリル"を使ったとしてもベテランは軽く凌ぐ。
ゲームの動きに縛られない自由な戦術が見込めるのは、シャケは勿論イカも同じ。
まぁ、それでも今日まで死んだ事は無く平穏に過ごしている。だが寛いでいても"タツマキ"の特殊WAVEの時に打ち上げられる仲間を巨体で守らねばならない時もある。
嗚呼、残酷なシャケ生よ。
新たな生を歩ませてくれるのは結構だが、できることならインクリングにして貰いたかった。
そして、居るかどうかも分からぬ神よ。
どうか一発殴らせろ。
ということでシャケに転生した奴の話。
今日昼ご飯食べてるときに急にアイデアが頭に降りて来たので書きました。(行動力の化身)
ギャグ交えながら基本シリアスに………
できたらいいな。
正直、このシャケに転生してみたいと思う?
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イグザクトリー(その通りでございます)
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ンンンンンヌォッッット(ねっとり)
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どっちでもええやんかぁ!!!!(迫真)
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ふふ……その…下品なんですが…ぼっ喜(殴