途中見回りのイカに遭遇もしたが、向こうの攻撃を耐えてから自分の手に括り付けてある鉄球でぶん殴れば相手は死ぬので負けようは無かった。
なんてったって今俺は便意という名の悪魔に襲われているのだ。多少の乱暴は見逃してもらおう。
そもそもイカは"タマシイ"とかいう状態になっても生きてるのだから価値的にこちらに勝利を譲って欲しい。
シャケは一度きりの生だ。
そして数々の雑魚を殴り飛ばし辿り着いたのは、見るからに寂れている洞窟。ここは数年前にイカ達の生息域の真下だった下水管………への道だ。
横たわっている下水管の上側に穴をくり抜いただけの簡易な便所。これが各地にある。大分汚いことだ。俺がイカなら絶望してシャケを絶滅させようとするだろう。個人的にはそれくらい気に入らない。
だが、こんな状況なので感謝しない訳にも行かないのである。
使える物は使っていく主義なので特に抵抗も無いっちゃ無いし、何よりもう限界が近い。
………よし、無事発見した。
見るからに汚そうだが背に腹は代えられん。
人であろうとする事を忘れてはいけない。(戒め)
◇
「ふぅ。……なんとかなった………。」
無事に用を終えられて非常に満足である。
もっとも、その終えた場所が問題なのだが。
いかんせん汚い・臭い・キモいの三拍子。
せめてもっとマシな場所が良かったとは思う。
「さて、軍に戻らねば………」
いつもの流れからして今は討伐後の宴を皆で勝手に開いていると思うし、指揮官が居ないと気づかれる前に早く戻らなければいけない。
もう全て出し切ってきた事だし、ここへ来る2倍くらいの速さで戻れると思われる。元々の身体能力は高いのだ、俺は。
ではダッシュを──「マニェ…ウェニ…」何の音ォ!?
……くそ…気になって仕方がない。
いや、今の声の主は大体分かったんだけどもインクリングを単純に観察してみたい。
声からして弱っているのだろう。周りにシャケが居ない事は既に確認済みだし、この世界に来てから好戦的なインクリングとしか出会っていない。出会った奴はほぼ殺してるし……
だからちょっと、シャケ社会の研究機関にも色々協力している身としても気になってまして……
なんにせよ、まずは隠れての状況観察だ。
そもそも弱ってなかったら?
俺よりも強かったら?
そんな不安を解消するための観察。
ちなみに相手が強い可能性があるなら無闇に観察するのも危険では?という質問は無視する。
だってスプラトゥーンの世界ぞ!?
なのに周りシャケぞ!?
ざっけんな神ィ!!!(ノルマ)
…ふぅ………
ま、簡潔に言えば転生してから初めてまともにインクリングと会話できるかもしれないという事にドキがムネムネしているのだ。…それは古いか。
目を向けてみれば、イカの服がはだけている………
というか身体がボドボドだ。
こんな状況じゃなければ久々に見るツルピカ猿似の肢体を見て興奮できたんだが。
え?まず?ゲソ型?的にガールのイカが?
ボドボドの状態で涙ぐみながら横たわってて?
その側でどこの軍かは知らんシャケが嗤ってる?
…………ぶち殺した方が良い?
☆クズシ、キレる────!!!
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正直、このシャケに転生してみたいと思う?
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イグザクトリー(その通りでございます)
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ンンンンンヌォッッット(ねっとり)
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どっちでもええやんかぁ!!!!(迫真)
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ふふ……その…下品なんですが…ぼっ喜(殴