オールマイトの自由メシ   作:ジャックマン二

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お待たせしました。
おっさんのおっさんによるおっさんの為のおっさん飯
第二部はおっさん達の好き放題飯に名を決めて始まります
最初はこの人から


おっさん達の自由飯
一話 対チェーン揚げ物店


 

少し天気の悪い今日此の頃、社用車であるサクシードを運転して居るのは事務兼会計士兼その他諸々の男「佐々木未来」

かつてオールマイトの相棒であり、今は八木運送の血管(本人が心臓はオールマイト、私は彼の為に動く血管だと強く語っている)と言える男だ。

 

今日は次に二人が解体として入る現場の下見や打ち合わせ等で一人別の現場へと行っていたのだ。

まぁ、打ち合わせや摺合せが長引き昼を食べずに首都高を飛ばすが途中で降り、適当な飲食店に入りスマホを起動する。

 

「次の現場の情報をオールマイト……おっといかん、社長に報告しないとな」

 

ついクセかオールマイトオールマイトと呼んでしまうが一応念の為ここで明言しておこう。

この世界にオールマイトは存在しない、八木俊典と言う八木運送の社長だけだ。

まぁ、だから何と言われればそれまでだが。

 

「さてこれでよし」

 

某緑アイコンのアプリを閉じ、この為に入った店を確認。

一応空腹なので報告ついでに食べようと思い適当に入っただけなので何の店かまでは確認してなかった。

 

「ほう、竹屋か……あまり利用したことは無かったな」

 

この男、オールマイトと再会するまではあまりチェーン店は利用せず基本自炊だったのだ。

なのでちょっと興味が有った。

 

「確か発券式だったよな」

 

店内に入ると疎らに人は居り、二台ある発券機の片方で購入をしようとした時に手が止まる。

 

「た、竹屋は確か牛丼チェーンだったはずだが……いつからカツの店に変わったのだ?」

 

メニューを見るととんかつ定食やカツ丼等々、牛丼のぎの字も見当たらないラインナップだ。

ちなみにここは竹屋竹乃屋と言う一つの店で竹乃屋とは揚げ物専門なのだ。

、片方の券売機では竹屋の牛丼や定食を扱っており、もう片方では竹乃屋の揚げ物専門で扱っているのだ。

そして今回ナイトアイはたまたま竹乃屋の券売機を選んでしまったのだ。

 

「あ、揚げ物か〜……嫌いでは無いが油がな……

ま、まぁ早く選ばないと迷惑が掛かるから……揚げ物三点定食!」

 

ちなみに今のナイトアイは揚げ物はめちゃくちゃ好きだが胃もたれとかを考えるとといった具合だ。

発券を終えると適当な席に座り、お冷がセルフと知り冷たいお茶を入れてのんびりと待つ。

 

「平和だな……」

 

コレを見るとどうしても夢を思い出す。

 

 

かつて指導したヒーローの卵がオールマイトを継ぎ、今ではトップとして君臨。

そしてその彼が今、巨悪の魔王と対峙してる夢を。

 

『俺が憎いかオールライトォォオ!

いや緑谷出久ぅぅぅぅ!!!』

 

『あぁ憎いさ!

だが私はヒーローだ!!!

お前が沢山の手を付けてるのは手を差し伸べてほしいからとも思ってる以上、私はお前を『救う』!!!』

 

『ざ、ざけるなぁ!!!』

 

『こんなの!Endeavor Smash!!!』

 

廃墟とかした東京で戦う二つの象徴。

方や『正義の象徴』で、方や『悪の象徴』

だが方や見捨てず、方や怒りぶつかり合うのだった。

 

『むっ!?hawks Smash!!!』

 

『ちっ!? クソゲーがぁ!!!

テメエみてえなチート野郎が……』

 

『……もう知っているだろ、オール・フォー・ワンとワン・フォー・オールの関係性を……』

 

『っ!?!?!?』

 

『終わりにしよう……いや君はまだ大丈夫だよ……志村転弧……』

 

『っっ!?!?!?』

 

『All Might Smash!!!』

 

優しく、慈しむ様に頭を軽く叩き、そっと抱きしめる。

泣き崩れる悪の象徴、そしてそれを優しく抱きしめる正義の象徴。

 

 

 

 

 

そこでナイトアイは自身の番号が呼ばれたので受付に取りに行くのだった。

 

「す、素晴らしい……

この衝撃、ミリオと初めて会った時の様だ」

 

眼の前に広がる三点の揚げ物。

大人気の唐揚げ

子供のヒーローエビフライ

店の象徴であるトンカツ

そこに味噌汁とご飯とサラダなんて着いているので、コレだけでヨダレが止まらない。

 

「ふ、ふふふ……この姿、ヒーローで大人気で象徴?

オールマイトと全く同じじゃないか、そこに大正義の味噌汁とご飯

そしてこの手のひらサイズのサラダ

やたらと野菜食えって五月蝿い人の為に作られた言い訳に丁度いいサイズが素晴らしいぞ!

しかも食べやすいコーンサラダなんて、これなら子供達も喜ぶぞ」

 

いや貶してる訳ではないから。

こう、五月蝿い人を騙せる良い塩梅を突きながら肉を楽しめる事を褒めているのだ。

ナイトアイはカツの一切れにニヤリと笑みを浮かべ、竹屋定食用のおろしポン酢ソースを手にしそれをかけた。

 

「一切れ目には先ずこのサポーターとして優秀なおろしポン酢だ

……うん、少量のおろしとぽん酢の酸味が実に合うな

肉の濃厚な味わいをキリッと締めてくれてる」

 

そして次の肉の断面に醤油を少し。

エンジョイしすぎじゃね?

 

「成る程、衣と肉の香ばしさがコレだけでより明確になるな

うむ、焼き肉にわさび醤油とオールマイトは言っていたが実に納得出来た

私は焼き肉は焼きのみが正しいと感じていたがそれが過ちだと教えてくれるとは……やはりオールマイトはナンバーワンだ」

 

まぁ、そんな変な事呟くおっさんは無視していこうか。

次は唐揚げにバーベキューソースをかけ、恐る恐る口に運ぶ。

 

「フフッ……フフフ……成る程なぁー、確かに濃厚×濃厚は地雷率が高い

だがここで衣をシンプルにしたこの店の唐揚げは濃厚×シンプル×濃厚で肉を主役ではなく脇役にして米を主役にするか

あの燃え男と似ている主張して持ち上げ、そしてこのガーリック風味を残すとはな

これは……企業努力の集大成だな

旨いのは勿論だが『定番』として生き残るのは並の努力ではない

オールマイトだって体を壊し苦しんでもこの『定番』の様に皆に愛された

それは全て努力の一言のお陰だ

それが無ければ今の彼とオールライトは存在しなかった

定番……実に素晴らしい、店の看板企業の象徴と言えるほどだ!!!

ジャンプのドラゴンボール!マガジンのはじめの一歩!サンデーのコナン!そしてヒーローのオールマイト!

定番は誰もが知り誰もがつい選んでしまう最上級の褒め言葉だ!

合って当たり前!このトンカツはそれそのもの!!!

そしてこの唐揚げ!

常に人気の二位を独占する存在はトンカツの名サイドキック!

そこで押し出てくる人気のエビフライ!」

 

エビフライを無造作に掴むとタルタルソースに押し付け、豪快にがぶりつく。

 

「あの燃え男め、トンカツ(オールマイト)と唐揚げ(サー・ナイトアイ)と言う名コンビに挑むとは愚かだな

真のナンバーワンを決めようじゃないか!!!

しかしチャンスは与えてやるぞ!

この七味をプラスして〜……このピリッと感が最高じゃないか!!!

シンプルマイルドな味わいに一癖加えて挑むか!

ならば此方はソースとマヨネーズを混ぜた物で応戦!」

 

一人テンションバク上げで様々なソースや調味料を着け、何故か一人食事ヒーロービルボードチャートを始めるクソ眼鏡。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………わ、私……少食なのにご飯のおかわりは無謀だった……な……」

 

致命的な食事系作品での弱点をアホが晒すとはこのことだ。

指差して笑ってやろう。

 

サー・ナイトアイ対チェーン揚げ物屋

勝者チェーン揚げ物屋

決め手

バカを暴走させる旨さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほぅ、これが揚げ物屋か

夏雄にも冬美にも冷にも止められてたけど……今のこの体若いし……いけるよな?

多分大丈夫……だと思いたい

いや、だがヒーロー……いや消防士たる者己を律するのも仕事だ!

でも……サクッと一杯行きたいよなぁ〜……」

 

何か変な人が店の前に居るが無視しておこう。

 

 

 

 

それと凄く余談になってしまうが次回は番外編です。

さて、誰が主役なのかご想像お聞かせ願いたい。

いやマジで誰が来るかの予想見るの好きなので本当にお願いしますね。




オールライト
技の名前は自身や友の為に散っていったヒーローの名を関している

All Might Smash
オールライトが全力で救うSmash
優しく厳しく慈しく、自身の師の名を関するに相応しい一撃
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