オールマイトの自由メシ   作:ジャックマン二

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皆様の声援のお陰でルーキー日間で五位となりました!
まことに……まことにありがとうございます!
これからもグダグダなオールマイトの自由メシの応援よろしくおねがいします!

今回のお話は私の大好物である油たっぷりラーメン、そう山○家系のお話です
○岡家、結構癖になるのですよね
そんな訳で第五話をどうぞ!


五話 対脂たっぷりラーメン

 

ある日の夕方、オールマイトは凄く悩んでいた。

本日は早く荷降ろしが終わりそのまま直帰、そして財布整理をしていたら、ふくびき券を見つけ、それを回したら一等の調味料詰め合わせが当たった。

それからそれからと、今のオールマイトはまさに最高潮に達している。

 

だからこそ、だからこそ、この最高潮のまま一日を終えたいオールマイトは夕飯に悩んでいるのだ。

高ければ旨い食事は取れるだろう、だがそんな当たり前ではこの最高潮はすぐに終わってしまう。

リーズナブルな値段で旨い食事を摂ってこそ、今日を最高潮で締められると思っているのだ。

 

(うぅむ……ただの牛丼では芸が無いからあえて定食?

いやいや、旨いは旨いがこの最高潮オールマイトで一日を終えるには無難すぎてなぁ……)

 

この時、オールマイトの脳内では数多のミニオールマイト達が会議を繰り広げていた。

今まで食を楽しめなかった分、その数は膨大であり、まさにソードラインを越える寸前だ。

 

『やはり此処はオールマイト氏は日本人!

だから蕎麦前を頂いて天蕎麦でキュッと締めるべきですぞ!』

 

金髪ちょんまげムキムキマッチョマンこと『和食オールマイト』が中央のピチピチタイツムキムキマッチョマンこと『オールマイト議長』に熱く語っている。

 

『いやいや、此処は玉将の餃子とビールで攻めるべき攻めるべき

玉将は日本人皆大好きなのですから』

 

『何を言うか中華オールマイト!此処は隠れた名店『ハロー』のガパオライスセット一択!』

 

『エスニックオールマイトは黙っておけ!此処は夜限定のモスドナルドの肉厚ビーフバーガーの倍とビールだ!』

 

『バカを言うなアメリカオールマイト!やはり此処はフィッシュアンドチップスでビールを楽しむのが通ですよ!』

 

最早収集がつかない程に荒れる脳内オールマイト会議。

もうどうしようもないと議長が思った瞬間、あるオールマイトが全オールマイトをぶっ飛ばした。

顔には宿敵と同じ謎のマスクを被った超ムキムキマッチョマン。

 

『ど、どこのオールマイトだ!!!』

 

『オールマイト?私はオール・フォー・オール、君達は根本的な事を見逃しているから教えに来ただけだよ』

 

『見逃しているだと!?』

 

『そう、例えば今の本体は凄く空腹だ

そんなときにちまちました料理なんて食べたいかい?』

 

『む、むぅ……』

 

『それに朝は少なく昼は食べず、そして彼は二十代の油の乗った年頃

つまるところ、私はこのラーメン屋を推そう』

 

『ラーメンだと!?お前、中華オールマイトの味方をするのか!?』

 

『落ち着きたまえアメリカオールマイト

これから勧めるのは中華ではないラーメン、そう、まさに和食としてのラーメンなのだよ!』

 

『『『『『な、なんだってー!?』』』』』

 

脳内オールマイト会議が終わりを告げると、オールマイトはふと何かを思いついた様に手を叩いた。

 

「そうだ、夕飯は冨岡家にしよう」

 

俺は嫌われていないの方ではない、ただのラーメン屋なので間違えない様に。

そこから歩くこと数分、広々とした駐車場と真っ赤な看板が特徴的な店に着くとすぐに入店し、流れるように食券を購入した。

 

手慣れていると思うだろう、そもそもこの店のコンセプトはトラックドライバーのための店であり、実はシャワー付きの店舗も実在するのだ(本当です)

たまにオールマイトも利用しているので、どのラーメンがハズレでどのラーメンが当たりかは、ある程度理解している。

とはいえ、全てのメニューを食べた訳では無いので今日はいつもとは少し違うメニューだ。

 

「ラーメンのお好みはございますか?」

 

「マックスで」

 

「かしこまりました~」

 

ちなみにこの店は麺の硬さ、味の濃さ、脂の量を好みに調整出来るので割と楽しい。

ちなみにマックスとは麺硬味濃脂多の事だ。

更に余談だがバリカタやハリガネ、粉落としなどのバリエーションも店員に言えば、ちゃんとやってくれるので細かい好みを伝えても大丈夫だ。

 

ワクワクしながら水を飲み待つこと数分、オールマイトの前には注文したラーメンとサイドメニューが差し出された。

 

「こちら味噌ラーメン大盛り硬め濃いめ多めバター煮卵トッピング

餃子と卵かけご飯になります

ごゆっくりどうぞ」 

 

「ふふふふふふ……味噌バター卵ラーメン……本場中国には存在しない日本独自のラーメン

これはまさに次世代型和食と言っても過言ではあるまい!」

 

まぁ、間違いではないが、なんかこう……正論を言われると、それはそれでなぁ。

箸を綺麗に割ると勢い良く麺を啜りだす。

 

(この硬目だからこそ際立つ麺の食ってる感!

そこに絡む濃厚味噌バタースープ!

くぅぅうう、これはもう濃厚×濃厚の超濃厚コンビネーション!

三遊亭円○に桂歌○、○ッチャンにナンチャ○、浜田雅○に松本人○、峰田少年にリカバリーガールみたいなスーパーベストマッチ!!!)

 

だがこれで止まるオールマイトではない。

麺を数口、スープを二〜三口のみ味を堪能すると目の前の銀の筒から調味料を投入。

味を大きく変化させたのだ。

入れたのは大量のにんにく、少量のコチュジャン、そしてスプーン一杯分のラー油。

 

(くぅぅうう!これこれこれ!!!

にんにくのパンチとベースのトンコツスープがマッチして、更に味噌とコチュジャンとラー油がベストマッチ!

あんな大人しかった緑谷少年が爆豪少年に挑むくらいの変化っぷり!

たぎるぜ!

しかしこのカスタムに卵か……吉と出るか凶と出るか)

 

そして卵を割り、カスタムスープと共に半分を口に運ぶ。

 

(凶なんてある訳なかろう!

鉄板に鉄板を重ねた旨さの頂点だぞ、このラーメンは!!!

まさに丼で出来たヒーロービルボードチャート!

一位から十位までを混ぜ込んだのだから凶なんてありえないのだよ!

あ、でも現役時代はちゃんと十一位以下もチェックしてたぞ私は)

 

意外と仕事には真面目に取り組むらしいオールマイト。

そんな彼は今度は餃子のタレを作り始めた。

とはいえお酢と胡椒だけというシンプルな物だが。

 

(冨岡家の餃子は薄皮パリパリジューシーだからシンプルにお酢胡椒ってさっぱりが旨いんだよぉ!!!

お酢がさっぱりで餡のジューシーさを引き立て、油断したところに胡椒のピリッとが来るからたまらん!!!)

 

そうなのかとしか言えない。

麺を食べ終え、スープだけになったところで最後の一品、卵かけご飯に狙いを定める。

 

(卵かけご飯って色々なお店で出されてるし、メーカーによって専用醤油の味も大きく違うから好みがバッサリ分かれるだろう!

私は冨岡家の卵かけご飯用醤油が好みだ!)

 

まずは器用に上の卵と薬味だけをしっかりと混ぜ、いい塩梅になったところで醤油を投入。

そしてまた混ぜ、全体的に色が馴染んだところで今度はご飯も巻き込み混ぜ、全体的に馴染ませた。

 

(うおおおおお!

このごま油の風味が効いた醤油とシンプルなネギの卵かけご飯は旨い!

そして味噌汁変わりに味噌スープ!

たまに餃子をつまんで……トドメはこの分厚いチャーシューを乗せてー!!!

ウンマーーーーイ!!!

これは味のUNITED STICK OB SMASHや!)

 

うん、何ていうかもう怒られろって気分だ。

それはそれとして、ものの数分で全てを食べ終えたオールマイトはティッシュで口を拭き、すぐさま退店するのだった。

ここで長居は無粋と考えているからの行為。

食後は近くの自動販売機で黒烏龍茶を買い、のんびりと流れて行く車達を眺めながら帰路につくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、にんにく臭が凄過ぎて車内がヤバくなり、慌ててブレスケア用品を購入しまくるムキムキマッチョマンが近くのコンビニで見られたとかなんとか。

 

オールマイト対脂たっぷりラーメン

引き分け

 




オールマイトの給料
八木運送
住民税、保険料、所得税諸々差っ引いて手取り二十四万円
神様からの最初の資金百万円
たまに行う日払いバイト一万円/日

意外と稼いでいるのですよねオールマイト

他のキャラは登場させる?(番外編だけになりますが)

  • 居る(原作死亡キャラ)
  • 居る(向こうでの死亡キャラ)
  • 居らない
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