アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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#始まり#
プロローグ・おあにた荘へようこそ


東京都・千代田区。秋葉原駅。

 

???「遂に上京ししちゃったなぁ・・・こんな日が来るとは思ってもみなかったなぁ〜・・・」

 

彼の名は、愛川優之。年齢19歳。佐賀県出身。この春から佐賀から上京。東京のイラストレーターの会社に就職する予定だ。

 

優之「さてと、まずは引っ越し先を探さないとな。えっと・・・」

 

バッグから地図を取り出す。

 

優之「ここから1Kmを歩くと目的地か。よし。」

 

キャリーバッグを引っ張って引っ越し先へ向かう。

 

 

 

 

住宅街。

 

優之「ここか。」

 

シェアハウス・おあにた荘。

 

優之「おあにた荘。しかもシェアハウス。どんな人が住んでるんだろう。よし、入ってみるか。」

 

”ピーンポーン”

 

おあにた荘のインターホンを鳴らした。

 

優之「すみませーん。誰かおりますかー?」

 

すると玄関のドアが開いた。ドアを開けたのは、女性だった。

 

女性「はい。どちら様ですか?」

 

優之「えっと、おあにた荘に引っ越す事になりました。愛川優之です。」

 

女性「まあ!あなたですね!ここに引っ越す愛川さんは!私はこのおあにた荘の大家をやっております東山真奈美です。」

 

優之「はい。宜しくお願いします。」

 

東山「ささっ、中へどうぞ。」

 

優之「失礼します。」

 

 

 

 

おあにた荘・リビング。

 

優之「わぁ〜!結構広いんですね!」

 

東山「ここは元々父が所有していたの。今は私が大家になってシェアハウスにしたのよ。」

 

優之「こんな立派な家をシェアハウスにするなんて贅沢ですね。」

 

???「やっと終わった〜。」

 

東山「あ。淳一君。課題は終わった?」

 

住民の男性・淳一がリビングに来た。

 

淳一「うん。もう肩に力入れ過ぎちゃって。ん?真奈美さん。そのお方は?」

 

東山「今日からおあにた荘に住む愛川優之君よ。」

 

優之「初めまして。愛川優之です。」

 

淳一「おぉ!新しい住人は君だったのか!俺は日高淳一!大学生の20歳!宜しくな!」

 

優之「19歳?1つ上の先輩か。」

 

日高「そうなのか!じゃあ今日から俺の事を淳一と呼んでくれ!勿論タメで構わないぞ!」

 

優之「あー、えっと・・・淳一?」

 

淳一「イエスイエス!」

 

東山「愛川君。あなたの部屋を案内するわ。」

 

優之「あ、はい。」

 

 

 

 

2階・優之の部屋。

 

東山「今日からここがあなたの部屋よ。」

 

優之「おぉ!」

 

部屋にはテレビ、ベッド、エアコン、机等が揃ってある。

 

優之「家具が揃ってる他、日差しも良いなぁ!」

 

部屋の窓を開ける。

 

優之「住宅街が一望出来る!」

 

東山「1階には大浴場があって、1階と2階にトイレがあるから自由に使ってね。」

 

優之「ありがとうございます。」

 

東山「じゃあ私は1階に居るから、何かあったら呼んでね。」

 

優之「はい。」

 

ドアを閉め、東山が1階へ降りた。

 

優之「さてと、荷物の整理をしますかな。その前に。」

 

ウォークマンを出し、大音量で【Brave Love, TIGA】を流す。

 

優之「よし。整理しますか!」

 

 

 

 

1時間後。部屋の整理が出来た。

 

優之「こんなもんかな。さてと最後は・・・」

 

もう1つのバッグから、ウルトラマンのS.H.Figuartsを出し、棚に綺麗に飾る。

 

優之「こんなによく集めたものだな。今年もまた収集しないと。」

 

”コンコン”

 

優之「はい。」

 

ドアを開けた東山。

 

東山「愛川君。1階に来てくれる?皆を紹介したいの。」

 

優之「あ、分かりました。」

 

 

 

 

1階に降りると、おあにた荘の住人が集まっていた。テーブルには豪華なご馳走が並べられている。

 

東山「紹介するわね。まずは大学生の日高淳一君。」

 

淳一「東京電機大学の1年生!改めて宜しく!」

 

東京電機大学1年生の日高淳一。元気。

 

東山「高校生の三峯悠里ちゃん。」

 

悠里「青山高校1年!宜しくね!」

 

青山高等学校1年生の三峯悠里。元気いっぱい。

 

東山「淳一君と同じ大学1年生の竹下有香奈ちゃん。」

 

有香奈「宜しく。こう見えて東大生よ。」

 

ロリータファッションの女子大生・竹下有香奈。お姉さん的存在。

 

東山「会社員の松浦康介さん。」

 

康介「IT企業で働いているよ。宜しくね。」

 

会社員の松浦康介。お兄さん的存在。

 

東山「最後は、中学生の新田樹々ちゃん。」

 

樹々「中学1年。宜しく。」

 

中学生の新田樹々。寡黙。

 

東山「そして私は大家の東山真奈美。真奈美って呼んでね。皆はこのおあにた荘の仲間達。愛川君、皆にご挨拶して?」

 

優之「は、はい。愛川優之です。佐賀県出身で19歳。この春からイラストレーターの仕事に就職する事になりました。宜しくお願いします。」

 

東山「宜しくね。」

 

康介「優之君。僕と話す時はタメでいいよ。」

 

有香奈「私もタメでお願いね。皆家族同然だから。」

 

優之「分かった。」

 

真奈美「さて、歓迎パーティーを始めましょうか。」

 

皆がジュースやビールが入ったグラスを持つ。

 

東山「それでは、愛川優之がにあたお荘の住人になった記念を祝して、乾杯!」

 

全員「乾杯!」

 

乾杯し、ジュースとビールを飲む。

 

淳一「クゥ〜!旨い!」

 

優之「ふぅ〜。カルピス美味い。」

 

淳一「なぁ優之。何か好きな物とか特技とかない?」

 

優之「俺?好きな物は特撮。特技はイラスト。」

 

康介「特撮。へぇ〜珍しいね。ここに住んでいる方々は皆アニメ大好きなのに。」

 

優之「へ?アニメ好き?」

 

樹々「にあたお荘は、アニメ好きが集まるシェアハウス。」

 

悠里「私達、偶然にもアニメオタクが集まった烏合の衆だね!」

 

淳一「俺もアニメ大好きだぜ?アイドルアニメに異世界アニメに日常アニメなどなど!」

 

康介「僕はミステリー系やサスペンス系のアニメが好みだね。」

 

樹々「私は少女アニメ。」

 

有香奈「恋愛アニメが私の好物よ。」

 

悠里「私が学園アニメが大好き。」

 

優之「・・・あ、これは俺仲間外れにされた気分だな。」

 

淳一「げ、元気出してくれよ。勿論特撮も好きだぜ?あんまり見ないけど。」

 

優之「うん、分かってる。皆アニメに人生注いでるんだよな・・・」

 

康介「でも優之君も、特撮に人生注いでいるんだよね?僕達と同じじゃないか。」

 

優之「フォローありがとう・・・あ、因みに真奈美さんもアニメがお好きで?」

 

真奈美「そうね。部屋にグッズ沢山揃ってるわ。」

 

優之「凄いなぁ・・・」

 

悠里「でも、優之さんもアニメ見ているんだよね?」

 

優之「うん。特撮もだけど、アニメも好きだよ。」

 

悠里「じゃあさ、皆でアニメ見ない?今日は取って置きの奴だよ!」

 

Blu-rayプレイヤーにアニメBlu-rayを入れて再生する。

 

淳一「お!これ好きだったな!」

 

真奈美「ふふ。懐かしいわね〜。」

 

優之「・・・懐かしいな。」

 

 

 

 

 

 

歓迎パーティーを終えた優之は、部屋に戻った。

 

優之「ふぅ〜・・・皆良い人達だなぁ〜。でもまさかアニメオタクが集まるシェアハウスだとは知らなかった。」

 

棚に飾ってるウルトラアーツを眺める。

 

優之「・・・まぁでも、これから仲良くなれそうだ。来週から入社。新しい生活頑張るぞ!」

 

こうして、愛川優之とアニメオタク達の新たな生活が始まったのであった。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜

     東山真奈美:後藤邑子

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