アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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8話・フィギュアの魅力

5月のとある土曜日。

 

優之「いやぁ〜、シン・ウルトラマン鑑賞2回目完了♪」

 

この日、優之は2回目のシン・ウルトラマンを観たのだ。

 

 

 

 

おあにた荘着。

 

優之「ただいま〜。」

 

真奈美「お帰りなさい。」

 

優之「いやぁ〜、2回目観ても面白いわやっぱ。」

 

悠里「本当に好きなんだね・・・」

 

優之「当ったり前よ!制作発表から3年の月日が流れてやっと公開されたんだ!これを毎週観ずにどうする!」

 

有香奈「筋金入りね。」

 

淳一「お、優之。お前宛に荷物届いてるぞ。」

 

優之「荷物?」

 

届いた荷物を見る。

 

優之「あ!そうだそうだった!」

 

荷物を開ける。

 

優之「忘れてた。今日発売だった。」

 

荷物の中身は、S.H.Figuarts真骨彫製法ウルトラマンティガ パワータイプ。

 

康介「ティガ?」

 

優之「S.H.Figuarts真骨彫製法ウルトラマンティガ パワータイプ。12月6日、授業中にこっそり予約しておいて良かった。」

 

淳一「アーツ系か。俺もちょくちょく集めてるな。」

 

優之「やっぱマルチと一目瞭然だなぁ。流石中村さん。」

 

樹々「中村さん?」

 

優之「中村浩二さん。このパワータイプを演じたスーツアクターさんだよ。」

 

悠里「他にフィギュアあるの?」

 

優之「興味ある?ちょっと幾つか持って来る。」

 

淳一「あ、俺も何個か持って来る。」

 

優之「え?お前もアーツ持って来んの?」

 

淳一「俺はFigma系かな?」

 

優之「あ、グッスマね。」

 

 

 

 

部屋の棚に飾られてるウルトラアーツを眺める。

 

優之「もう完璧に揃ってる。後はトリガーダークとトリガースカイタイプと真骨彫ウルトラマンで100体かぁ。俺のコレクションが遂に100体に達したな。そう言や魂之工房のティガ。あれも12月に予約してたな。どんなデッカーさか楽しみだ。ってか俺の部屋に入るのかな?まぁ入れなかったらリビングで飾るか。」

 

 

 

 

 

 

一方、淳一の部屋。

 

淳一「俺も結構集めてるな。今度はLiella!のFigmaを集めなきゃな。」

 

 

 

 

 

 

リビングで、一部のウルトラアーツとFigmaを並べた。

 

康介「結構集めてるね。」

 

有香奈「淳一君のも凄いね。」

 

優之「μ`sとAqours全員揃ってるな。」

 

淳一「俺は可動フィギュアが好きなんだ。」

 

悠里「私は無可動が好きだね。静止でも魅力感じるし。」

 

樹々「分かる。」

 

真奈美「このティガ、2つ共身体が違うのね。」

 

優之「真骨彫製法って言う技術を使っていてね。拘りは、当時のスーツアクターの体型を全身スキャンして、それをフィギュアーツに落とし込むんだ。」

 

悠里「そうなんだ。ウルトラアーツって、どれも完成度が凄いんだね。」

 

優之「気付いたか。ウルトラアーツはな、実は円谷プロの造形部門の方々が監修しているんだ。」

 

淳一「って事は、本物そっくりになってるとか。」

 

優之「そうなんだ。円谷プロはフィギュアにも拘りを持ってな。細かい箇所の修正とか色々な課題を出して、ファンの皆さんにお届けするのがモットーだ。だが、このウルトラアーツに危機が迫ってな。」

 

全員「?」

 

優之「ウルトラアーツを狙う転売ヤー共が群がり始めてな!彼奴ら転売する暇があったら働けって殴りたい気分なんだよ!」

 

悠里「優之さんって、転売撲滅派?」

 

優之「って事は、2人も?」

 

樹々「私も同じく。」

 

康介「勿論僕もさ。」

 

淳一「俺も!予約しようとした時は即完売になったりもするしな!」

 

悠里「私だって!欲しかった物を買う為に並んでたら、転売ヤーが割り込んだんだよ!?あれって酷くない!?」

 

優之「それな。でも転売ヤーに負けず予約出来た時は快感にならない?」

 

淳一・悠里・康介・樹々「それな!」

 

優之「ってか、何で転売ヤーの話になってるんだ?」

 

淳一「つい成り行きで。」

 

優之「っでだ。ウルトラアーツは完成度が高くて、本物そっくりで自由に動く事をテーマにしている。前はアーツじゃなくULTRA-ACTって言うシリーズで販売していてな。2016年からアーツシリーズでスタートしたんだ。」

 

淳一「ライダーとか戦隊のアーツとか集めないのか?」

 

優之「それは姉さんと裕樹さんがコレクションしてな。これ。」

 

スマホで姉・冴子から送られた画像を見せる。

 

全員「ワオ・・・!」

 

棚には、ライダーアーツと戦隊アーツ、更にメタルヒーローアーツが全種類飾られてある。

 

優之「これの為に貢いだって姉さん言ってた。中にはプレ値の奴もあるし。」

 

淳一「って事は、ウルトラアーツもプレ値化してる奴も?」

 

優之「そうなんだ。そこはAmazonや中古で買う。まぁ俺インスタの収益があるから。」

 

悠里「成る程〜。」

 

優之「例えばこのウルトラマンAタイプのアーツ。Amazonで23000円だぞ?」

 

悠里「た、高い!」

 

優之「これは店で買って今も大事にしているからな。転売から買うより、再販で買うのが1番だ。」

 

淳一「それな。ネットで買うより効率良いしな。」

 

真奈美「そう言えば、さっき優之君が言ってた真骨彫製法って何かしら?」

 

優之「真骨彫製法は、S.H.Figuartsの新たな造形技術で、表面的じゃなく骨格からの造形から始まって、ヒーロー本来の存在感とフィギュアとしての自然な可動の両立を追求した製法なんだ。」

 

真奈美「テレビで見たヒーローがフィギュアとなってお茶の間にやって来たって事かな?」

 

優之「簡単に言えばそうだね。真骨彫はウルトラマンと仮面ライダーが展開されてるんだ。」

 

淳一「骨格ってあれか。フィギュアサイズの人骨を造形してるってのか?」

 

優之「そうだ。」

 

康介「ウルトラアーツも骨格を造形しているのかい?」

 

優之「ウルトラアーツの真骨彫は凄い拘りを持ってな。当時のスーツアクターの全身をスキャンして、その体躯と骨格をベースに造形を重ねるんだ。んで、それを円谷プロ造形部門のLSSの方々と、スーツアクター本人が監修して、細部のディテール再現に拘って本物感を追求しているんだ。例えば、この真骨彫ウルトラマンティガ マルチタイプは、当時演じた権藤俊輔さんの全身をスキャンして造形しているんだ。」

 

悠里「じゃあ、このパワータイプはさっき言ってた中村浩二さんの全身をスキャンして造形してるって事?」

 

優之「ご名答。ただこのウルトラアーツシリーズ、人気が高いが故に、転売ヤーのターゲットにされてるんだ。その事に俺は常に怒りを燃やしてる。」

 

樹々「転売ヤーの収束はその先みたい。」

 

有香奈「でも、転売ヤーに負けない情熱は素敵よ。」

 

淳一「そうだ!ウルトラアーツとFigmaで色々オモ写撮ろうぜ!」

 

悠里「面白そう!」

 

優之「あ、俺ジオラマ結構持ってるからこれでやろうぜ!」

 

 

 

 

ジオラマを使って色々オモ写を撮る。

 

淳一「あはは!これ中々良いなぁ〜!」

 

優之「ゼロとギルガメッシュのバトル!」

 

悠里「だったら私はランサー召喚!」

 

 

 

 

康介「あの3人、凄く楽しそうだね。」

 

有香奈「ええ。まるでモルモットみたいね。」

 

樹々「その表現はどうなの?」

 

真奈美「うふふ。でも、とっても楽しそうね。」

 

フィギュアで大盛り上がりの優之達だった。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜

     東山真奈美:後藤邑子

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