アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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99話・突っ走りロード

11月2日。おあにた荘・ドリーム部屋。

 

優之「ふぅ〜。」

 

今日の優之は、ドリームでVRを遊び終えていた。

 

優之「このドリームはやっぱ凄えな。色んなクロスオーバーや色んな2次元の世界へ行けれるなんて。今日はダイナになってガイガン倒したし。」

 

"ピリリリリ"

 

優之「ん?翔太先輩?」

 

先輩の氷川翔太からの着信。

 

優之「もしもし?」

 

翔太『よう優之。今日暇か?』

 

優之「ええ。今日おあにた荘俺1人ですけど。」

 

翔太『丁度良い。今から俺らとドリームで遊ばねえか?』

 

優之「マジで?丁度さっきドリームで1回遊び終えた所でして。」

 

翔太『んじゃもう1回来てくれ。マルチルームに集合な。』

 

優之「了解。」

 

 

 

 

 

 

ドリーム・マルチルーム。

 

優之「よっと。さて、先輩は何処だ?」

 

武憲「お。優之も来たのか。」

 

優之「え?武憲!伊織に絵梨子も!」

 

悟「俺らも居るぞ。」

 

優之「悟に志歩に茂成!お前らも翔太先輩に?」

 

悟「ああ。急な電話ですぐドリームのマルチルームに集合なって。」

 

志歩「先輩何をやるのかしら?」

 

翔太「皆来たな。」

 

そこに翔太と穂花が合流した。

 

絵梨子「翔太先輩!そして穂花先輩じゃありませんか!」

 

伊織「穂花先輩が来るなんてサプライズですか?」

 

翔太「相変わらず伊織は鋭いな。」

 

悟「それで、俺達を呼んだ訳は何ですか?」

 

穂花「その前に、タジタジの子をどうにかしないとだね。」

 

志歩「また?」

 

全員の目線が、タジタジになってる優之に向いた。

 

茂成「お前慣れてねえのかよ。」

 

悟「やっぱ初恋の先輩だから緊張してるな。」

 

優之「う、うるへえ!」

 

穂花「まあまあ優之君。深呼吸して?」

 

優之「すー、はー。」

 

穂花「これで大丈夫ね。」

 

優之「それで翔太先輩。俺達を呼んだ理由は?」

 

翔太「今日は、ドリームでドライブしようと思ってな。」

 

優之・悟・志歩・絵梨子・武憲・伊織「ドライブ?」

 

翔太「でもただのドライブじゃないぞ?俺が考えた面白いドライブだ。」

 

志歩「それって何です?」

 

翔太「待ってろ?ちょっと設定する。」

 

モニターを開いて設定する。

 

翔太「場所は、ここからここで。車種は各々自由。時速は400キロにするか。」

 

優之「400キロのドライブ!?」

 

悟「一体何処までなんだ?」

 

翔太「よしこれでOK。それじゃあスタート!」

 

スタートボタンを押すと、目の前のゲートが開いた。

 

翔太「じゃあ皆、行こうぜ!」

 

全員がゲートへ入って行く。

 

 

 

 

 

 

ゲートの先。

 

武憲「ここは・・・博多駅か?」

 

優之「懐かしいな〜。ここからのぞみに乗って上京したな〜。」

 

悟「でも、レールが車道になってるけど。しかも5車線。」

 

絵梨子「先輩、ドライブと言うより新幹線の旅行じゃないんですか?」

 

翔太「ノンノン。この九州新幹線から東海道新幹線のレール全て車道にして、ここから東京駅まで突っ走るドライブにしたんだ。」

 

伊織「WAO!博多から東京までの景色が見れるって訳ですね!」

 

翔太「そしてこの道を最高速度で突っ走ろうって言うんだ。」

 

志歩「最高速度は?」

 

翔太「軽く400キロだ。」

 

絵梨子「400キロですと・・・博多から東京まで2時間30分程度ですね。」

 

優之「あ・・・・」

 

志歩「どうしたの?真っ青な顔をして。」

 

茂成「東京から栃木までの長旅のトラウマか。」

 

優之「東武ワールドスクウェアまでの長い道のりだった・・・諸星様とニコさんは無傷だったけど・・・」

 

穂花「大変だったんだね・・・でも翔太君、その辺の所は大丈夫だよね?」

 

翔太「ああ。お前がそう言うだろうなと思って、俺と穂花と優之のバイクのシートは痛みを吸収する機能を搭載しておいたからな。」

 

優之「至れり尽くせりな設定感謝します。」

 

翔太「さて、皆好きなマシンを選んでくれ。」

 

それぞれが車とバイクを選ぶ。

 

 

 

 

選んだマシン一覧。

 

翔太、穂花・ファットボーイ

 

優之・ゴールドウイングツアー

 

悟・CBR1000RR

 

茂成・NIKEN GT

 

武憲、志歩、絵梨子、伊織・フェラーリFF(運転手武憲)

 

 

 

 

マシンが車道に出現し、9人が各々のマシンに乗る。フェラーリFFに武憲、志歩、絵梨子、伊織が乗る。ファットボーイに乗った翔太の後ろに穂花が乗り、翔太に掴まる。

 

翔太「皆乗ったな?それじゃあ東京までのドライブスタート!」

 

エンジンが噴き、5台が出発した。

 

 

 

 

 

 

車道を突っ走る5台のマシン。

 

悟「うっひょー!こりゃあ良いや!新幹線のレールの上を走れるなんて夢みたいだ!」

 

優之「しかも壁がなく開放感たっぷりだな。」

 

武憲「ってかこれ、落ちたらどうなるんだ?」

 

翔太「心配ないぞ。見えない壁が守ってくれるから。ぶつかっても何の問題も無い。」

 

茂成「どれどれ?」

 

見えない壁にぶつかると、NIKEN GTが自動で立て直した。

 

茂成「これ便利ですね。」

 

翔太「だろ?このまま東京駅まで無事故で突っ走れるぞ。」

 

優之「まるでアウトバーンですね。」

 

伊織「時速400キロなのに全然Gが掛からないね。」

 

悟「ああ。俺らなんかノーヘルなのに全然吹っ飛ばされない。」

 

翔太「そこも設定したんだ。Gの影響を無しにしてな。それにノーヘルは俺でも憧れてたんだ。現実は無理でも、VRなら何でもアリだって気付いてな。」

 

優之「諸星財閥の技術は世界一ですもんね。」

 

穂花「皆見て?もう新岩国駅だよ。」

 

志歩「時速400キロだとやっぱ速いわね。」

 

優之「この調子なら東京なんてあっと言う間に着くな。」

 

絵梨子「到着するまで、私達は景色を楽しみましょう。」

 

伊織「頑張ってね武憲!」

 

武憲「おう任せろ!」

 

悟「お、広島駅だ。」

 

優之「VRでも広島駅はまだ開発中なんだな。でも来年春の開業が楽しみだ。そうだ翔太先輩、穂花先輩との生活上手く行ってますか?」

 

翔太「ああ勿論。毎日おしどり夫婦だよ。」

 

実は翔太と穂花は、先月遂にゴールインして夫婦となったのだ。

 

穂花「翔太君は本当に頼りになるわ。弁護士の仕事で疲れた私を気遣って家事をやってくれてるし。この前のご飯とても美味しかったのよ。」

 

翔太「ありがとうな。俺も穂花の料理好きだぜ。」

 

志歩「これがおしどり夫婦。凄い理想的ね。」

 

絵梨子「私達も何れ結婚したら、あんな感じになれるのでしょうか?」

 

優之「いや絵梨子の場合食費が嵩む確率大だな。」

 

絵梨子「失礼ですわ!全く!優之は全く!」

 

優之「ごめんごめん。」

 

悟「もうお前ら2人のやり取り見飽きたわ。」

 

伊織「何かこっちの方が夫婦みたいで面白いね。」

 

優之「俺は離婚絶対しないからな?もしなっちゃった場合皆で俺をボコしてくれ。」

 

 

 

 

しばらく走って大阪駅を通過した。

 

悟「もう大阪駅通過か。このまま行けば東京駅まであっと言う間だな。」

 

伊織「でもこう言うの楽しいよね。現実じゃ出来ない事をVRで何でも出来るんだし。」

 

翔太「ああ。魔のバミューダトライアングルとか行けそうな気がするし。」

 

優之「幾ら諸星財閥でもバミューダトライアングルは無理な気がします。」

 

翔太「だったら、好きなマシンに乗って世界一周の旅とか。」

 

志歩「それ楽しそうですね。戦闘機とかゲームのマシンとかに乗って世界一周とか。」

 

武憲「もしくは、マリオカートの重力を利用して海で世界一周の旅とか。」

 

穂花「凄いね。VRだけで色んなアイデアが溢れるの。」

 

 

 

 

名古屋駅を通過。

 

志歩「名古屋駅通過したわね。ジブリパーク行ってみたいな〜。」

 

茂成「俺も思った。今度行ってみようかな?」

 

優之「お、富士山だ!」

 

左を見ると、富士山が見えた。

 

伊織「フジヤマー!」

 

志歩「やっぱり綺麗ね富士山。」

 

絵梨子「ねぇ、今度皆さんと一緒に静岡旅行へ行きませんか?」

 

武憲「良いな!静岡でキャンプとかしたいな!」

 

悟「完全なゆるキャン△になりそうだな。」

 

茂成「静岡かぁ。本場浜松のうなぎとか食ってみたいな。」

 

翔太「そいつは良い。」

 

 

 

 

新横浜駅を通過。

 

優之「もうすぐで東京駅だな。」

 

悟「新幹線で見た光景だな。徐々に都会へ近付いている。」

 

穂花「ねぇ、皆は上京する時どんな感じだった?」

 

優之「そりゃあもうわくわくしてましたよ。憧れの東京で生活出来るって思うとね。」

 

悟「杉原カンパニーの佐賀支社から東京本社へ栄転の辞令が来た時、心が踊りましたよ。」

 

志歩「私は貯まりに貯まった印税で軽々と上京出来ましたね。」

 

武憲「俺は東京じゃないですけど、神奈川の大将からスカウトされた瞬間嬉しかったですよ。」

 

絵梨子「家は元々東京だったんですけど、佐賀で私が産まれた後お父様から東京へ戻るって聞いた時楽しみでした。」

 

伊織「東京本社へ行きたいって言う一心で頑張った甲斐がありましたよ。」

 

翔太「茂成は帰って来たって言うのが正しいか。」

 

茂成「そうですね。中学の時に皆と遊ぶのが短かったですし。」

 

穂花「やっぱり皆、憧れの東京へ行けるってなると興奮するんだね。」

 

優之「俺達は中学と高校の修学旅行は大阪と京都でしたからね。」

 

翔太「お!東京駅が見えた!」

 

 

 

 

前方に終点東京駅が見えた。

 

優之「ん?何か光ってますけど。」

 

翔太「あのゲートを潜ればゴールだ。行くぜ!」

 

5台が一直線にゴールゲートへ入って行った。

 

 

 

 

 

 

マルチルーム。

 

翔太「いやぁ〜楽しかった〜!」

 

悟「長かったような短かったような。」

 

伊織「でも楽しかったね!色んな景色が見れて有意義だったよ!」

 

穂花「優之君どうだった?」

 

優之「面白かったですね。新幹線のレールの上をバイクで突っ走れたなんて。」

 

穂花「お尻大丈夫?痛くない?」

 

優之「いえ。痛み全然です。翔太先輩感謝です。」

 

翔太「良いって事よ。さて、そろそろ解散しようか。皆、また次回遊ぼうな。」

 

優之「はい!」

 

9人が解散し、それぞれの家へ戻って行った。

 

 

 

 

 

 

おあにた荘。

 

優之「ふぅー。今日は殆どドリームで遊んだな。さて、そろそろ整理でもしようか。」

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      畦間茂成:上村祐翔

       広瀬悟:浦和希
      星川志歩:鬼頭明里
     松宮絵梨子:夏吉ゆうこ
      内原武憲;武内駿輔
      栗田伊織:赤崎千夏

      氷川翔太:KENN
      氷川穂花:中村繪里子

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