アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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105話・野外活動5:新年都巡り

1月20日。モロスターアート。

 

ニコ「皆さん。今回も野外活動の日が来ますよ。」

 

紫「お!遂に来ました!」

 

茂成「ニコさん。今回の野外活動の舞台は決まってるんですか?」

 

ニコ「新年1回目は京都です。」

 

結衣・奈々「京都!」

 

優之「お、康介さんの地元だな。それに翔太先輩が通っていた京都産業大学もあるし。」

 

茂成「京都かぁ。清水寺とか金閣寺、銀閣寺に北野天満宮。色々な名所がありますな〜。」

 

 

 

 

 

 

その日の夕方。くおたハウス・優之の部屋。

 

冴子『今度の野外活動は京都なのね。』

 

優之「ああ。新年1発目に相応しい舞台だ。今月の23日に行く予定。しかも今回、新幹線で行くみたいだ。」

 

冴子『あら、本来ならプライベートジェットとか乗るのに珍しいわね。』

 

優之「その新幹線、諸星財閥の特注らしい。」

 

冴子『楽しそうね。ねぇ、私達も同行しても良いかしら?』

 

優之「姉さんも?」

 

冴子『ええ。主人と出会った時以来行ってないの。だから久し振りに京都を満喫したいから。』

 

優之「構わねえぞ。佑美さんも同行させるつもりだし。ん?姉さんさっき()()って言ってなかった?」

 

冴子『ええ。双葉と結月も連れて行くわ。』

 

優之「2人も?でも結月は良いとして、双葉は学校があるんじゃ?」

 

冴子『実はその日、双葉達の小学校創立記念日でお休みなの。』

 

優之「そうか。そうだった!真吾もお休みだったな!じゃあ真吾も一緒に誘うか!」

 

冴子『それに京都には彼処があるしね。』

 

優之「彼処?・・・あ。」

 

 

 

 

 

 

1月23日・東京駅。午前7時。

 

紫「ふぁ〜・・・おはよ〜・・・」

 

奈々「紫ちゃん。その様子だと昨日は眠れなかったとか?」

 

紫「エヘヘ。初めての京都だから楽しみ過ぎてあんま眠れなくてね。」

 

結衣「本当子供ね紫は。」

 

佑美「あら。3人は高校生だからまだ子供だよ?」

 

結衣「そうでした!」

 

茂成「今回の野外活動、大所帯になるな。」

 

紫「双葉ちゃん久し振り〜!」

 

双葉「久し振りーお姉ちゃん!」

 

結衣「冴子さん、この子が結月ちゃんですか?」

 

冴子「ええ。可愛いでしょ?」

 

奈々「初めまして結月ちゃん。お姉ちゃんと握手。」

 

人差し指で結月と握手する。結月は笑顔で握手した。

 

奈々「あはは。可愛い♪」

 

優之「裕樹さんも来れば良かったのに。休暇を取って。」

 

冴子「今日は大事な会議があるって言ってたわ。僕の代わりに京都楽しんでおいでって。」

 

優之「ほんじゃあ裕樹さんにお土産買わないとな。」

 

真吾「ニコさん達まだかな?」

 

優之「もうそろそろ来るはずなんだけど・・・ん?」

 

するとホームに2両編成の白い新幹線が到着した。

 

優之「2両編成の新幹線!?」

 

茂成「何じゃコレ!?」

 

ドアが開くと、ニコが顔を出した。

 

ニコ「皆さん、お待たせしました。どうぞお乗り下さい。」

 

 

 

 

車内に入ると、ニコの他にカイネとカイリ、そして明那とソフィアが乗っていた。

 

双葉「カイネ!」

 

カイネ「双葉!」

 

出会った2人がはしゃぐ。

 

冴子「お久し振りですニコさん。皆さんも。」

 

ニコ「冴子様もご無沙汰しております。」

 

冴子「諸星様はいらっしゃらないんですか?」

 

明那「はい。諸星様は今能登半島へ出向しております。」

 

冴子「あ、地震から1年。今も援助に尽力しているんですね。」

 

ニコ「皆さん乗りましたね?発車して下さい。」

 

運転手がドアを閉め、京都に向かって発車した。

 

真吾「ニコさん、この新幹線ってこのまま京都に直行ですか?」

 

ニコ「はい。この新幹線は諸星財閥が所有するプライベート新幹線です。」

 

奈々「新幹線のダイヤが乱れたりしないんですか?」

 

ソフィア「ご安心下さい。ダイヤが乱れないように緻密に調整して運行しております。」

 

茂成「お、インターネット繋がる。アマプラとYouTubeとニコニコ見放題だ。」

 

優之「凄いなぁコレ。普段見るのが不可能の全面展望が堪能出来る。」

 

ニコ「皆さん、京都到着までごゆっくりしていて下さい。」

 

双葉「はーい!お母さん、結月を私に。」

 

冴子「いいわよ。」

 

抱いている結月を双葉に渡す。双葉が席に座る。

 

双葉「結月〜。よしよ〜し。」

 

優しい顔で結月をあやす。双葉の横に奈々が来た。

 

奈々「双葉ちゃん、すっかりお姉ちゃんになったね。」

 

双葉「うん!結月は私の大事な妹なんだから!奈々お姉ちゃんも抱いてみる?」

 

奈々「私に?良いのかな〜?」

 

双葉「大丈夫だよ。はい。」

 

結月を奈々にゆっくり渡した。

 

奈々「うふふ。可愛いな〜♪」

 

紫「カイリちゃん大きくなったんじゃない?」

 

カイネ「うん。今後の成長が楽しみだよ。」

 

佑美「真吾、双葉ちゃん達と遊びに行っておいで。」

 

真吾「うん!行って来る!」

 

双葉達と遊びに行く。

 

茂成「お2人は京都へ行った事あるんですか?」

 

明那「はい。モロメイドになった後、慰安旅行へ行った事ありまして。」

 

茂成「何処か回りましたか?」

 

ソフィア「勿論です。清水寺に金閣寺に北野天満宮など観光しました。」

 

佑美「やっぱり清水寺は綺麗ですか?」

 

明那「それは勿論です!」

 

優之「俺何気に京都初めてなんだよな〜。」

 

佑美「私も!京都って言ったら彼処もあるんだよね〜。」

 

茂成「彼処って何だ?」

 

優之「着けば分かる。」

 

茂成「さて京都に着くまでにアマプラ見るか。」

 

優之「ほんじゃあ俺と佑美さんは外の景色を見るか。」

 

佑美「だね!」

 

 

 

 

 

 

京都駅。

 

紫・カイネ・双葉「京都着いたー!」

 

優之「3人共息ピッタリだな。」

 

冴子「3姉妹みたいで微笑ましいわね。」

 

ニコ「さぁ皆さん。観光名所を巡りましょう。」

 

貸切観光バスに乗って観光名所を巡る。

 

 

 

 

 

 

金閣寺。

 

カイネ「金ピカだー!」

 

双葉「あれが金閣寺・・・教科書のしか見た事なかったけど・・・」

 

優之「綺麗だなぁ〜。流石は足利義満。」

 

冴子「北山鹿苑禅寺。金閣寺の正式名称ね。」

 

双葉「あの金って本物なのかな?」

 

結衣「あれは金箔ね。20Kgも使われているのよ。」

 

紫「確か1950年頃に放火で全焼しちゃって、それ以前の金閣寺に、金箔がどれほどの量が使われていたのかについては詳細が分かってないんだよ。」

 

ソフィア「放火で逮捕されたのは僧の方で、金閣寺の美しさに対する嫉妬と、それを拝観に来る人たちへの反感から放火したと言う理由だそうです。」

 

双葉「そんな!勿体無いよ!」

 

優之「まあでも、金箔でもあれ程の輝きを見せてるんだ。立派な遺産だよ。」

 

双葉「それもそうかも!」

 

 

 

 

 

 

銀閣寺。

 

優之「銀閣寺。足利義政が建てた東山慈照禅寺が正式名称だな。」

 

カイネ「でも黒だね。銀じゃないの?」

 

明那「沢山の諸説がありますよ。義政が途中で亡くなったため、銀箔を貼る予定だったのが実現しなかった。財政上の理由で銀箔を貼る事が出来なかった。外壁の漆が光の反射で銀色に見える。義政は茶道を趣味とし禅宗文化に帰依したわびさび人で、創建当初から銀箔を貼る計画はしていなかった。銀閣寺は金閣寺をもとに作られたが、政治的権力を象徴させる必要がなかった。この5つが銀閣寺が銀じゃない諸説ですね。」

 

カイネ「歴史って不思議だね。」

 

 

 

 

 

 

北野天満宮。

 

優之「撫で牛。」

 

冴子「撫でると学業成就や諸病平癒のご利益があると言われているわ。」

 

紫「皆で撫でる?」

 

結衣「そうね。受験生だし。」

 

奈々「一緒の大学に受かると良いね。」

 

3人が撫で牛を優しく撫でてご利益を貰い受ける。

 

双葉「お母さん。この牛さん、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが撫でたら元気になるかな?」

 

冴子「そうね。そうなると嬉しいわ。」

 

明那「双葉様は御祖父母がお好きなんですね。」

 

双葉「うん!お母さんとお父さんも好きだけど、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんもとっても大好きだよ!叔父ちゃんも叔母ちゃんも凄く好きだよ!」

 

優之「グフゥ!!」

 

茂成「およ?ダメージ受けた?」

 

優之「俺、なんて良い姪っ子に恵まれてるんだぁ〜・・・」

 

冴子「本当に叔父バカねあなた。」

 

佑美「お義姉さん、私もダメージ受けてます・・・」

 

冴子「あら佑美さんも?」

 

 

 

 

 

 

清水寺。

 

カイネ「綺麗ー!」

 

冴子「やっぱり清水寺は綺麗ね〜。」

 

紫「おみくじ吉だったぁ。」

 

結衣「私小吉。」

 

奈々「私は大吉だよ。」

 

優之・佑美「・・・・・・」

 

茂成「2人はジッと見ているな。清水寺が美しくて感動しているのか?」

 

優之「彼処、ゴジラが歩く光景が見える。」

 

佑美「奇遇ね。私も同じ光景が見えるわ。」

 

茂成「あ、いつもの2人だ。」

 

 

 

 

 

 

その後も伏見稲荷などの観光名所を回った。

 

 

 

 

 

 

昼。京都名物の湯豆腐を食べる。

 

茂成「美味〜。本場の湯豆腐美味〜。」

 

優之「ん〜。豆腐の風味が口に広がって美味〜。」

 

 

 

 

 

 

昼食後。

 

ニコ「さて、色々回りましたけど、後1箇所回れますが、何処に行きましょうか?」

 

冴子「ニコさん!私彼処行きたいです!」

 

佑美「そうですね!最後はやっぱり彼処です!」

 

茂成「珍しいな。冴子さんがテンション上がるなんて。」

 

優之「もう俺分かってる。彼処確定だ。」

 

バスに乗って冴子と佑美が行きたい場所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

着いた場所は。

 

佑美「太秦映画村キターーー!!!!」

 

冴子「懐かしいわねぇ・・・!」

 

京都太秦映画村。

 

佑美「お義姉さん!一緒に回りましょう!」

 

冴子「ええ!双葉は?」

 

双葉「私はカイネと真吾と一緒に回るよ。」

 

冴子「それじゃあ終わったら彼処に見える明治通りに集合ね。ソフィアさん。子供達を頼みます。」

 

ソフィア「はい。お任せ下さい。」

 

紫「それじゃあ私達も楽しもうよ!皆行こう!」

 

結衣「そんなに慌てなくても大丈夫よ。」

 

奈々「江戸の街を回れるなんて素敵ね〜。」

 

明那「では、皆さんは私がご同行します。」

 

結衣「お願いします。」

 

優之「茂成は?」

 

茂成「3人で回る?」

 

優之「3人って事は、俺とお前とニコさんか。」

 

ニコ「はい。」

 

 

 

 

 

 

立体迷路 忍者の砦。

 

双葉「2人共早く早くー!」

 

真吾「双葉速いよぉー!」

 

カイネ「この迷路とっても面白いね!」

 

ソフィア「ウフフ。」

 

 

 

 

からくり忍者屋敷。

 

紫「バァ!」

 

明那「わあ!」

 

奈々「私達これで忍者になれそうだね!」

 

結衣「それじゃあ免許皆伝成し遂げなきゃ!」

 

 

 

 

オープンセット。

 

冴子「佑美さん、多分ここだよ。オーズと上様が立っていた位置。」

 

佑美「・・・あ!確かにここです!今脳内でシーンが浮かびました!」

 

冴子「すみませーん!写真撮って下さい!」

 

通行人の方にスマホを持たせ、2ショット写真を撮って貰った。

 

 

 

 

 

 

手裏剣道場。

 

優之「よっ!」

 

茂成「そりゃ!」

 

ニコ「えいっ!」

 

3人が的に向けて手裏剣を同時に投げた。

 

 

 

 

 

 

その後優之達3人は、可否茶館で抹茶ソフトを食べる。

 

優之「いやぁ〜手裏剣道場面白かった〜。」

 

茂成「ニコさん手裏剣上手いですね。もしかして前世は忍者だったりとかします?」

 

ニコ「違いますよぉ。たまたまですよたまたま。」

 

茂成「今頃皆楽しんでるだろうな〜。ニコさんってこう言う江戸の街とか興味あったりします?」

 

ニコ「そうですね。街も素敵ですけど、着物も素敵で可愛いですし。」

 

優之「・・・・あの、ニコさん。」

 

ニコ「ん?」

 

優之「折り入って相談があるんですが。」

 

ニコ「はい、何でしょうか?」

 

茂成「どうしたお前?急に改まって。」

 

優之「ニコさん、夫婦円満の秘訣って何ですか?」

 

ニコ「え?」

 

優之「俺、佑美さんと結婚して今年で2年目になるんですが。今後も仲の良い夫婦として上手く行けるかどうか心の奥で不安がして。ホラ、ニコさんも諸星様とのすれ違いと勘違いで離婚寸前まで追い込まれたじゃないですか。それ以来・・・」

 

ニコ「そうでしたか。優之様、夫婦円満の秘訣は私は持っていません。」

 

優之「え?」

 

ニコ「強いて言うのなら、お互いの気持ちを尊重してそれを理解する事。それが夫婦円満の秘訣で最も重要だと私は思います。優之様は佑美様と同じ趣味や好きな物があるじゃないですか。それがあれば、お2人は末長く幸せに暮らせますよ。」

 

優之「そうか・・・そうですよね!俺も佑美さんも同じ特撮オタクですし。ニコさんの言葉を聞いて安心しました。ありがとうございます。」

 

ニコ「いえいえ。お役に立てて良かったです。」

 

茂成「夫婦かぁ・・・(俺も彼女作りたいなぁ。)」

 

佑美「何何?何の話?」

 

そこに佑美と冴子が合流した。

 

優之「ちょっと世間話してただけだよ。」

 

佑美「とか言って、ニコさんと仲良さげだったじゃな〜?」

 

優之「いやいやいや!俺不倫してないから断じて!」

 

佑美「ウフフ♪冗談だよ冗談。」

 

 

 

 

 

 

 

お土産を買う。

 

優之「やっぱり八ツ橋かな?色んな味を1つずつ買おう。」

 

茂成「おーい優之ー!」

 

優之「ん?」

 

茂成「これ見てくれ!木刀だ!」

 

京都のお土産の定番・木刀2本を買ってはしゃいでる。

 

茂成「京都って言ったらやっぱり木刀だよなぁ〜!」

 

木刀をブンブン振る。

 

茂成「双剣ハンターの俺にしてたまんねぇ〜!」

 

優之「何お前、木刀でリオレウスでも狩るつもりか?」

 

 

 

 

 

 

プライベート新幹線に乗って東京駅へ直行。

 

双葉・真吾・カイネ「・・・・・・」

 

子供達は疲れて眠っている。

 

優之「京都楽しかったな〜。」

 

茂成「な。次の野外活動何処だろうなぁ〜?」

 

紫「今度こそ北海道行きたいな〜!」

 

奈々「私は大阪行きたかったな〜。」

 

紫「ねぇ!結衣ちゃんは次は何処行きたい?」

 

結衣「私?私は・・・福岡かな?太宰府天満宮行ってみたいし。名所とか色々描いてみたいし。」

 

冴子「福岡ね〜。本場のもつ鍋食べてみたいわ〜。」

 

佑美「後本場の博多ラーメンも食べてみたいです!」

 

紫「ソフィアさん!北海道の知識お願いしますね!」

 

ソフィア「はい。お任せ下さい。」

 

優之「即答やな。」

 

茂成「近い内、USJやディズニーランドに行けるかもな。」

 

優之「こっちは娯楽を求めてるな。」

 

茂成「そうだ!ニコさん。今度京都へ行くって決まったら任天堂ミュージアムもお願いします!」

 

ニコ「ん〜。ご検討しておきますね。」

 

京都の野外活動・終了。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      畦間茂成:上村祐翔

       宗像紫:礒部花凜
      日野結衣:堀内まり菜
      坪川奈々:熊田茜音

      愛川佑美:伊藤美来
      愛川真吾:長谷川育美

      嶋村冴子:友永朱音
      嶋村双葉:久野美咲

        ニコ:???
       カイネ:???
        明那:???
      ソフィア:???

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