アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
GW中のある日。
淳一「祖父ちゃん、今日も来たよ。最近暑くなってね〜。」
都内の霊園に移った祖父の墓参りに来ていた。
淳一「そうそう。諸星財閥のオタクカルチャー研究所の皆と同人誌を作ってるんだ。今年の夏コミって言う大規模イベントに参加するんだ。」
くおたハウスに帰宅。
淳一「ただいま〜。」
真奈美「お帰りなさい。お祖父様にお会いした?」
淳一「うん。今日も会って来たよ。」
康介「淳一君はお祖父さんに懐いてるね。」
淳一「そりゃあそうさ!俺の祖父ちゃんは俺達の神的存在だからな!それで・・・」
優之「zzzzz・・・・」
ソファーで寝ている優之を見る。
淳一「昼間なのに熟睡してるな。」
佑美「ここ最近色んなイベントに参加してたからね。中野の墓場の画廊でのウルトラマン80と渋谷のウルトラマンゼロ15周年とか色々。そして今年のウルトラマンオメガを楽しみにしていてね。」
樹々「色々エンジョイしてる。」
悠里「真夏ちゃ〜ん。よ〜しよし〜。」
有香奈「ホラホラ笑って〜?」
4月に康介と彩乃に待望の子供が生まれた。名前は真夏。真夏は悠里と有香奈の顔を見て笑ってる。
彩乃「うふふ。真夏嬉しそう。」
”プルルルルル”
真奈美「あら?お電話?」
電話機の受話器を取った。
真奈美「はいもしもしくおたハウスです。・・・はい。え?愛川優之君をですか?でも彼は今お昼寝してて・・・」
佑美「え?優之君のお客さん?」
真奈美「そうみたい。」
佑美「ちょっと待ってて?おーい優之くーん。お電話だよぉ〜。」
優之「・・・んえ・・・?電話・・・?誰から・・・?」
佑美「優之君のお客さんみたいだよ?」
優之「俺のお客さん・・・?代わって・・・」
受話器を優之に渡す。
優之「はいもしもしぃ〜・・・?宗教か新聞の勧誘はお断りしてますよぉ〜・・・」
???『おいおいお前円谷英二様の信者様だろ?』
優之「ん?あ!美彦!!」
全員「美彦?」
優之「うわぁ〜久し振りだなぁ〜!高校の卒業以来かー!え?何?お前旅行で東京へ?」
美彦『ああ。俺最近横浜に引っ越してな。』
優之「え?横浜に?お前異動になったの?」
美彦『異動って言うか栄転だな。俺の勤めている会社、横浜に本社があってな。血眼になりながら努力して営業成績残して本社へ栄転したんだ。』
優之「マジかおめでとう!じゃあ定期的に気軽に会えるな!」
美彦『それと他の皆も会えるぞ。』
優之「え?あの4人も?何で?」
美彦『まあそれは明日皆に会えば分かる。明日お前のシェアハウスにお邪魔しても良いか?』
優之「え?ちょっと待って。真奈美さん、明日俺のお客さん達がお邪魔するけど招いちゃって大丈夫?」
真奈美「ええ勿論よ!」
優之「構わなんけど。」
美彦『それじゃあ明日昼頃にお邪魔するから楽しみに待っとけ!』
通話終了。
優之「・・・どう言う事だ?美彦だけかと思ってたら。」
佑美「ねぇ優之君。美彦って?」
優之「俺の小学校時代からの親友って言うか幼馴染み。他の皆も会えるって言うから俺困惑してる。」
翌日の昼頃。
優之「ん〜・・・・・」
舞「優之さんまだ困惑してるの?」
優之「美彦は横浜。他の4人は他県で頑張ってるからな。」
”ピンポーン”
真吾「あ、来たかも。」
玄関のドアを開けた。
美彦「おっす優之!」
優之「本当に勢揃いで来やがった・・・!」
美彦の他に4人の男女が来た。
優之「苗華、慶一郎、美佐子、桃子。お前らも久し振りだな。」
苗華「ひっさしぶり優之!」
優之「ここじゃ何だし。早速入ってくれ。」
美彦「おう!お邪魔しまーす!」
5人を招き入れた。
優之「皆。この5人が神沢美彦、西岡苗華、城田慶一郎、渡会美佐子、松葉桃子だ。そして皆。この方達が俺の住むシェアハウスくおたハウスの住人達だ。」
1人ずつ自己紹介を済ませた。
美彦「中々個性的だな。それにお前、結婚して子供も居るんだったな。」
優之「ああ。ってか知ってたのか?」
美佐子「そりゃあ知ってるよ。SNSで結婚報告を知ったんだから。それにモロスターアートで活躍中じゃない。同好会員として誇らしいよ。」
優之「ってか苗華達は何で?苗華は長野。慶一郎は徳島。美佐子は兵庫。桃子は和歌山に行ったのに。」
苗華「あー実はね。私達関東に転職したの。」
優之「転職!?何で?」
慶一郎「そりゃあだって、東京や関東には聖地が沢山あるんだよ?それらを巡りたいから転職したら、まさか全員関東に集結したなんて。」
桃子「勿論今私達やり甲斐のある仕事で楽しくやってるから心配しないで。給料も良いし有給も最高だし。」
優之「はあ。それぞれ何処に転職したんだ?」
苗華「私はアパレルショップ!」
慶一郎「僕は事務員。」
美佐子「私はコスメショップ。」
桃子「私は銀行員だよ。」
優之「そっかぁ。驚いたとは言え、こうしてまた会えるなんて嬉しいな!」
美彦「俺らも嬉しいぜ!またこうして同好会が勢揃いするなんて!」
淳一「同好会?」
優之「ああ、言ってなかった。俺達はある同好会のメンバーなんだ。」
美彦「俺はその同好会の部長でもあるんだ。」
淳一「へぇ〜。何の同好会だ?」
優之「その名も・・・G-KUS同好会!」
全員「G-KUS同好会?」
有香奈「え?何それ?よく分かんないんだけど・・・」
優之「美彦。皆こんがらがってるから答え合わせだ。」
美彦「OK。今日はこれを持って来た。」
カバンからある物を取り出した。
美彦「優之!コイツで勝負だ!」
取り出したのは、カードデッキ。
優之「よっしゃ!俺も負けへんでぇ〜!」
同じく優之も懐からカードデッキを出した。
佑美「それって、ウルトラマンカードゲーム?」
美彦「はい!今日は優之とバトルする為に持って来たんです!優之勝負だ!」
優之「おう!俺の最強デッキでお見舞いしてやるぜ!」
2人のウルトラマンカードゲームバトルがスタートした。
康介「ウルトラマンカードゲーム・・・もしかして皆は、特撮愛好家の集まりとか?」
慶一郎「あ!正解です!G-KUS同好会は、特撮を愛する者が集まったプライベート用同好会です。日々特撮の研究や考察、グッズ集めが主な活動なんです。」
美佐子「学校でこの同好会を立ち上げるのはどうかと思うので、プライベート用として結成した同好会なんです。」
桃子「因みにG-KUSの綴りは、ゴジラ・仮面ライダー・ウルトラマン・スーパー戦隊の頭文字から取った物です。」
有香奈「あ〜。だからG-KUSなんだね。」
淳一「GQuuuuuuXと間違えそうな名前だな。」
慶一郎「因みにそれぞれ得意分野があるんです。僕と美佐子は仮面ライダー。苗華と桃子はスーパー戦隊。優之と美彦はウルトラマンとゴジラです。」
真奈美「それぞれ得意部門があるのね。」
カードゲームバトルの結果は。
優之「よっしゃー勝ったー!」
美彦「くぅ〜強えなぁ〜お前!」
優之「美彦も中々強かったぞ。なぁ、他にカードとかあるか?」
美彦「お。ならお前のカードと見せ合えっこしようぜ。」
2人の持つカードを見せ合えっこする。
優之「美彦のカード、どれも強い奴やレア度高い奴あるな。なっ!?ExPの俺たち守るべきもの!?何回買っても出て来なかったのに!」
美彦「ふふ〜ん♪良いだろう?アサヒちゃんが俺に味方してくれたんだ。ん?なっ!?ExPのSKaRDを作った男じゃねぇか!俺もこれ出なくて苦労してるのに!」
優之「エミ隊員が俺の味方をしてくれてな〜。実写もだけど、イラストのエミさん可愛いんだよな〜。」
美彦「なぁ優之!俺のExPとお前のExP交換しねえか?」
優之「お気に入りのレアカードが無くなる。私の苦手な言葉です。」
美彦「ですよね〜。」
淳一「終わったか?」
優之「ああ。中々白熱したバトルだった。」
悠里「バトル中、何か近寄れないオーラが出てたね。」
康介「ジョジョで言う、スタープラチナとザ・ワールドの最終決戦みたいだった。」
その後優之の部屋で美彦がウルトラアーツとモンスターアーツを見て興奮してる。
美彦「結構集めてるなぁ〜!かなり投資したんじゃね?」
優之「これだけ集めるのに苦労したよ。新作や再販。中古の物も欠かさず買い漁ったわ。美彦の方は?どれ位集めてんだ?」
美彦「ん〜。昔金が無くて買えなかった物を探してちょくちょく集めてるな。お前、レギオン予約したか?」
優之「したした。あれモンアツ史上最高額らしいからな。今の俺達ならアーツ系は何でも買えるからな。」
一方苗華達は、リビングで淳一達と一緒にMOVIEバトルロワイヤルを視聴している。
慶一郎「やっぱり龍騎の俳優さん達は何年経っても変わらないなぁ。」
悠里「簡さん、最近面白い方向に進んでたね。」
佑美「そう言や淳一君。コミケで松田悟志さんに会ったりする?」
淳一「あ、そうそう。夏コミと冬コミで何度もお会いしたぞ。上遠野さんと村上さんも。」
美佐子「え!?本当に!?良いな〜!お3方にお会いしたいなぁ〜!」
淳一「何なら俺らが一般参加のアーリーを仕入れてやろうか?」
美佐子「え!?嬉しい!ありがとう!」
慶一郎「僕も僕も!」
淳一「お、おう。」
有香奈「皆は優之君の親友だって言ってたのよね?もしかして悟君達の事も?」
慶一郎「あ、はいそうです!悟達も勿論知ってますよ!」
苗華「まさか彼らも上京してたなんて驚いたよぉ。」
そこに優之と美彦が戻って来た。
美彦「いやぁ〜満足満足〜。」
優之「興奮し過ぎて汗だくだなお前。」
苗華「お帰り〜!どうだった?」
美彦「アーツとジオラマ使って撮影してて楽しかった!今度俺の家に遊びに来いよ!」
優之「ああ。そうさせて貰う。」
夕方。折角なので美彦達は夕飯に呼ばれる事に。
優之「そう言えばお前ら。初めて東京来た時どうだった?」
美彦「そりゃあねぇ。地元と比べられない程の大都会!まさに日本の首都って反応だった。」
苗華「私なんて最初高いビルが多くて困惑したけど、周りの人達が親切に道を教えてくれたから不安が無くなった。」
慶一郎「東京タワー生で見た時度肝を抜いたよ。」
美佐子「スカイツリーを初めて体感したよ。ガラス床の上をピョンピョンジャンプして楽しかった〜。」
桃子「色んな聖地回ったよ。後偶然東映本社を一目見たよ。」
優之「もうすっかりエンジョイしてるな。これなら心配ないな。」
美彦「後何と言っても秋葉原!特撮グッズが多く揃ってるからどれ買うか迷ったな〜。」
優之「分かる分かる。俺も最初アキバ来た時、TAMASHII NATIONS STOREに何時間も回ったな〜。」
淳一「やっぱり特撮は人々の心を鷲掴みにするんだな。」
佑美「そうでしょそうでしょ?アニメもそうだけど、特撮も日本の文化なんだから!」
美彦「今度またお邪魔しても良いか?」
優之「ああ。何時でも良いぞ。」
真奈美「ウフフ。その時はまたご馳走を用意しなくちゃね。」
嘗て解散したG-KUS同好会は、こうして再結成したのであった。
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
日高淳一:宮田俊哉
三峯悠里:近藤玲奈
竹下有香奈:大西沙織
松浦康介:寺島拓篤
新田樹々:佐藤亜美菜
三峯舞:大空直美
愛川佑美:伊藤美来
松浦彩乃:佐藤聡美
愛川真吾:長谷川育美
神沢美彦:阿座上洋平
西岡苗華:徳井青空
城田慶一郎:逢坂良太
渡会美佐子:進藤あまね
松葉桃子:西尾夕香
東山真奈美:後藤邑子
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