アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
7月7日の七夕。くおたハウスにG-KUS同好会のメンバーが訪れた。
美彦「毎日暑いわ暑いわホンマ・・・」
苗華「この暑さじゃダリーみたいに溶けちゃうよ・・・」
慶一郎「全身泡まみれになるよそれじゃあ。」
優之「家涼しいだろ?」
美彦「まぁな。良いよなぁこのシェアハウス。諸星財閥が元々所有していたのを使ってるんだもの。」
美佐子「それで優之。今日私達を呼んだ理由は何かしら?」
優之「実はな、一昨日これが郵送されたんだ。」
1枚のチラシを皆に見せた。
美彦・苗華・慶一郎・美佐子・桃子「アキバコスプレフェス?」
優之「毎年夏に秋葉原で開催されるイベントなんだ。秋葉原で色んなコスプレイヤーやコスプレ好きの人達が集まってコスプレを楽しむイベントなんだ。去年はビッグサイトで行われてたけど、今年は秋葉原全域で行われるんだ。」
美彦「面白そうだな!それ参加自由か?」
優之「ああ。開催日時は19日。」
桃子「ねぇ、炎天下の中でコスプレとか大丈夫かしら?熱中症とかならないの?」
優之「そう言うと思って、ここを見ろ。」
チラシの右下に注目させる。
優之「大量の飲料水やスポットクーラーが配備されているから、熱中症対策は万全だ。そしてこれにはコンテストステージがあってな。出場して優勝すれば記念品が貰えるらしいぞ。」
美彦「記念品。なぁ、コンテスト俺らも出ねえか?」
苗華「え?」
美彦「俺ら東京に来て仕事や遊ぶばっかりじゃん?ここでイベントとか参加して思い出作ろうぜ!出場だけでもしねぇか?優勝出来なくても構わないしさ。」
慶一郎「確かに。僕も出てみたい!」
桃子「私も出たい出たい!」
美佐子「皆が言うなら私も。」
苗華「それなら、私も出ようかしら。」
優之「決まりだな。それで皆、コスプレな何にするか決めてるか?」
美彦「俺は決まってるぜ。」
慶一郎「僕はアレで行くよ。」
苗華「私は・・・」
美佐子「苗華。桃子。あれはどうかしら?」
苗華・桃子「何?」
美佐子が2人の耳元であるコスプレを提案した。
苗華「それはアリかも。」
桃子「良いじゃんそれ!それ採用!」
優之「でも材料とかどうするんだ?俺は持ってるけど。」
美彦「お前諸星財閥がバックに付いてるだろ?諸星財閥からコスプレ用の材料とか発注出来るか?」
優之「まぁ出来るけど。」
美彦「じゃあ俺らが使いたいコスプレ材料言うから発注を頼む。勿論代金は払うぜ。」
優之「OK分かった。発送に3日程掛かるけど。」
慶一郎「充分だよ。」
苗華「持つべきものは同じ志を持った同士ね。」
3日後。美彦達にコスプレ用の材料が発送された。代金はそれぞれ優之を通して支払い済み。
美彦「えっと、ここはこうして、ここをこうすれば・・・」
慶一郎「まさか僕が好きなものになれるなんて。」
苗華「スカート丈これで良い?」
美佐子「ええ。後は羽衣を・・・」
桃子「小道具も出来たよ!」
優之「何処か不具合が無いか修繕しないと。」
7月19日。秋葉原。
優之「おぉー。賑わってるなー。」
秋葉原に沢山のコスプレイヤーが賑わいを見せている。
美彦「こ、これがコスプレイベント・・・!」
慶一郎「想像以上だよ・・・!」
優之「淳一達も来てるしな。」
???「あ!ヤッホー!」
優之「ん?おお!Kei!有香奈さん!」
人気コスプレイヤーのKei率いる9Cと広瀬夫妻と会った。
Kei「来てたんだね。」
優之「まぁな。」
桃子「凄い!コスプレグループの9Cと一緒だよ!」
苗華「恵先輩がプロデュースしてるって噂があったけど本当だったのね。」
美彦「恵先輩!お久し振りです!」
Kei「あら美彦君!慶一郎君に苗華さんに美佐子さんに桃子さん!高校以来だね!」
慶一郎「悟も久し振り。」
悟「お前ら元気そうだな。」
美佐子「それで、そちらのお方が?」
悟「ああ。俺の最愛の妻の芹香だ。」
芹香「初めまして。広瀬芹香です。」
悟「芹香は篠崎証券のご令嬢でもあるんだ。」
美彦「篠崎証券!ウチの会社の大手取引先だ!あ、あの芹香さん!取引先がお世話になっております!」
芹香「こちらこそ。」
優之「皆が居るって事は、コンテストに出場するのか?」
Kei「勿論!イベントの優勝は頂きだよ!」
悟「お前らは出るのか?」
優之「折角だからな。出ようって事になったんだ。」
美彦「俺達の渾身のコスプレ見せてあげるぜ!」
Kei「それは楽しみね!皆!早速準備始めるよ!」
9C「オー!」
悟「あ、そうそう。茂成達もコンテスト出るって。」
優之「あ。マジか。」
美彦「茂成もか。」
アキバコスプレフェスのステージ。
MC「さぁ皆さん!今年もこの季節がやって来ました!皆さん盛り上がってますかー!」
コスプレイヤー達「オオオオーーーーー!!!」
MC「アキバコスプレフェスに参加して下さりありがとうございます!こちらのステージでは、コスプレコンテストに出場したグループが自身の渾身のコスプレで皆さんを楽しませるステージでございます。そして、皆さんの投票で優勝したグループには賞品として、ビジュアルポスターのモデルになって頂きます!」
コスプレイヤー達「オオオオーーーーー!!!」
MC「それでは出場する10組のグループをご紹介しましょう!エントリーNo.1!Friendly Fortune!」
ステージのモニターに茂成達Friendly Fortuneが映し出された。
MC「エントリーNo.2!9C!」
人気コスプレグループ・9Cが映し出された。3〜6までのコスプレグループが映し出され。
MC「エントリーNo.7!G-KUS同好会!」
優之達特撮好きが再結成したG-KUS同好会が映し出された。
10組のコスプレグループがモニターに映し出された。
MC「さぁそれではコンテストを開始します!このコンテストは、全グループがコスプレに着替えて、1組ずつステージに立ってパフォーマンスを披露するルールとなっております。それではまずは、エントリーNo.1!Friendly Fortuneの皆さん!テーマは大乱闘!それではどうぞ!」
ステージにリンクの竜司、ゼルダの恵里佳、ルイージの茂成、ピーチの麗子が登壇した。
コスプレイヤー達「オオオオーーーーー!!!」
MC「それでは4人の皆さん!パフォーマンスをお願いします!」
竜司「ハッ!タッ!テアッ!!」
恵里佳「ハアアァァ・・・・・ヤァッ!!」
茂成「イエッヘーイ!」
麗子「ランラランララーラン♪」
4人がお得意のポーズを披露した。拍手が沸き起こった。
MC「素晴らしいパフォーマンスありがとうございます!皆さんは任天堂がお好きなんですか?」
竜司「そうですね。最初に結成した時は自分の好きな任天堂キャラをイメージして行こうって決めてたんです。」
茂成「大乱闘と言えばスマブラですからね。」
恵里佳「スマブラと言えば大乱闘ですしね。」
麗子「ですです!」
MC「ありがとうございます。では続いてはエントリーNo.2!9C!テーマは内浦の人魚達!それではどうぞ!」
ステージに恋になりたいAQUARIUM衣装の9Cが登壇した。
コスプレイヤー達「可愛いーーー!綺麗ーーー!!」
MC「それではパフォーマンスをお願いします!」
恋になりたいAQUARIUMを楽しく踊って観客達を沸かせた。
コスプレイヤー達「ワアアーーーーー!!」
MC「いやぁ〜ありがとうございます!皆さんの心が癒されました!とっても可愛かったです!どうですか皆さん?今回のコスプレは?」
Kei「もう夏が暑いんでね。皆さんに涼しさと癒しさを与える為にダンスを練習しました。」
MC「ありがとうございますぅ。では続いては・・・」
3〜6のコスプレグループがステージでパフォーマンスを披露した。
MC「それでは続いてエントリーNo.7!G-KUS同好会!テーマはクロスオーバー!しかもこのグループは特別凄そうですよ?それではどうぞ!」
BGM:思い立ったが吉日!
苗華・美佐子・桃子「シュシュトリアン!!」
シュシュトリアンの3人が羽衣を持ってステージに登壇した。
苗華「乙女盛りに命を懸けて!」
美佐子「風に逆らう三姉妹!」
桃子「花と散ろうか咲かせようか!」
苗華「有言実行三姉妹!」
苗華・美佐子・桃子「シュシュトリアン!!」
コスプレイヤー達「オオオオーーー!!!シュシュトリアン懐かしいいーーーー!!」
慶一郎「変身!!」
BGM:仮面ライダークウガ
ステージに仮面ライダークウガが登壇した。
慶一郎「フッ!」
コスプレイヤー達「クウガだあぁぁーーーーー!!カッコイイーーーーー!!」
BGM:Godzilla-1.0 Godzilla Suite I
ステージにゆっくりとゴジラ(2023)が登壇した。
美彦「ーーーーーーーー!!!」
コスプレイヤー達「ウオオオオオーーーーー!!カッケェーーーーー!!!」
BGM:TAKE ME HIGHER
ステージにウルトラマンティガが登壇した。
優之「タッ!!」
コスプレイヤー達「ウオオオオオーーーーー!!ティガだぁーーーーー!!!」
美彦「ーーーーーーー!!」
優之「フッ!」
ティガとゴジラが戦う。この光景に観客やコスプレイヤー達が熱狂した。
美彦「ーーーーーーー!!!」
ティガ「タァッ!!」
ゼペリオン光線と放射熱線のポーズで会場を沸かせた。
MC「ありがとうございましたー!いやぁー素晴らしいクロスオーバーありがとうございました!ゴジラスーツかなり重量あると思いますけど、ティガのスーツも暑くないんですか?」
美彦「見えない穴が数箇所開いてて風通しも良いし、軽量の素材を使って作りました。」
優之「中に冷却パッドがあるんで。この状態でも涼しいですよ。」
MC「成る程ですねー。因みに皆さんのグループ名はG-KUS同好会なんですが、G-KUSはどう言う意味なんですか?」
美彦「GはゴジラとガメラのG。Kは仮面ライダーのK。UはウルトラマンのU。Sはスーパー戦隊のSが由来ですね。この5つ以外の特撮も範囲内ですので。」
MC「成る程。皆さんそれぞれ好きな特撮に特化しているって訳ですね。」
その後。8〜10のコスプレグループがステージでパフォーマンスを披露した。
10組のパフォーマンスが終わった。
MC「それでは、たった今投票の結果が出ました。コスプレコンテスト優勝は・・・・・・・1点差でG-KUS同好会です!!」
G-KUS同好会がコスプレコンテスト優勝を飾った。
MC「おめでとうございます!優勝した心境は如何ですか?」
美彦「まさか優勝するなんて思ってなかったですね。因みにどのグループとの1点差だったんですか?」
MC「えー・・・9Cの皆さんです。」
優之「おお!人気絶頂コスプレグループを凌げたとは凄いですね!」
MC「ではG-KUS同好会の皆さんに優勝賞品のポスタービジュアルのモデルになって貰います!」
6人がそれぞれのポーズを取って写真を撮って貰った。
7月20日。
優之「おぉー凄ぇー。」
アキバコスプレフェスのポスタービジュアルがG-KUS同好会になっている。
美彦「優勝するなんて思ってなかったな〜。」
美佐子「あ!見て!私のインスタフォロワーといいねが増えてるよ!」
慶一郎「僕のXも凄い反響呼んでるよ。」
苗華「イベントに参加して正解だったね。」
優之「ああ。」
美彦「俺最初プルガサリで行こうかと思ったんだよね〜。」
優之「北朝鮮の特撮映画・・・マイナー過ぎるだろ・・・」
慶一郎「僕もゴ・ジャラジ・ダで最初行こうと思ってたんだよ。」
優之「クウガ屈指の外道野郎・・・・皆にトラウマ蘇らせる気か・・・ま、まぁまた今度何かイベントがあったら誘うから。」
桃子「うん!楽しみにしてるよ!」
美彦「ん?うおおおおおーーーー!?」
優之「うおっ!?何だ美彦いきなり!?」
美彦「おい見ろコレ!!」
慶一郎「ゴジラカードゲーム?・・・え!?これって、山崎貴監督箔押しサインの激レアカード!」
優之「マジで!?全国100枚しか出回らないと噂の超激レアカードじゃねぇか!」
美彦「もしかしたらマイゴジのコスプレが運を呼び寄せたのかも知れないな!うっひゃー!家宝にするべ!」
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
神沢美彦:阿座上洋平
西岡苗華:徳井青空
城田慶一郎:逢坂良太
渡会美佐子:進藤あまね
松葉桃子:西尾夕香
畦間茂成:上村祐翔
楠竜司:岡本信彦
久住麗子:伊藤彩沙
宮園恵里佳:上坂すみれ
広瀬悟:浦和希
広瀬芹香:末柄里恵
広瀬恵:村瀬歩
RIA:渚カオリ
エミリ:葉山カナ
さえな:寺坂ユミ
Koi:桜田アンナ
WAON:雨森セラ
しぇりー:小宮山アサミ
白:皐月ユナ
ローラ:楠本コトリ
MC:橘龍丸
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