アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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11話・夏コミ

8月14日。東京ビッグサイト。

 

優之「遂に来たな。夏コミ。」

 

真奈美「今年も賑やかになりそうね。」

 

優之「凄いなぁ・・・待機列が・・・」

 

悠里「もう何万人の人達が、暑い中待っているね。」

 

樹々「私達は売り子。淳一さんの手伝い。」

 

康介「よし、淳一君の居るブースへ行こうか。」

 

 

 

 

東京ビッグサイト内。

 

淳一「いやぁ〜皆!来てくれてありがとう!凄く助かるよ!」

 

康介「お安い御用だよ。」

 

???「あ!皆さん、今日も来て下さりありがとうございます。」

 

5人の人物が居た。

 

優之「淳一のサークル仲間?」

 

淳一「優之は初めてだったな。皆、彼が今年入居した愛川優之だ。」

 

???「あなたが愛川さんですね?初めまして。僕は同人誌サークル部長の横沢圭一です。」

 

???「私は小野雅美だよ!宜しくね!」

 

???「俺は曽根川祐規。初めまして。」

 

???「僕は瀧本文典です。宜しくです。」

 

???「古川真知子です。」

 

優之「あ、愛川優之です。宜しくお願いします。」

 

圭一「皆愛川さんとほぼ同い年だから、普通に接してくれるとありがたいな。」

 

優之「あ、だったら俺も優之って呼んでくれ。」

 

圭一「うん。宜しくね。優之君。」

 

真奈美「淳一君。今日売る同人誌は何かしら?」

 

淳一「読んでみ?」

 

同人誌サークルが作った同人誌を優之達に見せた。

 

優之「ウマ娘、ラブライブ、リコリコの同人誌。しかもジャンルが百合とは。」

 

圭一「僕の趣味でね。中学の頃に百合にハマってね。」

 

優之「圭一が百合男子とは。」

 

真知子「部長ったら、百合の事になると目を輝かせるんだよ?オタク特有の早口も披露するし。」

 

優之「それだったら、俺もウルトラマンの話になると興奮して早口になるな。」

 

祐規「そうか。優之は特撮が好きだったんだな。」

 

優之「まぁ、おあにた荘は全員がアニメ好きだからなぁ。」

 

文典「でも特撮も魅力ありますよね。人間ドラマもしっかり描かれているんですから。」

 

優之「文典も特撮ファン?」

 

文典「アニメファンですが、たまに特撮見ますよ。」

 

優之「そっか。何か安心する。自分以外に特撮を見てる人が居る事に。そう言えば有香奈さんは?」

 

淳一「有香奈さん改めYu-Naさんはスタンバイ中だ。開始直後にファンの方々に囲まれるのが見える。」

 

 

 

 

準備を終えた時。

 

『ただいまより、C1002日目を開催致します。』

 

アナウンス放送が流れた瞬間。

 

淳一「来たぞ。」

 

優之「え?うお!?」

 

待機列に並んでいた人達が一斉に流れ込んで来た。

 

優之「凄いな・・・皆走りたいのにギリギリな早歩きで流れて来た!」

 

真奈美「今年の夏も賑やかね〜。」

 

圭一「よし、東京電機大学同人誌サークルの販売開始だ!」

 

メンバー「オーーー!」

 

 

 

 

その後、他のサークルにも長蛇の列が出来た。優之は真奈美達と一緒に手伝いをする。

 

優之(中暑いなぁ・・・流石夏コミ・・・熱気に溢れてる・・・)

 

 

 

 

外では、多くのコスプレイヤー達が参加しており、ファン達がカメラ撮影をしている。

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、列が落ち着いた。

 

優之「ふぅ・・・ここまで来てくれるなんて、何か嬉しいな。」

 

淳一「毎年こうだからな。今回もほぼ完売。いやぁ〜、俺達が精魂込めて作った同人誌が売れて良かった〜。」

 

圭一「優之。外回って来たらどう?色々楽しめるよ。」

 

優之「いいの?」

 

真知子「こっちは落ち着いていますし、色々見に行って下さい。」

 

悠里「こっちも私達で大丈夫だから。」

 

優之「そっか。じゃあ行って来る。」

 

 

 

 

 

 

コミケの外へ向かった。

 

優之「凄いなぁ・・・多くの方々がコスプレイヤーを撮影しているな。お、仮面ライダーが居る。ウルトラマンも!皆完成度高いなぁ〜。あ、Yu-Naさんは何処だろう?」

 

ファン「Yu-Naさーん!こっち見て下さーい!」

 

優之「ん?あっちか。」

 

 

 

 

Yu-Naを呼ぶ声へ向かった。

 

優之「居た。」

 

Yu-Naは、メジロマックイーンのコスプレをしていた。

 

優之(メジロマックイーンか。凄え似合ってる。)

 

ファン「ありがとうございます!」

 

囲み達から撮影が殺到。

 

優之(凄えなぁ・・・こんなに囲みが出来てるなんて。)

 

Yu-Na「ん?フフ♪」

 

気付いたYu-Naが優之にウインクした。

 

優之(おっふ・・・麗しのウインク・・・!)

 

 

 

 

 

 

夕方。

 

アナウンス『これにてC100を終了します。皆さんお疲れ様でした。また冬にお会いしましょう。』

 

コミケ100が終了し、サークル参加者達が拍手した。

 

 

 

 

優之「ただいま。」

 

淳一「よう。おかえり。どうだった?」

 

優之「流石としか言いようがない。生のコミケって凄いもんだな。」

 

圭一「それは良かった。」

 

有香奈「皆ー!」

 

そこにYu-Na改め有香奈が戻って来た。

 

真奈美「お帰り有香奈ちゃん。」

 

悠里「今回もどうだった?」

 

有香奈「今回も大盛況だったよ。優之君、この衣装どうかな?」

 

優之「メジロマックイーンの衣装。似合ってるね。」

 

有香奈「これ、私が作ったの。」

 

優之「自作!?」

 

康介「有香奈ちゃん凄いんだよ?中学の頃から裁縫習っててね。コスプレ衣装はデザインを見てイチから自作すると言う拘りを持っているんだ。」

 

優之「はぇ〜・・・流石コスプレイヤー。」

 

有香奈「帰ったら他のコスプレ衣装を見せてあげるわ。」

 

優之「それは、ちょっと楽しみかも。」

 

雅美「淳一君、今年の冬に向けて新作を考えようね!」

 

淳一「おう!」

 

真奈美「お疲れ様。帰って打ち上げしましょう。」

 

有香奈「皆さんもどうかしら?」

 

圭一「良いですね。是非。」

 

 

 

 

 

 

おあにた荘で、夏コミの打ち上げパーティーが開かれた。有香奈のコスプレ披露宴も同時挙行。

 

有香奈「どうかな〜?」

 

リコリス・リコイルの1st制服。

 

優之「えっと・・・リコリス?」

 

有香奈「正解!リコリコの1st制服!これ可愛くてお気に入りなの〜♪」

 

雅美「凄いですね有香奈さん!劇中そのままのクオリティです!」

 

有香奈「実は2ndの制服があるの。悠里ちゃん着てみる?」

 

悠里「着たい着たい!」

 

 

 

 

2nd制服の悠里。

 

悠里「どうかな?たきなっぽい?」

 

康介「いや、どっちかと言うと性格は千束だね。」

 

悠里「え、そうかな?」

 

樹々「でも似合ってる。」

 

悠里「ありがとう樹々ちゃん。」

 

淳一「優之、初めてのコミケどうだった?」

 

優之「本当に凄かった。今年の冬も行きたいな。」

 

圭一「僕達今年の冬も参加予定だから、来てくれたら嬉しいな。」

 

有香奈「ねぇねぇ、皆もコスプレしようよ!いっぱい衣装あるよ!」

 

優之「あ、あの・・・有香奈さん?」

 

康介「有香奈ちゃん、コスプレの事になると暴走するんだ。」

 

優之「何それ初耳。」

 

 

 

 

有香奈「ウフフ♪」

 

水原千鶴コスの有香奈。

 

悠里「あはは。」

 

ライスシャワーコスの悠里。

 

淳一「サイズピッタリ!」

 

ルルーシュコスの淳一。

 

樹々「樹々肉が好き。」

 

アーニャ・フォージャーコスの樹々。

 

康介「あわよくば断ろうと思ってたが、止めておこう。」

 

ロイド・フォージャーコスの康介。

 

真奈美「トーンタンタン♪」

 

羌瘣コスの真奈美。

 

優之「凄いな有香奈さん・・・どれも完成度高い・・・」

 

圭一「うん・・・流石Yu-Naさん・・・」

 

淳一「優之、下見ろ。」

 

優之「下?」

 

下を見ると、淳一達が靴を履いている。

 

淳一「有香奈さんは外用と屋内用の靴をそれぞれ持ってな。こう言った強い拘りを持ってるんだ。」

 

優之「成る程。役になりきる為の拘りか。」

 

有香奈「ねぇ優之君!あなたもコスプレしてみない?」

 

優之「俺?いや俺はいいよ・・・コスプレとかあんま向いてなさそうだし・・・」

 

有香奈「何言ってるのよ!優之君にピッタリの衣装があるの!確かここに・・・」

 

優之「あの俺は・・・」

 

有香奈「あったこれよ!」

 

優之「・・・え?」

 

その衣装とは、GUTSの隊員服だった。

 

優之「GUTSスーツ?有香奈さんが作ったの?」

 

有香奈「高校の時に友人から貰ったの。誰も着てくれる人が居なくて、捨てるの申し訳ないと思ってずっと保管してたの。優之君がウルトラマン好きって聞いて、これを保管しておいて良かったわ。」

 

優之「そう・・・だったんだ。」

 

有香奈「ねぇ、早速着てみて?」

 

優之「・・・うん!」

 

 

 

 

GUTSスーツを着た優之が出て来た。

 

全員「おぉー!」

 

優之「ど、どう?似合ってる?」

 

有香奈「サイズピッタリ!格好良い!」

 

文典「本当にGUTSに入ったみたいです!」

 

淳一「サイコーにクールだ!」

 

優之「・・・有香奈さん、これ俺に譲ってくれる?」

 

有香奈「勿論!気に入ってくれるなら!」

 

優之「ありがとう!これ一生の宝にするから!そうだ有香奈さん、俺のスマホで俺を撮って?」

 

有香奈「良いわよ。」

 

スマホを有香奈に渡して、スパークレンスを掲げるGUTSスーツの優之を有香奈が撮る。

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

優之「うおっ!?マジか!」

 

昨日の写真をインスタに投稿すると、物凄いイイネ数を獲得し、フォロワー数が96万人に突破した。

 

優之「イイネとフォロワーがこんなに沢山!100万まで後4万・・・凄いなぁ・・・ここまでフォロワーが増えるなんて最初思ってもなかった・・・でも、昨日のコミケ楽しかった。今年の冬はGUTSスーツで行ってみようかな?」

 

夏コミをたっぷり堪能し、有香奈からGUTSスーツを譲り受けた優之であった。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜

      横沢圭一:狩野翔
      小野雅美:和多田美咲
     曽根川祐規:小林大紀
      瀧本文典:諸星すみれ
     古川真知子:M・A・O

     東山真奈美:後藤邑子

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