アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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127話・祝いの宴会

春休みの3月27日。モロスターアート。

 

優之「いやぁ〜、紫達は無事に卒業して難関の東京藝術大学の入学が決まったなんて凄いもんだよなぁ〜。」

 

茂成「しかも美術学部。あの子達も頑張ったもんなぁ〜。」

 

梢「はい!紫先輩、すっごく疲弊してましたもんね。」

 

優之「大学へ行くけどモロスターアートに来るって言ってたけど、単位とか大丈夫なのかな?」

 

茂成「まぁそこは彼女達に訊けば良いさ。」

 

”コンコン”

 

優之・茂成・梢「ん?」

 

アトリエの扉が開き、諸星が入って来た。

 

諸星「皆おはよう。」

 

優之「おはようございます。」

 

茂成「朝にどうしたんですか?」

 

梢「個展のお話ですか?」

 

優之「この前梢の個展大盛況でしたからね。5人の内誰かにですか?」

 

諸星「今日はその話じゃないんだ。ちょっとしたお祝いを持って来たんだ。」

 

優之・茂成・梢「お祝い?」

 

諸星「そう。3人の卒業と入学祝いを兼ねてこれを使って欲しいんだ。」

 

1枚のチケットを優之に渡した。

 

優之「・・・て、帝国ホテルの宿泊優待券!?」

 

茂成「な、何!?あの帝国ホテルの!?」

 

梢「帝国ホテル?」

 

優之「明治時代から続く東京の言わずと知れた歴史ある最高級ホテル・・・」

 

茂成「1泊数十万と言われている・・・」

 

梢「数十万!?」

 

諸星「彼女達のお祝いに相応しいと思ってね。俺の持ってる優待券を1枚使わせてあげようと思ってね。」

 

優之「凄いなぁ・・・改めて諸星財閥は凄いわ本当・・・」

 

茂成「これ、支配人さんに話は通してあるんですか?」

 

諸星「既に話してあるよ。」

 

 

 

 

 

 

3月28日。優之達は佑美とカエデを含む8人で帝国ホテルへ訪れた。

 

紫「ここが帝国ホテル・・・!」

 

結衣「私達には程遠いホテルだけど、まさかここに宿泊するなんて・・・」

 

奈々「諸星様に感謝しなきゃだね。」

 

 

 

 

ホテルのエントランスで支配人に優待券を見せる。支配人は6人に部屋を案内する。

 

 

 

 

 

案内された部屋は、ファミリーコネクティングルーム。

 

梢「凄ーい!」

 

紫「広ーい!」

 

優之「ファミリーコネクティングルーム・・・定員数は3〜8。大家族やグループが利用するのに最適なルームだな。」

 

茂成「見ろよ!景色綺麗だぜ!景色描くのに最適だぜ!」

 

優之「皇居が見えるな〜。」

 

茂成「そう言や真吾は来てないのか?」

 

優之「誘ったんだけど、高級ホテルは自分にはまだ程遠いから2人で楽しんで来てって。」

 

茂成「小学生なのに立派な子だなぁ〜。」

 

結衣「本当今でも信じられないわね。皆でホテルに泊まるなんて。ここ宿泊料金は幾ら位なんですか?」

 

優之「えっと・・・」

 

スマホでここの宿泊料金を調べる。

 

優之「ワオ。」

 

宿泊料金を結衣と奈々に見せる。

 

結衣・奈々「わぁ・・・」

 

高額な宿泊料金にビックリした。

 

茂成「まぁこう言う体験は滅多に無いから、思う存分楽しもうぜ?」

 

優之「だな。いやぁ〜このベッド、まさにホテル!めっちゃふかふか〜!」

 

茂成「あ〜確かに〜。これ寝心地良いぞ〜。」

 

佑美「カエデちゃん、茂成君との新婚どお?楽しい?」

 

カエデ「はい!毎日楽しいです!」

 

佑美「良かった!家での茂成君はどんな感じ?」

 

カエデ「そうですねぇ。家事の手伝いをしてくれたり、最近料理本で色んな料理のお勉強もしていますよ。」

 

佑美「茂成君、今度カエデちゃんに手料理を振る舞いたいんだね。」

 

 

 

 

 

 

その日の夕方。宴会場の会食プランで紫達の卒業と入学祝いを開く。

 

優之「さて皆、飲み物は行き渡ったか?」

 

梢「持ってます!」

 

8人に飲み物が渡った。紫達学生組4人はソフトドリンク。優之達大人組4人はビールとワイン。

 

紫「すっごい料理だね!早く食べたいよ!」

 

優之「まぁ待て。スピーチはすぐ終わる。さて紫、結衣、奈々。この度私立星名学園卒業そして東京藝術大学美術学部の入学おめでとうございます。」

 

紫・結衣・奈々「ありがとうございます!」

 

優之「正直言うと、3人が大学進学するのあっと言う間だなーと思っている。でも君達3人はお互い助け合いながら受験に合格し東京藝術大学に入学。だが、入学したからと言って力を抜いてはいけない。ここからが君達の新しいスタートだ。では、3人の高校卒業と大学入学を祝して・・・乾杯!」

 

8人「乾杯!」

 

乾杯し、宴会が始まった。

 

紫「ん〜!このお肉美味しい〜!」

 

結衣「あんまり爆食いすると太るわよ?」

 

紫「大丈夫!その分運動するから!」

 

優之「そうだ。昨日気になってたんだが。皆は大学に行くだろ?でもモロスターアートに来るって言っただろ?単位とか大丈夫か?」

 

奈々「あ、それは大丈夫ですよ。諸星様が3年生の先輩を連れてお話してくれたんです。」

 

紫「先輩が言うには、美術学部にモロスターアートに所属してるアーティストは沢山在籍しているんだ。モロスターアート出向の掲示板があるんだ。」

 

結衣「それを使えばモロスターアートへ出向が許されて、単位が落とさずに済むんです。」

 

優之「成る程な。」

 

結衣「でもその代わりとして課題が設けられるそうなんです。」

 

茂成「そっか。課題やらないと単位が増えないって訳か。紫、課題やらないと単位増えないぞ?」

 

紫「ん〜・・・2人共手伝ってくれる?」

 

結衣「他力本願しないの。自分でやらないと意味ないのよ?」

 

奈々「頑張ってね紫ちゃん。」

 

紫「うぅぅ・・・」

 

佑美「ねぇねぇ、3人は大学でどんな学生生活を送りたい?」

 

紫「それは勿論!絵の技術を上達したい!でも、友達も多く作って楽しい大学生活を送りたいよ!」

 

結衣「私は沢山勉強する事ですね。」

 

奈々「色んな人を感動させる絵を沢山描きたいですね。」

 

佑美「でもちゃんと課題とかやらないとダメだよ?」

 

梢「そうですよ。ちゃんと授業受けないと。」

 

茂成「頑張れよ。新入学生さん。」

 

紫・結衣・奈々「はい!」

 

優之「ん〜!」

 

そんな中、優之はある料理に夢中。

 

優之「これが本場のシャリアピンステーキか!物凄く柔らかくて噛む度に口の中で解れていく〜!」

 

茂成「お前の食は筋金入りだな・・・」

 

 

 

 

 

 

夜。8人がそれぞれのベッドに入った。

 

奈々「この前はキャンプだったけど、こう言うホテルも中々良いね。」

 

結衣「そうね。こう言う贅沢もたまには良いかも。」

 

紫「ねぇ、今度はどんなホテルに行きたい?」

 

結衣「ホテルじゃなくて民宿でも良いけどね。私は。」

 

紫「民宿かぁ〜。だったら自然溢れる民宿に泊まってみたいな〜。」

 

奈々「紫ちゃんは本当外泊が好きなんだね。」

 

紫「皆で一緒にお泊まりするの楽しいよ!これからも3人一緒だよ!」

 

結衣「私達だけじゃなく、梢や優之さんや茂成さんも一緒でしょ?」

 

紫「あはは。そうだったね。」

 

 

 

 

3人が楽しく会話してる中、優之と茂成は。

 

優之「あの子達楽しそうだな。」

 

茂成「だな。仲が良いのは良い事だ。」

 

優之「どうする?あの子達のレベルが俺達より上だったら。」

 

茂成「それはちょっと、俺の少々のプライドが許せへんな〜。」

 

優之「だったら俺達も、あの子達に負けないように技術を磨こうぜ。」

 

茂成「ああ。なら俺はお前より上手くなってやるから覚悟しとけ?」

 

優之「面白い。いざ尋常に勝負だ。」

 

 

 

 

 

 

翌朝。日比谷公園。

 

紫「う〜ん!良い朝だね〜!」

 

結衣「何だろう?今までの疲れが一気に取れた感じがするわ。」

 

奈々「ホテルのベッドのお陰かもね。」

 

優之「さて、ここで帝国ホテルの絵を描きますか。」

 

茂成「良い光景だ。今度改めて諸星様にお礼しなきゃな。」

 

6人は日比谷公園で風景を描く。3人の祝いは幕を閉じた。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      畦間茂成:上村祐翔

       宗像紫:礒部花凜
      日野結衣:堀内まり菜
      坪川奈々:熊田茜音
        橘梢:井上ほの花

      愛川佑美:伊藤美来
       カエデ:???

      諸星志揮:???

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