アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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132話・60年の英雄

7月10日。夜の東京のとある喫茶店で優之達G-KUS同好会と佑美が満足した顔でコーヒーを飲んでる。

 

優之・美彦・苗華・慶一郎・美佐子・桃子・佑美「はぁ〜〜〜。」

 

美彦「いやぁ〜、ウルトラマンティガ30thプレミアムステージめっちゃ楽しかった〜。」

 

慶一郎「光が30年を迎えたなんて感慨深いなぁ〜。」

 

桃子「ね〜。」

 

優之「しかも今日はウルトラマン誕生60周年。ウルトラマントリガー5周年。そんな素敵な日に素敵なステージに行けたなんて俺達運が良いね〜。」

 

美佐子「生の長野博さん見れて鳥肌立ったね〜。」

 

苗華「やっぱりウルトラマンティガは良いわね〜。」

 

美彦「う〜ん。今日のイベント凄く良かった。でもそれだけだと物足りないな。」

 

佑美「と言うと?」

 

美彦「なぁ!皆で来週記念パーティーしようじゃないか!」

 

優之・苗華・慶一郎・美佐子・桃子・佑美「記念パーティー?」

 

美彦「ホラ。来週の17日はウルトラマン放送60周年じゃん?だからその日にウルトラマン記念パーティーをやろうと思う!」

 

慶一郎「成る程ね。」

 

美佐子「面白そう!」

 

苗華「でも会場はどうするの?」

 

佑美「そうよねぇ。まず何処でやるか決めないとねぇ。」

 

優之「あ、そこは俺に任せて。良い案があるんだ。」

 

 

 

 

 

 

夜11時。愛川夫妻がくおたハウスへ帰宅。

 

優之・佑美「ただいま〜。」

 

真奈美「おかえりなさい。イベントどうだった?」

 

リビングで真奈美が緑茶を飲んでる。

 

優之「いやぁ〜大満足!行って良かった〜!」

 

佑美「一生の思い出になりそうだよ!」

 

真奈美「うふふ。良かったわね。」

 

優之「皆はもう寝てる?」

 

真奈美「ええ。もうぐっすり。」

 

優之「ねぇ真奈美さん。来週の17日に美彦達が来るんだけど。」

 

真奈美「美彦君達?ええ勿論歓迎するわ。」

 

優之「そこでなんだけど、皆でパーティーしようと思うんだ。」

 

真奈美「パーティー?誰かの誕生日の?」

 

優之「記念パーティー。今日がウルトラマン60周年で、来週の7月17日がウルトラマン放送60周年なんだ。それを記念して皆でパーティーやろうって決めたんだ。時間は18時から始めようと思ってね。」

 

真奈美「成る程ね〜。ねぇ、それって私達も参加しても良いかしら?」

 

優之「勿論。皆を仲間外れするなんて俺らのプライドが許さないからね。」

 

真奈美「じゃあ17日の夜6時ね。予定に入れておくわ。」

 

 

 

 

 

 

7月17日。午後5時。優之達がパーティーの準備を始めていた。

 

康介「そっか。今日でウルトラマン60周年かぁ。」

 

優之「正確には先週の10日で60周年だけどね。今日は放送開始60周年だ。」

 

淳一「しっかし凄い気合いの入ったレイアウトだなぁ。」

 

幕にウルトラマン60周年記念パーティーと書かれ、テーブルの周りにはウルトラマンのフィギュアとフィギュアーツが並べられたウルトラマン一色のリビングになった。

 

優之「やっぱりパーティーだからこれ位本気にやらないとね〜。」

 

佑美「いやぁ〜楽しみだねぇ〜。」

 

 

 

 

樹々「ただいま。」

 

真吾・舞「ただいまー!」

 

 

 

 

3人が学校から帰って来た。

 

佑美「おかえり〜!」

 

両手を広げる佑美に真吾が飛び込んだ。

 

佑美「よーしよし。私の可愛い息子よー。」

 

真吾「えへへ〜。」

 

優之「本当好きだねぇ真吾抱くの。」

 

佑美「これも親子としてのスキンシップなんだよ?優之君もやったら?」

 

優之「それはちょっと恥ずかしいかなぁ・・・」

 

佑美「じゃあ私が代わりに抱いてあげる!ギュー!スリスリ〜♪」

 

笑顔で優之を抱き締め、頬擦りする佑美。

 

優之「ちょ、こっちの方が恥ずかしい・・・」

 

淳一「あらあらまあまあ♪」

 

彩乃「うふふ。仲良しですね♪」

 

”ピンポーン”

 

有香奈「あ。来たかしら?」

 

優之「お!」

 

 

 

 

 

玄関。

 

優之「来たかお前ら!」

 

美彦「来てやったぜ!」

 

G-KUS同好会の面々がお邪魔する。

 

 

 

 

 

 

午後6時。パーティーが始まった。テーブルには豪華な料理が並んでいる。

 

優之「今日でウルトラマン放送60周年!今日は偉大なる我らのヒーローを祝おう!乾杯!」

 

全員「かんぱーい!」

 

グラスを乾杯した。

 

美彦「よっしゃー!今日はマン兄さんの為に楽しむぞー!」

 

優之「おい美彦。この後鑑賞会やジオラマ撮影会があるんだから。」

 

美佐子「鑑賞会は何を観るの?」

 

優之「ウルトラ作戦第一号と光を継ぐもの。」

 

慶一郎「アニバーサリーを迎えた2作品の記念すべき1話か。」

 

優之「んで、ジオラマ撮影会だが皆持って来たか?」

 

美彦「ああ勿論!アーツやモンアツをたっぷりとな!」

 

苗華「私はウルトラマンのフィギュアは殆どないけど、自作したジオラマ専用のビルとか持って来たわ。」

 

悠里「え?苗華さんが作ったジオラマ専用の建物ですか?」

 

苗華「ええ。去年ジオラマ作りを切っ掛けに作ってみたらこれが楽しくてね。」

 

桃子「それは楽しみ!」

 

佑美「凄いなぁ。6人だけで彼処まで盛り上がるって。」

 

淳一「仲間同士による会話は楽しいよなぁ〜。俺も同人誌サークルの皆でアニメの話するのが楽しいんだよなー。」

 

樹々「私達は蚊帳の外かな?」

 

桃子「ん?そんな事ないよ樹々ちゃん。アニメも特撮に境界線はないんだよ。」

 

美彦「確かに一部の人からしたら特撮は子供っぽいとか男の子が好きな物って言われて揶揄されるけど、魅力に取り憑かれた人からしたら神作品の豊作ばかりと思えるようになる。だから特撮知らない人でも、少しずつでも良いから観てくれ。」

 

樹々「・・・うん。」

 

美彦「そうすれば君は、もっと知りたくなれる。」

 

優之「父の背中のウルトラの父の名言みたいに言うな。」

 

佑美「あれ神回だよね〜。」

 

そんな会話をしながら食事を楽しむ。

 

 

 

 

 

 

食後は鑑賞会。まずはウルトラ作戦第一号。記念すべき初代ウルトラマンの第一話である。

 

美彦「全てはここから始まったと言っても過言ではない。」

 

優之「円谷英二さんが生み出してくれたから、俺達の人生が今もあるんだよな。」

 

佑美「うんうん。円谷さんに感謝だね。」

 

美佐子「60年前の作品なのに、今でも色褪せないのが素敵よね〜。」

 

淳一「確かに。当時の人達が自分達の知恵と工夫でクオリティの高いドラマを作れるなんて凄いよな。」

 

 

 

 

次に光を継ぐもの。ウルトラマンティガの記念すべき第一話である。

 

優之「なぁ美彦。長野君って今も若いよな。」

 

美彦「ああ。50代には見えない程若々しいよな。」

 

悠里「ストーリーより長野博さんの容姿に目を付けてる・・・」

 

苗華「2人共何処に着眼点置いてんのよ・・・」

 

優之「だって長野君は俺らにとってヒーローなんだよ。」

 

美彦「うん。これからも俺達のヒーローでいて欲しいよ。」

 

優之「もし街中で偶然出会ったら2ショットやサイン貰いたい。」

 

美彦「そしてティガの撮影当時のお話とかお聞きしたい。」

 

 

 

 

 

 

鑑賞会の後はジオラマ撮影会。

 

優之「フッフッフ〜。」

 

出来たジオラマは、お台場でデストロイアにティガ、ダイナ、ガイアが立ち向かうワンシーン。使ったフィギュアは真骨彫のティガとダイナとガイア。モンスタアーツのデストロイア(東京臨海副都心決戦ver.)。

 

美彦「俺的にはゴジラもそうだけど、東宝怪獣とウルトラマンのクロスオーバーが観たいんだよな。」

 

優之「確かに。メガロはレオに出ても違和感ないな。新作アーツ何買うかお前ら決めたか?」

 

美彦「カイザーギドラ買うぜ。」

 

慶一郎「ライダーアーツ全部かな?」

 

美佐子「装着変身とポピニカも外せないね。」

 

桃子「シンケンレッドはもう予約済み。超合金のアカレンジャーも真骨彫ギャバンも欲しいね。」

 

優之「俺はやっぱりウルトラアーツ全部だな。Coming soonの奴がめっちゃ気になる。早くアグル欲しいなぁ〜。」

 

美彦「真骨彫ウルトラマンAタイプは予約出来たのか?」

 

優之「ギリ予約出来た。制限2個だってのに在庫切れ早いって。モノクロウルトラマンも予約出来た。」

 

淳一「それも転売共の仕業だよ。」

 

慶一郎・美佐子「ゴルゴムの仕業か。」

 

康介・佑美「見事なシンクロ。」

 

真吾「ねぇ!僕もジオラマに参加したい!」

 

優之「お!真吾もやるか!」

 

苗華「いらっしゃい真吾君!」

 

佑美「あ!真吾ズルい!ママもやりたーい!」

 

ジオラマ撮影会に佑美と真吾も参加する。

 

淳一「こうして見ると優之達楽しそうだな。」

 

真奈美「ええ。」

 

康介「僕も色々特撮見ようかな?裕樹にお願いして。」

 

淳一「良いな。文典に頼んで面白い特撮教えて貰お。」

 

有香奈「いや既に優之君と佑美さんから教えて貰ってるでしょ。」

 

悠里「うん。」

 

 

 

 

 

 

夜。広い空き部屋でG-KUS同好会が布団に入ってる。

 

美彦「今日めっちゃ楽しかったわ。またこう言うパーティーやりたいな。」

 

優之「来年はいつやる?ダイナの30周年記念日かセブン60周年記念日か。」

 

苗華「この3年間、TDGのアニバーサリー真っ盛りだね。」

 

美佐子「ジャックとAとタロウもこの3年間アニバーサリー迎えるけどね。」

 

桃子「じゃあその方々のアニバーサリーパーティーでもやろっか。」

 

慶一郎「今日よりもっと盛大になりそうだな・・・」

 

美彦「なぁ。今度皆で特撮ロケ地の聖地巡礼してみないか?」

 

優之「だとしたら色々計画立てなきゃ難しいぞ。移動手段とか大変だぞ。」

 

美彦「そこは優之が諸星様に交渉してプライベートジェットで移動すれば。」

 

優之「諸星様に頼ろうとすんな。ったく。」

 

美彦「まぁ今のは冗談だ。今年のウルサマとニューイヤーフェスティバル絶対行こうぜ。」

 

優之「ああ勿論だ。特撮姉妹も行くってよ。」

 

美彦「お!あの噂の特撮姉妹か!それは楽しみだ!よし、それじゃあおやすみ。」

 

優之・苗華・慶一郎・美佐子・桃子「おやすみ〜。」

 

6人が眠りに入った。

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      日高淳一:宮田俊哉
      三峯悠里:近藤玲奈
     竹下有香奈:大西沙織
      松浦康介:寺島拓篤
      新田樹々:佐藤亜美菜
       三峯舞:大空直美
      愛川佑美:伊藤美来
      松浦彩乃:佐藤聡美
      愛川真吾:長谷川育美

      神沢美彦:阿座上洋平
      西岡苗華:徳井青空
     城田慶一郎:逢坂良太
     渡会美佐子:進藤あまね
      松葉桃子:西尾夕香

     東山真奈美:後藤邑子

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