アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

143 / 143
135話・真吾と3人のお姉ちゃん

10月17日。都内某所の公園。

 

紫「待て待てー!」

 

真吾「あはは!ここまでおいでー!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

そこには真吾が紫から逃げてる。2人は今鬼ごっこで遊んでいる。近くのベンチでは結衣と奈々が座っている。

 

結衣「真吾君楽しそうね。」

 

奈々「うん。」

 

何で真吾が紫達3人と一緒にいるのか。

 

 

 

 

 

 

事の経緯は昨日の事。

 

優之『子供達との交流会?』

 

紫『うん。実は藝術大学美術学部の恒例行事があってね、来週の水曜日に近所の保育園の園児さん達との交流会があるんだ。』

 

結衣『色んなプログラムがあるんです。一緒に遊んだり、一緒にお絵描きしたり。』

 

奈々『そして一緒に歌ったりなど楽しい交流会なんです。』

 

優之『へぇ〜。それで、何で俺に聞いたんだ?』

 

紫『実はね、その交流会の練習に付き合ってくれないかな〜って。』

 

奈々『どんな子供達なのかちょっぴり不安でして。』

 

優之『子供じゃなくて何で俺に?』

 

紫『あ、優之さんじゃなくて。真吾君を少しの間貸してくれないかな〜って。』

 

優之『成る程。真吾は小学生だけど子供。シミュレーションしようって事か。なら、帰って真吾に聞いてみる。それと姉さんに頼んで、双葉と結月も協力してくれるか聞いてみる。』

 

紫『ありがとー!やっぱり持つべきものは頼れる先輩だね!』

 

結衣『全く調子良いんだから。』

 

奈々『まあまあ。』

 

優之(改めて思うと、真吾はハーレムを経験しそうだな。)

 

茂成『おいーっす・・・』

 

優之『おお茂成。おは・・・って、どうしたその目の下のクマ!?』

 

入って来た茂成の目の下に濃いクマが出来ている。

 

紫『茂成さんどうしたの!?まさか病気なの!?』

 

茂成『あーいや、生配信で全キングダムハーツのアルテマウェポン合成する縛りプレイをしててな・・・』

 

奈々『もしかして、生配信のやり過ぎでクマが?』

 

茂成『ビンゴ・・・』

 

紫『な〜んだビックリしたよぉ〜。』

 

梢『寝不足は体に毒ですよ?』

 

優之『アルテマウェポン・・・合成するの面倒臭いんだよなぁ〜。俺も分かる。』

 

 

 

 

 

 

その日の夜。優之は真吾に紫達が言ってた事を話した。

 

優之『と言う訳なんだが、しばらく3人の練習相手になってくれないか?』

 

真吾『へぇ〜。大学ってそう言う行事があるんだね。面白そう!紫お姉ちゃん達と遊びたいし!』

 

佑美『真吾楽しそうね。将来あの3人の誰かが彼女さんになるのかな〜?』

 

優之『随分歳の差の彼女さんだね。』

 

こうして真吾の快諾を得て、しばらくの間3人のお相手するようになった。

 

 

 

 

 

 

そして今に至る。

 

奈々「双葉ちゃんと結月ちゃんは無理って優之さん言ってたね。」

 

結衣「2人はお父さんとお母さんと一緒に遊園地行くって言ってたわ。」

 

鬼ごっこを終えた2人が戻って来た。

 

真吾「ふぅ〜。何とか勝った!」

 

紫「うぅ〜。真吾君速過ぎるよぉ〜。」

 

真吾「紫お姉ちゃんもまだまだだね。」

 

紫「元気な子供ってこんな感じだね〜。」

 

奈々「真吾君、楽しかった?」

 

真吾「とても楽しいよ!」

 

結衣「・・・可愛いわね真吾君。」

 

紫「ん?結衣ちゃん萌えてる?」

 

結衣「う、五月蝿い!」

 

 

 

 

 

 

日野家。

 

渚「愛川真吾様。ようこそおいで下さいました。」

 

真吾「お久し振りです渚さん。」

 

渚「今日は楽しんで下さい。どうぞ。」

 

真吾「お邪魔します。」

 

 

 

 

リビングで寛ぐ。

 

結衣「真吾君、窮屈してない?」

 

真吾「え?うん。友達の家に遊びに行く事はあるけど、お姉さんの家にお邪魔するのは初めてだよ。」

 

紫「大丈夫!すぐ慣れるから!」

 

結衣「それ私の台詞なんだけど。」

 

奈々「うふふ。」

 

渚「紅茶をお持ちしました。どうぞ。」

 

真吾「ありがとうございます。」

 

紅茶を飲む真吾。

 

真吾「ん〜。美味しい。」

 

 

 

 

 

アトリエにお邪魔して、結衣から絵描きを習う。

 

真吾「・・・・」

 

結衣「集中しているね。真吾君は絵が上手ね。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

真吾「うん。元の家族から蔑ろな扱いを受けてたから、絵描きが唯一の娯楽だったんだ。」

 

結衣「可哀想・・・」

 

真吾「でもそんな僕を諸星様が助けてくれて、優之さんと佑美さんが僕の親になってくれて。今はとても充実した毎日を送っているんだ。」

 

結衣「捨てる神あれば拾う神ありって事ね。どんな絵を描いてるの?」

 

真吾「これ?お母さんから勧められてハマってるライダーがあってね。」

 

彼が描いている絵は、仮面ライダークウガ。

 

結衣「凄く上手!」

 

真吾「でしょ?」

 

 

 

 

 

 

夕ご飯は奈々と渚が腕に縒をかけて作った料理。

 

渚「私と奈々様で作りました。どうぞお召し上がり下さい。」

 

真吾「す、凄い量だね。」

 

奈々「真吾君に食べて欲しくてつい作り過ぎちゃった。」

 

紫「どれも美味しそー!」

 

 

 

 

 

 

入浴後。結衣の部屋。

 

真吾「結衣お姉ちゃんのお部屋綺麗だね。」

 

結衣「そお?普通よ。」

 

奈々「ねぇ真吾君。これ見る?」

 

1冊の本を真吾に見せた。

 

真吾「何それ?」

 

奈々「私のアルバム。」

 

2人でアルバムを見る。

 

真吾「この人達が奈々お姉ちゃんの家族?」

 

奈々「そうだよ。」

 

真吾「小さい子供達がいるね。もしかして弟さんと妹さん達?」

 

奈々「うん。私には小さい弟や妹がいるの。もう可愛くて可愛くて。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

真吾「だから奈々お姉ちゃんからお姉ちゃんオーラが出てるんだね。」

 

紫「そうなんだよ!奈々ちゃんはお姉ちゃんみたいに優しくて可愛いんだよ!」

 

奈々「もう紫ちゃんったら。」

 

結衣「紫の場合、奈々の娘みたいな感じだもんね。」

 

真吾「娘・・・奈々お母さん?」

 

奈々「え!?」

 

お母さんと言われた奈々が顔を真っ赤にして照れる。

 

奈々「お、お母さん・・・?」

 

真吾「あ!ご、ごめん!つい言っちゃっただけだから!」

 

奈々「だ、大丈夫・・・」

 

結衣「奈々のあんな反応初めて見たわ。」

 

紫「お母さんと言う言葉が凄く響いたのかな。」

 

 

 

 

夜。4人が一緒に寝る。真吾は結衣と一緒にベッドで寝る。紫と奈々は来客用の寝室で寝る。

 

結衣「真吾君、今日はどうだった?」

 

真吾「とっても楽しかったよ。お姉ちゃん達は?幼稚園の交流会は大丈夫そお?」

 

結衣「そうね。真吾君のお陰で上手く行きそうだよ。」

 

真吾「良かった。ねぇ、また今度遊ぼ?今度は双葉お姉ちゃんと結月ちゃんと一緒に。」

 

結衣「ええ。約束よ。」

 

2人は今度また遊ぶと約束した。

 

 

 

 

 

 

10月23日。モロスターアート。

 

優之「交流会どうだった?」

 

紫「楽しかった!」

 

奈々「皆元気で可愛かったわ。」

 

結衣「真吾君のお陰でスムーズに交流出来た。」

 

優之「それは何よりだな。」

 

紫「所で、茂成さんは大丈夫かな?今週ずっと来てないけど。」

 

優之「ああ彼奴の事だからきっとすぐに・・・」

 

茂成「おはよーございまーす!」

 

そこに元気ピンピンの茂成が来た。

 

優之「おお。寝不足解消して初出勤か。どうだった?縛りプレイは。」

 

茂成「お陰で全作品のアルテマウェポンの合成完了!合成までのプレイ時間100時間!2日間寝込んだ甲斐があったわぁ〜。」

 

優之「お前のその反応、達成感マシマシでドパガキ状態になってるな。」

 

茂成「優之もやってみようぜ?達成感凄いぞ?」

 

優之「遠慮しとく。」

 

『END』




         キャスト

      愛川真吾:長谷川育美

       宗像紫:礒部花凜
      日野結衣:堀内まり菜
      坪川奈々:熊田茜音
        橘梢:井上ほの花

       椎名渚:花守ゆみり
      愛川佑美:伊藤美来

      愛川優之:濱田龍臣
      畦間茂成:上村祐翔

どっちが好き?

  • 特撮
  • アニメ
  • どっちも好き
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。