アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
10月17日。都内某所の公園。
紫「待て待てー!」
真吾「あはは!ここまでおいでー!」
そこには真吾が紫から逃げてる。2人は今鬼ごっこで遊んでいる。近くのベンチでは結衣と奈々が座っている。
結衣「真吾君楽しそうね。」
奈々「うん。」
何で真吾が紫達3人と一緒にいるのか。
事の経緯は昨日の事。
優之『子供達との交流会?』
紫『うん。実は藝術大学美術学部の恒例行事があってね、来週の水曜日に近所の保育園の園児さん達との交流会があるんだ。』
結衣『色んなプログラムがあるんです。一緒に遊んだり、一緒にお絵描きしたり。』
奈々『そして一緒に歌ったりなど楽しい交流会なんです。』
優之『へぇ〜。それで、何で俺に聞いたんだ?』
紫『実はね、その交流会の練習に付き合ってくれないかな〜って。』
奈々『どんな子供達なのかちょっぴり不安でして。』
優之『子供じゃなくて何で俺に?』
紫『あ、優之さんじゃなくて。真吾君を少しの間貸してくれないかな〜って。』
優之『成る程。真吾は小学生だけど子供。シミュレーションしようって事か。なら、帰って真吾に聞いてみる。それと姉さんに頼んで、双葉と結月も協力してくれるか聞いてみる。』
紫『ありがとー!やっぱり持つべきものは頼れる先輩だね!』
結衣『全く調子良いんだから。』
奈々『まあまあ。』
優之(改めて思うと、真吾はハーレムを経験しそうだな。)
茂成『おいーっす・・・』
優之『おお茂成。おは・・・って、どうしたその目の下のクマ!?』
入って来た茂成の目の下に濃いクマが出来ている。
紫『茂成さんどうしたの!?まさか病気なの!?』
茂成『あーいや、生配信で全キングダムハーツのアルテマウェポン合成する縛りプレイをしててな・・・』
奈々『もしかして、生配信のやり過ぎでクマが?』
茂成『ビンゴ・・・』
紫『な〜んだビックリしたよぉ〜。』
梢『寝不足は体に毒ですよ?』
優之『アルテマウェポン・・・合成するの面倒臭いんだよなぁ〜。俺も分かる。』
その日の夜。優之は真吾に紫達が言ってた事を話した。
優之『と言う訳なんだが、しばらく3人の練習相手になってくれないか?』
真吾『へぇ〜。大学ってそう言う行事があるんだね。面白そう!紫お姉ちゃん達と遊びたいし!』
佑美『真吾楽しそうね。将来あの3人の誰かが彼女さんになるのかな〜?』
優之『随分歳の差の彼女さんだね。』
こうして真吾の快諾を得て、しばらくの間3人のお相手するようになった。
そして今に至る。
奈々「双葉ちゃんと結月ちゃんは無理って優之さん言ってたね。」
結衣「2人はお父さんとお母さんと一緒に遊園地行くって言ってたわ。」
鬼ごっこを終えた2人が戻って来た。
真吾「ふぅ〜。何とか勝った!」
紫「うぅ〜。真吾君速過ぎるよぉ〜。」
真吾「紫お姉ちゃんもまだまだだね。」
紫「元気な子供ってこんな感じだね〜。」
奈々「真吾君、楽しかった?」
真吾「とても楽しいよ!」
結衣「・・・可愛いわね真吾君。」
紫「ん?結衣ちゃん萌えてる?」
結衣「う、五月蝿い!」
日野家。
渚「愛川真吾様。ようこそおいで下さいました。」
真吾「お久し振りです渚さん。」
渚「今日は楽しんで下さい。どうぞ。」
真吾「お邪魔します。」
リビングで寛ぐ。
結衣「真吾君、窮屈してない?」
真吾「え?うん。友達の家に遊びに行く事はあるけど、お姉さんの家にお邪魔するのは初めてだよ。」
紫「大丈夫!すぐ慣れるから!」
結衣「それ私の台詞なんだけど。」
奈々「うふふ。」
渚「紅茶をお持ちしました。どうぞ。」
真吾「ありがとうございます。」
紅茶を飲む真吾。
真吾「ん〜。美味しい。」
アトリエにお邪魔して、結衣から絵描きを習う。
真吾「・・・・」
結衣「集中しているね。真吾君は絵が上手ね。」
真吾「うん。元の家族から蔑ろな扱いを受けてたから、絵描きが唯一の娯楽だったんだ。」
結衣「可哀想・・・」
真吾「でもそんな僕を諸星様が助けてくれて、優之さんと佑美さんが僕の親になってくれて。今はとても充実した毎日を送っているんだ。」
結衣「捨てる神あれば拾う神ありって事ね。どんな絵を描いてるの?」
真吾「これ?お母さんから勧められてハマってるライダーがあってね。」
彼が描いている絵は、仮面ライダークウガ。
結衣「凄く上手!」
真吾「でしょ?」
夕ご飯は奈々と渚が腕に縒をかけて作った料理。
渚「私と奈々様で作りました。どうぞお召し上がり下さい。」
真吾「す、凄い量だね。」
奈々「真吾君に食べて欲しくてつい作り過ぎちゃった。」
紫「どれも美味しそー!」
入浴後。結衣の部屋。
真吾「結衣お姉ちゃんのお部屋綺麗だね。」
結衣「そお?普通よ。」
奈々「ねぇ真吾君。これ見る?」
1冊の本を真吾に見せた。
真吾「何それ?」
奈々「私のアルバム。」
2人でアルバムを見る。
真吾「この人達が奈々お姉ちゃんの家族?」
奈々「そうだよ。」
真吾「小さい子供達がいるね。もしかして弟さんと妹さん達?」
奈々「うん。私には小さい弟や妹がいるの。もう可愛くて可愛くて。」
真吾「だから奈々お姉ちゃんからお姉ちゃんオーラが出てるんだね。」
紫「そうなんだよ!奈々ちゃんはお姉ちゃんみたいに優しくて可愛いんだよ!」
奈々「もう紫ちゃんったら。」
結衣「紫の場合、奈々の娘みたいな感じだもんね。」
真吾「娘・・・奈々お母さん?」
奈々「え!?」
お母さんと言われた奈々が顔を真っ赤にして照れる。
奈々「お、お母さん・・・?」
真吾「あ!ご、ごめん!つい言っちゃっただけだから!」
奈々「だ、大丈夫・・・」
結衣「奈々のあんな反応初めて見たわ。」
紫「お母さんと言う言葉が凄く響いたのかな。」
夜。4人が一緒に寝る。真吾は結衣と一緒にベッドで寝る。紫と奈々は来客用の寝室で寝る。
結衣「真吾君、今日はどうだった?」
真吾「とっても楽しかったよ。お姉ちゃん達は?幼稚園の交流会は大丈夫そお?」
結衣「そうね。真吾君のお陰で上手く行きそうだよ。」
真吾「良かった。ねぇ、また今度遊ぼ?今度は双葉お姉ちゃんと結月ちゃんと一緒に。」
結衣「ええ。約束よ。」
2人は今度また遊ぶと約束した。
10月23日。モロスターアート。
優之「交流会どうだった?」
紫「楽しかった!」
奈々「皆元気で可愛かったわ。」
結衣「真吾君のお陰でスムーズに交流出来た。」
優之「それは何よりだな。」
紫「所で、茂成さんは大丈夫かな?今週ずっと来てないけど。」
優之「ああ彼奴の事だからきっとすぐに・・・」
茂成「おはよーございまーす!」
そこに元気ピンピンの茂成が来た。
優之「おお。寝不足解消して初出勤か。どうだった?縛りプレイは。」
茂成「お陰で全作品のアルテマウェポンの合成完了!合成までのプレイ時間100時間!2日間寝込んだ甲斐があったわぁ〜。」
優之「お前のその反応、達成感マシマシでドパガキ状態になってるな。」
茂成「優之もやってみようぜ?達成感凄いぞ?」
優之「遠慮しとく。」
『END』
キャスト
愛川真吾:長谷川育美
宗像紫:礒部花凜
日野結衣:堀内まり菜
坪川奈々:熊田茜音
橘梢:井上ほの花
椎名渚:花守ゆみり
愛川佑美:伊藤美来
愛川優之:濱田龍臣
畦間茂成:上村祐翔
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