アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。   作:naogran

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20・5話・仕打ち

2月6日・SKY ANGLE。

 

優之「今日も帰りに紡ギ箱買おうかな〜。ん?」

 

食堂へ行くと、落ち込んでる雅春の姿を発見。

 

優之「雅春先輩〜。」

 

雅春「・・・あ、優之。」

 

優之「どしたの?そんなに落ち込んで。何か嫌な事あった?」

 

雅春「ああ・・・優之は俺が既婚者だって事知ってるよね?」

 

優之「勿論。今年小学生になる娘さんも居るよな。」

 

雅春「実は・・・」

 

 

 

 

 

 

1月29日。栗田家。

 

麗花「じゃあ、ママはお友達とランチに行って来るね!」

 

雅春「楽しんで来てね。」

 

麗花「行って来まーす。」

 

妻の麗花は友達とランチに出掛けた。

 

 

 

 

雅春は高校卒業後に上京し、東京の大学へ通った。大学時代友人の紹介で麗花と出会い、19歳で結婚して大学を卒業。その翌年に娘の梨奈が誕生した。

 

今は家族3人で平穏な暮らしを送っている。

 

 

 

 

その翌日の1月30日。雅春のスマホに義父からのLINEが来た。

 

雅春「お義父さん?」

 

LINEを見る。

 

『雅春君。今夜麗花達に内緒でウチに来てくれないか?話したい事がある。』

 

雅春(麗花に内緒でって・・・一体何の話だろう?来月は麗花と梨奈の誕生日だから、プレゼントの相談かな?麗花に遅くなる事を連絡しとこう。)

 

 

 

 

 

 

仕事終わりに雅春は、約束通り義実家に向かった。義母が出迎えてくれたのだが、顔が暗かった。リビングへ行くと、義父と義兄と義妹も居た。3人の顔も暗かった。5人から察するに誕生日プレゼントの相談の話ではなかった。

 

繁「雅春君、よく来てくれたね。」

 

義父の繁。

 

雅春「皆さん、どうしたんですか?」

 

繁「取り敢えず、座りなさい。」

 

雅春「あ、はい。」

 

テーブルの椅子に座った。そして義父から信じられない言葉が出た。

 

繁「・・・実はね、麗花が梨奈の幼稚園の保護者と不倫をしているようなんだ。」

 

雅春「え!?」

 

晋太郎「その時、僕とお母さんが買い物へ出掛けていた時に、麗花が知らない男と腕を組んで歩いていたのを目撃してね・・・相談して興信所に依頼して調べたんだ。これがその結果だよ。」

 

義兄の晋太郎が、興信所からの結果を雅春に見せた。

 

晴子「2人は頻繁に会っていたらしくてね、時には遠出をしていたのよ・・・」

 

義母の晴子。

 

雅春「・・・この日も・・・この日も・・・この日も!俺にはママ友とランチって・・・プチ旅行に行って来るって言ってたのに!?」

 

美子「相手の男は営業職らしくて、自分の奥さんには都合良く嘘を吐いたかも知れない。」

 

義妹の美子。

 

繁「不倫を止めさせようとも考えたが、雅春君に話して、決断を委ねようと思って・・・」

 

 

 

 

その帰り道。雅春は家路を歩く。

 

繁『ウチの娘が、申し訳ない!』

 

晋太郎『愚かな妹ですまない!』

 

帰り際に繁と晋太郎から謝罪された。

 

 

 

 

家に帰った雅春。彼は義家族からの衝撃的な事実が受け入れず、これから何をどうしたら良いのか分からないでいた。

 

麗花「ちょっと〜!ねえ!雅春!」

 

雅春「っ!?うぉぉ!?な、何!?」

 

麗花「来週末に、友達と旅行して来ていい?」

 

雅春「え・・・その日、何か他に予定あるって言ってなかったっけ?」

 

麗花「そうだっけ?()()()()()でしょ?」

 

雅春「ぁ・・・そうか。」

 

麗花「ん?まぁ良いわ。じゃあ梨奈の事宜しくね!」

 

この時雅春は、麗花に対する愛情は完全に冷め切っていた。来週の土曜日は梨奈の誕生日だからだ。

 

 

 

 

麗花が部屋に戻った後。雅春はすぐに義父の繁に電話した。麗花は子供の誕生日を忘れる位浮気相手に夢中らしい。そう考えると、麗花への気持ちが無くなったのだ。

 

雅春「もしもし、お義父さんですか?」

 

繁『雅春君か。どうしたんだい?』

 

雅春「麗花、来週末旅行へ行くらしいです。」

 

繁『・・・そうか、分かった。興信所に連絡をして尾行して貰うように言っておくよ。本当にすまない。あんな娘になってしまって・・・』

 

雅春「お義父さんは悪くないですよ。」

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

優之「娘さんの誕生日を忘れる程浮気相手に夢中とか・・・最低な奥さんだな!!」

 

雅春「だから、もうこれ以上麗花と一緒に居ると子供に悪影響が出ると思う。でも、梨奈が麗花に付いて行くと考えると・・・」

 

優之「先輩・・・そうだ!梨奈ちゃんの誕生日、俺達も参加して良い?」

 

雅春「え?俺達って・・・?」

 

優之「魂クラブの皆とだよ!大勢で誕生日を祝った方が梨奈ちゃん喜ぶだろうと思って!」

 

雅春「・・・ありがとう。お義父さんに参加して良いか連絡しておくよ。」

 

優之「んで、問題は麗花さんだな。証拠を集めたとしても、ただの友達と言い張るだろうな。」

 

雅春「・・・そう、だよな。」

 

 

 

 

 

 

2月11日。旅行当日と梨奈の誕生日。

 

麗花「行って来まーす!」

 

雅春は梨奈と一緒に車で麗花を駅まで送った。しばらくして義父から、『旅行の相手は不倫相手だった』と連絡が来た。そして義父から、優之達が梨奈の誕生日に参加してくれる事を喜んで快諾してくれた。

 

 

 

 

駐車場。雅春が梨奈にある質問をした。

 

雅春「なぁ、梨奈・・・パパとママどっちと一緒に居たい?(バカだな・・・俺は。普段一緒に居るのは麗花の方なんだから、俺を選ぶはずないのに・・・)」

 

心の中でそう後悔していた時。

 

梨奈「梨奈はね〜、パパと一緒に居たいよ!」

 

雅春「え!?」

 

梨奈「だってね、最近のままはちっとも梨奈と遊んでくれないんだよ〜!ずっとスマホ!遊んでって言ったら『後でね!』って言ってずっとスマホなの!パパは一緒に遊んでくれるでしょ?だからパパ大好きだよ!パパのご飯も大好き!!後ねー。」

 

雅春(・・・・・!)

 

後部座席で一生懸命に雅春の好きな所を話す梨奈の声を聞いて、雅春は思わず泣いてしまった。梨奈のそんな話を聞いているウチに、雅春は麗花と離婚して、梨奈を1人で育てようと決断をした。

 

 

 

 

家に帰った雅春は考え事をした。

 

雅春「・・・とは言え、このまま離婚して親権取って慰謝料じゃなぁ・・・」

 

 

 

 

優之『証拠を集めたとしても、ただの友達と言い張るだろうな。』

 

 

 

 

雅春「そうだ!荷物を相手の家に送ってやろ〜!」

 

あの時の優之の言葉を思い出し、麗花の荷物を浮気相手の家に送る事を思い付いた。

 

 

 

 

しばらくして、麗花から電話が来た。

 

麗花『もっしも〜し。梨奈も家の事も大丈夫?』

 

雅春「滞りなく〜♪」

 

麗花『何〜?その言い方。私が居ないからって浮気しちゃダメよ♡』

 

雅春「ハハッ。する訳ないじゃ〜ん♪(お前が言うなあああーーーー!!!)」

 

心の中でツッコミの怒号を叫んだ。

 

 

 

 

 

 

義実家。優之達も来てる。

 

繁「雅春君、麗花は何だって?」

 

雅春「私が居ない間に浮気しちゃダメよ♡ですって。」

 

繁「全く!どの口が言っているんだか!」

 

梨奈「お祖母ちゃん、浮気ってなぁに?」

 

晴子「え、あ、梨奈ちゃん!今日は梨奈ちゃんが大好きな唐揚げを沢山作るから楽しみにしててね?」

 

晋太郎「梨奈!おじちゃん達と遊ぼっか!」

 

美子「おばちゃんも遊ぶぞ〜!」

 

梨奈「わ〜い!遊ぶ遊ぶ〜!」

 

晋太郎と美子が梨奈と遊ぶ。

 

優之「麗花さん、何時帰って来るんだ?」

 

雅春「14日に帰るって。」

 

佑美「バレンタインね。にしても、麗花さん酷いわね。梨奈ちゃんの誕生日を忘れるなんて。」

 

涼子「本当ですよ!聞いただけで反吐が出ます!」

 

胡桃「離婚するのは最適な判断だよ!梨奈ちゃんに悪影響が出るからね!」

 

雅春「ああ・・・」

 

幸彦「全くだな。俺の妹もそんな感じだったな。」

 

優之「そう言えば幸彦先輩の妹さん、再婚してたっけ?」

 

幸彦「まあな。離婚原因は元夫の浮気。奴は勝ち誇ったようにあっさり離婚して、親権を破棄したんだ。。んで、浮気相手の元旦那は、家庭的で家族を大事にしてるって言ってた。俺は彼を気に入って妹と再婚させた。本当のおしどり夫婦全開さ。」

 

雅春「常識のある両親に育てられたのに、麗花は何で浮気なんかを・・・」

 

幸彦「浮気する女にはな、2つの特徴があるんだ。1つは刺激。毎日同じ人と一緒に居ると興味を無くし、何か刺激を求めたくな。そこで浮気に手を染めてしまうんだ。2つは金。女は大抵金の事しか考えないんだ。だから、自分の夫より稼ぎの良い男を選んで、秘密裏に交際をする。これが浮気女の2つの特徴だ。」

 

優之「流石幸彦先輩。浮気に関する事は物知りだな。」

 

幸彦「まぁな。俺の友人が探偵やっててな。」

 

 

 

 

それから雅春は、義家族に今後の事を話し、岐阜県に住んでいる両親にも報告した。両親は雅春と梨奈の意思を尊重してくれた。

 

 

 

 

そのまま梨奈の誕生日会をした。梨奈はごちそうもプレゼントも喜んでいた。そして優之達と遊んで盛り上がった。

 

 

 

 

 

 

2月14日。この日雅春は休暇を使って、住んでる家を手放し、義実家付近の一軒家に引っ越した。

 

 

 

 

夕方。優之が佑美と一緒にSKY ANGLEから出た。

 

優之「じゃあ今週の土曜日ね。」

 

佑美「ええ。S.H.Figuarts 15th GALLERYでね。にしても優之君。チョコ貰い過ぎじゃない?」

 

優之「ほえ?」

 

彼の両手には大量のチョコが握られてる。

 

優之「今日バレンタインデーだからね。」

 

佑美「来月のホワイトデー、期待してるわよ。」

 

優之「ああ。じゃあまた明日。」

 

 

 

 

 

 

新居に引っ越した雅春は、夕飯を作った。

 

梨奈「いただきま〜す!」

 

”ピリリリリリリ”

 

雅春「ん?麗花か。もしもし?」

 

麗花『これ一体どう言う事よ!!!!』

 

雅春「うっ!?」

 

彼女の怒号が響いた。

 

雅春「・・・何が?」

 

麗花『何がって・・・旅行から家に帰って来たら、ウチは売地になってるし。家に入ったら2人共居ないし、家の中には何もないし・・・あるのは部屋に置かれた離婚届だけ!!』

 

雅春「娘の誕生日よりも、不倫旅行を取ったお前に感情が冷めたんだよ。離婚届と一緒に内容証明置いてあるだろう?見なかったのか?」

 

麗花『梨奈の誕生日は忘れてないわよ!!友達がその日じゃないといけないって言うから・・・第一、こんなの合成写真でしょ!?私は不倫なんかしてないから!!』

 

雅春「俺が聞いた時はただの土日って答えただろ?まあいいや・・・じゃあこれからお前の実家で話し合おうか?」

 

麗花「い、いいわよ・・・(後で後悔させてやるから。)」

 

通話を切った。

 

雅春「梨奈を1人にさせるのは不安だな・・・そうだ!」

 

 

 

 

 

 

一方優之は、部屋でインスタを投稿していると。

 

優之「ん?もしもし?うん。うん。分かった。すぐ行く。」

 

雅春からの通話を終了して部屋を出た。

 

 

 

 

外に出て自転車に乗る。

 

真奈美「優之君、夜にお出掛け?」

 

優之「ちょっと呼ばれたんだ。すぐ帰って来るから。」

 

自転車である場所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

義実家。リビングで麗花が家族に言い訳を始めた。優之もお邪魔してる。

 

優之「あれが麗花さん?」

 

雅春「ああ。」

 

麗花「ねぇお父さん!お母さん!お兄ちゃん!美子!私不倫なんかしてないわ!本当にお友達と一緒に旅行に行ってたの!梨奈の誕生日は残念だったけど、日を改めれば良いと思って・・・」

 

繁「はぁ・・・」

 

晋太郎「・・・・」

 

見苦しい言い訳に、繁と晋太郎は呆れた。

 

晴子「あのね、麗花。あなたの不倫現場を目撃したのは私と晋太郎なの。」

 

美子「父さんと母さんと兄さんが悩んだ挙句、興信所に頼ったのよ。それで姉さんの不倫が証明されたのよ。その後雅春さんに打ち明けたんだよ!」

 

麗花「嘘でしょ・・・こんなの絶対にありえないんだけど!!」

 

”ピリリリリリリ”

 

今度は麗花のスマホに着信が。

 

雅春「どーぞどーぞ。」

 

電話に出る。

 

麗花「・・・もしもし・・・」

 

浮気相手『てめぇ!!巫山戯んじゃねぇよ!!こんな荷物送り付けやがって!!お陰で嫁に不倫の事バレてこっち修羅場になってんだけど!!!』

 

麗花「は?荷物!?何言ってんのよ!!こっちだって大変なんだから!!お互い離婚しようって言ってたんだから丁度良いじゃない!!」

 

浮気相手『おい!そんな事今言うな!!今スピーカーで嫁が聞いてるんだよ!!』

 

麗花「そんなの知ら・・・ちょっと!!」

 

通話中に雅春がスマホを取り上げ、スピーカーONにして話す。

 

雅春「もしもし、麗花の夫の雅春です。」

 

優之「その後輩でーす。」

 

雅春「荷物を着払いで受け取って頂いてありがようございます。」

 

浮気相手『くそ!!テメェの仕業かよ!!テメェのせいで家庭は滅茶苦茶だよ!!迷惑料として金寄越せ!!』

 

優之「は?お互い結婚してるのに不倫してる奴が何言ってんだよ?アンタは奥さんが居ながら不倫して何が楽しいの?これ以上不倫して何時か興味無くすだろうによく続けられるな。それともあれか?奥さんが怖いから自分に優しくしてくれる運命と出会う為に手を汚くしたのか?」

 

浮気相手『クッ・・・!だ、黙れ!!部外者は引っ込んでろ!!』

 

雅春「どっちが悪いか分からないなら、裁判で決めようか?」

 

浮気相手『ふ、巫山戯んな!!』

 

雅春「こっちは離婚します。裁判で悪い人には慰謝料を払って貰う事にしましょう。」

 

優之「逃げれると思うなよ?通話内容を録音中だから、言葉遣いには気を付けた方が良いぞ?」

 

浮気相手『ちょっと声掛けたら簡単に着いて来るお前の嫁がいけねぇんだよ!!ハッ!』

 

雅春「つまりあなたのせいですね?家庭が壊れるのは自業自得!自分がした事をしっかり考え直して下さい。」

 

浮気相手『あわわわわ・・・!ごご、ごめんなさい!!!』

 

大声で謝罪され通話終了。

 

雅春「って言う事で、俺達は離婚。手紙通り梨奈は俺との生活を望んでいる。親権は俺が取る。」

 

麗花「許して下さい!私は専業主婦です!慰謝料を払うお金がありません!何より梨奈は私の宝物!離婚はして良いので親権は取らないで!!」

 

雅春「その宝の誕生日に不倫旅行に行っておいて何言ってんだよ?」

 

優之「親権が欲しいのか?」

 

麗花「そうです!!だから!!」

 

優之「それって、養育費が欲しいだけじゃねえの?親権を取ったら先輩から養育費が振り込まれる。アンタはその養育費を梨奈ちゃんに使わず自分の欲望の為だけに使う。その未来が見えてんだよ。」

 

麗花「そんな事しません!!お願いします!!」

 

雅春「そんなに信じられないなら本人に聞いてみようか。優之。」

 

優之「ああ。」

 

2階に居る梨奈を連れて来た。

 

梨奈「お兄ちゃん、どうしたの?」

 

優之「梨奈ちゃん。パパとママ、どっちと一緒に暮らしたいんだっけ?」

 

梨奈「パパだよ!ママはスマホばっかりで楽しくないもん!パパやお祖父ちゃん達と居る時の梨奈は幸せだよ!」

 

麗花「嘘でしょ・・・!?毎日一緒に居るのに・・・ちょっとしか会わない父親を選ぶなんて・・・」

 

優之が梨奈を2階へ連れて行ってあげた。

 

晋太郎「まだ現実が見えないのか!お前は梨奈を放って置いて不倫ばっかりやってる!その事自体が梨奈がママへの興味を無くしたんだよ!!」

 

麗花「嘘よ・・・そんなの・・・そんなの絶対ありえない!!!」

 

繁「はぁ・・・麗花。お前みたいな子供は親の恥だ。お前は今後一切の縁を切る。」

 

麗花「え!?嘘でしょ!!私は娘なのよ!?捨てられて、お金も無いのに助けてくれないの!?それでも親なの!?」

 

繁「子供の誕生日も忘れて不倫を楽しんでいるお前に、親を語れる資格があるのか!!!!」

 

麗花「・・・!ねぇお兄ちゃん!!助けてよ!!妹が可哀想とは思わないの!?」

 

晋太郎「僕はそんな妹に育てた覚えはない!!自分で撒いた種は自分で回収しろ!!」

 

麗花「美子!お姉ちゃんを助けてよ!!もう不倫なんてしないから!!」

 

美子「近寄らないで気持ち悪い!!私には姉なんて居ません!!兄の晋太郎と義兄の雅春さんしか兄弟は居ません!!」

 

麗花「ううう・・・」

 

誰も助けてくれず、その場で項垂れるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

2月16日。裁判や新居や引っ越しでドタバタした生活を送っていたが、離婚は成立し、親権は無事雅春に渡った。その後麗花には接近禁止命令が言い渡され、今後一切雅春達への接近を禁じられた。麗花も不倫相手も、雅春と不倫相手の嫁に慰謝料と養育費を一括で支払って貰った。その後2人は行方知らずとなった。

 

 

 

 

 

 

2月17日。

 

晴子「まぁ・・・ランドセルがよく似合うわ!」

 

美子「梨奈ちゃ〜ん!こっち向いて〜!」

 

晋太郎「あぁ〜、姪っ子が天使になった〜!」

 

繁「ううぅ・・・」

 

ランドセルを背負った梨奈に、繁と晋太郎と美子が泣きながらスマホで連写する。

 

繁・晴子「孫万歳!」

 

晋太郎・美子「姪っ子万歳!」

 

梨奈「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、伯父ちゃん、叔母ちゃん、ランドセルありがとう!」

 

雅春「もう皆さん泣き過ぎですよ。」

 

繁「いやいや雅春君!可愛い孫が小学生になって私は嬉しいよ!」

 

晋太郎「これから大変だと思うけど、僕達も協力するからね!」

 

今年の春から小学1年生になる梨奈。まだまだ親子2人の生活に慣れないけど、義家族が梨奈の事を見ていてくれているので安心。素敵な女性に育って貰いたいと心から願う雅春だった。

 

 

 

 

 

 

その夜。優之の部屋。

 

優之「どう?梨奈ちゃん元気してる?」

 

雅春『うん。今日お義父さん達、梨奈のランドセルと制服を買ってくれてね。』

 

優之「今年から梨奈ちゃん小学生かぁ。」

 

雅春『そう言えば、優之の方も。』

 

優之「ああ。新しく入居した舞ちゃん。あの子も春から小学生になる。康介さんから読み書きの勉強を教えて貰ってる。後双葉も小学生になる。」

 

雅春『もしかしたら、梨奈と舞ちゃんと双葉ちゃんお友達になれるんじゃないかな?』

 

優之「そうなったら嬉しいね。じゃあ先輩、子育ても頑張って!」

 

雅春『ありがとう!じゃあね!』

 

通話終了。

 

優之「ふぅ〜・・・そう言えば、俺がおあにた荘に引っ越ししてから1年になるなぁ〜。」

 

『END』




         キャスト

      愛川優之:濱田龍臣

      栗田雅春:梶原岳人
      栗田梨奈:和多田美咲

      雨原祐美:伊藤美来
      猪本凉子:茜屋日海夏
      澁谷胡桃:山口立花子
     長谷部幸彦:松風雅也

         繁:間宮康弘
        晴子:倉田雅世
       晋太郎:赤羽根健治
        美子:真堂圭

      栗田麗花:島本真衣
      浮気相手:武田幸史

     東山真奈美:後藤邑子

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