アニメオタクだらけのシェアハウスで、俺は特撮に人生を捧げる。 作:naogran
3月16日。今日が休暇の優之は、秋葉原で満喫しているが。
優之「・・・・・」
後ろをチラリと見る。ロリータファッションの女性が付いて来てる。
優之(凄え付けられてる・・・)
5分前。ボークス秋葉原ホビー天国2。
優之『アーツも良いけど、Figmaも集めてみようかな?メジロマックイーン・・・この子もジードと並べるか。』
Figmaメジロマックイーンを購入した。
ウルトラアーツを見る。
優之『やっぱどれもプレ値化してるな。そう言や真骨彫ウルトラマン再販中だったな。やっぱ待ってれば再販してくれるもんな〜。ん?』
コチラを覗いてるロリータファッションの女性を目撃した。
優之(お、俺?俺を見てるのか?あの子・・・まさかストーカー・・・?)
アニメイト秋葉原。
優之『ウルトラマンまっしぐらな俺でも、やっぱり何かアニメでも観ようかな?でも何が良いのかな〜?』
またしてもコチラを覗いてる女性を目撃した。
優之(またあの子かよ・・・一体俺に何の要件だ・・・?)
GiGO秋葉原5号。
優之『よしよし・・・慎重に・・・よっしゃ!』
クレーンゲームで、英雄勇像ティガトルネードを獲得した。
優之『ティガの形態は今の所全部かな?今年は中村さんティガとグリッターティガが出るから全部揃うな。』
そして現在。
優之(このまま後を付けられても埒が明かない。逃げるか!)
近くの駐輪場で自転車に乗って逃げる。
何とか撒いた。
優之「ふぅ・・・ここまで来れば大丈夫だろう。さてと。」
神田明神。
優之「神田明神はやっぱラブライブのイメージが強いな。ここでμ'sが居たりして・・・何ちゃって。」
しかし、あの女性がそこに居た。
優之「と思ったらさっきの子がそこに居た!?」
女性「・・・・・」
優之「ああもう何なんだよアンタ!!ストーカー行為で通報するぞ!!」
女性「ま、待って待って!付け回したのはごめん!通報は止めて!」
優之「じゃあ何で俺をストーカー紛いな事を?」
女性「気付いてくれるかなって。」
優之「気付く?」
女性「え?声聞いてまだ気付かないの?」
優之「声?・・・え、君まさか・・・」
女性「そうだよ。」
その女性が髪を取った。その正体は・・・
淳一と同じ電気大学に通う曽根川祐規だった。
優之「祐規!?」
祐規「久し振りだね。優之。」
近くのベンチに座る。
優之「え?何?お前女装に趣味あったの?」
祐規「僕童顔だから、高校の時文化祭で女装コンテストがあって。それに出場したら優勝したんだ。それ以来女装も趣味になってね。」
優之「確かに・・・お前の顔童顔だし女性から見たら可愛いと評判ありそう。」
祐規「実際人気なんだよ。ユキって言う名前で活動してるんだ。SNSでもホラ。」
自身のSNSを優之に見せる。
優之「女装が可愛い。フォロワー凄。しかも女性ファンからのコメントが殺到してる。インスタのフォロワー、俺より多い。流石だな。」
祐規「同人サークルでも、女装した僕をモデルにする事あるし。」
優之「必要不可欠な人材だな。ん?お前、今日大学じゃないのか?」
祐規「今日の講義が早く終わったから。」
優之「そっか。お、そうだ祐規。お前の絵、俺が描いてあげようか?」
祐規「え?良いの?」
優之「久々に会えたんだし。」
ボディバッグからスケッチブックを出した。
祐規「それ何時も持ってるの?」
優之「たまに何かアイディアが浮かびそうだなって時に持ってるんだ。祐規はそのまま座って。」
ベンチから立って、祐規の前にしゃがむ。
優之「良いね。絵になるねぇ。」
ベンチに座ってる女装の祐規を見る。
優之「やっぱりこうして見ると、本当の美女だなぁ。」
祐規「な、何か照れるね・・・」
優之「ん〜・・・アレンジ加えようか。祐規、そのまま寝て?」
祐規「え?寝る?」
優之「良いから良いから。」
祐規「う、うん。」
目を閉じて寝る。
優之「良いよそのまま。あ〜イイね。眠ってる美女、俺にはドストライクな絵だなぁ。」
ペンがシュバシュバ進む。
優之「描けたよ!」
祐規「え、早くない!?」
優之「どーよコレ!」
出来上がった絵を祐規に見せた。
祐規「え、可愛い!もう絵画レベルじゃん!ゴッホ顔負けだよ!」
優之「俺の絵が遂に偉人レベルに達しちゃったよ。」
祐規「これインスタに上げて良い?」
優之「ああ、ドシドシやってくれ。」
祐規「優之は顔出しとかしてる?」
優之「え?まぁ一応してる。優って言う名義でインスタ活動してる。」
祐規「それじゃ。一緒に写ろうよ!」
優之「コラボが始まったな。」
自撮り棒を伸ばし、被写体を自分と優之に向けて撮影。祐規は絵を見せ、優之はスペシウム光線(左手首反り)。
祐規「ありがとう優之。これで君とのコラボが出来たね。」
優之「何か、バズれる物がないかを探してる自称インフルエンサーみたいな言い方だな。」
祐規「それとこの絵、大切にするね!」
優之「気に入ってくれて何よりだ。」
祐規「お礼にお気に入りの店で奢ってあげる!」
優之「ん?」
ザ・フレンチトーストファクトリー ヨドバシAkiba店。
祐規「ん〜美味しい〜❤️」
優之(祐規はもしや、おしゃれ女子の転生した姿なのか?)
祐規「ん?どうしたの?」
優之「いや、何でもない。ここのパンケーキ甘いね。」
祐規「でしょ?最初に来た時に心が躍って、もう抜け出せない位好きなんだよ〜。」
優之「もういっその事、女子のままで人生過ごしたらどお?」
祐規「ダメだよ。素の自分の人生も謳歌したいから。」
優之「冗談冗談。」
スイーツを食べ終えて店を出た。
祐規「美味しかった〜。」
優之「たまにはスイーツも良いな〜。ん?」
祐規「どうしたの?」
前を歩いているピンク髪の女性を見付けた。
優之「あの人もしや・・・ニコさーん!」
ニコ「ん?あ、優之様。」
優之「やっぱりニコさんだ。私服だったから一瞬分かりませんでした。」
ニコ「今日は非番ですので。」
祐規「優之の知り合い?」
優之「あ〜、この人混みだと面倒になりそうだから公園へ行こう。」
千代田公園。
祐規「ええ!?諸星財閥のメイド長!?」
優之「そう。ニコさんは諸星様に仕える専属メイドで奥様でもあるんだ。」
ニコ「初めまして。」
優之「ニコさん、こちらユキ。」
ニコ「存じております。若者に大人気のインフルエンサーですね?」
祐規「こ、光栄です。」
ニコ「それにしても、本当に女性にしか見えませんね。とても可愛いです!」
祐規「え、いやぁ〜。」
ニコ「優之様は今日は休暇ですか?」
優之「ええ。たまに休暇を使って秋葉原を巡るのが好きなんで。ニコさんはお買い物だったんですか?」
ニコ「はい。今日も諸星様に料理を振る舞おうと思いまして。」
優之「良いですね〜。」
ニコ「あ、それともう1つ。もし優之様にお会いしたら、これを渡すようにと諸星様から。」
ショルダーバッグから1枚の金のカードを出して、それを優之に渡した。
優之「カード?」
ニコ「諸星邸の許可証です。諸星様が信頼されてる方にのみ配られる物です。それを門のカメラに見せれば何時でもお邪魔する事が出来ます。同伴者は問いません。」
優之「あ・・・ありがとうございます。あ、でも失くしたりしたら・・・」
ニコ「ご心配なく。そのカードは諸星財閥の特別製カードです。中にGPSがあります。偽造は不可能ですのでご安心を。」
優之「そうなんですね。」
祐規「淳一の言った通りだ。優之は諸星様のお墨付きを得ているって。」
優之「仕事の依頼を受けただけなんだけどね。ニコさん、ありがとうございます。」
ニコ「では、私はこれで失礼します。」
彼女はその場を後にした。
祐規「ねぇ優之。機会があったら僕達同人サークルも行っても良いかな?」
優之「おう。その時になったら連絡してくれ。」
3月17日。夜9時。優之は姉夫婦とシン・仮面ライダーの鑑賞を終えていた。
冴子「すっごく面白かった〜!」
優之「庵野監督色々拘り過ぎだろ〜。」
裕樹「キャストが色々豪華過ぎる・・・エンディングも鳥肌立った・・・ライダーキックやラスボスが凄かったな・・・」
優之「あらら。裕樹さんが興奮しまくってる。」
裕樹「冴子!またもう1回・・・いや後5回位観に行こうよ!」
冴子「いやぁ、2〜3回で充分じゃないかな?」
優之「5回程って・・・俺もシン・ウルトラマン10回観たしな。」
裕樹「だったら優之君!またもう1回観に行こうよ!」
優之「俺に振るなよ・・・」
『END』
キャスト
愛川優之:濱田龍臣
曽根川祐規:小林大紀
ニコ:???
嶋村冴子:友永朱音
嶋村裕樹:興津和幸
どっちが好き?
-
特撮
-
アニメ
-
どっちも好き